仮想デスクトップを導入してみる

日頃 Windows を使っていて、ふと思うことに、アクティブじゃないウィンドウを半透明にしたいというのがある。つまり、せっかくエロい壁紙を貼ってあるのに、ウィンドウのせいで見えんのじゃコラ! という意味である。で、いろいろツールを試してみたんだけど、自分でウィンドウを半透明にする機能を持っているアプリと相性が悪かったり、αチャネルでウィンドウの形を■じゃなくて不定形にしているアプリと相性が悪かったりして、イマイチ使えるツールがなかった。
そんな折、知人にそういうツールない?って聞いたら、Dexpot というツールを教えてもらった。
結果的にこのツールではボクのやりたいことは出来なかったんだけど、このツール、仮想デスクトップ・ツールで、デスクトップをいくつも仮想的に持っておけるツールだったのだ。仮想デスクトップは過去もいくつか使ってきたのだが、どうしてもマシン重かったり、いろいろ使いづらくて逆に煩雑になったりということが多く、実は今まで使ってはなかったのだけど、久しぶりに使ってみようと思い、このまま導入してみた。


こんな風に、4 つのデスクトップを使ってみている。このツール自体は、最大 20 個までのデスクトップが作れるようだ。
用途としては例えば、普段シナリオを書いたりするのが Desktop 1 で、シナリオを書いているときに急に画像の切り出しを頼まれたり、外注さんに CG を発注しなければいけないとき、デスクトップを 2 や 3 に切り替えて、そっちで新しい作業をする。そうすると、シナリオを作業していたデスクトップは他のウィンドウで何がなにやらってこともなくなり、すぐにシナリオ作業に戻ることが出来る。
あとは処理に時間のかかるものも、他のデスクトップでやっておいて、よく使うデスクトップに戻ってくるという手もある。
デスクトップの切り替えは、ALT+←→キーで出来るようにした、他にも、以下のように切り替えボタンを表示することも可能だ。

ただ誤算が一つあった。Windows 8 からエクスプローラのファイルコピーダイアログが一つにまとまるようになった。つまりある時間のかかるコピーがあったとして、そのコピー中にまた別のファイルをコピーした場合、その時間のかかるコピーのダイアログに新しいコピー情報が追加される。今までは全部別々のダイアログだった。
おかげで Desktop 3 で長時間かかるコピーをしておいて、Desktop 2 で別のファイルをコピーすると、Desktop 2 に Desktop 3 のコピーダイアログが表示されてしまうのだった。せっかく画面を分けたのに、これでは意味がない(コピーがメインの作業の場合)。

あとはボク自身が仮想デスクトップを前提とした操作に慣れていないため、ついつい Desktop を切り替えずに違う作業をはじめてしまったりして、うがーってなることがあるが、これはボクの問題である(笑)。このツールが使いやすければ、このまま仮想デスクトップ環境で使ってみたいと思っている。

Windows 8

8/17 からになるが、一足先に Windows 8 を使っている。エディションは Professional。
あんまり詳しく書くとアレなので、とりあえずざっと Windows 8 で良かったと思う点などを触れてみたい。
ちなみにインストールしたマシンは、以下の通り。

  • CPU -> Intel Core 2 Quad Q9550 2.83GHz
  • チップセット -> X48
  • メモリ -> 12GB(DDR3 10600)
  • SSD -> A-DATA の何か(マテ
  • ビデオ -> nVidia GeForce9600GT(現在は GeForoce GT640)


マシン的には 4 年前はワークステーションで通じた機械だと思う。
で、とにかく Windows 8 は速い。起動だけじゃなく、すべてが速い。この 4 年前の機械を買い換えるつもりだったのだけど、そんな気がなくなるほどに速い。エクスプローラも、タスクの切り替えも、アプリケーションも速くなってる。そこがとにかく魅力。
あとエクスプローラがリボン UI になった。これも使いやすい。
設定系が一カ所にまとまり、そこからすべてを呼び出せるようになった。

ここから管理もコントロールパネルも、システムのプロパティも全部呼び出せる。
さらに、フォルダ作成とプロパティが一発で呼び出せる。

個人的にはこの UI になったおかげで、だいぶファイル操作が楽になった。
あと面白いのが、ファイル・コピーの一時停止ができるようになったこと。
デカいファイルや、たくさんのファイルをコピーし始めてしまったのに、何か作業を頼まれたり、ファイル・コピーよりも優先すべき事項を見つけたりすることはよくある。その時、泣く泣くファイル・コピーを中断していたが(こう言う場合、ファイルをコピーし始める時に時間がかかったりするので、あまり止めたくない)、この一時停止ボタンにより、いつでもファイル・コピーを中断できる。

それと面白いのが IME。Windows で共通となったようだ。
どういうことかというと、今まで、IME の ON/OFF ってアプリごとにしていたが、それが OS 全体で ON/OFF するようになったっぽい(まだ完全に確証が取れたわけではない)。なのであるアプリで一度 IME を ON にすると、他のアプリでもみんな ON、OFF にすれば他のアプリでも OFF になる。一つ一つのアプリの IME の状態を憶えるというクセがボクにはついてしまっているため、今はまだ使いづらいが、最終的には Windows 8 の仕様の方が使いやすいと思う。

最後に互換性については Windows 7 よりおそらく良くなっている。と言うのも Windows 7 で動かなかったソフトが、Windows 8 で動いているからだ。速度も速くなった上に互換性も上がっているなんて、すごいなぁ。
とまぁざっと、Windows 8 でいいなと感じた部分をまとめてみた。

次に Windows 7 の方がいいなと思った点を羅列する。

  • ウィンドウ枠が半透明にならない。
  • Metro UI(タブレット向け UI)はまったく使用しない。理由はこちらに必要なアプリがないため。
  • Start ボタンはやはり必要。なくなってみて解ったが、ボクはスタートボタンをよく使っていたようだ。
    そもそも Windows 7 のスタートボタンってメチャメチャ良く出来てて、あるアプリがよく使うファイルを登録しておけるのね。で、ファイル履歴に埋もれてしまっても、そのよく使うリストに入れておけば、スタートボタンからすぐに呼び出せる。ボクはそういう使い方をしていたので、かなり不便を感じている。
  • 終了やログオフの操作が遠くなった。
    ログオフは Metro UI にしておけば、ログオフは楽なんだけど、Metoro を使わないので、いったん Metro にしてからログオフする必要がある。一方の再起動やシャットダウンは、右に出るメニューを出してからシャットダウンや再起動を選ぶ。下の画像は、左が右のメニューを出したところ、右がシャットダウンや再起動するとき。
     
  • Atok がうまく動かない。とにかく、まず MS-IME と入れ替わる。これは何かキーを押したからだと思うのだが、この IME の切り替えが Windows 7 だと OFF にできたのだが、Windows 8 では、まだどうやって OFF にするのか、見つけられてない。
    あと、勝手に固定モードになったりとか。平仮名固定とかカタカナ固定とか半角カナ固定とかになってしまうのだ。
    いろいろと Atok は挙動が怪しい。なので、早くパッチが出てくれるといいなぁ……。
  • XP モードが古い CPU では動かない。
    Windows 8 には明確な  XP モードというのはなくなったけれども、Hyper-V という PC エミュレータがついてくる。なのでこの上で XP を動かしたりすることが可能だ。が、残念ながらボクがインストールしたマシンでは CPU が対応していなかった。Intel EPT(AMD なら AMD RVI)という仮想化支援機能(おそらく仮想アドレスから物理アドレスに変換するなんらかの機能だと思われる)がないと怒られてしまった。Intel EPT、いつごろの CPU から搭載され始めたんだろうか……。

で、結果的に Windows 8 にすべきか? というところなのだが、従来の Windows アプリしか使わないのであれば、Windows 7 で充分と思われる。が、Windows 7 でもちょっと苦しいマシンを使っている人は Windows 8 にするメリットはあると思う。とにかく速いので。
あとは Windows 8 にスタートボタンをつけるアプリとか出回り初めているみたい。これを入れるなら、単純に速度の速くなった Windows 7 になるので、Windows 8 を入れる価値あり(笑)。いや、けっこう本気です。

とりあえず動いている

翌日、出社してマウスをちょんっと動かすと、ディスプレイにはログオン画面が現れた。どうやら開発機はちゃんと動いていたようだ。ログオンすると、普通に使える。しかし数時間もすると同じようにブツンと落ちてしまった。 うーん、困った。 ハード的な故障かなぁ……だとしたら原因を探るのは大変だ。 で、セーフモードで起動してみたらどうなるんだろうか……と思い立った。 ところが Windows 8 って、セーフモードで起動するの、けっこう大変なのね(笑)。起動時に F6 だったか F8 だったかを押すとか、そんな生やさしいものではなかった。インストール・ディスクから起動してコマンド・プロンプトを起動。そこからなんか起動に関する定義ファイルを書き換える的な。

で、VGA モードで起動しようと思ったら、どうやらそういう機能はないっぽい?
仕方がないのでセーフモードでムリヤリ nVidia のドライバを入れようとしたんだけど、ハネられてしまった(当たり前)。
しようがないので通常起動して、正常に動いている間にドライバをぶっ込んでしまおうということで、Windows 8 対応の最新のドライバをインストールした。

そう、nVidia のサイトにはちゃんと Windows 8 の項目があった。びっくりした。
Atok なんか未だに Windows 8 に対応してなくていろいろ困っているというのに!

で、その後はとりあえず動いているようだ。
今のところ大きなトラブルもない。ビデオカード買ったのは損!?

しかし土日も含めて今日までまったくサーバの設定が進んでいない……orz
そのおかげでさらにボクの仕事も進んでいない……orz
うがー!

職場の開発機が壊れた

サーバ設定、二日目。 自分の開発機からリモートでサーバの設定をしていたのだが、突如、自分の開発機が落ちた。再度電源を入れると、CPU の熱オーバー表示が。あらら、熱暴走か……。心当たりはあった。それは今まで使っていても、時折ファンの音がすごかったときがあったからだ。で、今回、引っ越ししてからマシンを足許においたのね。空気の流れが一気に悪くなり、そして落ちてしまったようだ。 とりあえず応急措置としてケースの蓋を開けて使っていたのだが、それでも落ちる。 しかも CPU の温度はそんなに高くない(39℃)。 なんだなんだ? と、よくよく観察してみると、どうやら落ちているのはディスプレイで(というか画面が映らなくなる)、OS 自体は生きていることが判明。というのも普通に BGM は流れているし、ネットワーク経由でもこの開発機にアクセス出来るし、Windows Live Messenger でメッセを送ると、メッセの着信を知らせる音が鳴るのだ。

ビデオ・カードが壊れたのかなぁ……。

と、原因を探っているところで打ち合わせの時間となってしまい、五反田へ。 せっかく五反田に行ったので、帰りに秋葉原によって、安いビデオ・カードを買って来た。とりあえずこれで様子見。数時間使ってても問題ない感じだったのだが、23 時頃、やはり同じ現象が起きてしまった……。

Windows イベントには特にこれと言ったエラーは記録されていない。

電車がなくなってしまうので、この日は修理を諦め、とりあえず電源を入れっぱなしで帰ることにした。

ちなみにこの開発機のスペックは以下の通り。

  • CPU -> Core 2 Quad Q9550(2.83GHz)
  • Chipset -> X48
  • Memory -> DDR3 10600 12GB
  • Storage -> 128GB SSD + 1TB HDD
  • OS -> Windows 8 Professional
  • Video -> nVidia GeForce9600GT

購入は 2008/09/23 らしい。4 年かー。ボクはいつも 3 年ごとにマシンを新調するのだが、去年は無職だったり今年は車買ったりでお金がないので、この開発機にはもうちょっと頑張ってもらいたいんだがなぁ……。あと思い入れ的なことを言えば、この開発機でマスターしたソフトもこれまたけっこう数が多くて、それはそれで感慨深いものがあるのである。
ただ、とにかくマザーがじゃじゃ馬だった。マザーボードは Intel の DX48BT2 という製品なのだが DDR3 がまだ世に出たばかりのマザーで、とにかくメモリ合性がひどい。4 枚差すと動かなかったりとか、もうとにかく大変だったのを憶えている。
その辺の悪戦苦闘ぶりは、過去の日記に残っている。

  1. 発端
  2. 状況
  3. 悪戦苦闘
  4. テスト
  5. 解決

ちなみに、この開発機はまったく同じものが自宅にあったのだが(上の解決のところで出てくる機械)、そちらは世代代わりをし、第二の人生を知人の家で送っている。

Skype

Skpye を導入することになった。
理由は外注さんが skype を使っていることが多くなったからだ。IM はずっと Windows Live Messenger 一辺倒だったのだが、最近この IM は受けが良くない。まぁ確かにいろいろ動作が変だったりする。が、IM をいくつも常駐させるのがいやだったので、ずっと Windows Live Messenger を使ってたのである。う~ん、skype は Microsoft が買収したので、Windows Live Messenger と統合されるのかなーなんて思ってたんだけど……このまま二本立てで行くのかなぁ……。

で、Sykpe、今まで使わなかったのは理由があるのだ。
それは 2007 年の日記に載っている。
あれ以来 Sykpe は入れるのを躊躇っていたのだが、Windows 8 ではどうかと言うと、普通に動いているようだ。ただ時折 Skype ホームが砂時計状態でいつまででも表示されずに、そのうち Skype ごと巻き込んで落ちる事があるが……。まぁでも Skype ホームを表示しなければいいだけなので特に困っていない。

あとはいろいろ企画考えてた。
萌えゲーが苦手という割には、7 月からひたすら企画を作り続けている。
色んな人の力を借りながら、ようやく 2 本は決まりそうである。
そのうちの一本はいろはと同じ世界なので、是非ともきっちりと表現したいところだ。