美味しい清水港

さて、二日目。
といっても二日目はやることはない(ぁ
というのも仲間の一人が夕方には用事があるので、それまでに東京に帰らなければならないのだ。なので二日目はお昼ご飯を食べたら即解散、って感じだった。

というわけで京都の人を送るべく、また中部横断自動車道を使って清水に向かう。
途中、下部温泉で一服。ここは前も一度来た。この頃は中部横断自動車道なんてほとんど出来てなかったなぁ。ホント、静岡に行くのが大変だった。

お昼頃、清水到着。朝ご飯どうしよう。
せっかく海沿いにいるのだから海の幸を食べようと言うことで、魚市場へ。清水港の近くに河岸の市というのがあって、その中でお土産物を買えたり、食い物が食えたりするらしい。その中でも食べログの点数がとてもたかいととすけというお店に行った。

お昼時だし並んでるかな……と思ったんだけど、偶然入れた!
ボクらが入ったあとすぐに並びが出たので、本当にたまたま空いていたのだろう。

写真最初の二枚はマグロのカマである。ほろほろ! やわらかい! ホクホク! なんだろうね、脂身と肉がわかれてるんじゃなくて、もー全部一緒になってる感じで、旨味と脂が同時に口の中に広がる。そして三枚目は黒はんぺんのフライ。フライにすることによって、黒はんぺん独特のイガイガ感が打ち消されて食べやすいと思う。魚苦手な人でもいける感じ。

そして本命、マグロ三種盛り。臭みもクセもなく、口辺りがとても良くて、マグロの味がふわーっと広がる。トロもイイが赤身がしっかりしているところも味がとても良い。マグロのいいところだけが詰まってる感じ。
こういうマグロなら毎日食ってもイイ(ぁ

また静岡に来ることがあったら、来ようと思った。

下の写真は河岸の市のその他の写真。チャレンジメニューがすごいwww
チャレンジ失敗したときの金額が半端ない。すげー……。
海産、食べられるようになったとは言え(30 代まで海産物はまったく食べられなかった)、さすがにチャレンジできないわー。
他、港の様子とか。

清水駅で京都の人と別れてからは一路、東京へ。
清水 I.C芝刈りロボットがいた。実は昨日も同じ場所で見たんだけど、その時は稼働してたんだよね。でもあまりにも急だったので写真に撮れなかった。今日は芝刈りロボットがいることは知っていたので写真には撮れたんだけど……米粒みたいに小さくしか撮れなくて……。二枚目の方は一応 iPhone の光学二倍ズームを使ったんだけどそれでもこんなに荒い(汗)。

15:50 頃、町田着。そこから自分の車に乗り換えて 17:11、自宅に到着した。
今回もなかなか充実した、内容の濃い旅行だったと思う。
セレナにも乗れたしね! 下の写真はセレナ e-POWER のエネルギーの流れ。電気だけで動いてるときとエンジンで充電しながら動いてるときのモノ。

ネタとしては以上なんだけど、実は町田から家に帰る途中にももう一ネタあったりする。それは渋滞列にボクが並んでいるとき、横をすり抜けていった自転車が、二台前くらいのところで突然転けたのだ(汗)。ドラレコにも映ってるんだけど……顔も映っちゃってるのでとりあえず公開はできないんだけど……なんで転けたんだろう?? 車も止まってたから自転車の邪魔をしたとも思えないし、転けた人も車に対して怒ったりとかせずに、起き上がったあと普通に行ってしまったので自爆だったのかなぁ……。

ホタルツアー 2019 – ホタル編

さわやかで腹を満たした我々は、一路、清里に向かって北上を開始した。
中部横断自動車道はまだ作りかけの道路で、一ヶ月経ったからと言って、何か進展があったかというとそういうことはなく、途切れている区間も富沢 I.C.下部温泉早川 I.C. と変わっていなかった。

途中、道の駅とみざわに寄る。本当はなんぶの方に行きたかったんだけど、ドライバーの睡眠限界が近づいていたので、富沢 I.C. からより近い方へ。相変わらずのぼったくり値段が並ぶ。たけぇなぁ。そういや熊脂置いてないかなと思ったけど、置いてなかった。
置いてたら買ったのに……。

すると同乗者が鮎の塩焼きをやっているのを見つける。
マジか。前回ボクが来た時、こんなの無かったぞ。その頃はまだ鮎漁が解禁されてなかったのかなぁ??

というわけで、鮎食べる。
うまい。
身が柔らかくて、身がほろほろ。そしてクセがない。魚が苦手でも大丈夫。
でも食べ方を忘れてしまった。なんか骨ごといけた記憶があるんだけど、けっこうダメだった。

それからまた北を目指す。途中、理由あって身延駅に寄る。
ここは通過するばかりで寄ったことはなかったのだが、なかなか風情ある雰囲気であった。電柱も地下に埋めているようだ。あと家に全部家紋がついてる。最近建てた建物にもちゃんとついてる。面白いなぁ……。まぁそれは前回通過したときも知ってはいたんだけどね……。

いくつか家紋を写真に収めてみた。それぞれの由来とかは解らない。

あとこの身延駅は饅頭が有名らしく、次々と饅頭を買い求める客が訪れていた。が、店の人の話によると、すでに午前中で完売したとのこと。すごいな身延饅頭。しかも Wikipedia に載ってたwww

12、13 番目の写真は富士川である。

その後、下部温泉に寄る予定だったのだが、ちょっと時間的に間に合いそうにないので、このまま北上を続けて清里まで行くことにした。で、清里で温泉に入る。清里には単純アルカリ泉系の温泉が二カ所あるのだが、それとは別に重曹の温泉が一カ所あるのだ。

天女の湯

やべー、羽衣どっかに落ちてないかな

温泉から上がると、当たりはもうだいぶ暗くなっていた。
さて、果たしてホタルはいるのか……?
ホタルが出る条件は曇り。晴れだとあまり出なくて、雨だとまったく出ない。
天気は曇りなのだが、時折雨がぱらつく感じで、なかなか難しい天気だった。

現地に着くと一応農協の人達は出ていて、ガイドをしていた。
お客さんもそこそこ。
だが、ホタルはまばらだった。まったくいないわけじゃないけど、去年みたいにぶわーっと飛んでるとかそういうことはなく、遠くの方でチラッチラッと光っているのが見えるくらい。近くでも一匹がすーっと通るだけで、数は全然少なかった。
まぁこんなもんかもなぁ……と思いつつ、肉眼ではバッチリ見えたので由としよう。
下の動画は iPhone XS で撮ったんだけど、ピントがまったく這わず。前回はちゃんとピントもあって光が流れていくのが撮れたんだけど、今回のはボケボケ。どうやら近くに焦点が合ってしまっているようで……これ、どうしたらよかったんだろう? たぶん操作でピントを無限遠に出来ると思うんだけど……。ちなみに下の動画は普通にボクらの会話が入っちゃっていたので、雰囲気を出すために 5/27 に録ったカエルの音を使ってます(汗

それから晩御飯へ!  なかなか雰囲気の良い居酒屋さんを見つけていたので行ってみたら……なんと、今夜は貸切だった。まじかー。ちょっと期待してたので、残念だ。

時間はすでに 21:30。この時間に空いている店は少ない。
いちおう次の候補地に向かう。が、次の候補地は 20km も先だ……。
なんて車を走らせていると、ガストがwwww
もうガストでいいか、ってなる(ぁ

ガスト、久しぶり! ファミレスで食事をすることは滅多に無いからなぁ……。
今回当たりだったのが、わさビーフ ポテトフライ。マヨと山葵をつけて食べるだけなんだけど、すごいジャンク感出るwww うまいwww わさビーフだよコレwww ポテトそのものにもコンソメか何かかけてあるみたい。

ちょうどさわやかのハンバーグとお肉の食べ比べが出来るなと思った。
うん、全然違う。さわやかのお肉の方が圧倒的に良い。歯ごたえがしっかりしているし、肉汁のおいしさも全然違った。ガストのはやはり安っぽいお肉って感じがどうしてもしてしまう。なるほどなぁ。

夕食後はウチの別荘へ。一応、コンビニに寄ってなんか飲み物やお菓子でも買っていこうということで、このガストの隣りにあるデイリーヤマザキに入る。デイリーヤマザキはパンも売ってるはずと思いながらみてると、とても可愛いパンが!! ナニコレ!! やばい、熊好きにはたまらない……!! 欲しい……!! けど……さすがにパンが入るほど腹の余裕はないし、そもそも京都から来た人がいろいろなお土産を買ってきているとのこと。

写真だけ撮って諦めたw

いいなー、熊のパン。これ、東京のデイリーヤマザキにも売ってるのかなぁ??

最後は別荘でおみやげ開封大会となった。
なんかもっと写真撮ってたと思ったんだけど、コレしなかった。おかしいな……。

京都は名物が多いから、毎回違うおみやげを買ってきていただいている。
ボクが京都に行ったのは 2015 年が最後かー。つーかこの年って OZ Meets OZ ! を出版した年だから、もう 4 年もなにも出してないのか!! やばい……ホントやばい……。一年に一冊は出さないと……orz

ホタルツアー 2019 – さわやか編

恒例のホタルの時期がやってきた。と言うわけで今年もネットで知り合った人達とホタルを見に行った。
このメンツで行くのも三回目である(前回前々回)。
ホタルを見に行く場所も去年と同じ、清里だ。

さて、このメンツには、京都からわざわざ来てくれる人がいる。前回、前々回と東京で落ち合ったのだが、今回は先月に予習してきた中部横断自動車道を使い、清水で落ち合うことにした。こうすることで京都からの人が時間も電車賃も安くなると考えたのだ。

なので東京組は、まずそれぞれの中間地点である町田に集合。そこから東名高速で清水駅まで行き、清水で京都の人と合流して、清里に行くというプランである。

今日の東京の温度は 20 ℃。天気は雨が降ったりやんだりと不安定だった。

今回の旅も、車は他の人が用意してくれたので、ボクは事前に一晩泊められるコインパーキングを調べておき、朝 8:35、町田に向かった。

町田への道はけっこう混んでてビックリした。一時間くらいで着くだろうと思ったら、町田に到着したのは 10:10。一時間半ぐらいかかってしまった。そしてその途中、謎の発進をしたトラックに遭遇。赤なのに実に自然にスタートしていったwww
なんだろう。何を見て、青だと思ったんだろう??

町田で仲間と合流。用意してくれていた車は、日産のセレナ e-POWER! おおおお、シリーズ ハイブリッドだ! エンジンとタイヤがつながってないヤツ。つまりコイツはモーターだけでタイヤを動かすのだ。エンジンはもっぱら発電にのみに使用される。艦船で言うところのガス エレクトリック方式と言うヤツか? なので通常のセレナは 2000cc のエンジンだが、コイツは 1200cc で済んでいるのだ。
やはり特徴的なのがエンジン音だろう。CVT など比較にならないほど、速度とエンジン回転数が一致しないwwww エンジンはただ発電しているだけなので、アクセルを踏み込もうが何しようがずーっと同じ音なのだ。
ただ高速道路での加速などでは、エンジンがうなりを上げることはあった。
が、まぁ基本的にはずーっとアイドリングのエンジン音って感じ。
そしてもちろん電池に充分電気が溜まっているときは、エンジンは止まる。静かである。

ところで清水へは町田から相模相川 I.C.高速に乗ったんだけど、その相模相川 I.C. のそばに謎の橋が架かっていた。たぶん近くの工場か倉庫のものを運ぶための橋だと思うんだけど……。Google Map を見ても特に何も書いてないのよねぇ……。車が通るには細すぎるし、人が通るには妙に覆われているし。

渋滞は相模相川 I.C. に乗るまでにちょっともたついたぐらいで、あとは特になし。
12 時を少し回ったところで清水駅に着いた。
初めて来た。
新幹線の駅だとばかり思ってたんだけど、違うんだね。
でも駅舎は比較的最近建て替えたのか、割と今風なデザインだった。ちなみに写真は西口の様子。

さぁ、朝ご飯だ!
静岡に来たからには、さわやかに行こうとプランが決まっていた。でも最近、さわやかはとてつもなく混んでいて、二時間待つのは当たり前だと聞いていた。なのでそれなりの覚悟はしていたんだけど、Google 検索の「混雑する時間帯」によると、今日は雨が降っているせいか、全体的に待ち客は少なめというのが解った(下みたいな感じ)。

その中でも一番客が少ない店を探すと静岡瀬名川店だというのが解ったのでそこに行く。
人生二度目のさわやか。前回は写真すら無い状態なので、レビューとしては今回が初めてと言えるだろう。
ランチタイムなので、メニューは限定されていた。普通にげんこつハンバーグを注文。
肉の味のほどはというと……なるほど、確かに美味しい!

フライングガーデンBigboy といった似たようなファミレスと味もそんなに変わらないんだろうと思ったら、けっこう違う。肉汁の量、そして挽肉の歯ごたえ、レアの部分の旨味。どれもワンランク上というかなんというか、しっかり肉の味が楽しめた。しかも値段は安い。
なるほど、頑張ってるんだなーと思った。

ちなみに最後の二枚の写真はハンバーグが届いたときの脂はねをよける紙(紙製ランチョンマット)なんだけど、違いがあったので写真に収めてみた。ボクはデザートを頼んだので 8 枚目の写真のモノが、他の人達はデザートを頼んでいないので 9 枚目の写真のモノが配られたのだ。
こういうのをちゃんとしてるんだなぁ……。

大室山

静岡旅行、三日目。
昨日は同乗者の目的地を巡ったが、今日はボクの目的地である。
場所は二カ所、烏帽子山大室山だ。

伊豆は火山との関係が深く、興味深い地形が多い。今構想しているいくつかの話でこれらの火山活動による地形造成の過程を使ったアイデアがあるため、その地形をこの目で確かめに行くのである。しかしながら烏帽子山は天気のためダメではないかと出発時点で懸念された。
というのも烏帽子山は 1400 段の階段があり、サンダル装備では当然登れない場所であることから、雨が降ると危険なのである。さらにここから富士山方向を写真に収めるのも重要なので、そもそも晴れていないと意味が無いのだ。
とりあえず中部横断自動車道を抜け、静岡県入りした段階の天気で判断することにした。

さて、まずは清里から伊豆を目指すわけだが、途中道の駅に寄ったりもした。

  • 道の駅しらね
    南アルプス市にある道の駅なんだけど、道の駅自体には案内板しかなくてお店も何もない。えー、なにここ? って思ったら、道路渡ったお向かいにある JA にその辺の機能が集約されているらしい。っていうか道の駅の意味あるんだろうか??
    JA に入ってもらうために道の駅を作ったのか?ww
  • 道の駅なんぶ
    国道 52 号沿いにある、めっちゃ新しくて綺麗な道の駅。ここのすごいところは、試食コーナーがすごいwww 色んな所にそのコーナーごとの試食スペースがある。お菓子・漬物・味噌・佃煮・スープ・お茶! もーなんでも試食できる。すげー!
    そして値段が道の駅とみざわなんかより全然良心的。もちろん安いとは言わないけど。
    しかもとみざわとそんなに離れてないので、客取っちゃうんじゃないかなぁ……と思いつつ。
    驚いたのがインターネット コーナーってのがあってここで自由に PC が使えるんだけど、その PC がなんと Panasonic のタフパッドwww ちょwww いくらすると思ってんだ!? 20 万以上する Windows パッドが二台も!!

そうそう、昨日から気になっていた中部横断自動車道のトンネル内の青い光。動画にも映ってるんだけど、これ、なんだろうね? なんか模様があるように見えたので、何か書いてあるのかと思ったら特にそんなことはなく……。
ボクの予想ではトンネルの真ん中を表しているんじゃないかってこと。走った感覚ではちょうど真ん中あたりにあるように感じた。

さて、静岡県に入り東名高速に乗っても雨は降ったりやんだり。しかも夜中は大雨が降っていたことから大事を取って烏帽子山は諦めることにした。南下をいったんやめ、伊東を目指すことにした。そろそろお腹も減ってきたところに、道の駅が我々の目の前に! しかもこっちもとても綺麗だ。
やや! そしてそのお隣には、めんたいパークが!!

ここでお昼を食べよう(ぁ
しかも魅力的なのが、わざびミュージアムなんてものがある。たしかに伊豆半島は山葵で有名ではある。
ただ、時間があまりないので、ここでは素早く飯を済ませることにする。
せっかくだから明太子食べよう(ぇー

メニューはこれで全部(ぁ
ただおにぎりは焼きめんたいか、生めんたいか選べる。
明太子の量がすごい! もう一個、具なしおにぎりいけるよっていうくらい入っている。
うまうま。

店内の様子はこんな感じ。平日なのにけっこう人がいるなぁと感じた。
バスで乗り付けている団体客もいた。
あれかなー、やっぱリタイア組は平日も動けるからかなぁ。

それから一路、伊東市へ。
しかし伊豆は久しぶりに来たけど、見所多いなぁ……。伊東に行く途中でもいろいろ寄ってみたいところがたくさんあった。しかし、今回は見送りだ。

大室山はいわゆるスコリア丘である。美しい円錐形が特徴的。標高はなんと 580m もある。海岸際にどーんと立っているのでそこそこ大きく見える。なので近づいて写真を撮っても……円錐というのはイマイチ解らないwwww
ここはリフトで頂上まで行ける。
頂上までは約 6 分。
2/3 くらいまで昇った辺りで俄然風が強くなる。ごーごーとうるさい。

三枚目の写真は三枚の写真を貼り合わせて作ったw 火口は弓道場(?)になっていた。
二枚目は大室山から伊東駅方面、5 枚目が伊豆高原駅方面をそれぞれ見たもの。
8 枚目、9 枚目は山頂から真後ろを振り返ったところで、一番上の建物がリフトの駅。その隣の白い建物がトイレ、その斜め右下にあるのが神社。

さて、これで基本的に目的は達成された。
やはり烏帽子山にも来なければなるまい。烏帽子山は形成が大室山とはまったく異なるので、是非とも自分で昇ってみなければ。

このあとはお風呂とご飯、。
温泉は海が見えるところがよいと言うことでいろいろ探したんだけど、すごいね、日帰り温泉 2000 円とかそんなのがずらりと並ぶ。そんな中、伊東パウエルというホテルは 700 円。水平線を眺めながらたっぷりに湯を使ったら、今度は海の幸である。

入ったお店は同じ伊東市内にある『まるげん』というお店。食べログの点数もなかなか。
そして知らないメニューが多いwww
やっぱたって何!? ちんちん揚げって何!? うずわって何!?
まぁ答はリンク先を見てください(ぁ
いやー、しかし安いね! ちんちん揚げややっぱたの刺身、黒はんぺんとか 500 円以下ですよ。
確定食もどれも 1000 円以下。
東京で食ったら倍はしてるんじゃない? それは言いすぎか。うまかったー。

伊豆をあとにしたのは 21 時頃。このあと道路も混むこともなく、0 自前には家に帰ることが出来た。
今回の旅はやはり烏帽子山に行けなかったことが残念でならない。
中部横断自動車道は完成したら別荘からの行動範囲が広がる予感をさせてくれた。この道路は上信越道にもつながるらしいので、さらに期待が高まる。清里から万座草津がぐっと近くなるのだ。長野の北の方への観光も楽になるだろう。

掛川城とジェット家、そして迷走の新東名

静岡旅行、二日目続き。
掛川花鳥園は 14:30 頃までいた。次はお昼ご飯である。
何にしようか迷った。そもそも掛川のグルメにボクは明るくない。
次の目的地は掛川城で、しかも 17 時には閉まってしまう。あまり時間はかけたくないのでラーメンでいいんじゃないかということになった。掛川のラーメンを食べログで検索すると、一位に『ジェット家』というのが出てきた。家がついてるから横浜家系なんだろうな……と思いつつ、点数が高いので味的にはしっかりしているだろうと判断。しかもちょうど掛川花鳥園と掛川城の間にある。

店はなんつーか、まー普通の町のラーメン屋というかなんというか。
赤いカウンターにコップの色がくすんでる感じの。
店員は一人。とても元気がないという印象しかボクは持たなかったのだが、同乗者はただならぬ興味を抱いていたことを、ボクはまだ知らなかった(後述)。

ラーメンはオーソドックスな家系と言っていいと思う。
脂多め。豚骨臭は少しだけ。
コクもしっかりしているものの、脂がかなり味を占めている。のでこれがダメな人はダメかも。案の定、同乗者は腹を壊した。
後味も脂の方が強い。家系といってもかなり初期の頃っていうんだろうか、そんな気がした。

そしていよいよ掛川城へ。
ところが城に行くも駐車場がない。えー……。
もちろん駐車場の案内がないわけではないのだが、どうみてもその駐車場は城から遠いのだが……と思いつつ、結局城の周囲になかったのでその案内に従うと、大手門のところにあった。なるほど。本丸から大手門まではけっこう離れているのだが、確かに城に入るには大手門からということで、そこに車を駐めた。

掛川城の写真は、あまり撮っていない。撮ってないというか、撮ったんだけど、解説を書くのが面倒くさかったので日記に貼ってないwww 古文書やら古地図やらその他色々なものの説明がね……。
本丸は復元だが、当時の工法で復元されているので、中の作りは本物と基本的に変わらない。
もちろん全て木と土で出来ている。鉄筋などは入っていない。なので雰囲気は抜群である。また、大名が普段住むための御殿は当時のものであり、築 200 年近い立派な建物だった。風通しが良く、畳もあいまってとても心地よい空間だった。

そうそう、掛川城の駐車場を探して彷徨っているときにとても趣のある建物があった。掛川市立図書館のお迎えにそれは建っていた。あとで写真撮ろうと思ってたのに、すっかり忘れて掛川城をあとにしてしまった(汗)。

掛川城を出てきたのが 16:30。掛川城のすぐお迎えにはお土産屋さんがあったので、ここでまた色々買う(汗)。さらに暑かったので、かき氷も食う。抹茶味。さすが静岡。茶の味が濃すぎて、渋いかき氷だったw もうちょっと甘くても良かったかも……。でも底に残った抹茶シロップはよかった。
涼んだ。

時間は 17:00。次は温泉……と思いつつも、道の駅掛川というのが近くにあるらしいので行ってみる。そしたら案の定、店はしまっていた。道の駅って閉まるの早いよなぁ……。あと駐車場がやばい! なにがやばいって、ドブの臭いが充満してて、死ぬかと思った。びっくりの充満具合。吐きそうなぐらいだった。

早々に温泉へと旅立つ。
本当は倉真温泉に行きたかったんだけど(湯質的に)、ここの日帰りがよくわからず、ならここの里に行った。温泉の中でひさしぶりにおじさんに声をかけられ、いろいろ話をした。鳥取出身で浜松に暮らしている方で、いろいろ鳥取の見所を教えて貰ったw カニはどこでくうといいとか、お勧めスポットとか。
鳥取行きたい!! 計画しよう。

さて、今日の目的は果たされた。ベースである別荘に戻る(笑)。
ところが事件は起きた。行きにも使った中部横断自動車道はボクのカーナビの地図にも載っていて、これはちょうど新東名から少しだけ突き出した形で載っていた。中部横断自動車道は未完成なので突き出した先で終わっているというのは正しいように見えた。
ちなみにボクのカーナビの地図はすでに 4 年が経過していた。

ボクは何も考えずに、カーナビにある新東名から上に突き出した有料道路を目指して車を走らせた。
ところが『新富士I.C.』が見えたところで頭をひねる。行きすぎたんじゃないか? そもそも富士という名前が出てきてしまったらダメなんじゃ……。
ここではたと気付くのである。このカーナビに映っている新東名から飛び出した有料道路は中部横断自動車道ではない! 国道 139 号有料区間だ!!

そもそもボクのカーナビには中部横断自動車道が載っていなかったのである!

しかしこの時、すでに新富士 I.C. も通り過ぎていたwww
下の復路の動画が『長沼沼津 I.C.』から始まっているのは、そういうことなのであった(爆

このロスは距離にして 100km 以上、時間にして一時間以上にもなってしまった。
ところでこの帰りの車中、先のジェット家の店員について話題になった。同乗者はジェット家の店員が気になっており、あのボソボソとしたしゃべり、力弱い湯切り、テキパキとしていない謎な動きが気になっていたらしい。
ネットで調べてみると彼は名物店員らしく、なんていうんだろう、常連さんたちの間では、この店員を暖かく見守ろう的な雰囲気ができあがっているようだった。また『人志松本のすべらない話』でも桂三度がネタにしていたラーメン屋であることも解った。

さらにこのジェット家のラーメンの作り方が独特であることも解った。
ボクらが入店したのは 15 時近くとすでに客がまばらな上、いつ客がくるかも解らないような時間帯であったため、ボクらが注文してすぐに作り出したが、これがお昼時や夕飯時だと、注文はとるものの席が満席になるまで作り始めないらしい。
そして席が全て埋まると(もしくはある程度お客が来ると)、まとめて作るのだそうな。
なので最初に席に座った人は下手をすると 30 分以上も待たされることもあるのだとか。
へー。
でも、常連さんは文句一つ言わずに待っているらしい。そんな愛のある優しくて不思議なラーメン屋であった。

掛川花鳥園と中部横断自動車道

二日目。
今日の目的地は掛川花鳥園掛川城である。といっても、ボク自身の目的は今日の行程にはない。今日はどちらかというと同乗者の行きたい場所である。掛川花鳥園は鳥を飼っている人間は一生に一度は行けと言われている鳥の動物園で、コンセプトとしては鳥に襲われながら餌をやってそれを楽しむというものだ。
実際にほとんどの鳥が放し飼いにされている。もちろん糞も落とされる。糞を落とされたことを気にするような人が行くところではないのである。

ではボクの用事がないのかというとそういうわけではない。今日のボクの目的は中部横断自動車道の状況を見ることにある。別荘のある清里は山梨県にあるのだが、南で隣接する静岡県との間には南アルプスを始め山塊に阻まれて、移動が大変なのだ。過去に何回か清里の別荘をベースに静岡県の旅行やったことはあるのだが……とにかく山脈を越えるのにとても時間がかかるのだ。
またこの山梨県と静岡県の間に広がる山々は地盤がもろいことでも有名で、両県を繋ぐ国道や林道がことごとく越えられずに途中でとまっていたりする(林道はいくつか車でも通れる場所があるらしい)。

中部横断自動車道はそんな山梨と静岡をつなぐ高速道路なのだが、2017 年に開通する予定が、その地盤のもろさから 2020 年に延期されている。では今、どんな状況なのか? というのが今回のボクの旅行の目的の一つだ。
さっそく往路の動画を撮ったので貼ってみる。

山梨県側の中部横断自動車道が終わったのが 9 時 41 分。そこからひたすら下道をえっちらおっちら走って、静岡県側の中部横断自動車道に乗ったのは 10 時 24 分。とはいえこの間、道の駅とみざわに寄って買い物したりソフトクリーム食ったりしてたので、実際の所下道区間は 30 分程度だろうか?

ところで道の駅とみざわ、ひどい! 何がひどいって、売ってるものの値段。観光地値段にもほどがある!
饅頭一個が 180 円~ 200 円とか、他にも他の道の駅で 500 円くらいのものが 800 円も 1000 円もする。お弁当も高いし! なんだここ? ちょっとさすがに舐めすぎてませんか??

あと下道を走ってたときだったかなぁ? ボクの iPhone がけたたましく鳴って、土砂災害警報の速報が届いた。テストだけど。こんなことしてるんだなぁ。っていうか同乗者の携帯は何も言わなかったんだけど……それはいいのか?(汗

朝 9 時に清里を出発して、掛川花鳥園に就いたのは 11 時 26 分だった。中部横断自動車道が完成したら、たぶんこれよりも 30 分以上短縮されるだろう。ただ、懸念もあって、完成したら混むかもしれない(汗)。

さて、花鳥園である。
実はボクは子どもの頃から恐竜が大好きなのだが、鳥については余り興味が無い。
ただ子どもの頃から、ワニやトカゲなどの爬虫類と恐竜の爬虫類とは足の位置が違うよなと思っていて、しかもそれが鳥の方が近いというのは漠然と思っていたが、恐竜の子孫が鳥類だということはまったく思っていなかった。だから鳥にはずっと興味がなかったんだけど、恐竜の子孫だという話を聞いて鳥を見直そうという気にはなっている。

そもそも鳥の表情(感情)はよくわからない。ボク(哺乳類)からしたら、とても無表情に見えるのだ。
だけど同乗者が鳥を飼い始め、なんとなくではあるが、鳥の感情も解るようになってきた。といってもまだまだである。
とりあえず、少しでも鳥を好きになろうというのがこの掛川花鳥園でのボクの目的であった。

まずは入り口でお出迎えしてくれるフクロウ、二匹。

入ると、花鳥園の花の部分がまずは待っている。しかし、花の名前はわからないwww
キレイだなぁ……としか(汗)。

 

それから最初の鳥のスペースへ。ここはイベント スペースになっていて、様々な催し物が行われる。そしてその催し物に出演する鳥たちが、こうやって並んで我々を出迎えてくれるのだ。やばい、どれも可愛いじゃないか。ちなみに後ろ向いてる子と、切り株の後ろに隠れてる子はとてもシャイらしい……。ぜったいにこっちを向いてくれなかったw なので切り株の後ろに隠れてる子は、横に回り込んで撮った。
メンフクロウも切り株の中に入ったまま、ずっと寝てた。

そしてこちらが放し飼いスペース。所狭しと鳥が飛びまくっている。餌を持っているとたかられるのはこのスペースだ。が……もう午前中からお客さんから餌をもらいまくったのか、鳥たちはあまり注目してくれなかった(汗)。

まー、鶏の声がけたたましいですわ。主にインコだけど。

ハシビロコウ先生! なんと、ちゃんとこっちを見てくれました!
凛々しいお顔です!

こちらは、古墳です(うそ
エミューですな。でも古墳に見える(ぁ
もしくはネッシー(ぇー

触りたい放題触れる。
ダチョウもいて欲しかったなぁ。

猛禽類コーナーにいた、なんか隼っぽいのとでっかいフクロウ。
かっこいいなぁ。

この日も 30 度越えで、池の鴨たちは日陰で寝ていた。

水鳥エリアの様子。フラミンゴ、でけー。かなり近くまで接近してきて、蹴っ飛ばされるんじゃないかと思ったwww

のんびり神奈川・山梨

今日から三日間、静岡旅行に出た。
といっても、今日はベースとなる清里の別荘に向かうのみ。

そして今日はついに炎天下・日陰関係なく常時 35 ℃以上を記録。名実共に猛暑日となった。
しかも同乗者を拾う関係でアンドリングが多発(汗)。暑いのでエアコンを切ることはなかなか出来ず、合計で 30 分以上アイドリングしていたんじゃなかろうか……。まだ燃費は計算していないけど、恐ろしい数値になりそうだorz

初日は清里に行くだけなのに、14 時頃に落ち合った。
それからまずは相模湖へ。
そこで合宿免許を取りに生きている知人がいるので、冷やかしに(ぇー

最初は教習所に行くと、なんかやってないような雰囲気。閑散としている。でも人はいるので聞いて見ると、まだ授業は始まっておらず、生徒たちは宿泊施設にいるという。っていうか、宿泊施設は別の場所なのか……。
なんでもこのあと送迎バスが迎えに行くらしい。
というわけで送迎バスが行く場所を教えて貰ったので、そちらに向かうことにした。
場所は相模湖駅前。
しかし国道 20 号はすでに東京方面へ帰る人たちの渋滞が始まっていた。教習所から相模湖駅に行く途中にちょうど相模湖インターがあり、そこにむかって渋滞が発生していたのだ。

そんなこんなで相模湖駅に到着。おそらく送迎バスを待っている人だかりが出来ているだろうと思ったらそんなものはない。えー。そしたら見知った顔の人間が一人ポツンと佇んでいる。どういうことなの? 他の人は? いやまぁ、この人に会うのが目的だから別にいいんだけど。
それにしてもタイミングが悪かった。本来なら、彼を拉致って温泉に行こうと思っていたのに……。
というわけで彼とは雑談するだけとなってしまった。
そしてそこで一人で待っていた原因も判明。一人だけ試験に落ちて、延長になったらしい。
なので他の人はみんなもう帰ってしまっていたのだ。

マジか。

っていうか教習の合宿っていえばヤリサー的なさ、なんつーの? 合宿場所も湖畔で田舎だしさ、もー開放的になるって言うか、乱交パーティ状態になっててその話を聞こうと思ったのに!!<バーカ
当人の話によるとまったくそんなことはなかったらしい。女性は一応いたが二人で、そのうち一人は外国人だったらしい。とりつく島もなく、みんな卒業していったとのこと。まじかー。

というわけで 30 分ほど話をして、彼とは別れた。
次は本来彼を拉致って連れていこうとしていた温泉である。相模湖からちょっと行ったところにある『秋山温泉』へ。湯質は単純アルカリ泉。時間はすでに 17 時を回っていた。腹も減った。この秋山温泉で食っても良かったんだけど山梨ならではの食べ物が食べたいと同乗者がいうので、ほうとうを食わせて後悔させてやろうと思い立ち、秋山温泉をあとにする。

目指すは以前行ったほうとう蔵 歩成』である。ただここはねー、美味しいのかもしれないが観光地値段なのよねー。もっと安くほうとうが食える店はあるんだけど、ボクが知っているのは富士五湖の方だし道も自信ないのでここにした。
ボク的には「ほうとうって大したことないだろ。ほかに美味しいもん食った方が全然よかっただろ?」って思わせたかったんだけど、同乗者は美味い美味いを連呼。大変満足していた。まじかー。ほうとうってそんなありがたい食べ物か? 地元の人しか食わないよ?
三番目の写真は豚ホルモン。味噌がとても白いご飯が欲しくなる味付けだった。

ほうとう屋を出たのが 20:30。
あとは一路、別荘に向かうだけだ。
途中、双葉サービスエアリアでウィンドウ ショッピングをしたり、別荘近くのローソンでデザートとか買って別荘に着いた。

下の写真はそのローソンで売っていたリラックマのお菓子。
人間ってこういう可愛い食べ物、よく作るけど、それを食べれちゃうんだよね。
なんか不思議な気分。
共食い看板とかもそうだけど……業が深いと感じるのはボクだけだろうか?

人間の残虐性が現れているのかも。おしえて心理学の人!(ぁ