20 年以上ぶりの飛行機で四国へ帰る

27 日の夜、ツイートした通りのニュースが流れ込んできて「これだから LCC は」と思う。実はこのあと今日(28 日)の朝 6 時には Jetstar に乗る予定だったからだ。
ちなみに LCC に偏見があるのはナショナルジオグラフィックのせいだ(ぁ
ナショナルジオグラフィックが見たいが為に Hulu に契約しているボクは、仕事中ずっとナショナルジオグラフィックをかけているのだが、そうなるとナショジオ名物である MAYDAY という航空機事故のドキュメンタリー番組を割とヘビーローテーションで見ることになり、その中で LCC は良く落ちるので(笑)、不安になってしまうのであるwww

というわけで、朝 4:00 頃起きて、一路成田空港を目指す。そうなんだよ、LCC は成田なんだよ。
飛行機は朝 6:20 発。電車は動いてないので車で行く。ウチからの距離は、ぼほ 100km。
目的地は四国だ。実は前々日に 102 歳の祖父がもう危ないという連絡を受け取ったため、急遽土日で帰ることにしたのだ。というのも生きているウチに会っておきたかったのと、もし平日に亡くなってしまうと、葬式などに出られないからだ(仕事が引き継ぎ期でまったく休めない状況なため)。

さて成田空港である。LCC は第三ターミナルという専用のターミナル ビルができたことは知人や親族から聞いていた。まぁどうせ隅に追いやられてるんでしょうって思ったらまったくその通りで、隣接する駐車場もないw なので第二ターミナルの駐車場に車を止め、そこからえっちらおっちら 1km ほど歩かなければならない。
が、あと 500m という標識を見つけた辺りで、第二ターミナルと第三ターミナルを結ぶバスを見つける。えー……もっと第二ターミナルの近くに置きなさいよと思いながらそれに乗って第三ターミナルへ。

写真を見ると解ると思うけど、第三ターミナルは安普請であるwww
まぁ LCC なんてそんなもんか。

一枚目は受付カウンター。二枚目は出発ロビー。三枚目は Jetstar の A320 だがボクの乗る機ではなかった。松山行きはなんと第三ターミナルからバスで移動。4 枚目の写真がそれとなる。

5 枚目の写真は解りにくいが東京湾である。左に伸びている陸地が房総半島、右に伸びているのが三浦半島である。しかし日本列島は全国的に雲に覆われていたのか、陸地が見えたのはここだけであとは 6、7 枚目の通り雲しか見えなかったorz
伊豆半島あたりはちょろっと見えたんだけどね……。

なので 8, 9 枚目はすでに松山空港(汗)。ボクが乗ってきた機だ。

さて、いつも四国へは車で帰るのだが今回は急に決まったのと日数が土日しかないのでレンタカーを借りた。カローラ フィールダー新型がつい最近発表されたのでこれはもう先代になってしまうが、トヨタ的にはこの先代もしばらく併売するらしい。
まぁカローラの話は後にまとめる

朝の 8 時に着いたので時間的余裕はたっぷりある。午前中は祖母と祖父を見舞った。折しも祖母は骨折して入院中であり、また病院は空港の近くだったので祖母のところにまず寄る。97 歳だというのにまったくボケてないのがすごい。自分が 97 まで生きられる気もしないが、本当に尊敬に値する。
声も野太く元気だった。
祖父の様子をあとで報告すると伝え、祖父のいる老人ホームへ。こちらは 20km ほど離れている。

祖父は寝ていたが、我々に気付くと普通に会話できた。入れ歯をとっていたので何を言っているのかちょっと解読が難しかったけどw ずいぶんと元気で、賛美歌を歌い、ボクらの手をしっかりと握り、その力はとても強かったので危篤という情報は何だったんだろうと思ったのだが、後に聞いたところによるとこの時が一番元気だったらしい。

そんなこんなで、それぞれの時間を過ごし、逆に二人から元気をもらった気がした。
しかし祖父はその四日後、天に召された。会いに来て本当に良かったと思う。
悲しみはもちろんあるのだが 102 歳である。逆に祝福すべき死であり、人生だったと思う。

さて、暗くなってしまう話題はこの辺に置いておいて、とりあえずうどん(何
讃岐うどんはもちろん香川県発祥なのだが、四国全体に広がっており、それぞれでまた味が微妙に異なる。ボクが生まれた愛媛県は香川県よりも出汁の方が強く、醤油色が弱い(そして香川の人はそれがダメらしい)。
祖父の家の近くにあるお気に入りのうどん屋『山もり』へ。ここって前は『根っこ』って名前だったような……でも中のレイアウトとかまったく変わってないwww オーナーが変わったのかなぁ?

天かすに海苔入りがあるのがいいね! 東京でも浸透して欲しい。
ボクはぶっかけ。普通盛りとおかかのおにぎりを。炭水化物祭りだ。

ここはボクにとっては中の中くらい。お出汁中心の味なので、あまり天ぷらを入れすぎるとあとの方で味が薄くなってしまうのが欠点。なのでボクはぶっかけにした。しかしこのつゆの透明さよ(二枚目の写真)。家で作るとこれぐらい透明なんだけど、東京だとなかなかない。とはいえ東京は黒くていいと最近は思っている。汁の黒いうどんも食べたい。

なんだかんだで 14 時頃に用事が終わった。祖父も寝てしまったし、この時点ではまだまだ会えるじゃんと思っていたのでとりあえず安心した。

サービス終了のルートラボと秋葉原の伊予鉄

ウチのサイトで旅行などの道程を説明するとき、ルートラボというサイトを使用している。
ところがこのサービスが来年の三月で終了してしまうらしい。

確かになんか人きてるのかなっていう感じのするサイトではあったのよねぇ……過疎ってる感があるというかなんというか。
でも地図のサービスは自前で用意するのは難しい……。
実はこのルートラボのようなサイトを、Google Map API というのを使うと、けっこう簡単に作れることは解っている(今仕事で、ちょうどこの API を使っている)。ところがこの Google Map API はけっこうお金がかかることも解っている(汗)。

とりあえず今後つぶれそうにない地図サイトというと、Google Map かなぁとは思っている。そして Google Map で同じようなことは可能だ。ただなぁ、使いにくいんだよね、Google Map のルート。なんか変なところに勝手に寄り道したり、そしてその修正方法が解らなかったりする。まぁボクがやり方を解ってないだけなんだけどね。たとえば以下の SS は道順をたどろうとして、勝手に Google Map が寄り道している例だ。黒い矢印のやつがそうだ。しかもこの寄り道をどうやって消せばいいのかもわからない……(汗

とりあえず、ルートラボから Google Map へのデータの移行ができることは解った(静岡旅行の例)。ルートデータは全部ダウンロードできたので、これから徐々に Google Map に移行していくと思う。

弟一家を両国に送っていく途中、秋葉原で見つけた。なぜこんなところに伊予鉄お店が……。
中はみきゃんちゃん推しだった。値段がちょっとお高い?
とりあえずみきゃんちゃんの今治タオルを買った。

まぁなんにせよ、故郷の会社が東京に進出してくれるのはなんとも嬉しいものである。

紀寿

祖父の紀寿の祝いの席があった。
一世紀生きると言うことはどういうことなのか、色々考えるところはあるものの、自分は到達できる可能性がかなり低いので途中で考えるのをやめた(汗)。幸いに祖父はぼけてもおらず、普通に歩くこともできる。耳が遠いが、それくらいである。
すごいものだと思う。

いつか人間は寿命を克服するんだろうか?
そもそも克服してよいものなのだろうか?

さて、写真はその祝いの会場となった吉田屋というお店の料理の一部である。他にも天ぷらやらなんやら出たのだが、写真に収めるのを忘れてしまった。この店はすでに閉店しており、貸切で使用したい時のみ料理を出してくれるらしい。
味は出し中心のあっさり目。まぁしかし関西はほんと食いモンうまいよなぁ。

iPhone で夕焼け頑張ってみた

今日は何したんだっけ?w
ぜんぜん憶えてないやwww
まぁ、なんか仕事かなんかしてたんじゃなかったっけ? 違ったっけ?
で、温泉に行ったりとか。

それから海岸沿いを散歩した。ここは西に面していて、夕日がキレイな場所だ。今日も夕日がキレイに出るかしらなんて思いながら歩いていた。するとイイ感じに日が傾いてきたので iPhone で撮ってみた。
望遠ないとキビシいね。あと絞りとかシャッター速度とかも手動で設定できないとやっぱりダメだね。でもカメラをやっている知人に送ったら、スマフォのカメラでここまで撮れるんなら充分じゃないかと言われた。
夕日は時間が古いモノから並べられている。デカく写っているのはズームを使用して撮ったものだが、iPhone には光学ズームがないので画像が粗くなるだけだった。

さて、ご飯事情を少し。今日も 20 代の姪の案内で出掛けた。
まずお昼は IVY ハウスというカレー屋さんへ。海の見えるカレーショップで、ぱっと見の建物の雰囲気は南欧風。そして人気らしく、行くとすでに駐車場は満車だった。
もちろん中でも待つことに。といってもボクらの前は 4 組くらいだった。

店内もなかなか雰囲気が統一してあって、リゾート感を出している。
頼んだのはメンチカツカレー。そして、ここまで書いておいて何だが、味はすっかり忘れてしまった。美味しいは美味しいのだが、あまり記憶にも残っていない。煮込み系なのかサラサラ系なのかも思い出せない(汗)。あぁ、カツは確かに柔らかかったかもしれない。
まぁ次来た時にもっとちゃんと味を覚えておこう……。そもそも日記が何ヶ月も遅れているのが問題なのだ。これが四国から帰ったすぐなら、ちゃんと味も覚えていたと思う。

IVY ハウスからの帰りに寄ったのが、アイスクリーム屋『Blue Heaven』。姪曰く、沖縄のアイスクリーム屋らしい。この「沖縄の」の意味するところが、沖縄形式なのか、そのお店自体が沖縄なのか、店主が沖縄出身なのか、味が沖縄なのかはよく解らなかったが、アイスクリームの上にソフトクリームを乗せるという代物のようだ。
とても美味しいミルクの味がするアイスクリームであった。

愛媛県を目指す

朝 7:30 頃、清里出発。今回はドライバーが 3 人もいるのでかなり余裕の旅になるだろうと心の中では思う。ただ、時間もかかるだろうなと踏む。人が多ければ多いほど、例えば S.A. とかに寄ったときも時間を食うし、そもそも S.A. に寄る回数も増えるからだ。

清里の天気は悪くはなかったが、八ヶ岳には大きな雲がかかっていた。とはいえ出発地点の天気を心配してもあまり意味が無い。目指は 800km も先なのだから天気も変わると言うものである。

ルートは中央道名神高速中国道山陽道しまなみ海道である。名神高速は新ではなく古い方。名古屋手前、内津峠 P.A. で運転交代。ここから神戸辺りまでを担当した。その後は他の二人の運転で四国入りした……と思う(汗)。よく憶えていない。
下の写真は大津パーキングエリア「パヴァリエ びわ湖大津」。
とてもピカピカなので色々写真を撮ってみた。最後のパノラマ写真は展望デッキからの風景である。この時点で 11:50。

ここで朝飯兼昼飯も食う。なんでもこのパヴァリエ びわ湖大津には名物バーガーがあるという。その名も『琵琶湖 BASS バーガー』。琵琶湖ではすっかり悪名が轟いてしまったブラックバスを、駆除するだけじゃなくて食ってしまおうというものだ。
実際食べてみると、これが普通のフィレオフィッシュと特に変わりなかった。身は柔らかめ、クセもないが、魚って感じもあまりしないという……。もうちょっと歯ごたえはあった方がイイかなと思いつつ。

もう一つの写真は松阪牛マンである。こっちはねー、まぁなんだ、サービスエリアの飯っていうレベルだった(ぁ。

四国に入り、今治の来島海峡 S.A. に到着したのが 16:27。なんとか明るいウチに瀬戸内海を写真に収めることができた。

晩御飯は『白楽天』という今治名物・焼豚玉子飯専門店。っていうか、そんな名物知らないし(Wikipedia にまで載っているとは!)。まぁどんな料理かは写真を見れば一目瞭然。ご飯の上に豚肉と目玉焼きが載せてあるって言う。食い方としてはこの半熟卵を崩しながら食うのだろう。
味付けだが、これがとても甘い! なんだこりゃっていうくら甘い。例えるならすき焼きの割り下のもっと甘いヤツと言えばイイだろうか?
こりゃ甘過ぎだろうと辟易しかけたところに、七味をかけてみたら、びっくり、味が締まってがらりと変わる。そしてうまい。なにこれ? うまいよ。

ちなみにここまで甘いのは白楽天の特長なのだと言う。他の店はここまで甘くないそうだ。

そんなこんなで 19 時頃、帰り着いた。
今回はグルメに関してはまだ 20 代の姪のサポートであった。大津のハンバーガーや白楽天の焼豚玉子飯も彼女のチョイスである。全てネットで調べた前情報と思われるが、いやはや恐れ入った。

さて、最後に車の話を。写真には出ていないが、車は先代トヨタ ノアであった。普段乗っているエスティマに較べて明らかに小さいのが運転していても解り、取り回しは楽であった。しかし騒音などはやはりボクの車よりもうるさかった。またレスポンスも悪く、エスティマでさえ悪いのにさらに悪いってどういうことなのって戸惑いすら感じた。ここでスッと出たいのに反応が遅くてなかなか思い通りにコントロール出来ないことが多かった。まぁこの辺は慣れればよいのだろうけど……。

東京へ…!

一ヶ月ぶりくらいの更新である(汗)。
また間が空いてしまった……。今この日記を書いているのは、10/12 である。
どうしてこうなってしまったかというと、今回、愛媛から東京までの全ての行程をドラレコで録画することができた。最初コレをつなげて YouTube にアップしようと思ったのだが、4 倍速でも 2 時間近い動画になってしまい、なんか、あんまり公開する意味ってないのかも……と思い、ダイジェストを作ることにしたからだ。

しかし、これがめんどうくさい(汗)。

曲の分数にあわせて、どこに何を挿入するかを考えなければならない。
そんなことは考えたくない!<ヲイ
などとうだうだしているうちに 1 ヶ月近くが経ってしまったというわけである(大汗

と、いうわけで、9/4 の内容とはまったく関係のない話になってしまったが、9/4 はどんな一日であったかというと、それは動画を見れば解るのでそちらを参照いただきたい。動画は 4 分 48 秒ほど。

途中、カメラマンの希望で姫路城に寄った。
改修が済んだばかりの姫路城だ。ニュースなどでは白すぎではないかという報道もなされた。さて、どれくらい白いのか、ボクも興味があった。
確かに、真っ白だったwww
すごいなー。屋根まで白い。
文献に忠実だとこうなるらしい。しかし時と共にイイ感じに汚れて、また別の表情を見せるという。
10 年後の姫路城が楽しみになった。

人は多く、世界遺産と言うこともあって、外国人の方も多かった。
よくアメリカとかのテーブルトーク RPG のルールブックで日本のルールがあったりすると、大抵描かれている城は、この姫路城だったりする(笑)。

今でこそ世界遺産となり、世界的な観光地となった姫路城だが、江戸末期~明治初頭にはいろいろ不遇だったようだ。その辺は Wikipedia にも詳しく載っているので、ぜひ読んでみて欲しい。

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あと、最後に寄った菖蒲パーキングエリアがすんげーキレイだったので、写真撮ってきた。
これは資料にも使えそう。でも、高速のサービスエリアやパーキングエリアが出てくるエロゲって、まずないと思うけど(^^;

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帰りの走行距離は、932.7km。今回の取材全体としては、2443.4km であった。
この 5 日間でボクが 1 ヶ月で走る以上の距離を走ったことになる。

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磯之河ふたたび

結局讃岐うどんにありつけなかった我々は、晩御飯をどうしたかというと、帰り途中の『磯之河』でとることにした。このお店はボクにとっては関西・西日本、そして四国の味のリファレンスである。

しょっぱくなく、それでいてあきもしないし味が強すぎず、あっさりながら素材の味もしっかりと味わえる、そんなお店である。そして海産が主。ボクはまだまだ海産が苦手というか、海産を味わう能力が低いので、あまり偉そうなことは言えないのだが……。

カメラマンはいわゆる海産定食の松を、ボクはたこ飯定食を頼んだ。

うまい!
関西の醤油の方が塩分多いじゃんとか言うが、出汁をしっかりとるからそもそも量はたくさん使わない。そしてなんと言っても彩りが良い。と、関西嫌いのボクが、料理だけは褒めてしまう。魚が苦手なボクでもペロリと行けてしまった。

四国のお店はもっといろいろ開拓したいところなのだが……いかんせん遠いからなぁ。

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