鳴子温泉郷

というわけで鳴子温泉郷エリアについたのは 14:30 頃。東京を出たのが昨日の 15 時なのでほぼ 24 時間かけて鳴子温泉に来たことになる。
鳴子温泉と一言に言っても、実際はいくつかの温泉が集まっている。そこでここ一帯を通る陸羽東線の駅をそれぞれ写真に収めることにした。具体的には川渡温泉鳴子御殿湯鳴子温泉中山平温泉界田赤倉温泉の 6 駅である。界田・赤倉温泉は山形県に位置し、鳴子温泉郷に含まれるのか、よくわからない(汗)。

というわけでまず川渡温泉駅。ちょうど電車が! しかしここで悲劇が起きるのである。女子高生が数人降りてきたのだ。がーん。動画回してたのに……泣く泣く止める。撮り続けてたら通報とかされそうだし、今の時代。

次に鳴子御殿湯駅。ここは高台にあって見晴らしが良い。三枚目の写真はその高台から見下ろした景色だ。
そして駅舎も立派!  川渡温泉にはこれといった建物とかなかったのだが、こちらの駅は周囲にお土産屋なんかもあって、人も結構いた。

そして一番の中心街である鳴子温泉駅。こちらは温泉街が東西南に広がっていて、観光地にふさわしい駅だった。
駅前には足湯もある。有人改札駅だったので入場券を買って中も撮影。
何故か駅内に円形劇場がある(汗)。イベントとかやるのかなぁ?

中山平温泉駅もそこそこ建物があった。サクラが有名らしい。主人公達が利用する駅はここだなとか勝手に思う(汗
いや、鳴子温泉が舞台の作品ってまだ漠然としていて、これといった内容が決まってるわけではないんだけどね。インスピレーションとあとどういう所かを肌で感じるために今回の取材はあるのだ。

そして山形県に入って、堺田駅。ここは分水嶺でもある。写真で解るとおり、川が二つに分かれて片方が太平洋(北上川)に、もう片方が日本海(最上川)に注ぐのだ。じゃぁこの分かれる前の川はどこから来ているのかとか、そもそも界田という名前がついていることからわかるように田んぼに引くために人為的に分けただけなんじゃないかとか疑問は沸く(汗)。

こちらの駅は鳴子御殿湯駅とは逆に少し下がった場所にあるので、階段を降りていく。

パノラマ写真(8 枚目)は分水嶺に遊歩道があるのでそこから撮ったもの。
最後の三枚は近くの池。なんとかうまく撮りたかったんだけど、木に囲われていてうまく撮れなかった。

さらに隣の駅に進む。その途中で見つけた橋と道路。いい雰囲気だと思うんだけど銅だろう? 通学路とかによさそう。
ただ、悲しいかな電車を使って投稿するのでここは通らないという問題があるが(汗

で、今日最後の取材地、赤倉温泉駅。こちらもキレイでなかなか立派!
そして鳴子温泉ほどではないが舞台(?)がある(6 ,7 枚目)。なんかやるのかなぁ?
こちらも駅前にいくつか店や建物があったんだけど、どれも閉まってた。

一通り取り終えて汗もかいたので、赤倉温泉に入ることにする。『赤倉ゆけむり館』へ。下の写真はその周辺のものだ。
こうして鳴子温泉の第一日目が終了した。
それにしても思ったより歩いていないなー。一万歩くらい歩いたと思ったのになー(汗

ところでこの日の晩ご飯はどうしたんだろう? 実は写真にはまったく残っていないのだ。食べてないのかなぁ??
ちと記憶にない(汗)。夜中にチャーハンのツイートなんかしているのは、そのせいだろうか? ちなみにこの話はカレーにまで波及する(汗

ところで今日は一日中、保冷バッグの中に飲み物を入れていたのだが、12 時間は飲み物が冷えていた。
保冷バッグと一緒に入れていたのはコンビニで売っている氷である。
実は車のエアコンの吹き出し口に飲み物を置いておけば常に冷えるのは実体験から知っていたのだが、今回は車を走らせては止めるを繰り返すことが多いことが解っていたため、保冷バッグに飲み物をいれていたのだった。

鳴子温泉手前

初っぱなから下ネタからスタートしているが、これは午後一時過ぎのものである。

さて、前日山形県村山市まで北上したが、今日は仙台を通って鳴子温泉を目指す。
だがその前に行きたい場所があるのだ。それは日本一美味しいという油揚げ屋さん。っていうか油揚げだけでお店って成立するんだ!? ってのがボクの本音(汗

まずはお風呂。朝  6 時からやっているという『こまつの湯』でひとっ風呂。
それから一路、仙台方面へ。

国道 48 号を東進し、宮城県仙台市に入ったら県道 263 号に入って北上するとすぐに大倉ダムというのがある。
そのダムの奥に油揚げ屋さんがあるのだ。知ったのはもう 10 年以上前じゃなかろうか(汗。でも仙台ってなかなか行かないのよね……。
油揚げ屋さん自体は定義山にあるお寺の参道にある。そこで何故油揚げなのか納得がいった。仏教なので肉類は出せないのだ。それでいてカロリーの高いもの(山を登ってくるので)、なので豆腐を揚げた油揚げなのだろう。

着くとそこそこの人がいた。どうやら観光スポットのようだ。

さっそく油揚げをいただく。定義とうふ店。うまい! 但しスゲー油! じゅわっ所じゃないw ばっしゃばっしゃと油が出てくる。染み出てくるとかじゃないの、流れ出てくる。これはかなりカロリーあるんじゃなかろうか。
基本的に醤油を付けて食べるんだけど、なんかテーブルの上に「にんにく七味」ってのが置いてあったのね。これがヤバい。マジうまい。激うまい。うますぎる。

 

ちなみに参道には他にも店がたくさん並んでるんだけど、速かったのかやってる店はこの油揚げ屋さんぐらいだった。というわけで折角なのでお寺さんの方も見に行ってみた。立派だなぁ。たぶん江戸時代とかはかなり参拝客が訪れたんだと思う。

ボクはお寺の方はノーマークだったのだけど、五重塔とかあったらしい……撮り逃した。
寺から出てくると、ポチポチ店が開き始めたというか、まだ準備している感じだったんだけど、味噌がたっぷり塗られた焼きおにぎり(やきめしというらしい)も美味しそうだったので、つい買ってしまった(清水館)。これも味濃いけど、うまし。そして何故か店内には巨大なおちんちんが。

さて、それからいよいよ本命の鳴子温泉に向かう。途中、仙台の市街地を経由するはずでそこでお昼ご飯になる予定だ。
と、その前にダム湖もキレイだったので写真を撮る。通学路とかに使えるかなぁ??



仙台市街を抜けた所で給油し、さらに北上。途中、飲み物補給で『道の駅 三本木やまなみ』に寄る。すると、定義とうふ店で知ったニンニク七味が売ってる!! というわけでソッコー買う(笑)。あとこの道の駅は亜炭記念館が併設されていた。

さらに北上し、13:00、第二の目的地『とんかつ庄内 古川店』に到着した。
とんかつ庄内は東北地方を中心に展開しているとんかつ屋チェーンで、仙台出身の同僚からあらかじめ美味しい店を聞いたときに候補に上がった店なのだ。庄内豚! さっそく黒豚と苦情とろカツ定食を注文。誇らしげに一切れだけ肉断面を見せているあたり、揚げ加減には自信があるのだろう。そう、この熱だけ通して少し赤身が残っているこの揚げ方。個人的には好きだ。

そして柔らかくて、脂にクセがなくて、すっと喉を通るカツ。
箸で切れるは言い過ぎだがそれくらい柔らかい。

うん、悪くないお店なのに食べログの点数は振るわないななんてレビューを読んでいると、いろいろ不満が書かれていた。えー、そんなことないのになぁなんて思いながら食べてたんだけど、ありました(汗)。豚汁がね、たぶん作り途中(笑)。汁が薄い上に野菜が堅くて冷たいwww
まぁ、ちょっと抜けてるところがあるお店なのかもしれない。
でもとんかつ自体は堪能できたし、全体的には満足かな。

というわけで、これで仙台ともお別れ。いよいよ鳴子温泉入り……なのだが、日記はいったんここまで。
別記事に続きます。というのも、写真が膨大すぎて……鳴子温泉は鳴子温泉でまとめます。
なお下の地図のルートは Google が勝手に高速道路を使用していることになっているが、とんかつ庄内まではすべて下道で行った。