天気と紅葉に恵まれた一日

朝おきると、とてもいい天気だった。
起きた時間は朝 8 時頃。フロント ウィンドウには紅葉の景色が広がっていた。

寒いのも忘れて外に出て写真を撮る。
これは期待が持てるかも、と思った。

しかしまだ 8 時台だというのに続々と人がやって来る。
紅葉を撮りに来た人や、登山客と思われる人、さらに外国人(白人)。外は 4 ℃だっていうのに外国人のみなさん、半袖短パンだったよ。すげー……寒くないのかっていうか人間、4 ℃でも平気な身体になれるんだなぁ。

ちなみに写真だととても解りにくいのだが、ボクらが昨夜入った川(中津川と言うらしい)の温泉は三枚目の奥の方にある。そしてこの撮影地点はちょうど川の合流地点にあり(地図)、もう一方の川(雑漁川というらしい)が 4 枚目の写真だ。6 枚目とその拡大写真である 7 枚目は合流したあとの川(中津川)である。

さて、身体は冷えきっている。温泉に入ろうじゃないかと言うことで、ここから少しくだったところにある小赤沢温泉に行くことにする。下のエセパノラマ写真は切明温泉から小赤沢温泉に向かう途中、開けた所があったんだけど、そのから見えた鳥甲山(たぶん)。

小赤沢温泉についたのは 9:30 頃。開くのは 10 時なのでしばし待機というか周辺を散策してみた。
下手な説明を書くよりも、写真を見てもらうのが一番だろう。
個人的に気に入っているのは、二枚目。そのままエロゲの背景に使えそうだw
この二枚目から続く道が登山道へとつながっているらしい。おそらく苗場山に登れるのだと思われる。

最後の似非パノラマ写真の一番右にある建物が、小赤沢温泉の建物だ。

10:00 になったので一番風呂をいただく。ここは鉄分がたくさん含まれた温泉で、お湯の色が赤い。小赤沢という名前の由来だろうか? 硫黄成分も含まれていて、ほんのり硫黄の匂いもする。
初めて知ったのだが、温泉成分で膜ができてしまうらしい(三枚目の写真)。それを崩して入ってと言われた。へー、面白い。

なんだかんだで一時間くらい湯に浸かり、それから朝ご飯。
同じく小赤沢温泉で食べられる。
山菜定食とヤマメ、同乗者はキノコ蕎麦を頼んでいた。
あんまりしょっぱくないのに少し驚いた。素朴で、しっかりと山菜の味がする。朝にはちょうど良い味付けだった。脂っ気がほとんどない朝食w


(MP4 / 1080p / 60fps / 24Mbps / 9:49 / 2 倍速 / 切明温泉~小赤沢温泉)

時間はすっかり 11 時を回っていた。いかんいかん、紅葉を撮らねばならないのに。
さてこれから一路、同じ長野県でも一山も二山も越えて野沢湯田中かで悩むものの、野沢の方がより現在地より北にあり標高も高いため、紅葉もそちらのほうがお盛んであろうということで野沢温泉を目指した。

まずは切明温泉まで戻ってくる。野沢温泉に抜ける道はいくつかあるようなのだが、その中でもメインの道路(秋山林道)は通行止めらしい。そこで五宝木というところを通る道(県道 507)を選択したのだが……実はこれも通行止めだった。
そうなのだ、今回の旅は、台風跡のために至る所が通行止めになっており、最後までこの通行止めに悩まされることになる。

下の写真は野沢温泉に至るまでの紅葉を捉えたものである。最後から二番目の写真はススキが道の両側にずーっと連なっていて幻想的な風景だったんだけど、逆光だった……orz 逆側から撮ればよかった……。


(MP4 / 1080p / 60fps / 24Mbps / 49:13 / 2.5 倍速 / 8.24GiB / 小赤沢温泉~野沢温泉)

今年も懲りずに、紅葉を撮りに長野へ行く

11 月である。
秋である。
紅葉である。

紅葉の資料写真を毎年撮りに行っているのだが、今年は遅めの 11 月に設定してみた。
今月は 11/3 が文化の日ということで、土日月が休み。そこで金曜日に有休を取って 4 連休として出掛けることにした。目的地はまたしても長野県である。なんとなく頭に描いているコースは以下の通り。

今回は初めての所には行かず、ボクが行った事のある場所でチョイスした。
とはいえ今日は移動日。午後くらいから活動を開始した。
まずは同乗者のいる久喜へ。そこで朝兼お昼ご飯を。お勧めのラーメン屋があると言うので行ってみる。

麺通 伊武記』という名前のラーメン屋。かつて『奥会津』という、超大盛りの蕎麦を出すお店だったのだが、いつの間にか店じまい。結局いけなかったんだけど、そのあとに出来たラーメン屋さんだ。奥会津は地元の人によると老夫婦がやっていたとのことなのだが、この伊武記がその老夫婦と関係あるかどうかは解らない。

まずテーブルにでかいウォータージャグが置いてあるw(二枚目の写真)
これで店の人はものぐさなんだなと言うのが、よくわかる(ぁ
しかしテーブルをけっこう占有してしまうのではないか……?

頼んだのはつけ麺、醤油ラーメン、喜多方ラーメン。喜多方はわりと喜多方の味してた。まぁ喜多方も醤油ラーメンだけどww
醤油ラーメンは元祖って付いてたのでボクはてっきり鶏ガラの東京醤油ラーメンかと思ったら違ってて、脂とコクが強い醤油ラーメンだった。

つけめんも煮干し出汁の渋めのスープ。

最後の写真は杏仁豆腐。なぜデザートが杏仁豆腐なのかは謎。でもブリンみたいな食感でおいしかった。

その後、イトーヨーカドーで買い出し。今回は宿は取っていないので、食い物の他に着るものも。ボクは夏物しか持って来てないし冬物はだいぶ傷んだものしかなかったので、イトーヨーカドーで調達した。それからやおら 15 時頃を過ぎてから出発。一路、秋山郷へ。

道程は圏央道関越道新潟県に入った塩沢石打 I.C. で降り、そこから国道 353405 を使って切明温泉を目指した。もちろん着いた頃にはとっぷりと陽も暮れていた。まぁここで夜を明かすことにはなっていたので寝る準備をするが、切明温泉は朝何時からやっているんだろうと、管理する宿に電話をしてみた。
しかしどうにも話が合わない。話をすればするほど、宿の温泉の話しか出てこないのだ。ボクらが入りたい温泉の話が一向に出てこないのだ。

何の話かって?

切明温泉はもちろん温泉宿もあるのだが、川っ縁にお湯が湧いているところがあるのだ。で、ボクはそこの管理も温泉宿がやっているのだろうと思い込んでいたのだが……どうやら違うようだ。改めて川っ縁の温泉の話を出すと、そこは時間もクソもなにも管理もしてないから好きにしろって言われたwww

よし、入るぞ!! 夜の 21 時だけどwww

しかし台風あとと言うこともあって、河原がかなり川で浸食されており、ちゃんとした風呂釜を作ることが出来なかった。しようがないので沸いている場所から直接流れているところに穴を掘り、そこに川の水を引いて風呂釜とした。百聞は一見にしかず、写真を見ればどんな状態かわかるだろう。

まぁこんな感じの湯船に入った。深さは肩までは浸かれないwww
でも温泉が温かいから寒さは余り感じなかった。
ちなみに写真左側にある土管みたいなヤツが湯船ではない。ここは温泉が沸いている場所で、この中は 50 ℃以上ある。この中には入れない。浸かったのはその右隣にある水たまりである(笑)。
明るいときはどんな感じかというと、それは前回来た写真にある。
一枚目の土管みたいなヤツは明るいところでみると、こんな感じ
二枚目の宿の写真は、こんな感じ

温泉で温まって、車の中で寝る。
が、朝の 4 時頃、さすがに寒くて目が覚めてしまったw
エンジンをかけると外気温 4 ℃だった。ボクは寝袋もなんにも持って来ていなかったので、しばし暖房に当たってから寝直した。これからさらに標高の高いところに行くので今の装備ではダメだというのは最初から解っていたのだが、どれくらい寒いのかはいまいち想像出来なかったので良い実験にはなった。