同人誌の状況とか spam とかパケット使用量とか

いろいろ雑談。
去年の 5 月に出した同人誌、とっくに売る分はなくなっていたのに、通販ページを閉じるのをすっかり忘れていた(汗)。そしたら忘れたころに、ぼんぼんと数冊注文が舞い込んでしまった(大汗)。予備分を回収して、とりあえず 7 冊を確保。
まぁ、もう注文はないと思うけど、通販はまだしばらく開けておきます。

数ヶ月に一回の割合ではあるが、spam メールがウチのサーバの spam フィルタを通り抜けてくる。どれも同じパターンの文面のもので、ただ、内容はまったく異なる。パターンというのは「○○ご注文ありがとうございました、内容をご確認ください」「FAX いたしました、内容をご確認ください」「お支払いを確認いたしました、明細をご確認ください」っていう感じで、何かを送ったのでその内容を確認して欲しいというものだ。そして添付ファイルがついている。
この添付ファイルは HDD 内のファイルを暗号化してそれを元に戻して欲しければ金を払えというランサムウェアであることが解っている。

で、来るたびにサーバの spam フィルタに学習させているんだけど、上でも書いたように、数ヶ月するとフィルタを抜けてやってくる。

そんなのがもう一年くらいくり返されているわけだが、これは spam 送信者はどうも spam フィルタの特性を知ってやっているのではないかとボクは疑っている。amatsukami.jp サーバの spma フィルタはベイジアンフィルタと言って、ベイズ推定という方法で spam かそうでないかをより分けているのだが、当然理論上のクセというか動作傾向がある。それをいろいろ研究して、学習されても再学習が必要になるように言葉を選んでいるんじゃないかと……。

というわけで、どうしたもんかなー。と思っている。
最近知ったのは、amatsukami.jp のメールサーバにアクセスしてきたときに、数百 msec 待つという方法があるらしい。だいたいの SMTP サーバはそれくらい待つのだが、spam を送ろうとするゾンビ PC (だいたいはセキュリティホールが放置された PC などが感染しているため、ゾンビという言い方をする)は、メールサーバがすぐに応答しないと諦めてさっさと他のサーバに送ろうとするらしい。確かに、こういうメールを送るためのゾンビ PC は 1 秒に何万通とか処理しているだろうから数百 msec も待たされたら大量のメールがさばけない、ということなのだろう。

10 月の携帯回線パケット通信量。会社の行き帰りだけだと 1GB も使わないのねwww
こりゃ来月は 9GB も使えるぞ!

どうでもいいことを記録してみている

ボクは一人グループウェアというものをやっている。本来グループウェアというものは組織で使うもので、組織に属する各メンバーのスケジュールや ToDo の管理、メンバー同士の連絡、組織が持っている施設の管理(会議室の予約とか)をするサーバ ソフトウェアで、メンバーは PC やスマートフォンからそのサーバにアクセスし、自分の予定や ToDo を入れたり、他人のそれを確認したり、連絡事項をやりとりしたりするのである。

それを、一人で使っているのである(爆

いやね、その昔ボクはメモをとるということをしなかったんですよ。
その理由は、全部記憶できたから。
ところがどうもそれが出来なくなり、数年前から自分のサーバにグループウェアを入れて、そこに自分のスケジュールやメモ、ToDo なんかを書くようになった。

で、ついでに、自分の生活のこともメモしたら面白いんじゃないかって思って、そういうのもカレンダーに入れてみているのだ。生活の事って何かっていうと、以下の様なものだ。

  • 手足の爪を切った
  • 歯磨き粉を交換した
  • ボディソープ/洗顔剤を交換した
  • 髪を切った
  • 洗車した
  • 空気清浄機やエアコンのフィルタを掃除した
  • 車のエンジン オイル交換

まぁ他にもあるんだけど、グループウェアのカレンダーに上記のようなことをいつやったかってのが書き込まれてる。で、解ったことは、ボクは手の爪はほぼ一ヶ月に一回切っているというのが解った。洗顔剤とボディソープは約二ヶ月で交換。オイル交換はばらつきが大きいけど、まぁだいたい三ヶ月ごと。髪は 6 ~ 7 ヶ月で切っているようだ。

驚いたのが、足の爪。なんと、前回切ったのが 10 ヶ月前www
え、そんなに切ってないのかっていうか、足の爪ってそんなに延びるの遅いのか……。

あと泡タイプの石けんあるじゃない? まぁ、ハンドソープにもあるしボディソープにもあるし洗顔剤にもあるし。あれって何の意味があるんだろうと思ってたんだけど、普通の液体もしくは練り物状のに較べて長持ちするのね!<今更
空気を混ぜ込む(?)ことによって、液体と空気がきめ細かく混ざって表面積が大きくなるため、普通の液体よりも少ない量で済むのだろう。その証拠に、同じ 200ml の洗顔剤が泡タイプのものだと倍長持ちした(二ヶ月のところ 4 ヶ月も持った)。

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火水風土か木火土金水か

くだらないファンタジーの話。
とはいえ、ボクにとっては仕事の話でもある(笑い

この業界に来てからずっとボクはいわゆるシェアード・ワールドで作品を作り続けている。これは別に手塚治虫松本零士の真似をしたというわけではなく、小学生の頃から自然発生的に生まれたものだ。とはいえ幼少のことだ、彼らの作品に触れて勝手に真似してしまったという可能性はあるだろう。ボクの自覚なく(最も彼らの場合はスター・システムだが)。

ボクが作品を作るときは、二つの世界のうちのどちらかを使う。Vein Void と Lay=Alld という名前が便宜上つけられているが、これらの名前が作中に登場することはない。作中の登場人物がこれらの世界を認識しているわけではないからだ。

Vein Void はいわゆる我々が住んでいる世界と変わらない、この世界のことである。
Lay=Alld はファンタジー世界を表現するために作られた世界で、こちらは複数存在するため、どの Lay=Alld かという選別は必要になっている。最近はこちらを使った作品が多い。というのも、萌えだの魔法だのの要素を作り込みやすいからだ。Vein Void だとどうしても真面目一辺倒になってしまう(汗)。

で、Lay=Alld はいわゆるファンタジー世界なので、普通に魔法があったり神様がたくさんいたり妖精がいたり精霊がいたりするわけだけど、そうなるといろいろな現実世界と異なる現象に悩まされることになる。
たとえばヨーロッパにおける四大元素とか。いわゆる火水風土と言うヤツで、それぞれに言葉を解する精霊がいる。なので呪文を唱えることによって火水風土に関する様々な現象を引き起こすことができるわけだ。

まぁもっとも、そこまでストレートな設定にはなっていないが(汗)。

ただ、四大元素となってしまっている以上、一応それに従わないといけないため、様々な物理・化学法則をこの四大元素に集約させなければならない(爆)。
だいたい火はそもそも物質というよりは現象だし、水も風も土も漠然としすぎてるちゅーの! でもまぁ、火はエネルギーやエントロピー、水は液体、風は気体、土は固体とかに割り振ってはいる。しかもこれもいい加減なもんで、いわゆる人間が生息できる温度帯を「常温」と定義し、その時の分子の状態を水・風・土に割り当てるもんだから、まぁ、めちゃくちゃだwww
つまり水素は風の精霊が関係し、水銀は水の精霊が関係することになる。が、ここでまた面倒くさい分類があって、金属原子はまぁ土だろ、みたいな考えもあったりする(笑い

しかもこれが東洋に来ると木火土金水となり、金が増える。ただこれはボク的には逃げがあって土(固体)要素が金属元素と非金属元素に別れたんでいいんじゃね? みたいな感じになっている。またその方が、東洋と西洋で現象が異なるなんてことも防げる(ただこの区別も難しい。土や石には金属元素が多量に含まれているし、半金属というものもある)。

問題は最新の物理学で、いわゆる量子論全般やインフレーション宇宙とか超ひも理論とか、最近出てきたエントロピック重力論とか、この辺りとどう折り合いをつけるかだ。
一番取り扱いが難しいのは、Lay-Alld には科学として世界を認識している人達もおり、逆に魔法を捨てた文明だ。そういう人達からしたら、ちょうどボクらが住んでいる世界のように Lay=Alld の世界も観測されるはずである。
とはいえ、そういった科学で発達してきた文明の人達の中にもイモータル(神)とコンタクトをとるようになった者もおり、そういう人達からしたら科学というものは実はけっこうどうでもいいものだったりするのではないか……とか。

なーんてことを考えながら、車とか運転してます(何
日記のネタがないんですよぉ。

久しぶりにおだふじに……行っただけ(何

ボクがまったく関わりのない仕事で、「とある人に仕事を出したいのだが断られてしまったので、なんとかしてもらえないか?」という奇妙な依頼が来た。まぁたしかにそのとある人とボクは仲が悪いわけではないが(と、ボクが思っているだけで、向こうは嫌ってる可能性もあるがw

で、ボクの方からお願いして、とある人に仕事をしてもらう事になったのだけど、忙しいところにムリヤリしてもらうことになったので、とりあえずご機嫌を損ねないように何差し入れしようということで思いついたのが、おだふじのケーキだった(爆

と言うわけで久しぶりに行った。

そしたらハロウィンフェア(?)やってて、ケーキがどれもかわいかったー。
本当は全部写真撮りたかったんだけど、それは失礼かなーと思って、猫だけお願いして撮らせてもらった。最後の一つで、撮った直後、売れてたww
人気だなぁ。

買ったケーキはもちろん、とある人の所に行ったので、ボクは食べてない。
というわけでおだふじのレビューはないww

ケーキを届け終わった後、お昼も過ぎていたので、秋葉で飯。
昭和通りにある『梅もと』というお店。前々から気になっていた店だ。何故かというと、ボクが好きなつけ麺屋と同じ名前だからだ。この「梅もと」という単語で検索すると、そのつけ麺屋が出ずに、こっちばっかり出るので、行ってみたかったのだ。

豚丼セットっていうのでそれにしたんだけど、アレね、「蕎麦」の豚丼セットなのねwww
つまり蕎麦が一人前で、豚丼は小丼だった。イヤン、豚丼の方をメインに考えていたのに。
あと冷たい蕎麦が、いわゆる盛りそばではなく、ぶっかけだったw
いいのか?(汗

味は、まぁ立ち食い蕎麦屋だった。ボクは富士そばよりも美味しくないと思ったんだけど、どうだろうか(汗)

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VR のリソース食いに泣かされる

ちょっとだけ VR 案件に関わっているんだけど、いやー、すごいね!
何が凄いって、そのリソースの膨大さというかなんというか。要するに天地左右 360 ℃をすべて映像化しなければいけないじゃない? となると画素数が 8K(8192×4096 ドット)でも足りないのよ! いやまぁ、たりなきゃないけどさ。でも映像は美しい方がいいじゃない?

で、今日、VR マシンで生成された 8K のスクリーンショットを一本の動画に編集するって言うのをやったんだけど、H.265 の 1 パスのけっこう画質に振った設定でエンコードしようとしたら、7 分しかない動画なのに、24 時間もかかるって出た……orz

ぐはー!

結局その後、4K(4096×2048 ドット)の H.264 にしてみたんだけど、それでも一時間とか出るから、最終的には 2048×1024 というしょぼい画素に(汗)。これだと数分でエンコードできる。

まぁ、VR メガネがわりと滲んでくれるので 2048×1024 でも別にそんなに文句はないんだけどね。
あと景色が全部 2048×1024 のクオリティになると、脳がその世界を勝手に受け入れるので、違和感とか現実とは異なるとかそういう気持ちがなくなるんだよね。VR ってスゲーって思った。
なので勝手にその世界に没頭しちゃう。
とはいえそれはボクの脳だけなのかもしれないけど(^^;
他の人はどうなんだろ……。

そんなわけで、今、いろいろ VR 関係で格闘中である。
たとえば選択肢とか文字とか、UI はどう表示すべきなのかとか、移動とかどう実現すべきかとか、わりと 2D ディスプレイのゲームで簡単に実現できることが、色々と難しいのだ。この辺はまた進んだら報告できると思う。

大勝軒と聖地巡礼

昨日から普通に会社に行く毎日に戻ったわけだが、なんかアレだね、四国に取材旅行していた日々がまるで異世界で過ごしてきたかのような錯覚を起こしている。うまく表現出来ないんだけど、いつもと違う環境で、そしてタイムスケジュールもまったくの自由だったために、東京に戻って来て会社に来ると、あの取材旅行の日々は夢だったんじゃなかろうかみたいな気分になった。
こんな感覚は初めてかも知れない。
なんだろうか?
脳の衰えだろうか?
それとも潜在的なストレスがあって、現実逃避を望んでいたからだろうか?

閑話休題。
今日はお昼に、大勝軒に行った。いわゆる、池袋の大勝軒系列ではない大勝軒。

今日はナス丼というのと醤油ラーメンを頼んだ。
ナス丼ってどんなんだろうと思ったのだが、いわゆる中華丼であった。具がナスっていう。
ボクは麻婆茄子的なものを想像していたのだが、その場合は「麻婆茄子丼」と書けばいいわけで、確かに出てきたほうが茄子丼の名にふさわしいと思った。
醤油ラーメンも気取らず、いい意味でフツー。しかも 500 円しない。

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以前作った 1/2 summer というゲームは秋田県田沢湖が舞台なんだけど、旅館や木造校舎・駅舎に関しては気に入ったものがなかったため、全国の色々な所からとってきてしまった。旅館は岐阜、木造校舎は鳥取、駅舎は熊本という具合である。
そのためか、この作品の聖地巡礼をしてくださったユーザさんにはかなり手間をかけさせてしまったようで……基本的に聖地は秋田一カ所でいいとは思うんだけど、確かに学校や駅、そしてメインの舞台となる旅館はいずれも秋田にはないという状況だった。

Timepiece Ensemble は浅草橋と秋葉原しか使っていないのだけれど、背景屋さんが写真そのままに起こしてくれなかった所がいくつかあり、それらの場所は特定が難しくなってしまっている。

そんなわけで今作っているのは、一カ所だけで完結させるように努力している。
今のところ、駅も学校も主人公やヒロインたちの住む場所も全部愛媛県内でまとまっている。
もっとも聖地巡礼までしてくれるほど売れるかどうかの方が心配だがw

片道 150km しかないのに 6 時間以上かかったでござる

今日の取材地は、山の方である。
久万高原という所。内陸側の高知県愛媛県の県境である。

事の発端は、香川のうどんを食べようという事になったのだが、それなら途中写真撮りたいところがあるから、そこで写真撮ってから高松に行こうと考えた。しかしそれが、甘い考えだった。

結果から言うと、道の駅さめうらと言う所についたのが 17:15 だった。このさめうらから高松まではまだ 140km ほどある。出たのは朝の 11 時。15 時には早明浦ダムに着いている予定だった。おかしい、どこで予定が狂ったのか??

讃岐うどん屋は閉まるのが早いので、結局ここから大豊インターに抜けて、それから高速で松山まで帰ってきたwww うどん、結局食えず!!
ただ山道をドライブしただけの一日になってしまった……orz
まぁでもいい写真がたくさん撮れたので、それは良しとしよう。

通ったルートは、こちら。その動画が以下である。

国道494を経て面川ダムへ。面河ダムはほとんど水がなかった
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実はここを訪れるのは実に 14 年ぶりである。14 年前の写真があったので、張ってみる。デジカメの情報によると 2002 年 5 月 27 日だそうな。この頃は車も違っていた(カメラは Kodak DC3800)。
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さて、この久万町の面河ダムの畔には個人的に思い入れのある神社がある。
ちょうど 2002 年に訪れたとき、何気なく立ち寄った神社なのだが、当時も無人で誰もいなかった。これが後に日之出神社のモデルとなるなど 2002 年の時には想像しなかったが、しかしというキャラクタはここで生まれた。
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ちなみに下が 2002 年の時の写真である。
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屋根が張り替えられている。神社の前の階段も撮れたのは嬉しい。実はこの神社をモデルにしたゲームでは背景の枚数の関係上、この階段は含まれておらず、主人公の説明だけで終わっているのだ(^^;

まぁそんな懐かしい思いをしながらも、山道や集落の写真を撮った。
ただ天気は全体的に曇りで、光は弱かったように思う。

しかし 150km を 6 時間もかかってしまったとは情けない。まぁそれだけ四国の山が険しいと言うこともあるのだろうが……立ち寄った時間も長かったのかも知れない。

仕方がないので帰りは高速で帰ったわけだが、途中のサービスエリアでお土産用のうどんを買い、ボクオススメの海産料理の店で食べて返った。食事の話はまた別記事で。