北埼玉の古墳を見る

埼玉県北部~群馬栃木南部・茨城西部には古墳が広がっている。今で言う利根川流域、なのかな?(利根川は江戸時代より前は東京湾に注いではいたものの、鬼怒川など銚子方面に伸びる河川はいくつもあったので、この辺りは河川の豊富なエリアだと推測している)。おそらく縄文時代からずっと人が多く住んでいたエリアなのだろう。
また、早くから大和王権に従ったエリアでもある。

この頃、東京はまだまだ田舎で、近畿地方からの道路も群馬県に向かって延びていて、後にそこから南に下る道路が整備された。戦国時代に甲斐(山梨県)から小田原を攻めた武田信玄も、わざわざ長野・群馬を通ってそこから南下して神奈川県入りしている。東京が江戸時代になってから整備された街だということがよく解る。京都へ向かう中山道がなぜわざわざ北上してから南下するのかは、そういう経緯があったりするのだ。

というわけで埼玉北部~群馬・栃木・茨城に広がる古墳エリアは、弥生時代からそれこそ平安時代くらいまで関東の中心と言えるかも知れない。

で、なんで古墳時代なのか。それはボクの作品で日本が舞台の場合、日本のアイデンティティをこの辺りに求めているからだ。
天皇制や大和魂、そして日本の伝統というのはこの頃にだいぶ形成されており、それから飛鳥・奈良・平安で平和的文化も成熟され、武士の時代へと入っていく。
一方、今の右翼が主張する美しい日本像はどちらかというと明治維新の時に確立された天皇制であり、あれを伝統というのはボクは違うと思っているのである。アレは当時の列強と肩を並べるべく、薩長によって整備された当時としては最新の宗教であり、今まで国と言えばだった概念を日本列島全体を国として認識するために必要だった国民の精神を統一するための制度だ。我々日本人は、そこにルーツを求めるのではなく、弥生・古墳時代にこそルーツを求めるべきという考えが、ボクにはあるわけである。

さて、ところがそれには大きな問題があって、それは縄文時代だ。↑でいうボクが思うルーツはあくまでも弥生人のものだ。大和王権が当初、関東や東北の制圧に苦労したように、そこには違う民族(蝦夷)がいたわけで、そちらのアイデンティティもまた日本人のルーツであるはずだ。ところが縄文時代から続いていた文化は、弥生時代に増してよく分からない。特に宗教(神様)については徹底的に(?)大和王権によって上書きされてしまっており、当時の神様の名前やまた英雄や指導者の名前もあまり残っていない。
それでも諏訪大社なんかには出雲の神が来る前の情報がほのかに残っていたり、東北のあちこちには歴史の教科書には出てこないご当地の支配者(たぶん酋長クラス?)の名前が残っていたりする。ただそれらはだいたい悪者になっている事が多いが(汗
教科書に出てくる蝦夷人といえば、やはり阿弖流為が有名であろう。

で、ボクの作品の世界では日本は三つの勢力が今でも存在していて、それはまず元々本州の半分(浜松まで)と九州の北部を支配していた出雲国の勢力(国津神──これが邪馬台国ということになっている)。それから九州から出てきて国譲りで出雲国を受け継いだいわゆる今の天皇家の勢力(天津神)、そして縄文時代に日本を支えていた縄文人達の神様の勢力だ。ただ縄文時代の神様達は一枚岩ではなく、それぞれの土地の土着の神様であったため、結局天津神に圧倒されてしまい、現在ではゲリラ的な活動を強いられている。これらの勢力は九州の隼人熊襲、沖縄も含めているのだが、九州の勢力はすでにもう途絶えたことになっている。
一方の国津神は基本的には天津神に帰順したことにはなっているものの、水面下では時々やりあっている。

そこにさらに複雑なのが、民族的な勢力は上の三勢力なのだが、宗教的には仏教やキリスト教、イスラム教も入ってきたりしていてさらに新興宗教についてもバックにはイモータルの影があったりする。

いろはも、翼をくださいも、1/2 summerTimepiece Emsemble もバックボーンはそんな世界なのだ(汗

というわけで、埼玉の古墳たちを見て来た。この場所は蝦夷が住んでいたエリアであり、早くから近畿勢力の影響が見られる。
すでに作品に出ているキャラクタでこの時代にも現役だったのは、若先生、そして熾永稲置、またが掲げられる。黒翼含め翼をくださいの天使たちは封印状態にあり、存在はしていたがイモータル性は持ち合わせていない。ただし黒翼は賢者(Magic User)ではあった。
またルイーゼの祖先はまだヨーロッパにいた。彼らが北欧の神々を引き連れて日本に逃れてくるのは 8 世紀に入ってからだ(奈良時代)。

埼玉県立さきたま史跡の博物館

まずは展示物から。もともとこの博物館に行こうと思ったきっかけは『古墳時代の装い-おしゃれな古代人-』という規格があったからだ。もちろん、この博物館自体は前から行きたかった場所ではあるんだけど……なかなか腰が重かった(汗)。実は都内でも行きたい郷土資料館とかもけっこうあるのよね。

というわけで、まぁ写真はこんな感じ。説明も読めるように今回は QXGA(2048×1536) だけでなく HXGA(4096×3072) の画像も用意した。

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埼玉古墳群の古墳達

そして野外に出るわけだが……この日は曇り時々雨で光が圧倒的に足りなかった__orz
なので写真はボロボロだ。補正してこの有様。やっぱり外ロケは晴れの日じゃないとダメだなぁ。まぁ iPhone のカメラだからってのもあるのかもしれない。フルサイズの一眼とか持ってたら違ったのかなぁ?

とりあえず解りやすい解説サイトが用意されていたので、詳細はそちらが詳しい。
写真は全部の古墳を撮ってはいない。というのも古墳の形はまぁなんだ、ゲームではそこまで細かいディテールは求められないし(汗)、どちらかというと重要なのは石室の中とか副葬品なので。

一、二枚目は稲荷山古墳で、三枚目以降が将軍山古墳だ。将軍山古墳は内部についても詳細に展示物が用意されていた。

 

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下の写真は歩いてたらあったので思わず撮ってしまったお地蔵様。場所はこの辺

浅間塚古墳

こちらは神社になっている古墳。浅間塚古墳というらしく、↑の博物館の公式マップには載っていない。古墳のテッペンに前玉神社がある。前玉と書いて「さきたま」と読む。弘前と同じ読み方だ。前玉という埼玉の書き方は初めて見たかもしれない。この古墳の解説は案内板に詳しい。ただ、拝殿を撮ろうとしたら……なんか儀をやっていた。うーむ、タイミングが悪いなぁ。結局奥の方とか本殿とか撮れなかった(本殿があったのかもわからないが)。秋保神社の時もちょうどなんかやってて中が撮れなかったのよねぇ……。

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さて、埼玉県立さきたま史跡の博物館周辺はこでおしまい。とりあえずお昼ご飯を食べる事にする。
ブラウザのブックマークに行田のメシ屋なんて登録されているかなぁって思ったら普通にあったw 恐るべし、ボクのブックマーク。
というわけで行ったのは『加賀屋食堂』という定食屋。14 時頃入ったんだけど凄い人だった。ほぼ満席。人気店なんだなぁ。
まぁボクのブラウザのブックマークに入っているってコトは、有名な店ってことになるので人気店なのは当然か。

なんかメニューがいろいろおかずが選べるようになってて楽しい。とりあえず牛焼肉とハムカツとからあげを頼んでみた。
うん、見た目通りの美味しさ。期待を裏切らない味付け。特に何が美味しいとかは覚えてないんだけど(汗)、どれもバクバク食べられた。

八幡山古墳と防人藤原部等母麿遺跡

今度は博物館から少し北にある古墳『八幡山古墳』へ。もろ住宅街の中にある(汗)。
ここはなんと、石室の中が見られるのだ。
元の古墳の姿がどうだったのかは解らないが、石室そのものがむき出しになっている。

で、この古墳なのだが、よく分からないが『防人藤原部等母麿遺跡』も一緒にある。なんかこの辺の人だったのではないか、ということかな?

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地蔵塚古墳

で、最後がこれまた住宅街の中にあると言うか、アパートも前にある古墳、地蔵塚古墳
こちらは先の八幡山古墳よりもさらにコンパクト。これぐらいの墓ならちょっとしたお金持ちが作ってもおかしくないかも的な。こちらは中は残念ながら閉ざされていたが、古墳の上に洞があってそちらは撮影できた。

アパートの人がちょうど出てきたので、思わず挨拶してしまったw
っていうのと、駐車場がないのでアパートの前にもろに車を駐める形になってしまい、何か言われるかなと思ったんだけど、古墳を訪ねてくるのは珍しい事ではないらしく、アパートの住人も「ああ、はいはい」みたいな反応だった。

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これで古墳巡りは終わりである。今回の場所は基本、開発が進んでいる場所であり、住宅地であるため、当時の人達の風景を想像するのは少し難しかった。それでもおそらく古墳に登れば関東平野が見渡せ、しかもほとんどが湿地だった事を考えるとなかなか感慨深いものがある。そう、たとえ昔と変わってしまっていても、現地に立ってみると言うことはそれなりに重要だ。

大和王権に帰順した関東の人達は、劇的に生活が変化した事だろう。社会基盤が整理され農耕色がより強くなり、土地への定着性も増し、それと同時に階級や貧富の差なんかも生まれたかも知れない。つまり今の社会に近くなったともいえる。その代わりに分業が進み、様々な分野の専門化が起き、集団としてはより効率的にそして盤石なものになっていったと推測している。


さて、晩ご飯の話。
前々から目を付けていたレストランがあったのだ。それは三県境の近くにすむ知人のところに行くときは、佐野の方まで足を伸ばす事がおおかったのだが、そのときに見つけたレストランで、なんていうんだろうね、チェーン店じゃない個人経営のファミレスみたいな感じ?

名前を『ジャックと豆の木亭』。

なんか入ったらおばさんから怪訝そうな顔で見られる。えー……。あと薄暗い。電気代節約か?
客層は基本的に常連客のように見えた。だから怪訝そうな顔で見られたのかも?
で、味は、フツー<ヲイ
でもハンバーグの肉汁はかなり多く、イイ感じ。デザートのパフェはなんか昭和チック。
面白い店でした。

最後に、おみやげ。
行田名物と言えばゼリーフライ。端的に言えば味付コロッケである(ぉ
古墳の周囲を歩いていたらゼリーフライと書かれた幟が立っているお店があったので、思わずそこで購入してしまったのだ。噂には聞いていたが、まさか今日、お目にかかる事が出来るとは。

お店の名前は『くん平』。

頂いた時はできたてだったのだが……まだ取材中だった事もあり、食べたのは家に帰ってから(汗)。

最後に今日巡った場所のだいたいの位置関係を地図で示す。

また佐野ラーメンを食べに行く

日記がすげー飛ぶ。前回の日記が 10/14 だから  6 日も飛んだ事になる。
上のツイート(ポスト)は 10/15 の分だけど、久しぶりにドンキだったかなぁ、で買ってきた FELIX ガムの感想だ。ガキの頃は味がなくなる速さなんて気にした事なかったんだけど、こんなにも短いのかとびっくりしたっていうお話w
どうでもいいけどスペリングは FELIX なのに発音はフィリックスなんだね。


そして昨日の気温! 32℃ とか! もう10 月も下旬になろうというのに、だ!
勘弁してくれ~~~。しかも湿度 50% ってこの湿度計だとかなり蒸し蒸し感じるんだよね。
ほんと 10 年後 20 年後、どうなってるんだろ?

というわけで 10/20 の話。
この日も三県境の近くに住む知人に用事があったんだと思う。また佐野エリアまで足を伸ばした。
行ったラーメン屋は『太七』。ネギと佐野名物(?)黒い唐揚げが有名なお店らしい。ちなみに黒い唐揚げを知ったのは吉祥寺にあった佐野ラーメン屋だ。

というわけでネギラーメンと黒からあげを頼んだんだが、うーん、ネギラーメンはネギが完全に佐野ラーメンのあっさり醤油感をスポイルしてしまっているようにボクは感じた。ネギってさ、濃い味をすっきりさせるじゃない? 元々すっきりしているラーメンなのでネギ臭さが逆にクドさになってしまっている。なのでなんだろう、もっと濃い味のラーメンを欲してしまった。
普通のを頼めば良かったかも?

チャーハンは全体の味付けとしてはフツーだけど、メンマがたくさん入ってて嬉しかった。メンマ大好き!

黒からあげはもフツーでした。白いご飯に合う。

最後のケーキはシャトレーゼだったかなぁ? ちょっと自信ないけどデザートに買って帰ったものだ。

あと全然関係ない話だけど、6 枚目に写っているセレナのナンバーがボクと同じ多摩ナンバーだった。まさかボクみたいにわざわざ多摩エリアから食べに来たのかなぁ? だとしたら佐野ラーメン、やるじゃん!

 

佐野ラーメン開拓

9/29 に引き続き、また佐野へと旅立った。
今日も三県境の近くにいる知人に用があったんだとおもう。で、そこまで足を伸ばすなら、佐野ラーメンを食いに行こうと。

実は佐野ラーメンはボクの中ではあまり好きなラーメンではない。ただボクが佐野ラーメンを遠ざけてしまった理由は主に佐野サービスリアの佐野ラーメンにある。ここの佐野ラーメンがとにかく不味いのだ。ある時は食器の洗浄が完璧ではなく洗剤が残っていたり、ある時はたわしの欠片があったりと、とにかくあのサービスエリアは佐野ラーメンの評価を落としているのではないかと心配している(汗)。

嫌いとは言え、佐野ラーメンを再評価するために実はけっこう佐野には足を運んでいる。

というわけでボクのブラウザのブックマークには当然いくつか佐野ラーメン屋があるのでその中の一つ『木挽亭』というところに行ってみた。入ったのは 18 時頃、客はボクを含めて二組だけだった。メニューを見たらラーメンしかない。しまった……今日は何も食ってないので炒飯も一緒に食べたかったのだが……佐野ラーメンのみのストイックな店だった。

そして出てきたラーメンが、味がうっすい……のだが、これが別に物足りないとかお湯っぽいとかそういうのではなく、ぜんぜん充分な味というか、うまく言えないなぁ……なんだろう、ほんと不思議。スープもゴクゴク飲める。薄いからといって飽きるわけでもなく、でもちゃんと醤油ラーメンしている。

堪能しました。

店を出ようとすると数匹の猫がお見送りしてくれた。首輪してるから飼い猫だ。外飼いは今時珍しいなぁと思ったんだけど室内飼いって東京だけの文化なのかなぁ? ボクは猫にとっては外飼いの方がいいんじゃなかろうかと思いつつも、事故に遭ったり変なもの食ったり糞尿を他人の家でしたりと色々問題があるんだよね……。

で、三県境の知人のところに行く途中でショッピングモールがあったので入ってみた。『佐野プレミアム アウトレット』という名前だった。三井不動産かなと思ったらコチラは三菱地所だった。なんつーか、同じ様な事してんのね。
入ったのは 19 時過ぎ頃だったと思う。駐車場はほぼ満車だったのに、中に入ると人はまばら。えー? みんなどこにいるんだ?(汗
すっげー寂しいし、なんか飲食店もあんまりやってないよ? 炒飯食えなかったのでなんか食べようかなと思ったのに。
とりあえずクレープと写真にはないがベーグル買った。

あと知人へのおみやげに、アイスクリームも。

で、知人の家で用事を済ませて、なんとなく蓮田サービスエリアでうどん食った。
カツカレーうどんw
ご飯いらないのに……ご飯なしなかったのかなぁ? よく見ずに注文してしまった(汗)。
カレーがヌメヌメでイマイチ(意味不明

まぁでも佐野ラーメンの新しい知見を得る事が出来たので由としよう。

佐野ラーメン

何をふと思ったか、午後、佐野へと車を向けた。佐野ラーメンを食べに行くのだ。
気温は 35 ℃。暑い!

実はボクは佐野ラーメンはそんなに評価が高くない。ただ世間での評価が高まってきているのと、ボクが佐野ラーメンを食べてたのは 20 代の頃であって、今食ったらまた評価が変わるんじゃないかと思ったのだ。というのと、ボクのグルメ ブックマークに佐野ラーメン屋が増えてきたというのもある。その中の一つにでも行ってやろうかという気になったのである<偉そうだな

行ったのは『赤見屋』というお店。マスコミなんかでも取り上げられることが多い店らしいが、深いことは分からない。
ちなみにボクが佐野ラーメンの評価が低いのは佐野サービスエリアの佐野ラーメンが不味いことから来ている。小さい頃、親と東北方面に旅行した際になんどかこの佐野 S.A. で佐野ラーメンを食べている。なんというか、申し訳ないが出来の悪い醤油ラーメンって感じ(汗)。その後、運転免許を取った後、自分で専門店に行っているが、評価はあまり変わらず。ただその頃、東京のラーメンは豪華になりはじめ、一杯 500 円から 700 円とかに移行していた時期であり、ボク自身もより豪華で複雑なラーメンを求めていたというのもある。

というわけで赤見屋本店。メニューを見るとラーメン屋と言うよりは町中華に近いと思った。しかし迷わず中華蕎麦を注文。
ちなみに店内はボク一人だけだった。行列の出来る店だと聞いていたので、少し肩透かし。だが店に入ったのが 15:15 なので、こんなもんなのかもしれない。

出てきたラーメンは写真の通り。竹打ちの中太縮れ麺。麺は柔らかめで、舌触り重視。スープが多めに絡む。
醤油はあっさりだが、コクが割と遅れてくる感じ。ただ全体的にはシンプルで醤油と出汁のバランスが良い。もちろん今時の凝ったラーメンを期待していると物足りないかもしれないが、飽きることはないし食べやすい。ただウチから 84km も移動してきて食べる味かというと、難しい。それなら吉祥寺の進ちゃんでいいかもしれない(そのときの記事)。

でもまだまだ佐野ラーメンのメモはたくさんあるので今度は梯子してみようかなぁ?
佐野にあんまり用事はないんだけど、このあたりは古墳が多いので取材はしたいのよね。

雷電神社巡り

昨日、うだうだしてて行けなかった取材に行ってきた。
取材地は茨城群馬である。栃木も入ってるのかなぁ? 有名な三県境の近くなので、この三つの県名がでてくる。
関東平野はかつて湿原だった。石器時代に人間が進出するにあたり、長き時間をかけてその土壌は改良されていった。
平野というだけあってだだっ広く、まぁ、なにもない。
ということは、雷の落ちる決まった場所(高いもの)がない。
するとどうなるかというと、人に落ちるのである(ぁ

というわけでこの辺りには雷電神社という雷様を祭った神社が多く集まっている。
なんかのネタにならないかなと言うことで、いくつか巡ってきたのだ。

地図にはたくさんのマーカがポイントされているが、全部に行けたわけではない(汗
理由は天候が悪かったっていうのと、見つけられなかったりしたからだ(後述)。

というわけで最初に行ったのが、ここ。こぢんまりとしたかわいい神社だ。
でもちゃんと管理されていることが解る。
写真では解りづらいかもしれないが、大雨である(汗

次は、ここ。個人的には大きさといい池がある点といい、今回の取材では一番すきな神社だ。
惜しむらくは社がもうちょっと寝殿造りのような凝った作りだとよかったかも。

池には何か棲んでいそうな雰囲気(汗)。ただ、あんまりキレイじゃないけど……。
正方形の手ぬぐい(9 枚目)がかわいい。これ、どこかで売ってるのかなぁ?

そして次に行った所が、ここなんだけど。見つけられなかった。
道路工事の看板にも確かに雷電神社って書いてあるのになぁ。
かなりうろうろしたのだが……下の写真は、そのうろうろした様子を写したものだ。もしかしたら、個人宅の庭にあるのかもしれない?
一枚目の写真は神社のあると予想した場所から、ボクの車を撮ったもの。ぽつんと真ん中にエスティマがいる(笑
まぁこんな感じで、今でもどこに雷が落ちてもおかしくないだだっ広さである。

次に立ち寄ったのが、ここ古河駅の近くにある神社で、町中の神社にありがちな規模だと思う。
ゲームの登場人物の神社にするなら、これくらいの規模感がちょうどいいのではないか?

つぎはここ。雨脚はかなり強くなり、雷もバリバリ鳴る中での撮影となった。
まさに雷電神社が建てられた理由を肌で感じる取材となってしまった(汗)。

この神社も規模感としてはイイ感じ。そして新しい。ちゃんと建て直した(まさか新設?)記念の碑もあった。

と、ここでお昼ご飯。偶然にもこのエリアで行きたいラーメン屋があったので、行ってみることに。
アメノオト』。
なかなかこの地にふさわしい名前なのでは? とちょっと思ってしまった。
13:30 を回った時間なのに並んでいた。人気店なんだなぁ。
店自体は意識高い系(ぁ
塩ラーメンを注文。
塩ラーメンってけっこう来前が楽しみなラーメンで、塩以外の味をどのように処理しているのかいろいろ想像するのが好きなんだけど、ここのラーメンは脂だった。鳥の脂がガツンとくる。ちなみに臭いはない。そしてそのあとから出汁と塩味が広がって、油のしつこさが消えていくそんなラーメン。
貝出汁が入ってるかも? ちょっと一年前なので記憶はかなりバカになっているが……まぁ、美味しいラーメンでした。並ぶのも頷ける。

天気はすっかり晴れ。さっきまでの雨が嘘のようだ。というわけで次に来たのが、ここ
畑の中に木がこんもりあってその中に神社というのは、とてもいいのだが、裏側は普通に住宅街だった(汗)。
こぢんまりとしているモノの、鳥居も立派で管理がちゃんとされているようだ。

そして本日最後が、こちら。この辺りの雷電神社の総本山は仏教かw 雷電神社の総本宮。
さすが立派! 参道沿いには店があることから、昔から参拝客がが多かったこともうかがわせる(5 枚目の写真)。
中はとても広く、お末社もたくさんあった。裏手にはバスなど大型車がとめられる駐車場まである(15~17 枚目)。
あと拝殿もとてもキレイで、名前はわからない(長押?)が、彫刻もとても凝ってる(39~42 枚目)。すごいなぁ。

というわけで雷電神社巡りは以上。
もちろん、他にもたくさんの雷電神社がこの辺りにはあるが、まぁなんとなく規模感とか神社の密度とかいろいろ解った。
インスピレーションもたくさんいただいたが、物語に組み込むのは、今のところなかなか難しい。そもそもボクの世界で雷神をどう組み込むのか、風の精霊と何が違うのかなど様々な議論も必要だったりする(汗)。

最後に一休みしようと個人経営の喫茶店を探したのだが、よくわからず……コメダになってしまった(汗)。

去年の秋に行った海野宿取材旅行の動画を、今頃アップロードする(汗)。
やっぱり解説とかするのは骨が折れる。かといってただ車窓動画をながしててもなぁ……まぁそもそも Youtube にアップする意味なんてないんじゃないかっていう向きもある。どちらかというとボク自身の記録のためにアップしている感ある(大汗

関東中央、利根川流域を見る

今日は午後にのそのそ起き出して、出掛ける。目的は「すげー場違いな温泉」に行くことだ。場違いというのは、どう見ても施設や中の雰囲気が役所らしいのだ。役所なのに温泉なのだ。というか、役所に温泉が湧いたので入れるようにしましたっていう感じ? 感じって言うか、まさにそういうことなんだとは思うのだが……詳細はよく解らない。

ちなみにこの日の温度は 17 ℃。なかなかいい陽気だった。

温泉に行く前に道の駅にも行こうと言うことで、目的の温泉にほど近い『童謡のふる里おおとね』というところへ。ここで地元の野菜やら、あと加須うどんを買う。埼玉県香川県に次いで小麦の消費地らしい。

焼き芋があったので買ってみた。大栄愛娘という品種らしい。手塩にかけて育てた愛娘を食べてしまうと言うこの鬼畜さ。芋だから許される行為である(なんの話だ)。
甘い。そして皮が分厚いのでお焦げ的な感じでパリパリいける部分も多くてボクは満足。皮の固い部分が嫌いな人には大栄愛娘は向かないかも知れない。個人的には粘り気がもうちょっと欲しかった。

それからいよいよ目的の役所の温泉『100 の湯』へ。ちなみに 100 と書いて「とね」と読むらしい。「10」が「と」なのは解るが「0」が「ね」なのは個人的には承服しかねるとかわけの解らんことを言いながら着いたのは加須市のいわゆる役所の支所。すぐ隣には市営の大きな体育館もある。
そんな建物の入り口に、下の写真のような看板があるのだ(笑)。

入るとすごく消毒液のような臭い。あー、なんのお湯か解っちゃった。
市の職員さんが事務仕事をしているスペースの後ろ側を通って、温泉施設のある奥へ。加須市民は 300 円、それ以外の人は 600 円だったかな? 中はとても狭い。大人が 4 人入ったらもういっぱいな湯船と三席ほどの洗い場があるだけ。
湯質はいわゆる黒湯。たしかに利根川流域は地下に樹木や草木が埋もれてそうではある。ただ色は割と薄い。けど香りは強いので、成分は濃いのかも知れない。

さて、今日の予定はコレで終わりである。しかし時間はまだ 17 時を回ったあたりである。
どうしようかという話になった。
そこでボクはあるお店を思い出したのである。それはここから北上して栃木県に入ったところある、「お父さんが蕎麦屋をやってるんだけど、息子さんはイタリアに修業に行ってイタリアで賞を取りまくって戻ってきて、お父さんのお店でイタメシを出している」という不思議な店。
しかし店の名前がわからない。
そうだ、iPhone のブックマークにあるはずだ。

実はボクの iPhone には気になったお店やいつか行きたいお店の食べログのアドレスがたくさん登録されているのだ(笑)。

そこで洋食の項目を開いて栃木県のものを探すと、あった、ありました、『和クォーレ』という名前のようだ。閉店のマークもついてないし、今日も営業中なのを確認。というわけで向かった。店構えは最後の写真を見てもらえればわかりやすいと思う。実家みたいな家に洋風の門とテラスが付いているのだwww
入ると土曜日の飯時だというのに、ほとんど客がいない。えー、大丈夫なの? と思いながらも個室席に案内してもらった。
メニューがなかなか面白くて、いや、もちろん蕎麦屋+イタメシ屋なのでうどん・そばに狐だの天ぷらだのがありつつも、ピザやパスタが 10 種類以上取りそろえてあったりして充分面白いんだけど、それよりも和洋両方を楽しめるように配慮されたメニュー構成になっているのだ。

まずハーフ&ハーフ コース。これはメニューがすべてハーフサイズで出来ている。
で、ピザ・パスタ・リゾット・グラタン・蕎麦・うどんから好きなものを二種類選ぶのだ。ピザとパスタを頼んでもよいのだけど、ピザとうどんとかグラタンと蕎麦みたいな組み合わせももちろん可能だ。そしてドルチェもハーフサイズで付いてくる。サラダとドリンクとドルチェがついてお値段 1400 円。
もう一つは取り分けセットで、こちらは一つのメニューが 2 ~ 3 人分の量があって、みんなで分けて食べる。こちらは大人数で来た時に頼むとよいようだ。

今日は蕎麦が売り切れだった。うどんはあるらしい。まぁ埼玉~群馬はうどん県でもあるので、うどんにする。そしてパスタとピザを頼む。パスタはトマトソース、ピザはクワトロフォルマッジ。味はと言うと、びっくり仰天のおいしさですよ。まずおうどんのお出汁。これが関東の出汁ではあるんだけどよく利いている。しかも苦みが出ること煮込んではおらず、ほどよい出汁加減。あとたぶん椎茸の出汁も入ってると思われる。そして甘みがあとからすーっと来る。個人的には甘みが強いかなとは思うんだけど、その分食べやすくなっていると思う。
うどんのコシは讃岐とは違うがもちっとした食感を若干感じる麺だった。

パスタはまずしょっぱくない! 麺はわりとシコシコしていて、喉の通りがよい。
乗っている野菜も柔らかくて食べやすい。
ピザはゴルゴンゾーラ好きにはちょっと物足りないが、チーズ感は充分味わえる。生地が独特で、クリスピー型の薄い生地なんだけど、外側がパリパリしつつも中にもう一枚入っているような食感で、その中の方がモチモチなの。口の中で噛むと、サクッモチッサクッっていう感じ。小麦粉感もあるんだけどクドさはなく、美味しかった。

ドルチェはボクはティラミスを食べたんだけど、こちらはフツー?(汗

まぁとにかく和クォーレは噂通り不思議な店だったw 味はとてもよかったと思う。
ちなみに写真だと解らないのだけど、本来は『藤よし』って言う名前のおそば屋さんだったらしい。というのも最後から二番目のお店全体の写真の看板、面積が広い方は和クォーレってなってるんだけど、狭い方は『藤よし』って書いてあるのよねw

さて、そのあとちょっとケーズデンキへ(汗)。
蛍光灯とかいろいろ消耗品を買う。

いやー、すごく広くて、背景資料になるかもと思って写真撮ってきた。
客がボクらしかいなかったので、いい写真が撮れた。

お腹も落ち着いてきた頃、もう一つお風呂に行こうということで周辺を検索すると、これまた面白そうな温泉を見つけたので行くことにする。ネットでの評価が、悪口ばっかり(主に女性)。でも男性からはそんなに悪い評判ではない。レトロ、昭和みたいな文字が踊っている。

どんだけボロいのかと思って行ってみたら、あら懐かしいネオン。名前は『鹿島園』。

泉質は単純アルカリらしいが、それなりにぬるぬる。
広くて昔の建物だから、柱とか壁の余白が大きめにとってあるので、余計広く感じる。
掛け流しで、溢れたお湯は全部洗い場に流しっぱなしなのがイイ感じなんだけど、一つだけ欠点があって、水風呂も掛け流しって言うか溢れるままにまかせてるのね? なので場所によっては冷たい水が流れてくるって言うww
身体洗ってると突然足許を冷水が襲ってくるのwww

それ以外は広くてのんびりで来て、とてもよい温泉でした。
ボロい? んなこたぁいいんだよ。そんなことで文句を言う女子は来なくてけっこう!(ヲイ
女子は泉質とか掛け流しとかよりも、見た目の方が優先だからなぁ(ただの偏見です)。違うんだよ、問題は中身なんだよ!
いやまぁ今回の同乗者に女子もいたんだけどね(ぁ

せっかく佐野に来たのだから本物の佐野ラーメンを食べようじゃないかと無理やり佐野ラーメン屋に連れて行く。亀嘉さんという所。お相撲さんの色紙がいっぱいあった。大食いの店なのかしらと思ったのだけど、そういうわけでもなく。
佐野ラーメン、サービスエリアのじゃないちゃんとしたラーメン屋さんで食べるのはとても久しぶり。あっさりしていて、遠い過去の東京ラーメンを何となく思い出して、懐かしい思いもした。
今の出汁とトッピングでごてごてのラーメンとは違う、シンプルなラーメンだ。

そんなわけで今回は埼玉と栃木の県境をうろちょろするプチ旅行だった。利根川流域は山と言うよりはだだっ広く、かつて関東平野が巨大な湿地帯だったのをなんとく彷彿とさせる場所である。加須も佐野もどちらも名産は似たような感じで、雰囲気も似たような感じで、面白かった。世間から観光地としてこの地が選ばれることはあまりないとは思うのだけど、これはこれで見所のある場所だなと何となく思った。

会津行き

今日は会津に行った。一連の会津の外注さんの PC のメンテナンスのためと、我が家でデスクが一台余ったので、それを持って行くためだ。の前に……前日夜の話から(ぉ

前日、飲み会という程ではないんだけど同僚数人と集まってお風呂+飯に行った。仕事でストレスをけっこう抱えてたみたいなので、ちょっとした息抜きだ。場所はよく利用するスーパー銭湯でボクらの間では『偽草津』と呼ばれている施設だ。この日記にも何度か登場している。

今回は相模の方に行った。偽草津と言われる所以はここのお湯が草津温泉のお湯を濃縮して運び、地下水で還元しているからだ。成分的には草津のそれと、おそらく同じなのだと思われる。
んで、そこで遅い晩御飯を食う。まぁなんだろうね、昭和のサービスエリアのレベル(ぁ
でも食べログで言うところの 3.5 以上のおいしさを求めるような場所ではないし、メニューがいろいろあってとりあえず食べられればイイと思うのよね。

で、なんだかんだで午前 3 時頃まで過ごして、それからみんなをそれぞれの自宅に届けて帰った。なので、家に帰ったのはもう 5 時だか 6 時だかそんなんだったと思う。

ということがありつつの会津である。
行きは未明の 3 時頃まで一緒にいた同僚がちょうど仙台に行くというので、郡山まで乗せていった。それから風呂入ったりどしたりしながらうだうだと会津へ。着いたのが夕方以降だったと思う(汗)。そりゃまぁ当然か。デスクを運び入れ、PC の設定などなど。あと雑談して帰る。

会津へはもちろんスタッドレスタイヤで行ったんだけれども、そんなの必要ないっていうくらい道路には雪はなかった。裏路地や私道なんかはたしかに雪は積もっていたけど、とりあえず観光でくる分にはノーマルタイヤでも問題ないように見えた。
下の写真は夜ではあるが、会津若松市内の様子である。一応雪の多いところを撮ってみた。最後の写真は朧月を撮ってみたんだけど……う~ん、なんだかよくわからない写真になってしまった(汗)。

さてこの日のグルメ事情だが、とくに美味しいものを食う気で来ているわけではないので、テキトーなチョイスになってしまった(笑)。まずは羽生パーキングエリアレストランで食ったオムライス。このレストラン、ロイヤル グループだった。
うん、まぁ、まずまず。思ったよりも量多かったし。

ただねー、一緒に行った同僚がこの店に入ってからロイヤル グループだってことに気づいたんだけど、それから「ロイヤルホストは量が少なくて絶対入りたくなかった」とかいう話をずーっとしてるもんだから、ちょっと肝を冷やしたwww

それから帰りもノープランだったのでどっかのサービスエリアでいいやなんて思っているウチに、あれよあれよと栃木県の南部まで来てしまった。確かこの先の羽生パーキングエリア(上り)はもう店は閉まっていて、さらにその先の蓮田サービスエリアは不味いものしかない。となると残すは佐野サービスエリアのみ。でもなー、ここも決して美味しいわけでは……。

定番の佐野ラーメン……まずかったー(ヲイ
以上!!