紅葉 2020 in 長野

11 月だ! 紅葉の季節だ!
去年の今頃、ちょうど紅葉の資料写真を撮りに長野へと出掛けた。

去年の紅葉旅行はじつは成功だった。いい写真もたくさんとれたのだが、こちら側の事情ではない、自然界の事情で一つ問題があった。それは台風だ。去年は台風の当たり年であり、紅葉地はすでに葉が散っていたり、葉そのものが痛んでいたりしたのだ。
というわけで今年も懲りずに写真を撮りに行くことにした。

ロケ地は前回と同じ場所『秋山郷』だ。というのも、新しい場所に行って失敗してもよくないと思ったのと、今日の同乗者に入ってもらいたい温泉があるからだ。とはいえ去年は三泊したが、今回は日帰りなので去年の全行程を行くことはできない。ただ紅葉スポットはもう解っているので去年より効率よく回れるはずだ。

というわけで朝の 6:30 頃、家を出発した。7:30 頃、久喜で同乗者をピックアップして秋山郷を目指す。道程は東北道北関東道関越である。関越の塩沢石打 I.C. で降りてそこから山道を行くことになるのだが、一時間ぐらいで着くだろうと思ったらそれよりはかかってしまった(途中、コンビニ寄ったり、ホームセンター寄ったり、給油したりしたので、正味の時間は不明)。
まずは撮影の前に温泉である(ぁ
秋山郷の終点(?)にある切明温泉というところへ。ここは川から温泉が湧いていて、うまいこと川をせき止めて湯船を作るのだ。温泉自体は 50 ~ 70 ℃あるのでお湯だけせき止めたのではとても熱い。なので川の水と混ぜるのがコツだ(笑)。
前回は増水していた上に真夜中だったので充分な湯船を作れなかったのだが、今回はスコップも持っていって万全な体制で臨んだのだが……なんとすでに先人が湯船をたくさん作っていたwww ほとんど作業する必要なし(汗)。

他にも人がいたので全体像は撮れなかったのだが、そこそこ絵になる写真が撮れた。一枚目の写真、手前の池みたいになっているところが川をせき止めて作った湯船である。つまり、お湯なのだ。奥に見える建物は切明温泉の旅館『雄川閣』である。またその雄川閣と手前の池の間に川が流れている。
二枚目の写真はカエルが温泉の中でお陀仏になっていた(汗

お湯で温まったらいよいよ紅葉を撮りに行く。
タイミングはバッチリで、常緑樹以外はほぼ全てといってイイほど紅葉していた。なのでかなりいい写真がたくさんとれた。また天気は天気予報では降水確率 50% だったのだが、ロケ中は晴れてくれた。とはいえ、雲は多めだった。

撮影ポイントは切明温泉から長野側に伸びる雑魚川に沿う県道 502 号線を行く。ちなみに去年はこの道路は台風のため、通行止めだった。もっともこの道は冬期通行止めになる道路で、文化の日である今日がちょうど最終日だった。明日から通行止めとなる。

さて、百聞は一見にしかず。撮った写真の一部を見ていただければ、この日のコンディションが良く解ると思う。ちなみに一枚目~三枚目は大滝(おおぜん)があるというので歩いたときに撮ったものだ。結局、途中で方角がわからなくなって大滝には行けなかった(ぁ

以下の 4 枚は iPhone で摂ったもの。今回はカメラマンがいたのでボク自身はあまりカメラを向けなかった。
なのでボク自身は数えるほどしか摂っていない。

以下がカメラマンによって撮られたもの。カメラは Nikon の D7000。
棚田なんかもあった。
二枚目の土産物屋はずいぶんと繁盛していた。が、ボクらは入らなかったw
15, 16 枚目は岩肌から湧き水が流れてきていた場所。湧き水じゃなくて斜面をずっと流れてたのかもしれないが……。動画で撮っておけばよかったなぁ……。

一番最後の写真はボクの車が写っていたので採用(ぁ
振り返って見ると、愛車の写真を撮るのを忘れた……。車を買い換えてから、ぜんぜん車の写真とってないや。

外の気温は 9 ~ 10 ℃。陽向は暖かいが日陰になるとけっこう冷え込む。
というわけで 15 時頃に撮影も終わり、温泉に行くことにする。
お湯の色が独特の『小赤沢温泉』へ。ここのレポートそのものは去年の記事の方が詳しいので、そちらに譲る。去年の方が写真もいっぱいある。

ただ、お湯はけっこうぬるめなのよね。なのでここに入ってもホカホカになるというわけではなかった(汗)。あと遅いお昼をいただく。きのこ蕎麦。リンゴとカキはお店の人がサービスでくれた。たぶん地元でとれたものなんだと思う。

さて、これで今年の紅葉集材旅行は終了である。時間のほどは 17:00 だ。
このあとはただ単に温泉に入りに行く。しかも硫黄の(ぉ
というわけで去年にならって、野沢温泉へとハンドルを向けた。

ここで事件が起こる。なんと、ドラレコに野沢温泉までが記録されてない! まじか!! ちょうど 10/31 に買った SD カードをテストも兼ねて使ってたのよね。まじかー。正確には以下の記録がなされていなかった。

  • 16:53 ~ 17:28
  • 17:29 ~ 18:05
  • 21:58 ~ 22:59

なんだこれー??
それにしても紅葉取材中に起きなくて良かったし、そもそも事故に遭ってなくて良かった。もし上の時間で事故に遭っていたら、記録されていなかったことになる。ほんと勘弁して欲しい……orz

さて野沢温泉ではまず温泉に入った。二つほどハシゴする。一軒目は人がいなかったので中の写真も撮れたのだが、二軒目は人がいたので取れなかった。残念。しかしエメラルド グリーンのお湯と、乳白色のお湯、二種類に入ることが出来た。
ちなみに野沢温泉には 18 時頃についたんだけど、コロナ禍のせいかほとんどのお店が休みだった。野沢温泉はお土産屋なんかもけっこう遅くまでやっていたのだ。通りも人はほとんどいない。去年はそぞろ歩いている人たちがたくさんいたのに。
晩御飯を期待していた抱けにかなり残念な気分になりながらも温泉に入る。

ところが温泉から出てみると通りには人がけっこういる。さらに閉まっていたお店もいくつかが空いているではないか! どうやら 18:30 ~ 19:00 から開けるお店もあったようだ。というわけで去年は行けなかった、野沢温泉でお気に入りのイタリア料理店『風の実』へ。やばい、何年ぶりだろう。店主もずいぶんとお年を召して……。

一枚目は鶏のレバーのパテのブルスケッタ。二枚目は鶏の唐揚げ。
三枚目はモツァレラのマルゲリータ。
4 枚目が独特で、生ハムで包んだピザ。うまかった! 生ハムがしょっぱいのかなと思ったんだけど、しょっぱくなくて柔らかくてステキ。
5 枚目がボンゴレ。わりとお酒が飛んでないような後味だった(汗)。
6 枚目はホットココア。
7 枚目がここオリジナル(?)な謎なデザート。おいしかったけど。
8 枚目がティラミスとアイスなんだけど、真ん中のクリームが喉を刺激するほどの甘さだったw

ごはんの後、もう一度温泉に入った。朝からずっと温泉づくしの一日だった気がするw
そして 22 時、ようやっと野沢温泉をあとにした。
あとは帰るだけなのだが……野沢でお土産を買えなかったので、サービスエリアがあったら入って店がやってないか確かめながら帰ることに。しかし、サービスエリアと言えどもさすがにここまで田舎だと夜はやってないのねー。
でも東部湯の丸サービスエリアがやっていて、同乗者は目的のお土産を買うことが出来た。ここは 24 時間おみやげが買えるようだ。

帰りは上信越→関越道→圏央道で久喜に寄り、そして家に帰ってきた。家に到着したのは 3:07 らしい。
気温は 0:30 の東部湯の丸の時のものだ。
総走行距離は 749.1km(笑い
さすがに野沢温泉まで行ったのはやりすぎたようだwww
これは同乗者はかなり疲れたのではないだろうか……(汗

最後に、今日の旅行を動画にまとめたので、是非見ていただければ!
紅葉がいっぱいうつってます! でも Youtube の動画はかなり汚いorz
元動画をダウンロードするともっとキレイな動画が楽しめます(ぉ

元動画はこちら

天気と紅葉に恵まれた一日

朝おきると、とてもいい天気だった。
起きた時間は朝 8 時頃。フロント ウィンドウには紅葉の景色が広がっていた。

寒いのも忘れて外に出て写真を撮る。
これは期待が持てるかも、と思った。

しかしまだ 8 時台だというのに続々と人がやって来る。
紅葉を撮りに来た人や、登山客と思われる人、さらに外国人(白人)。外は 4 ℃だっていうのに外国人のみなさん、半袖短パンだったよ。すげー……寒くないのかっていうか人間、4 ℃でも平気な身体になれるんだなぁ。

ちなみに写真だととても解りにくいのだが、ボクらが昨夜入った川(中津川と言うらしい)の温泉は三枚目の奥の方にある。そしてこの撮影地点はちょうど川の合流地点にあり(地図)、もう一方の川(雑漁川というらしい)が 4 枚目の写真だ。6 枚目とその拡大写真である 7 枚目は合流したあとの川(中津川)である。

さて、身体は冷えきっている。温泉に入ろうじゃないかと言うことで、ここから少しくだったところにある小赤沢温泉に行くことにする。下のエセパノラマ写真は切明温泉から小赤沢温泉に向かう途中、開けた所があったんだけど、そのから見えた鳥甲山(たぶん)。

小赤沢温泉についたのは 9:30 頃。開くのは 10 時なのでしばし待機というか周辺を散策してみた。
下手な説明を書くよりも、写真を見てもらうのが一番だろう。
個人的に気に入っているのは、二枚目。そのままエロゲの背景に使えそうだw
この二枚目から続く道が登山道へとつながっているらしい。おそらく苗場山に登れるのだと思われる。

最後の似非パノラマ写真の一番右にある建物が、小赤沢温泉の建物だ。

10:00 になったので一番風呂をいただく。ここは鉄分がたくさん含まれた温泉で、お湯の色が赤い。小赤沢という名前の由来だろうか? 硫黄成分も含まれていて、ほんのり硫黄の匂いもする。
初めて知ったのだが、温泉成分で膜ができてしまうらしい(三枚目の写真)。それを崩して入ってと言われた。へー、面白い。

なんだかんだで一時間くらい湯に浸かり、それから朝ご飯。
同じく小赤沢温泉で食べられる。
山菜定食とヤマメ、同乗者はキノコ蕎麦を頼んでいた。
あんまりしょっぱくないのに少し驚いた。素朴で、しっかりと山菜の味がする。朝にはちょうど良い味付けだった。脂っ気がほとんどない朝食w


(MP4 / 1080p / 60fps / 24Mbps / 9:49 / 2 倍速 / 切明温泉~小赤沢温泉)

時間はすっかり 11 時を回っていた。いかんいかん、紅葉を撮らねばならないのに。
さてこれから一路、同じ長野県でも一山も二山も越えて野沢湯田中かで悩むものの、野沢の方がより現在地より北にあり標高も高いため、紅葉もそちらのほうがお盛んであろうということで野沢温泉を目指した。

まずは切明温泉まで戻ってくる。野沢温泉に抜ける道はいくつかあるようなのだが、その中でもメインの道路(秋山林道)は通行止めらしい。そこで五宝木というところを通る道(県道 507)を選択したのだが……実はこれも通行止めだった。
そうなのだ、今回の旅は、台風跡のために至る所が通行止めになっており、最後までこの通行止めに悩まされることになる。

下の写真は野沢温泉に至るまでの紅葉を捉えたものである。最後から二番目の写真はススキが道の両側にずーっと連なっていて幻想的な風景だったんだけど、逆光だった……orz 逆側から撮ればよかった……。


(MP4 / 1080p / 60fps / 24Mbps / 49:13 / 2.5 倍速 / 8.24GiB / 小赤沢温泉~野沢温泉)