少子高齢化とシャンゴと雷豚

高齢化社会で社会保障費が大変なことになっている。政府はこれに対して、ただ手をこまねいているだけのように見える。この手の問題はボクはよくわからないのだが、今老人が多いのは、少子化もあるが、そもそも第一次ベビーブームの人たちが老人になったからだと思っている。
なのでこの人たちが死に絶えれば、老人てスゲー減るんじゃない?

と、思ったものの、第二次ベビーブームがまだ控えている。

第二次ベビーブームの人たちが死に絶えれば、高齢化社会って終わるのかなぁ?

ところで政府は第二次ベビーブームの人たちが第三次ベビーブームを引き起こしてくれることを期待していたのだろうか?
とはいえ第二次ベビーブームの人たちは就職期がちょうどバブル崩壊の時期であり、40 ~ 50 歳になっても定職に就けていない人も多いし、定職に就けた人たちでも管理職や会社の役員といった高給取りにはなれず、全体的に低所得であり、結婚もできなければ子どもも作れない人たちではある。
そこにさらに個人主義が広がり、ダブルパンチとなって子どもを産まなくなってしまった。

しかし世間はそんな第二次ベビーブームの人たちを非難する側に回るかもしれないなぁ……。

まぁとりあえず日本でも経済対策……といっても、日銀のやっているような対策ではなく、天才とか新しいビジネスを考えつく人にどんどんと出資してなんでもトライしてもらうようにしないとね。そして新しい産業を次々起こしてもらわないと結局日本経済全体が尻つぼみになってしまう。

さて、今日はお昼ご飯を食べに伊勢崎に行った。群馬では有名なイタリアン チェーン『シャンゴ』に行ってみたかったのだ。さすがに高崎まで行く元気はなく、東京から一番近いシャンゴが伊勢崎なのだ。
というわけで 15 時頃入店。店は一見オシャレだが、作りは昭和。そしてメニューが豊富。イタリアンだけでなく、オリジナルなメニューも。
頼んだのはシャンゴ風、カチャトラ、ジェノベーゼのピザ。炭水化物祭りである(汗
どれも美味しいのだが、味付けも昭和。うまく言えないんだけど、トマトソースがケチャップぽかったり、パスタやデミグラスの歯触りがモチャッとしていてしつこさが目立ったり……で通じるかしら?(汗)。なのでイタメシを食いに来たというよりは、凝ったオリジナル洋食屋に食いに来た気分。

ただ近くにあったらわりとヘビーに利用すると思う。味が想像しやすいし、見た目通りの味だし、安心できる味。都内の気取ったイタメシ屋って美味しいし好きだけど、食材から調味料から何から何までボクでは説明出来ない美味しい何かになってしまうのよね……。シャンゴは怒られるかもしれないけど、街の定食屋さん的な安心感でイタメシが食える感じ。

で、その後、群馬の山の中をドライブして、栃木の方に出て、久喜によって帰ってきた。
で、さらに久喜と同じ埼玉に住んでいる会社の同僚を晩ご飯に誘った。
行ったのは『雷豚』というお店。ボクが行ってたのは白岡店なんだけど同僚を車で送るときに通るふじみ野市でも雷豚を見つけていて、気になっていたのだ。

雷豚に来るといつも辛味噌ラーメンを頼むのだが……今回は普通に味噌ラーメンを頼んでみた(三枚目)。
同僚は豚骨ラーメンを頼んでいた(4 枚目)。

味はねー、無難な味噌ラーメンだった(汗
フツーの味噌ラーメン。
やはりここは辛味噌ラーメンを食べるお店なのかも??

チェーン店の位置づけ

なんとなく↑の記事が流れてきたので、くだらないネタ。
ウチの近くに丸亀製麺があるんだけど、土日の昼間にそこを通るといつも並んでる。並んでるってのは車ね。さらに東に行くとマクドナルドがあるんだけど、ここも昼時は渋滞列が出来てる。すごいなーって思う。
さらにさらに言うと、桜台という駅。毎週日曜日に行ってるんだけど、ここは飲食店がそんなに多くない。そういう街ではないからなんだけど、それでもお昼時、マクドナルドは並びが出る。けど他の飲食店は閑古鳥。あぁ、いちおう行列が出来るラーメン屋はあるか(行列が出来るという意味では、二郎もある)。

まぁそんな感じでね、チェーン店の行列をよく見るようになった。

なんだろうね? こんなの 10 年くらい前以前はなかったような気がするんだけど、どうだろう。
そうでもないのかなぁ??
ボクがチェーン店なのに並んでる現象を初めて見た(初めて自覚した)のは新松戸のてんやだ。開店したら、毎日のように並びが出ててビックリしたのを今でも鮮明に覚えている。

こういったチェーン店の利点はなんといっても味が想像出来ると言うことだ。ガストで一度食えば、他の場所に出掛けたときもガストならあの味は最低出てくるというのがわかるので、見知らぬ土地で冒険するよりもガストに入るというのは、まぁ解らんでもない。
また、市販の調味料の味は 21 世紀に入って驚異的に向上した。昭和から続く町の個人店ではもう追いつけないような味を工業製品で実現している。けど、そんなのに関係なく美味しい店はたくさんある。
だからボクは見知らぬ町でも個人店に入って後悔したり、大喜びしたりしている。

そもそもチェーン店に並ぶ動機はなんだろうか?
丸亀製麺に並んでいる人は、もう丸亀製麺じゃないと絶対ダメなんだろうか??
チェーン店=いつでも食える店なので、丸亀製麺がいっぱいだったらじゃぁ他の店、その他の店も並んでたらまた別の店……ってなるのがボクなんだけど、世の中の人はそうでもないってこと??

ところで個人店ではダメな時が実はボクにもある。
それは小学生以下の子供を連れているときだ。
子供を連れている場合はさすがに個人店には入りづらい。狭いところが多いし、子供用の座席がないことも多いし、騒いだりしたら迷惑だ。またラーメン屋などは量の調節が難しい。だから子供と一緒の場合はやはりどうしてもファミレスなどチェーン店になってしまう。
思い返してみると、丸亀製麺に並んでいる車や、桜台駅前でマクドナルドに並んでいる客を見ていると子連れが圧倒的に多いように見える(実際に数えたわけではない)。

子供連れでも気軽に入れる個人店……確かに、なかなかないかも。
座敷があるお店なんかだったら、けっこう子連れでも入りやすいんだけどね!

日本の未来とロースト ビーフ

上のツイートは少子化に悩む日本の未来をどのように作っていくか。経済アナリストの解説である。
前に日記に書いたが少子化を含めて日本の未来についてボクなりに考えていることはある。それと上のツイートの記事と一致していることがあって、それは少子化を科学技術によってカバーすると言う部分だ。
上の記事はさらに具体的に記してあって、科学技術を浸透させるにはどうするかということまで書いてある。

また、日本の生産性が低いことも、具体的な数字を持ってその理由を示している。

もちろんこれは視点の一つであって他にも様々な視点や考え方があると思うのだけれど、ボク自身はなかなか納得できたというか、日本の未来の一つの形を提示している記事なんじゃないかなと思った。

さて、今日のランチは前々から気になっていたグリル料理(?)のお店に行ってみた。名前が『モン・トレゾール』っていうんだけど、なんか殺虫剤みたいだなぁって思ってしまうトレゾール。ちなみにフランス語でスペルマスペリングは trésor、意味は宝らしいので英語の treasure だと思われる。
前々から気になっていたのに、なぜ入らなかったかというと、それは単純に金額だ。ここのランチは 1000 円を超えるメニューが多いのだ。だから一緒に行く同僚達の同意を得ねばならない。今日は同意を得られたので入る(ぉ

けっこう混んでる!
そして一階は狭い(汗)。
カウンターからちょっと突き出したようなテーブルにぎゅうぎゅうになって座る。
しかしメニューはどれも美味しそうだ。
ボクはローストビーフ丼を注文。
いやー、実に肉々しい。しかもローストビーフがパサついてなくてしっとりとしていて赤身と焼いた部分の味がちゃんとしてて、うまかったー。しかもお肉が二重にも三重にもご飯を取り巻いていて、ご飯もういっぱい行けるんじゃないかってくらい肉があった。

同僚が頼んだカレーと、写真にはないけどハンバーグも美味しそうだった。とてもいい匂い。カレーの匂いより肉の焼ける匂いが勝ってるって、凄いよね!

たまきん流少子化対策

(関連記事:自分に興味がないことでも、関わるとなったらしっかり勉強すること
日本で少子高齢化が言われるようになって、ずいぶん経つ。
そして政治的には「少子化対策相」なるポストもあり、国を挙げて対策しているということになっている。
功を奏しているかどうかは解らない。

またこれと何故かセットで論じられるのが、女性の社会進出対策、女性の職業支援対策である。まぁ、子育てが子育てをしている人たちの仕事を阻むというのが大きいのかもしれない。

これらの問題に対して、どうすればいいのか、ボクはあまり答えを持ち合わせていないというか、あんまり真剣に考えてこなかった。そしてそれは何となく逃げているような、そんな気がしていた。
そんな折り、旧聞となるが、以下の記事に出会った。

あぁ、うん、そうなんだよ。でも言ってくれるなw
という気持ちが、まずわき上がってきた。同時に恥ずかしいとも思ってしまった。
実は第二次ベビーブームで生まれたボクらが結婚して子どもを生まなかったというのが、当時の思惑を狂わせたのかなというのが何となくあったりするのだ(笑い
すんませんねぇ、女にモテない人間になってしまって(ぁ
無意識のうちに、いや、意識はしていたのだろうが、ボク自身、少子化対策については見て見ぬふりをしていたなぁと痛感したわけである。
とは言え、今すぐボクが何かできるわけでもない。とはいえこの件について、思いを巡らすことも必要であろうと言うことで考えてみた。

まずボクが感じることは、日本人は「家族が嫌い」なんではないかと思うことだ。殺人事件は日本では圧倒的に身内や恋人(元も含む)が多い。これはボクも何となく心情的には理解出来ていて、身内には甘い代わりに、遠慮もなくなるからだ。
上の記事にもあるが、特に西洋人は家族が大好きなんだなぁって思うことがよくある。日本人夫婦のセックスの回数が先進国の中でも少ないのも、原因は同じ所にあるのではないかと思っている。
この辺の意識改革は、必要だろうと思っている。

もう一つは女性の働き方について、日本での支援方法は「男と同じように働ける女性」を育てようとしていること。そして、今成功している女性の大半が、やはり男と同じように働いて成功を勝ち取り、そしてそれができない女性を責めているというような構造もある。ボクは女じゃないからその内面は解らないけれども、たぶん、男と女では働き方、仕事の価値観がかなり異なると思う。だから今の働く女性の成功例だけを参考にするのは良くないと思う。
もっと女性の価値観を取り入れ、女性ならではの働き方というものも研究していくべきであろう。もしかしたら託児所を増やすとか産休を拡充するとかいう対策ではないのかもしれない。
仕事の評価の仕方、毎日の出社・退社の方法や時間帯、出世の方法などなどそういった所から見直していく必要が出てくるんじゃないかと感じている。

最後にボクが行き着いている答えは、少子高齢化を容認するということだ。
ではどうするのか?
それは効率化をもっと推し進めることだ。これがどういうことなのかというのは、まだまだ研究の余地はあるが、簡単に言ってしまえば、人口 2000 万人でも人口 2 億人の国と同じレベルのことができる国にする、ということである。
よく会社で社員辺り 1 億稼いでいる会社と 1000 万稼いでる会社とかあるじゃない? あれと概念的には同じで、人口 1 人辺り 10 人分の役割ができれば 2 億人分の国と対抗できる。
具体的には様々な分野での機械化、行政執行力の効率化、富の再分配の効率化、教育の改革・概念の転換などなど、これから 50 年かけてこれらをやっていけば、少子高齢化でも国家運営は可能であろう。
もっとも 50 年後、国という概念が残っているかも疑問ではあるけれど…… 50 年じゃまだそれはないかw

そんなことを思いつつ、ボクはボクで何をすればいいだろうか……?
まぁ結婚して子ども作って働いて税金納めろってことなのかもしれないけど(笑)。
自分は自分で文章を書く能力を使って、将来の世界を描きだしていくことも何かの役に立つかもしれないなと思っている。