新潟の幸、群馬の幸

さて、湯田中を後にし、さらに上信越道を北上し、新潟は直江津へと向かった。
海の際を食うために。
日本海側しかも上越側は多少ではあるが西の文化が入りはじめるので出てくる魚も種類も東京とは異なるだろうというのがボクのもくろみだ。しかし湯田中を出たのが 14:11。そもそも店がやっているのか? 個人店はみんなお昼休みに突入している時間帯だ。

なので店はいくつか候補を出しておいた。

入ったお店は『富寿し』。中はがら空きで客はボクらだけだった。板前さんを独占!

二枚目はイカ刺し。
三枚目は地ふぐのタタキ。
4 枚目がフグの白子天ぷら。
5 枚目がめぎすの天ぷら。
6 枚目が同じくめぎすの一夜干し。
7, 8 枚目が岩牡蠣焼き。
9 枚目が刺身盛り。
10 枚目が日本海握りで、11 枚目が締めのかんぴょう巻き(何

寿司と刺身にのどろぐろが入ってるはず! お魚の種類は
あと値段は激安というわけでもなかった(汗)。東京よりは安いけど、一割ほど安いくらい?

それからドライブ。え、今までだってドライブだって? 今までは高速道路メインの移動。
今度は下道で越後湯沢まで行く。
そして越後湯沢でひとっ風呂。単純温泉なのでここで硫黄を落とす意味も一応ある。ボクは付いたままが好きではあるんだけどね。
入ったのは越後湯沢の共同浴場『岩の湯』。


さらに晩ご飯を食べに南下。行きたかったのは月夜野にある『あすか』なんだけど、なんともう閉店時間だった。

というわけで群馬県の心の味『登利平』へ。
ここでしこたま鶏肉を食い、帰路についた。

総走行距離は584.5kmだった。

アップルパイの写真は「高っ!」って思って撮ってしまったもの。
焼きまんじゅうは自分用。実はこれ以外に忠治茶屋の焼きまんじゅうは、焼きまんじゅう大好きな知人のために買ってあったりするのだ(ぁ

振り返ると予定通り行かなかったのは『レストランあすか』くらいか? 資料写真もたくさん撮れたし。
ただ資料写真は日記にするときに大きな問題があることが解った。というのも iPhjone 14 Pro にしてから RAW データで撮れるようになったため、この RAW から日記用の Jpeg にするのがかなりめんどくさい!(汗
今後も大量の写真を撮ることを考えるとなんか効率化するいい方法をみつけないとなー。

へぎそばとあすか

さて、雪の温泉街を撮影するという目的は失敗に終わったわけだが、グルメはどうだったのか?
今回は越後湯沢ではへぎそば、そしてディナーは洋食と決めていた。やはり新潟県に行ったら、へぎそばを食べるべきであろう。ちょうど同乗者もそば好きである。

まずは越後湯沢でおそらく一番有名であろう中野屋に行って見るも、行列状態。しかも車を駐める場所がよくわからない。少なくとも、満車に見えた……。しばらく越後湯沢の西口付近をウロウロしていたが、結局中野屋をあきらめ、もう一つ、越後湯沢駅内にある小鳩屋に行くことにした。

そばはうまかった! 麺がぎゅっと締まっていて、つるっと口に入れたときの感触もそして喉越しも申し分ない。へぎそばはそれなりに歯触りが独特だよね。かえしはちょっとしょっぱめ。まぁそばはこれでいいのだ。
ただ、天ぷらがイマイチ(汗)。あれー? サクサクじゃないぞ?? 家で揚げたみたいな<ヲイ

写真には撮ってないけど、越後湯沢駅が色々がんばってた。
なんだろうね、お土産テーマパークみたいになってて、新潟の色々な特産品が売られていた。とくにお酒には力を入れていて、試飲も出来るし、種類も豊富! かなり人がごった返していて、凄く賑わっていた。

夜は洋食なのだが、こちらは店もちゃんと決まっている。群馬の洋食屋と言えば『あすか』である。なんだかんだで 4 回も来ている、お気に入りの店だ。ここは薄味でいてけっこう色んな味が溶け込んでいて、飽きない味付けをしている。そして意外と量がボリューミー。
今回は色々迷ったあげく、カレーの包み焼きを頼んでしまった。写真のでっかいマッシュルームみたいなのがそれだ。パイ生地で包まれた中はカレーとなっている。いちおうご飯がついてるけど、カレーだけでも味わえるようになっている。
ケーキまで堪能して、すっかりいい気分になってしまった。

これだけ食べても深夜のファミレスに行ったのと変わらない値段なのだから、ありがたい(もちろんここまでの移動費はかかるけどねw)。

写真には失敗したが、グルメの方はまぁ成功ではなかろうか? へぎそばも食えたし、大好きなあすかにも行けたし。

今年もめげずに雪を撮りに行く

2 月も終わりである。今冬は 12 月から雪による悲鳴が東北各地で上がっており、早い降雪に見舞われた。当事者には申し訳ないが、心の中ではしめしめと思っており、これは 2 月には雪の写真がバッチリとれるぞなどと考えていた。

その後も豪雪のニュースは絶えることはなく、特に青森や北陸などではかなりの積雪となっており、この分であれば新潟や北関東もすごいことになっているだろうと予測していた。しかしその猛威は 2 月に入っても衰えていないようで、土日も悪天候になるなどなかなか出掛ける機会が無かった。
しかし不安もあった。2/3 に会津に行った感じでは、思ったより雪がなかったのだ。

そして 2/25 である。今回は水上温泉を中心に攻めることにした。前々から水上温泉がイイ感じに雪に包まれていると同乗者からも連絡が来ており、水上温泉の観光協会かどこかのツイートもイイ感じの温泉街の写真をアップしていた(もうアドレスは忘れてしまったが)。
ここは温泉街が結構ひなびていて、江戸時代などを彷彿とさせる木造の温泉街とは異なるが、昭和の温泉街の雰囲気を残しており、それに雪がもっさり積もっている写真を撮りたい…! と思っていたのである。
またせっかく群馬の最北の街に行くわけだから、ついでに新潟に足を伸ばして、温泉は越後湯沢に入ろうと計画した。ちなみにこちらはバブル期に隆盛を極めた温泉街で、写真的にはまったく面白くない街なのは解っているので飽くまでもこちらは温泉に入るだけである(ぁ。

と言うわけで、まずは越後湯沢に向かう。

雪の量は期待通り。あー、ここが雰囲気のよい温泉街ならなぁ、と思う。
本当に惜しい<ヲイ
しかし開発の余地というか、盛り上げる要素はたくさんあった。湯沢がぜんぜんやる気がない(?)だけで、情報発信やイベント、飾り付けに至るまでまだまだやれることはたくさんある。雰囲気の統一とか。この辺、がんばれば、湯沢はかなりイイ温泉街になると思う。

問題なのが駐車場事情だ。そもそも駐車場そのものが少ないように見えた。また駐車場つきのお店も少ない。一応公営の駐車場があってそれもとても広いのだが、西口にも東口にも出られるようにしたせいか中途半端に遠い場所にある上、坂の途中にあるため、西口に行くにも東口に行くにも坂を通っていかなければならない。

まーでもお湯はけっこう好きだ。同乗者は長いこと皮膚の爛れに悩んでいたのだが、それがかなり緩和されたらしい(ちなみにその後、同系統の別の温泉に行き、完治した)。温泉の力、様々である。

さて、いよいよロケ地である水上温泉へ…!
そして、水上温泉での写真は、ない!
はい、雪はほとんどありませんでした。

なんなんだよ! 天気予報であれだけ北関東もヤバいって言ってたのに、いざ行ってみたら建物に雪なんかほとんど積もってないし、道は普通にアスファルト色だし、どういうことなの? なんなの? 東京の人たちをバカにしたかったの?

あいつら雪に釣られてきたんだぜ? 情報に踊らされてやんの、プププー!

ってことですか!?
というわけで今年も大敗北を喫した。というか、今のところ紅葉と雪に感しては敗北続きである。実は平湯温泉奥飛騨にするか、この水上温泉にするか迷ったんだよねー。平湯は遠いから水上温泉にしたんだけど、やっぱ手抜きをするとこう言う目に遭うと言うことか<いやあんまり関係ない