Akiba PC Hotline をなんとなく眺めていたらこんなスマートフォンが紹介されていた。
パネルがフル HD、CPU は Atom、メモリが 4GB もある。ストレージは 64GB なんだけど、お値段 5 万 4000 円。一方ボクの使っている iPhone 6 はメモリ 1GB にパネルは 1334×750 ドット、ストレージは 128GB でお値段 10 万以上する(32GB モデルはもっと安いが)。
iPhone 6 128GB | ZenFone 2 | |
Storage | 128GB | 64GB |
Display | 1334×750 | 1920×1080 |
Memory | 1GB | 4GB |
CPU | Apple A8(2 コア) 1.4GHz | Atom Z3580(4 コア) 1.8GHz |
Camera | 800 万画素 | 1200 万画素 |
Battery | 3.2Ah | 3.0Ah |
昔から iPhone は数世代前のハードを高く売っているなどと揶揄されているが、まぁ、まさにその通りなのだろう。これはひとえに「ブランド代」と言える。
ランボルギーニがフェラーリが二束三文の部品を何倍もの値段で売っていることに気付き、スーパーカーを作るようになったという逸話が残っているが、まさに iPhone はそういった「付加価値」がついた製品なのだ。
しかし資本主義としては正しいのだろうが、使う方からしてみればたまったものではない。もっとも Apple という看板を自分の手の中で使うのが目的の人ならばそれでいいのだろうが、ボクはその「機能」が欲しいだけだ。
iOS はよく出来ている。ぱっと見なにをすればいいか解るし、ボタンに反応したのかしなかったのかが非常にわかりやすい。さらにアプリ制作者には UI の厳格なドクトリンを課したり、キャリアには余計なアプリをインストールさせないようにしている。
おかげで Docomo から iPhone を買っても、勝手に常駐しまくって電池が全然もたないなんてこともない。Android 端末では実行を停止することは出来てもアンインストールができない Docomo が勝手に入れたアプリが山ほど入っている。
が、しかし、値段が倍もするのだ。
もっとも、iPhone に限らず、こういう付加価値がついているものはたくさんあるんだろう。コンピュータだからボクは気づくことができたけれど、他のものだったらたぶん知らずに高い金を払わされているのだと思う。
ただ付加価値は買う方にもメリットがあるはずで、例えば「使いやすい」「壊れにくい」「デザインが良い」など、数値には表れにくい目に見えない価値なんだよね。部品そのもの値段以外の+αの部分。そして多くの iPhone ユーザはその付加価値を払ってでも iPhone の方が良いと思っているのだろう(その均衡が崩れると SONY みたいなことになる)。
次、機種変するとき、iPhone にするかどうかは迷うなぁ……。たしかに iOS の提供するy UI はボクにとってだいぶしっくり来ている。でもそのために巷で売っている最新機種の倍以上のお金を出さなければならないのはバカらしい。
あー、Windows Phone、日本でもっと売ってくれないかなぁ……。
話は変わるが、Twitter で以下の様な質問をされた。
@analemma 色んな人から言われますw
が、自分でもコレと言った方法はなかったりします。
街歩いてて気になる曲が流れてきたら、その店に入ってかけてるCDを店員に聞いたりすることはあります。— 宇奈月けやき@ネタ考え中! (@UNADUKI_Keyaki) June 14, 2015
じつはこれ、色んな人から言われる(^^;
音楽家からも言われる(汗
で、特になにか方法があるわけではない。この質問された方はボクが YouTube で捜していると思っていたらしいが、実は Youtube にはそんなにお世話になっていない。それどころか、紹介したくても Youtube にはない曲の方が多いくらい。
ただ自分でもわかることは、常に「音楽を捜している」ということなんじゃないかなと思う。街を歩いていても、流れてくる音楽をボクは聴いている。少しでも気になるとそのお店に入って、何をかけているのか聞いたりする(有線放送だった場合は、チャンネルを聞く)。
それの繰り返しなんじゃないだろうか。
でもたぶん TV とかで BGM をつけてる人(音効?)はボクなんかよりももっともっとたくさん色んな曲を知ってるんだと思う。
- 今夜のヘビロテ -> Faust Arp / Radiohead