バブルってどうしてはじけたの?

バブルってどうしてはじけたのか端的に説明しているサイト。
バブルがはじけた原因を解説している記事は多く、また見方もいろいろなので、この記事だけが正しいというわけではないのだけど、平成の人に「昔バブルってのがあったんでしょ? どうしてはじけたの?」って聞かれたら答えるにはうってつけではなかろうか<マテ

ところで今の日本は経済成長率も低く、GDP 成長率もあがらないと色んなところで嘆きが聞こえ、そしてそれらはみんなバブルのせいだとよく言われる。
が、今はもう違うと思うんだよなぁ。だって何年前よ!?

もう、バブル関係ないよね。バブルの所為にしてるだけで、日本の実力がどんどん下がってるのが現実だと思うよ。働き方の根本から見直さないと行けないんじゃないかとボクは感じている。とくに IT 分野は日本はとても弱い。お国も企業もね。

アメリカ大統領選、雑感

アメリカ大統領選があった。結果はまぁ皆さんご存じの通り。
どちらになるかは不透明ではあったけれども、なんというか全体的にはクリントンに決まるんじゃないの~みたいな雰囲気をボクは感じていた。そしてそう感じていた人は多かったのではないかと思う。
とはいえ、まぁそれはあくまでも日本の話。

果たしてアメリカ本国での雰囲気はどうだったのだろうか?
報道から見えてくる雰囲気は、やはりクリントンだろうなぁ~みたいな空気が流れているように感じたが……。

さて、トランプさんである。
良くも悪くもアメリカを変えてくれるだろうと期待されているようだが……。
どうなんだろうね?
今のところ、ボクの見えている未来はあまり明るくない。
うまく言えないけど……彼の裁量ではアメリカの舵取りは難しいのでは無いかと感じている。
この辺、どうなるのだろうか……。
中東情勢やアジアの安全保障において、なんだろうね、20 世紀初頭あたりまで後退しかねないなんて言い方は大げさなんだけど、なんかそんな感じ<マテ
とはいえ歴史というものは後戻りしない。それは日本の歴史をみてもそうで、昔に戻ろうとする力は常に負けてきた。なのでトランプさんだけでなく、周囲のスタッフや行政に関わる様々な人にも期待したい。
ただ今のところトランプさんの人事は、中小企業の社長かよ! ってな感じなんだよねー。

まぁでもアメリカ国民が彼を選んだのだから、彼に期待するしかないんだけど……。
彼が本当の切れ者であることを願うしか、今はないのかなと思いつつ……。

何故その法律があるのかを考えよう

RMT の話。
まー、何度かこの日記でも触れたとは思うが……。
今回は RMT の話ではなく、法律の話。
ボクのツイートは、下記の記事に基づいて発言されたものである。

でね、この記事についているコメントがまた面白くてさ、「ゲームを提供している会社の規約は法律とは異なる」「法律の方が優先される」「法的には何も悪いことはしていない」という書き込みが結構あるのよねw
これ、RMT 業者の中の人が書き込んでるんだろうなとは思うんだけどww

ただここで言う「法に触れてない」という言葉は、何も RMT だけでなく、日常生活のなかでもよく聞かれる言葉だと思う。不動産業界、マスコミもしかり、外食産業、小売り産業などなど、法律ギリギリのことをやって凌いでいる業界はたくさんある。
ボクだってエロゲを作っているとき、法律ギリギリを攻める(笑い
内容しかり、モザイクしかり。とにかくギリギリまでエロく!
って頑張る。お客様のために!<マテ

なので RMT 業者が言うことも、まー、わかる。
結局、立場が変われば自分も RMT 業者と同じようなことをしているのかな、と、この時は思ったのだ。

でも本当にそうなんだろうか?
法律ギリギリを攻める、法に反していなければ何をしても良い、という言葉はどんな法律に使ってもよいとは思うのだけど、どんな状況で使って良いかは限られてくるような気が、ボクはしている。
例えばエロゲの場合、その名の通りエロを売りにしている。
なのでボクはなるべくモザイクの範囲を狭くしたり、アナルやヘアなどはモザイクをかけずに倫理機構に提出して、OK がもらえないかどうかを常に試している。女性器も一本スジならモザイクかけずに出して、NG をもらうこともよくある。
端から見れば、アホやなぁと思うかもしれないが、エロくなる為の努力はしているつもりだ。
音声なんかも隠語は最近はピー音(や、無音)を入れなくても良いのだが、嫌がる声優さんもいるため、OK か NG かを事前に確認して、OK な声優さんにはそのまま喋ってもらってたりする。

で、RMT。というか、まぁ、法律。
たとえばネトゲの場合、ゲーム会社が定めた規約はそのネトゲを楽しんでもらう事を前提に作られているはずだ。その中で RMT を禁止するべきとゲーム会社が考えたから、RMT 禁止となっているわけだ。
だが、法律は特に RMT への規制はない。

その法律(というか、禁止事項や約束事)がどうしてできたか、という背景を考えると、法に触れなければ何をやっても良いという風にはならないのではないか。しかしながらそれを咎める方法は現状、世論以外はないのではないか。
ただこの世論も問題で、たとえばバチカンにマクドナルドが出店するのを市民が反対したため、出店できなかったっていう事件があったんだけど、マクドナルドはバチカンの指定する景観や販売方法の法律をちゃんとまもって準備してきた。それが地元で反対が起こっただかなんだかで、結局反故にされてしまった。法律を守っているのにそりゃないよって話だ。

あぁ、結果的に何が言いたいか解らなくなってきた(笑)。
そうなんだよ、そもそもこの記事を書き始めたときは、「法律に触れてなければ何をしてもイイ」という理屈を否定したかったんだよ。でも色々書いていたら、それぞれの立場での主張にしかならないと言うことに気付いた。それだといつまでも平行線だし、争いごとになってしまうので「法律ではこうしましょう」と決められている。だから「法律に触れてなければ何もしてもイイ」というところまでは主張する。そして世の中はそれで動いている。

まぁそんなわけで、今回はボクの浅はかさが露呈されたということがよく解ったと言うことで(^^;

 

新卒がなくなる方向になっていくのか?

なかなか興味深い記事をみつけた。

新卒を廃止するというものだが、よくよく読んでみると、新卒という概念がなくなるわけではないようだ。とはいえ、これは大きな一歩のような気がする。
何が大きな一歩か?

ボクは企業の採用は中途採用しか存在しなくて良いと考えているからだ。
そもそも仕事とは自分がやりたいこと、もしくは自分に向いている(と少なくとも自分は思い込んでいる)仕事に就くべきであって、仕方なくやる仕事はその人の人生をいろいろと蝕む。仕事は仕方なくやるものと考えて仕事をされると、クオリティは落ちるし、不正もしやすい。
また仕事に対する将来の展望がないと、学生時代、遊ぶことしかしない。一番肉体的にも頭脳的にもノリにノっているときに勉強しないなんて!

いやもちろん、遊びも本気の遊びならいいと思うけどね。それが仕事になるから。

まぁそんなわけで終身雇用も崩れてきて、欧米型になっていくのであれば、中途採用をやめ、さらに大学なんかも入りやすく出にくい構造にしていく必要があると思う。給与形態だけ終身雇用を辞められても困る! 新卒や大学に入りにくく出やすいという構造は終身雇用が前提になっているはずだ。

信長と天皇

以前、こんなツイートをした。
このゲームはとんでもない規模になるので、ボク自身が個人でなにかするということはないのだが、アイデアとしては面白いなぁと思っている。で、なんとなくこの企画を考えていて思ったのだが、織田信長が天下を統一した場合、天皇制はどうしただろうか?
あくまでもボクの知識からでしか測れないが、鎌倉幕府や室町幕府は天下を取ったとは言え、天皇制を廃することはなく、別政府とした。
信長の足利義昭の扱いを見るに、信長としては別に天皇制を残そうとは思っていなかったのではないかと、ボクは考えている。つまり、天皇も廃し、自分が完全に国家元首になるつもりでいたのではないか。

そこで第六天魔王である。
Yahoo! 知恵袋ではあるが、以下になかなか解りやすいものが載っていたので、参考になると思う。

つまり太平記(1300年頃成立?)や沙石集鎌倉時代)などによると、仏教よりも神道が下という記述があるのである。これは成立した年代を見ると解りやすく、ちょうど頼朝が朝廷から距離を置いた時代で有り、その結果かどうかは解らないが武士は神道というよりは仏教寄りになり(言葉も鎌倉時代にずいぶんと京言葉から作り替えられた)、また天皇側を貶めるという意味でも、上記のような書物が成立していったのであろう。

つまり、信長自身が第六天魔王を名乗ることによって、天皇よりも上の存在であることをアピールすることが出来るわけである。

では何故こんなめんどうくさいことをする必要があるか?
それは、日本元首の正当性である。良くも悪くも天皇家はそれこそ弥生時代くらいからずっと受け継がれてきた。戦国時代では弥生時代とかそういう認識はなかったとしても、遥か昔から天皇家が日本の元首を務めてきたことは解っている。
となると、いくら戦争でムリヤリ天皇家を打ち倒して、「はい、今日から信長がこの日本の元首ですよ」と言ったところで説得力に欠けるだろう。しかしながら、この天皇家の伝統に敵うのは簡単なことではない。

欧米ではそもそも国がなくなってしまったり、国家元首が別の血筋の者だったりすることはよくあることだが、日本の場合はそうではない。日本の場合、政権がひっくり返るようなことがあっても、それは天皇が打ち倒されるのではなくて、その時に政権を握っていた存在が打ち倒され、天皇はそのままであることが多い(もちろん、天皇の座を狙った謀殺などは明治まであったが、それは天皇制を変えるという動きではない)。

そんなわけで、かのアメリカもそうしたように、日本から天皇をどかすのは、非常にめんどうくさいのであるwwww

つまり信長は別におごり高ぶりで第六天魔王を名乗ったわけではなく、ちゃんと意味があって名乗っているのだろうなとボクは思っている。存外、明智光秀なんかは気付いていたのではなかろうか? なんてそれは言いすぎかw

まぁ万が一、信長が世界を統一するゲームを作る場合、この辺の天皇の問題は取り扱わないのが吉だろう。そんな、与太話。

4 連続の特盛りざるうどんと自転車専用レーン

お昼に『酔壱や』行った~。またまた特盛りざるうどん頼んじゃった(汗)。
暑いので冷たいうどんがつるつる入ってしまう(汗)。

何故かうどんは 1Kg とか食えるんだよねぇ……。ご飯はムリなのに……。なんでだろ?

しかも確かに、夏はしょっぱめのだし汁が心地よく感じるものだねぇ。
本能的に塩分を欲しているのだろうか?

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ところで会社に行く途中、浅草橋駅西側の南北の道路が、パーキングスペースが全てつぶされて、自転車専用レーンになっていた。浅草橋は駐車場争奪戦が激しく、こういった路駐できるスペースも大事なので、車ユーザにはけっこうな打撃かもしれない。

まぁしかし、上の Google Street View の画像を見れば解るとおり、終始車が停まっているので、自転車ユーザからしたらムカつくのかもしれないなw

ところでパーキングをつぶして自転車のレーンを作ろうというのはどういう過程で決まるのだろうか? 地元の人たちや、ここを通る人たちが区役所に申し立てとかしたんだろうか?

宗教はバカが信じるもの

ボクが時々ネタ探しの時に眺めているサイトに、なかなか面白い記事があった。

このスレッドを立てた人は、その人の書き込みを信じるなら医者で有り、そしてその所為かどうかは解らないが、しっかりと「現実」と「知識」に基づいた発言をしているように見えた。端的な区別をしてしまうと、無神論者と思われる。

さて、この記事にあった、以下のグラフがボクの興味を引いた。

この図は縦がその国の人口における宗教者の割合(%)、横がその国の平均 IQ をしめし、各宗教の信者がどこに位置しているかを表している。コレを見ると明らかなとおり、頭のいい人ほど宗教を信じていないことが一目瞭然である。
なるほど、これは面白い。

その他、気付いて欲しいことはそのグラフの周囲にいろいろ書かれているので、ここでの説明は省略したい。

このグラフを誰が集計し、どこに載っていたものなのか、ボクはちょっと解らない。「宗教を信じる人はバカだ」という結果を導き出したいがために統計を操作したグラフなのかもしれないが、まぁ、そこは今疑ってもしようがない。

だが、「宗教の多様性やその容認は頭が良くなくては受け入れられない」という事は、高校で世界史を学んだ人なら、解ると思う(ヨーロッパにおいて宗教の自由が認められるまでの道のりのことを指している)。そして上のグラフはその延長線上にあるとボクは思い、そして誰しもが漠然と心の中で思い描いていたことではないかとも思うのだ。
ここでもう一つ言えることは、やはり宗教(というか、神)というものは人間の想像上のものであって、この世界に存在しないのではないか、ということであろう。
なかなか宗教者にとっては厳しい現実を突きつけられたと言えると思う。

ただ IQ というものは、頭の良さを測るためのある一つの角度で有り、全てを網羅しているのかというとそう言うワケではないという声もある。IQ テストは訓練すれば上がるという話もある。ただ、それにしても頭の良さを測る指標の一つには変わりはないので、ご託を並べたところであまり意味はないだろう。

では IQ さえ高ければ良いのかというと、そう言うワケではない。日本ではわりと意見の割れる、いわゆる「倫理」の部分はまだ IQ では測れないことが解っている。しかしながらこの倫理というものは環境によっても変わるため、なかなか数値化しにくい。ところが、宗教はこの倫理の指針を示していることが多い。
実際、IQ が高かったとしても、その頭で納得のいく罪の犯し方が説明できれば、それを実行してしまうからである。解りやすい例としては、歴史家や資本家が「戦争も経済活動の一つだ」と言い切って、損得だけで戦争に踏み切る(歴史家なら戦争をそのように評価する)ことだろうか。また、資産家などの金持ちが自分の理論において殺人を犯すことも少なくない。たとえば第二次世界大戦のドイツのユダヤ人虐殺などは、そのような理論の元、行われた可能性が高い。ナチス ドイツの高官たちの IQ は非常に高かったことが解っている。
つまり IQ が高いからといって、抽象的な「人間性」とか「愛」とか「良心」などといった部分まで高いとは限らないのである。

もっとも、宗教もまた、神の名の下に犯罪(テロ)を犯すこともあるわけだが、あちらはちょっと事情が異なる。あちらも知恵と知識を使って宗教をうまく利用して犯罪を犯させている(犯している)のであって、宗教そのもののせいではないと思う。

とは言え、倫理がどうとか愛がなんだとか言っても、世の人たちはそういった抽象的なものよりも IQ という数字を信頼してしまうだろう。

そんなわけで、なかなか興味深いスレッドであった。
ついでにコーランを理解する一つの見方としても、今回のスレッドは面白いと思う。
今後、科学が発達して行くにつれ宗教は滅びていくのか、それとも科学によって新たな再発見があるのか、それは解らないが、今後も様々なことがボクらの目の前に露わになっていくだろう。