雲が好きだ。空も好きだが、そこに浮かぶ雲が特に、ボクは好きだ。さらに雲の中でも入道雲(積乱雲)が大好きだ。
だから何気なく空を写真に撮ったりする。
その瞬間の雲は、もう二度と見られない。少しずつ形を変え、どこかへと去って行ってしまう。まぁ、でも自然なんてそんなモノなのだけれど……とにかく雲が好きなのだ。
今夏は東京でも積乱雲をよく見た。
東京では建物が乱立しているから、隙間からしか見えないが。
そう、なのでボクはあまり東京にいるとき、雲を気にかけなかったのだけれど、今年は妙に東京の空を見た。で、東京でも積乱雲は普通にたくさん発生していることを今頃知った。いや、ほんと、東京だと空全景を見渡せないので、建物の隙間隙間に空が見える感じだから、ホントに空の様子を気にしてなかったのよね。
しかし金床雲は一度しか見られなかった。
四国に帰ると金床雲もけっこう見られるのだが、東京ではあまり見ない。ボクが気付いてないだけなのか、それとも本当に関東では少ないのかは、解らないけど。
でも、ふと今夏のカメラのデータを見てみると、あんなにたくさん積乱雲を見たのに、写真に納めているのはホントにわずかだった。
下の写真はある日、車で出社していると、建物の隙間から巨大な雲が見えたので、慌てて車を駐車場に止めて、隅田川まで写真を撮りに行った時のものである。が、隅田川でも大きな建物が邪魔して、全体を捉えることは出来なかった。
あの雲の下は、どの辺なんだろうか。
写真じゃ伝わらないかも知れないけど、大きかったなぁ……。
下の曲はぼけーっと空を眺めているときに良く聴く曲。Jazztronik の Reminiscing。