抱き枕とオナニーの関係

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さて、いよいよ本日からコミケ 84 である。
この日はボクも売り子に立った。今回は、サンタフル☆サマーの T シャツを作ったので、スタッフみんなはそれを着て参戦。初日は企業の日とも言われ、企業ブースにもっとも人が訪れる日である。気合い入れるでー! というわけで、始まったけれども、まぁ所詮ウチのような弱小ブランドに人が並ぶということもなく……(ぉ
ウチの隣は戯画さんと RSK だったかな。両隣がどんどん並ぶ中、ウチは実に閑古鳥。
それでもちらほらお客さんが集まり始めて、並びはしないものの、常時誰かが買っていく状態にはなった。
今回売ったものの中でもっとも特異な商品は、「抱き枕カバー用香水」というもので、各キャラクタに香りを用意した。このキャラクタ用の香水というのは女性向けはけっこうあるんだけど、男性向けというのははじめてだった。結果的には予想したよりも売れたのだが、その中でも面白い現象が明確に現れたので日記で取り上げてみたい。

抱き枕カバーは実は 4 種類あった。売れた順に記す。

  1. 神ノ木  汐 -> Sofmap の特典に付いたもので、もっとも多く出ている
  2. 草薙 一葉 -> 攻略キャラではないのに、ウチのオリジナル商品では一番出た
  3. 久遠寺 空 -> 人気投票では一位
  4. 詩代 叶 -> 一番数が出なかったキャラ

神ノ木 汐というキャラは Sofmap の特典として作られたものなので、最も出回っている。その数、数千枚。それ以外のキャラクタは、メーカー通販として売ったもので、多くて何百枚、売れないと 100 枚台である。
では、香水の方はどうだったかというと、コレが以下のようになった。

  1. 神ノ木 汐
  2. 久遠寺 澄空
  3. 詩代 叶
  4. 草薙 一葉

というわけで、メーカー通販で最もたくさん出た草薙一葉がビリという結果になった。神ノ木 汐が出るのは、まぁわかる。しかし抱き枕カバーとしては草薙一葉が次に出ているのに、この草薙一葉の香水はさっぱり売れないのである。これはボクの予想を大きく裏切った。
何故だろう?
そこで気付いたことがある。
草薙一葉は攻略キャラではない。つまりこのキャラには H シーンがない。
ということからどういうことが言えるか?

つまり抱き枕カバーをつかってオナニーをするとき、エロゲをプレイしているのではないかと思ったのだ。そうすればエロボイスを聞きながらオナニーすることが出来る。ボクは抱き枕の場合、ユーザが自由にシチュエーションやプレイ内容を決めてオナニーをしていると思い込んでいたのだが、確かに声があった方が良さそうだ。そうなるとゲーム中の H シーンでオナニーするのが最も贅沢と言える。
ところが草薙一葉でオナニーをしようにも、そもそもゲームの中に H シーンがない。
だから、草薙一葉の香水は売れなかったんじゃないかなぁと推測したんだけど、どうだろうか?

じゃぁそもそもなぜ草薙一葉の抱き枕カバーが売れたのか?
もちろんボクが予想したとおり、草薙一葉との H シーンをユーザが創出してオナニーする場合もあるのだろうが、それよりもコレクター・アイテムとして、また、単純にキャラ人気(実際、草薙一葉は神ノ木汐を上回っていたのではないかとさえ思うほど人気があった)で売れたと言うことなのではないだろうか。

というようなことを、あの地獄のような暑さの中で商品を売りながら考えてみた<バカ
この日も無風で、本当に地獄だった。ここまで風のない有明の会場ははじめて経験した。シャッターの方に行っても、さっぱり風が入ってこない。コスプレの女の子は途中でダウン。まぁ仕方がない、用意した制服が Timepiece Ensemble のなんだけど、この制服、冬服なのよね(汗)。

なおこの日は、一日来場者数を更新したそうで 21 万人の人手だったそうだ。
コミケに来た皆さん、そして出展したみなさん、お疲れ様でした!
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決戦前夜

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コミケの前日搬入に行ってきた。ボクが担当している GLacé / Galette というブランドがコミケの企業ブースに受かってしまったので、その準備である。この前日搬入、実は企業はギリギリの時間に行くようにしている。というのも、時間ないに来ても入れないからだ。その間ずっと海の近くでボーッと待たされることになる。
けど、企業搬入なんて久しぶりだったので、その勝手を忘れてしまい、先に出た便の人たちが「16:30 には着いた方がイイですよ」という言葉に騙されて、早めに出てしまった……orz

というわけで、海っぱたでぼけーっと 1 時間近く待たされるハメに。この間、アイドリングするわけにも行かず、10 分エンジンをつけては 10 分エンジンを切るということをくり返していた。TV はつけっぱなし。でかい車はバッテリー容量が多くて助かるわ。でも燃費はがた落ちだろうな……。8 月の燃費を計算するのが怖いなぁ。
あと今日はとにかく無風だった。いつもは海風が吹いて、暑いなりになんとか過ごせてたんだけど、全くの無風で、しかも海辺の湿気も相まって非常に気持ちの悪い空気であった。

17:30 過ぎにようやく車列が動き出し、なんとか西館へ入ることが出来た。
持って来たものを下ろして配置。この辺、手際よく出来たと思う。
あれね、前日搬入はエアコン入れてくれないのね……orz
ここでも無風が堪えた……汗がひたすら出るよ。くそー、明日から大丈夫かいな。
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Apoptosis V / rain forest

夜の零時を回った頃、少女がやっと大鍋の火を落とした。
調合部屋は薬草を煮出した臭いで充満していて、その臭いは慣れない者が嗅いだら頭痛を憶えてしまうかもしれない。
調合部屋には大小様々なガラスでできた入れ物──いわゆるフラスコや試験管といったようなもの──そしてすり鉢にすりこぎ、一見何に使うのか解らないような装置群、顕微鏡のようなもの……などなどが所狭しと並べられている。
これらのものは実はトーヤ自身はあまり好きではなかった。臭いにも未だに慣れないし、そもそも虫の死骸とか干したイモリの死骸とか、場合によっては動物の死骸を使うこともあり、血が苦手なトーヤにとってこの調合というものは精神的に耐え難いものでもあった。
せめてもの救いは動物の標本とか、なんか化け物の心臓とか、そういうスプラッターなものがないことである。
「薬の調合くらいで音を上げていたんじゃ……」
少女が呆れて溜息をつく。
魔法には犠牲がつきものである。
術者が様々な魔法の恩恵にあずかれる代わりに、様々なものが犠牲になる。それは物質であったり、命であったり、術者自身であったり。
「本当に魔法使いになりたいの?」
少女の愚痴はまだ続く。
「………」
トーヤはうまく答えられずにうつむく。ただ黙々と、少女から貰った薬品を小瓶に分けていく。
トーヤの脳裏には、薬草を採るのを手伝ってくれた動物たちの顔が焼き付いていた。
自分や少女に協力をしてくれたあの動物たちだって、魔法に必要とあれば……。
その先を想像しそうになってトーヤはブンブンと首を振った。
「何を考えているの?」
不意に首を振るトーヤの頬を少女が両手で抑えた。
小さな手。
温かくて、柔らかくて、本当につたない子供の手。
少女は背伸びをして、トーヤの頬を抑えていた。
「私の話、ちゃんと聞いてるの?」
少女がまっすぐとトーヤの目を見つめる。
金色の瞳。
その中に浮かぶ、漆黒の瞳孔。
「命までかけて私のところに来たのに……犠牲を払うことをちゃんと知っているのかと私は思ったのよ?」
あのとき。
森の中で迷い、疲れ、食糧も尽き、何もかもが終わったように思ったとき。
それでもトーヤは終わったなどとは微塵にも思っていなかった。
指先一つ動かせなくなって、森の中で倒れたとき、前方に飢えたオオカミが見えても、トーヤは何も恐れることはなかった。
この森に住む魔法使いがきっと自分を助けてくれると信じていたから。
「バカ」
トーヤが目を醒まして最初に聞いた言葉が少女の、その言葉だった。
結局、少女はトーヤとの根比べに負けてしまった。
そして倒れたトーヤを救ってしまった。
それがこの二人の奇妙な師弟関係の始まりである。
「でも……やっぱりどんな小さな虫だって生きているし……」
トーヤの応えられる精一杯の答えだった。
そしてその後に続けたかった言葉があった。
あの動物たちの命を、魔法で必要となったら奪えるのだろうか……と。
でもさすがにそんなストレートなことをトーヤは聞くことが出来なかった。
「見かけだけの優しさ」
少女はトーヤの頬から手を離すと、プイッと後ろを向いてしまった。
え?
声には出なかったが、トーヤは驚いて顔を上げる。
見かけだけって……?
「じゃぁ、先生はあの動物たちを魔法のために殺したり出来るんですか……っ」
言ってしまってから、慌てて口を噤(つぐ)んだ。
慌てて少女から視線をそらす。
すると少女がゆっくりと振り返ると、興味深そうにまたトーヤに歩み寄った。
「ふ~~~ん」
そしてトーヤの顔をのぞき込む。
「そんな可愛いこと考えてたんだ?」
トーヤの困った表情を見て、ケタケタと笑った。
「………ど、どうせ」
トーヤは唇をとがらせる。
「もう……何年前になるのか……残念ながら私は、自分が駆け出しだった頃の記憶というのはほとんどないの」
すると少女はまたトーヤに背を向けると、冷え始めた大鍋の中身をかき混ぜる。
「でも確かに、トーヤみたいに優しい心を持っていたら、そう思うのも自然なのかも」
その少女の声はさっきよりは落ち着いていた。
「でもね、魔法使いって何だと思う?」
その問いは、どういう意味だろうか?
トーヤはそもそも質問の意味がわからなかった。
魔法使いとは、魔法を使う人のことを言うのではないのだろうか?
でもトーヤはもっと哲学的な、もっと根源的なことを聞かれているような気がしたのだ。
「魔法を使うのが、魔法使いだと……思います」
でもトーヤはそれしか答を持っていなかった。
「うん、正解」
すると少女はトーヤに背を向けたまま、そう答えた。その声はさっきよりも優しい。
トーヤは心の中で胸をなで下ろす。
「けど……」
しかし少女は言葉を続けた。
「魔法を手にすることは、この世界の理(ことわり)に干渉できる力を手に入れたのと同じことなの。トーヤが生まれもってきた、その身体以外に別の力を手に入れたことなの」
持って生まれた性質以外の、まったく異なる性質を手に入れたこと。そしてその性質を行使すること。
それが魔法使い。
「そしてそれを獲得すると言うことは、今私たちが住んでいるこの世界、そして社会にある一つの責任を背負ったことにもなるわ」
「責任?」
「それはもちろん魔法に限ったことではないけれど……魔法を手にすると言うことは、その責任がすごく大きいと言うことなの」
「ど、どんな責任なんですか?」
トーヤは想像が付かなかった。
魔法を手に入れたコトによる責任。それは重いものなのか、大変なものなのか……? そもそもどういうものなのか?
「あの動物たちを見たでしょう? 彼らは私を慕ってくれている。私の役に立とうと一生懸命。どうしてだと思う?」
「それは……」
先生がこの森を管理なさっていて、この森の平和を作ってくださっているから。
トーヤは素直に応えた。
「正解。それが私の責任だから」
そして少女はニッコリと笑った。
「あ……」
「そして、その責任において、彼らの命が必要ならば、彼らはその意味を知識としては理解してくれないかもしれないけれど、本能で悟ってくれるわ」
「だから私は、何の躊躇いもなくその命を頂戴するの」
「この虫たちの命も、薬草たちの命も、今日トーヤが作ってくれた料理に使われた鳥の命も、全ては私、そしてトーヤの魔法使いとしての責任の結果なのよ」
そうだった、そういえば今日は村で鶏肉を仕入れて、それを調理したのだった。
森の動物たちのことは思い出しても、鳥のことを思い出さないなんて……。
「だから、見かけだけの優しさって言ったのよ。トーヤは自分が気にしているところしか気にかけてない。命は遍く広く存在していて、トーヤが気付かない所でも失われてしまっている」
「………」
「そして、トーヤ、貴方は魔法を使う道を選んだのよ? その選択の意味を、もう少し考えて欲しいわ」
少女は振り返ると、もう一度トーヤの両頬をおさえ、トーヤの瞳を見つめた。
その目は優しくも、真剣で、そして何よりもトーヤの心の中を見透かしているような……そんな瞳だった。

ML なのにメンバーにもメールを投げるな

ボクはネットワーク管理者なわけだけど、最近困ったことがある。それはメーリング・リストにメールを投稿する際に、送信したい相手も To に入れて出す人が多いと言うことだ。どういうことかもう少し詳しく解説する。まずメーリング・リストというのは、メーリング・リスト用のアドレスを造り、そこにメール・アドレスを登録しておく。するとそのメーリング・リスト宛てに出したメールは、登録したメール・アドレスに配信されるという仕組みである。
例えば、プロジェクト・メンバーとか、飲み会のメンバーとか、ある集まりに対して、その集まりのメンバー全員のメール・アドレスを登録しておき、そのメンバー全員に一度にメールが送れるシステムである。
ボクらの業界ではプロジェクトが立ち上がると、だいたいそのプロジェクト・メンバー全員に配信されるためのメーリング・リストを造り、そこでプロジェクトに関する連絡のやりとりをする。例え自分に関係のないことであっても、そのメーリング・リストでやりとりすることによって、他の状況も解るからだ。

つまりメーリング・リストにはあらかじめそのプロジェクトに関係している人たちが登録されているわけである。で、そのメーリング・リストのアドレスと、そしてそのメーリング・リストのメンバーにもメールを出す人がいるのである。するとどういうことが起きるかというと、相手には同じメールが二通届くことになる。
ボクは様々なプロジェクト・リーダであるため、社内の様々なメーリング・リストの管理者でもある。で、ボクに用事があるたびに、メーリング・リストとボク宛にメールを出されるものだから同じ内容のメールがいくつも来るのだ。
いや、わかってるっちゅーねん! 一個出せばええ。つーか、メーリング・リストがあるんだから、そこだけに出せ!!

他にもメーリング・リストに流れているメールがボクに行ってないと勘違いして、ボクに転送してくる人もいる。いや、いいから To を落ち着いて確認しろ! 転送だと何か別のメールと勘違いするじゃないか。

そんなわけで、こう言うのも IT リテラシって言うのかねぇ?
あんまりそういう言葉で責めたくはないけど……IT あんまり関係ない気がする。とにかくちゃんと From と To を確認しようぜ! っていうか、してください、イヤマジで(ぁ

変な切り口で季節を味わう

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いつもだいたい忙しいボクは、季節を感じる余裕がないことが多い。要するに、春が来ても夏が来ても、とにかく忙しいので季節なんて関係ないのだ。ただひたすら PC の前にかじりついて作業をしているか、誰かと打ち合わせをしているか。まぁそんな感じなのだ。
せいぜい着るもんが変わるなぁみたいな?

ところが今年はとても季節を感じている。それもいつもとは違う感じ方で(笑)。
どういう感じ方かというと「あれ、この仕事始めたの、まだ肌寒かったのに、今、凄い暑いね。その頃には終わってなくちゃいけない仕事じゃなかったっけ?」みたいな感じ方(汗)。要するに仕事を始めたときにだいたいスケジュールってのは決まっているので、「あぁ、夏頃に終わるんだな」とかそういうことを考えているわけですよ。
で、今もう夏じゃん。っていうか 8 月って夏も後半じゃん!
セミがうるさいよ!
ちょっと歩いただけで汗だくだよ!
なのにシナリオ、まだこれだけしかできてないんだけど!? あれ? もう終わってなくちゃいけないんじゃなかったっけ!?

みたいな~。
そんな季節感。
やばいなぁ、やばいぞぉ。そんなわけで、戦々恐々としながら今日もシナリオ入力中。
ちなみに一日のリズムは、だいたい 12 時頃起きて家のことやったりシャワー浴びたりして、14 時頃出社。打ち合わせとか、ブランド全体のボクの仕事(広報・会計・各種書類作りなど)、各作品の成果物チェックなんかをやって、それらが終わるのが 21 ~ 22 時頃。それからシナリオ入力。1 日のノルマは 10KBytes。早ければ 1 時に終わるけどそんなすぐ終わることはないので、だいたい 3 時頃~ 4 時頃終わる。で、自分のプロジェクトの成果物のチェックとか、発注とか。で、だいたい 4 ~ 6 時に帰宅。7時頃就寝。
他の社員がだいたい 20 ~ 23 時頃までいるので、その時間まではなんだかんだで色々と雑用が発生して、シナリオに集中出来ないのよねぇ~。でもリズムは出来つつあるから、この調子で頑張りたいところだ。できれば 1MB 近く入れたいなぁ。

聴診器の音をこの歳になって初めて聞く

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ワケがあって病院に行ったのだが、ちょうど見舞い相手が看護婦に聴診器を当てられていたところであった。そういえば聴診器というものは昔から疑問であった。この看護婦はいったい、なんの音を聞いているのであろうか? ということで、それをそのまま素直に質問してみた。
すると看護婦が聴診器を貸してくれた。
実際につかって、自分のお腹に当ててみた。
あぁ、なるほど、そういうことかというのを今頃知った。

というか、内臓の音がここまでハッキリ聞こえるとは想像もしていなかった。

心音だけでなく、胃・腸のそれぞれの動きが、音としてちゃんと伝わるのだ。看護婦曰く、どういう音がしていると正常で、どういう音がしているとどこがおかしいかというのが解るらしい。通常、内臓は消化などに徹しているため、決まった音がしているらしい。その音が途切れ途切れだったり、違う音が混じっていたりすると異常だというわけである。心音も音の種類や大きさ、そしてリズムを聞き分けることが出来る。
使ってみると実際は心音が一番聞こえてくるわけだが、人間の耳は便利なもので聞きたい音だけ拾うので、心音は邪魔にならなかった。聴診器、面白いなー!

そんなわけで、聴診器の謎が解けました。前々から説明を読んでその役割は解っていたけど、「人体の音」っていうのが心音以外いまいちピンと来てなかったのよね。でもこの情報、もっと早く(10 代)に知っておきたかったなー! 後悔。

スズキ スペーシア

友人が車を買いかえた。車種はスズキ スペーシアダイハツが開発したタントにお客を奪われたためにスズキが起死回生を狙って作ったトールワゴンである。一代目(パレット)は鳴かず飛ばずだったが、二代目は名前を解りやすく「スペーシア」と変え、登場。その売れ行きはかなり好調と言うから、名前ってのは大事だなと思った。
考えてみれば、ダイハツのタントも、その名前(たんと入る)からゆえである。
で、さっそくスーパー銭湯に行こうと言うことで、納車その日にその車を運転させてもらえることになった。走行距離わずかに 28km(ぉ 慣らしも兼ねて丁寧に運転せねば。

友人が買ったのはターボ車。
そして今回の搭乗者の体重だが、 100Kg 級が二人、80Kg が一人、50Kg が一人の 4 人乗車だった。これはさすがに軽にはキツいだろうと思ったのだが、スペーシアはそんなのなんのその、グイグイ走る。すげー!! 今の軽ってこんなにトルクフルなのか!? 80km/h なんてすぐに出る。これは快適。科学の進歩ってすごい!!
しかも窓も広いし、見通しもいいし、右左折時の A ピラーはまったく邪魔にならないし、ほんとよく出来てるなぁ。

そしてこのスペーシアはエネチャージ搭載である。リチウムイオン電池を鉛バッテリとは別に持ち、電装品(おそらく灯火器類、メータなどだと思われる。エアコン本体やスパークプラグなどは従来の鉛バッテリだと予測)をリチウムイオン電池でドライブする。そのために回生ブレーキがあるっぽい?<よくわかってない
回生ブレーキが働くと充電ランプがともる。ただ普通にブレーキを踏んでも光らないので、回生ブレーキではないかもしれない。あと気になるのが、鉛バッテリへの充電も必要なわけで、充電系統が二つあるんだろうか?

エコな運転かどうかはメータで解る。メータを星状に取り囲む LED が緑ならエコ運転、青だとあまりよろしくないらしいが、青の先があるのかは解らなかった。ひょっとしたら赤もあるのかもしれない?? またエンジンを切ったときに使用した燃料とエコ運転の点数が表示される。ボクは今回の運転は 78 点だった。

気になる所と言えば、0 ~ 40km/h の加速中に軽独特のビビり音があること。この音を聞いた瞬間、「あ、軽だ……」と、現実に引き戻されてしまう。そしてもう一つが 13km/h でエンジンがオフになるアイドリング・ストップ。ボクは車が停車する瞬間、ブレーキの前のめりになる G を和らげるために、若干ブレーキ・ペダルを浮かすクセがある。するとそのちょっとした動作で、せっかく止まったエンジンが動き出してしまうのだ。
そのままブレーキ・ペダルを踏みっぱなしにしていればいいのだが、そうなると止まる瞬間、G でガクンと身体が前に押し出される。これがなかなかうまくコントロール出来ず、この G をなくそうとするとどうしてもエンジンがかかってしまうのだ。ただ 1 回だけ、ブレーキ・ペダルを浮かしてもエンジンがかからない場面があって、その条件がわかれば止まるときも綺麗に止まれるのになぁ。コレばかりは練習あるのみのようだ。

そんなワケでスズキ スペーシア、びっくりするほど出来がイイ車だった。とにかく、330kg も車重が重くなっているにもかかわらず平然と 80km/h まで加速するトルクには脱帽。そして乗り心地も「あ、これなら遠乗りでも疲れないかも」と思わせる、ソフトな当たり。少なくとも街乗り速度域では 8 時間運転しても問題ないだろう。
高速走行は今回はおこなわなかったので、高速道路で何時間も旅行する……という場合はまた別かもしれないが。いやいや、軽、あなどれじである。っていうか、ここまで出来がいいなら、軽の税優遇はますます疑問を抱かざるを得ない。なお Youtube はスペーシアの CM で使われている曲の原曲。