会社にいたら、突然自宅サーバと通信できなくなった。同時に親から停電したとの電話が。マジか……。
停電はその後 1 時間以内に復旧。サーバは電源が復帰すると自動的に電源が入るように設定されているので、そのまま起動した。
家に戻って調べて見ると、この停電でプリンタと複合機が死亡した。
えー!? 停電でそんなことってあるの!?
と、当時に家にいた人間に聞いてみると、雷が凄かったらしい。で、近くの落雷とともに停電となったとのこと。なるほど、過電流か?
興味深いのが、4/12 に電源タップを総入れ替えしたんだけど、その時に雷対応とそうじゃないのがあった。もっと正確に書くと、タップ総入れ替えとは書いたものの、一つだけあまり年数の経っていないキレイなタップを使っていたのだ。そいつは雷対応じゃなかったのよね。
そしてプリンタと複合機は、そのタップにつながっていたのだ。
ほほう、雷対応は意味があるのだな……。
ちなみにサーバと音響機器はタップを介さずにコンセントから直接とっている。が、音響機器の場合整流器(?)的なものが挟まっていて、そいつが防いだのだと推測。サーバは……たまたま電源が丈夫だったのかなぁ?
だが解せないことは他にもある。
雷対応じゃないタップに刺さっているのは、なにもこの部屋だけではない。各部屋の電灯、別の部屋の AV 機器はどれも無事であった。うう~ん、たまたまそのコンセントにだけ過電流が流れたってことなんだろうか?
まぁなんにせよ被害は甚大で、プリンタと複合機は修理だけで直るのかどうか心配である……。
- 今夜のヘビロテ -> Tres / Adriana Calcanhotto
直接受けた落雷でない、いわゆる誘導雷ならば雷対策機器がかなり効果を発揮するようですね。
最近の機器は必ず電子機器が入っていて、その電子機器用に低圧直流を作り出す回路があります。よく雷でアウトになるのはそこで、たまに降圧整流回路は耐えるも異常電圧を発生させてその先を壊します。音響機器はこの回路がノイズ対策のために昔ながらのトランス+コンデンサだったりして、構造上落雷での破損は起こりにくいです。代わりに異常電圧が出る筈ですが、大容量のコンデンサ積んでたりするので、それがエネルギーを吸収したのかもしれないですね。あとPC用電源はこの手の回路としてはかなーり回路容量が大きいのと、出力電圧の制御管理が他のものよりシビアなので、その辺が効いたかもしれないですね。
勉強になります。
PC 電源は後日談がありまして、いずれ日記で……。