収録の休憩中にエンジニアさんに教えてもらったラーメン屋さん。
みんなで食べてきた。
名前は「ばりこて」。本格的な豚骨ラーメン。豚骨ラーメンってのは実はあっさりしている。油もないしコラーゲンだしで、本来はあっさりめなのだ。でも東京のはけっこう脂が多いよね。まぁそれはさておき、ボクは豚骨ラーメンというと「御天」に良く行く。御天はどっちかっていうと、色々な味の豚骨ラーメンがあるんだけどそれでもノーマルのヤツはけっこう好きなのである。
一方のばりこては本当に豚骨ラーメンしかない。それに麺の固さ(なんと「生」がある)、トッピングが選べるぐらいで、ラーメンそのものは一種類だけ。さらに面白いのが、半玉(0.5)替え玉が出来る。
とんこつ臭はほんのりするが、嫌味なほどではない。スープもコラーゲン多めのちょっとぬるっとした感じで、良い。ただ個人的にしょっぱかった。チャーシューは替え玉のために頼んだけど、これだけしょっぱいとなくても良かったなぁ。
日: 2012年11月29日
収録
今日は収録だった。収録に参加するのは久しぶりである。
自分のプロジェクトが収録する頃、自分は次のプロジェクトに関わっていることが多く、C’s ware 時代から収録に参加することはあんまりない。なので、新鮮である。ただ、朝 10:00 からの収録と言うことで、午後に起きる習慣がついている身にはつらい。そんなわけで、朝 8 時に起き、シャワーなどをし、8:45 に家を出発。場所は高円寺。普通ならウチから 30 ~ 40min で着くのだが、朝と言うこともあり、1:15 前に出発した。
ただこれは杞憂で、荻窪駅前が少し渋滞したくらいで、9:30 に目的地に到着した。
収録というのは暇と思われがちなのだが、これが実は意外と集中力がいる。シナリオのテキストと実際にしゃべる声とを聞き比べて、その通りにしゃべっているかどうかを聞く。イントネーションがおかしいかどうかもチェックするが、これが意外と難しい。たとえば「神性」はどう発音するのかとか、「箸」「橋」の発音の違いとか、ただぼーっと脚本を眺めていればそれでいいというわけではないというか、ボーッとしていたのでは聞き逃してしまう。
もちろん、ミキサ・エンジニアと音声ディレクタがいるので、ボクが聞き逃したとしても彼らが気付いてくれるから、常にハッ着いている必要はないが、それでもその場にいた全員が聞き逃すと言うことも稀にある(^^; それにどちらかというとボクの役目はそのキャラがイメージ通りになっているかをチェックする方だったりする。あとテキストではそう思えなくても、実際に発音してもらうと、キャラの口調がおかしいことに気付いたりなんてこともある。
シナリオ側の修正はほぼリアルタイムで行われる。声優さんや音声ディレクタさんたちと相談し、シナリオのテキストよりも声優さんがしゃべったヤツの方が良いと判断すれば、その場でテキストは修正され、サーバが更新される。会社ではスクリプト作業も進んでいるので、修正したら即その場でアップロード(SVN のコミット)するのが望ましい。こちらも時々サーバからダウンロード(SVN の更新)をかけるようにしている。
そんなこんなでみっちり夜 21:00 まで収録は続いた。声優さん、エンジニアさん、音声ディレクタさん、お疲れ様でした!