涼を求めて

この日、東京は 39℃。バカみたいな暑さだった。
別にそれを見越していたわけではないが、今日は知人にどこかに連れて行けと言われていたので、午後から出かけた。目指すは標高 1500m の野反湖だ。群馬と長野の北側の県境にあるダム湖だ。このダムから流れる水は長野の秘境を通るのだが、おととしに行った切明温泉を流れる川もこの野反ダムから流れ出た水である。

パンだのアイスクリームだのの写真は、野反湖に行く途中で寄った『道の駅 八ッ場ふるさと館』のもの。ラングドシャのソフトクリームは溶けるのが早かった~。あと普通のコーンより食べやすいね。柔らかいから。ただ味はクドい(ぁ

パノラマ写真は上から野反湖北端から湖を、二枚目が北側から長野県側を、三枚目が野反湖南端から湖をみたところである。

野反峠のバス停は『日之出村妖怪奇譚 弐』にちょこっとだけ出てくる。日之出村の最寄りバス停である。が、冬季は運行されないので、冬の日之出村はまさに雪に閉ざされてしまうのだ。




そして、草津でひとっ風呂。草津は豪雨に見舞われた(汗)。
でもちょうど風呂入ってる間に雨はやみ、草津でお気に入りの居酒屋『源氏』で晩ご飯。ここは海産物がけっこう充実してるのよね。そしてどれも美味しい。居酒屋なのについ料理ばかり注文してしまう(汗)。まぁ今回は同乗者が酒を飲む人だったので、酒もそこそこ頼んだ。


最後に湯畑のライトアップを見て、帰還となった。最後に道の駅八ッ場ふるさと館から野反湖への動画を作成してみた。山深さやまた標高の高い低木が茂る場所、そして鮮やかな緑を少しでも堪能出来たら幸いである。

草津温泉に行く

温泉いきたいねーって話になって、前はよく金曜の夜とかに出て草津温泉に行ったよねって話題になった。そういえば最近行ってないな。ってことで今夜の温泉地は草津になった(ぁ
ひっさしぶりの草津温泉である。そして硫黄の温泉と言えば、やはりここだろう(正確には酸性泉)。

湯畑がライトアップされている時間帯に来たのは珍しいかもしれない。
一枚目の遠くに湯畑が見えたときなんか、「翼よ!あれが湯畑の光だ!」と言いたくなるような光景である(マテ。しかし iPhone はバカチョンカメラなのに暗くてもけっこうちゃんと撮れるものだなぁ。ただ満月と一緒に撮った写真は、ぜんぜんダメだけど(ぁ
そうそうそういえばバカチョンの語源だが、これはまったく朝鮮人は関係ないことを最近知った。単に被害妄想が生んだ思い込みのようだ。ただ現実問題として、放送禁止用語となってしまっているようだ。なんだか、変な話だ。但し Wikipedia 情報だけど!

お湯は相変わらず熱い。煮川の湯行った。単純に夕食を食べたところ(後述)に近いからなのだが、まー、熱い熱い。でもうめないのが男っていうかうめる方法がないwww あとから入ってきた人たちが専門学校を出たばかりの若い子たちで、関西在住。いわゆる卒業旅行らしく、岐阜~長野そしてここ群馬へと旅してきたらしい。いいねぇ。ボクもよく色んな所行ってた。ぼっちだったけど(ぁ

それからボクにとっては馴染みの白旗の湯でもうひとっ風呂。こっちはちょっとぬるめの浴槽があるので、長湯するならこちらがお勧め。じっくりと湯に浸かった。白旗の湯の方が煮川の湯に較べてお湯が白い気がする。
外は氷点下三℃。いくらでも入っていられるというものである(笑い

さて、食事は実はお風呂に入る前に済ませた。というのも、お風呂に入っていたら目当ての店が閉まってしまうからだ。草津に来たら、飯はここでしか食べないってくらい利用しているお店だ。名前は『源氏』。
ここはいつ行っても混んでて、隙間に入れさせてもらっていたので、今夜も混んでるんだろうと思ったらなんと客はボクたちだけだった。こんなことってあるのかぁ、もしかして閉店する予定だったのかしら? と思いながら訪ねると OK をいただいたので、入った。

突き出しはイカの塩辛とキュウリの和え物、二枚目は湯葉、そして馬刺し、イカのルイベ、タコの揚げ物、牛トロ丼、揚げ茄子、チーズフライ、お茶漬けと最後の写真は揚げ茄子の汁にご飯を入れたらとてもおいしそうだったので、入れてもらった(汗)。

うまかったー。

返ってきたのは朝方だけど、タップリ硫黄の温泉に浸かり、美味しいご飯もいただけて、一晩でとても幸せな時間を過ごせたと思う。草津温泉のありがたいところは仕事が終わったあとでも行けるということだ。やはり温泉地って夜が早い(もしくは旅館の人のために日帰りは閉めてしまう)。
あと大事なのはちゃんとお金を落とすことかなぁ。入って帰るだけじゃなくて、現地でお金を使わないとと思う。

ますや旅館の朝食と千本桜と源氏

信州紅葉旅行、二日目の食事事情である。
朝はそのまま旅館の食事をいただいた。朝は食堂での食事だった。定番の味付け海苔はなく、代わりは野沢菜ふりかけであった。面白い。しかし相変わらずどれも甘いw
こうなってくるとお味噌汁まで甘く感じてしまうから不思議である(もちろん、そんな味付けではないのだが)。それにしても老舗旅館なのに漬け物を三切れで出すとは何事か? あれは江戸だけの文化だったかな(二切れで出すのが通例)?
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昼食に寄ったのが『千本桜』とうおそば屋さんである。やはり長野に来たからには蕎麦は一回は食べねばなるまい。
最初は『刀屋』というところに行ったんだけど、なんと定休日(汗)。
で、次にかき揚げの写真が面白そうだったのでこの千本桜に決まった。
ここは 4 種類あった。籾殻ごと引いたものと、二八蕎麦と、更科蕎麦と、十割蕎麦である。ただこの分類も謎だ(笑)。と言うのも二八と十割はまぁ良いが、更級は蕎麦の産地であって二八とも十割ともかぶるし、二八でも更級でも十割でも籾殻ごとかそうでないかは出来るはずである。
それともボクの蕎麦の知識が浅はかなのだろうか?
まぁ美味しければなんでもいいや、というわけでボクはネットでも見たかき揚げ蕎麦を注文する。
でかい! そして食べにくいと思いきや、野菜のかき揚げで、野菜が細かく切られているので、サクサクと箸で切れて食べられる。うん、悪くない。蕎麦もちゃんと風味がするじゃないか。つるつるといけるが、けっこう量は多い。
東京では蕎麦の量は少ない。これには理由があるらしい(江戸時代に税金があがって半人前で出すようになったとか聞いたことがあるが、ちゃんと調べたことはない)のだが、関東以外では量が違うというのをこのところ経験しているのだが、ここでもそうだった。
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夕飯は草津の『源氏』。ボク一押しのお店である。
人気店らしくボクらが入った時もほぼ満席。それでも次から次へとお客さんが。さらに電話もかかってきていて、何時なら入れるかなんて聞かれていた。いやー、ほんとに人気なんだなぁ。
来るのは二回目。僕が草津に来るのは深夜が多く、草津でご飯を食べると言うことがあまりないため、草津のグルメ事情はそんなに詳しくない。
お目当ては牛トロ丼である。マグロ丼の容量でたべる。柔らかくてフワフワしていてそれでいて牛肉の味がたっぷりの丼である。他にも砂肝の唐揚げやいかの一夜干しなんかがおいしかった。ナスも美味しかったなぁ。ここは何でも美味しい……と思いきや、写真にはないがタコの刺身がいただけなかった……。まぁもちろん生タコではなく茹でてあるのだが、歯ごたえもイマイチで美味しくなかった。
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今回の旅では旅館で上田の郷土料理に授かり、蕎麦も食べ、夜は好きなものも食べられたし、食についても成功ではなかろうか。

最後に余談。
今回泊まった『ますや旅館』、チェックインする時に「イイ部屋を用意しました」と言われたと書いた。ここの台詞は実はちょっと記憶が不確かで「良い部屋」だったか「特別な部屋」だったか……まぁニュアンス的にはそんな感じである。
その時、ボクがおかしいと感じたのは、予約するとき最後の一室だったのに用意する部屋を選ぶことなんて出来たのかということだ。

結果的には出来たのだと思う。というのもこのますや旅館、建て増しに建て増しを続けて奥の方はどうなっているのか解らない。使ってなさそうな部屋もたくさんあった。なので残り一室というのは従業員のキャパのことなのだろうと。

ただ、部屋に通されると妙な違和感を憶えた。これは具体化することはなかったが、実際に床に横になってみるとより強く感じることが出来た。壁の向こうにどうも何かいるようなのである。
が、漠然としていてそれが何かは解らない。こう言う場合は動物か、人間の場合はものすごく古い霊のことが多い。
はて、旅館の人が言う「良い部屋」とはこのことだったのだろうか?
少し心に引っかかる出来事ではあった。

ま、ボクの勝手な思い込みであろう。気のせい、気のせい。

飛騨の酒彩と草津の源氏

今回の旅の初日の昼食と二日目の夕食をご紹介。初日は白骨温泉のあと、飛騨に入ったところで昼食を取った。しかしこの時点で 14 時の後半にさしかかっており、いわゆるランチタイムは終了していた。同乗者の希望は「飛騨牛」で、同乗者がネットで検索した結果、「酒彩」というお店を見つけた。

酒彩

ランチタイムぎりぎりに入店。ここは居酒屋がやっているランチって感じ。売りは「飛騨牛石焼きしつまぶし」。同乗者がそれを頼むというので、ボクは「飛騨牛入り朴葉味噌」。柔らかい飛騨牛がホクホクしながら食べられる。確かに美味しいんだけど……どちらもお値段 2000 円……。ランチで 2000 円!? いや、値段見ずに入ったこっちも悪いけどさ……。
というわけで、コスパが悪いと思います!
普段からこの値段って言うのは、どういうことなんだろう? 地元の人は利用しない完全な観光客狙いなお店なんだろうか? でも、そういう地元の人が利用しそうな店構えだったんだけどなぁ……。
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居酒屋 源氏

草津でひとっ風呂浴びたあと、食べる所を探すことになった。草津は田舎町にしては夜遅くまでやっている店が多く、ボクら的には余裕のよっちゃんでお店を巡ったのだが、どこも満席! うおおお、おまえら旅館で飯くったんじゃないのかよー!?
仕方がないのでチェーン店で妥協(和民だったか白木屋だったか、なんかその系)。そしたらなんと、そのチェーン店までもが満席!! うひょう! わしら、飯食えないのん? とかやっていたら、ものすごい土砂降りの雨が降ってきた。そのチェーン店の軒先でとりあえず雨宿りするも、いつまで経っても上がらないのでチェーン店に傘を借りられないか聞いたところ、ビニール傘をくれた。おおおお、ありがとう! 東京戻ったら、お礼にお店利用します。けどなんのお店か忘れた!!<バカ
笑笑とか和民とか白木屋とか、まぁとにかくそういうヤツだよ!<ヲイ

なんか前置きが長くなってしまった……。そんな雨宿りしている中、ネットで見つけたお店「居酒屋 源氏」。電話したら席は空いていると言うことなので、ホッと一安心。食べログの点数もなかなか。

メニューが豊富、そしてオリジナリティに富んでいる。さらに値段がそんなに高くない。
唐辛子の酢漬けなんてのもあって、同乗者が「どんくらい辛いのか頼んでみよう」と言い出したので、頼んでみた。パラペーニョと何かだと思う。緑は普通に食えたが、赤いのはダメだ……すっごい辛い。
あと面白かったのが「牛トロ丼」。マグロトロ丼の牛版。生の牛肉がご飯の上に載せてあって、わさび醤油で食べる。すんごく美味しかった……!
草津はよく来るので、ここはまた来よう。
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最後の写真は寄居 P.A. のイルミネーション。妙に可愛いパーキングになってしまったが、夜中やってるみせが全然なくてくその役にも立たないんだが(ぁ
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