iPad から RDP が使い物にならない件と大勝軒

大勝軒という名前の店については、このサイトでも何度か取り上げている。大勝軒というと池袋のラーメン屋が有名になってしまったが、この名前は何も池袋の大勝軒だけではない。というのは知識としては知っているのだがいったいどういうルーツがあるのかとか、ただ単に偶然に同じ名前だったのかなどボクの中では謎だった。

それが明らかになる記事が、上のツイートの記事だ。

なかなか興味深い。そしてボクの記憶は大勝軒にまつわるいろんなことがごっちゃになってしまっていることも解った。もともと戦前から大勝軒というのがあり、それは何店も出店していて、その中の池袋店にいたおやっさんがつけ麺などで有名になったというものだが、この「もともと戦前からあって、何店も出店していた」のは間違いではないものの、それ以外にも「大勝軒」という名前を勝手につけた店もあったということのようだ。

何事にも歴史というものはあるものである。

ボクはノート PC として iPad Pro を持ち歩いている。こいつは RDP を使って自宅サーバの仮想マシンに接続し、 iPad なんだけど Windows として使うなんて事をしている。このおかげで外出先でも開発やサーバの管理が可能なようになっている。

ところがである。最近、Windows に接続して使うとおかしいのだ。
日本語の入力ができないのだ。

ボクはローマ字入力を使っているんだけど、現象としては入力していくとどんどんと右に入力した文字が並んでいくじゃない? それが、動かないの。なのでたとえば「こんにちは」って入力しても。一文字目のところで「こんにちは」って順々に出る。つまり打ち終わったとき、「は」の一文字だけが画面には残るという状況だ。

なんだこれー!?

ちなみに半角というか英数字を入力する分には問題ない。とにかく日本語を入れようとするとなってしまうのだ。
これは困った……プログラミングならまぁできなくもないが、シナリオとかまったく書けない。

最初、Atok の所為かなと思って、Apple 純正の IME に切り替えてみたんだけど、ダメ

で、さらに調査を進めていくと、スクリーン キーボードだと問題なく入力出来ることが解った。ボクは iPad に Smart Keyboard をつけてるんだけど、この Smart Keyboard で入力すると日本語がまったく入力出来ないのである。

えー……なにこれ……。まじで困る……。

しかしこんな特殊な使い方をしている人はあまりいないらしく、ネットで検索しても、同じように困ってる症例は出てこず……。ううむ、まいったぞ。

SmartKeyboard と平太周

今回は iPad Pro のキーボードの話。Smart Keyboard と言うらしい。
とはいえ、レビューの記事なんていくらでもあろう。なので今回は RDP に関連する話をメインに書きたいと思う。

その前にボクのスペック。

  • 最低限でもメカニカル キーボードじゃないとダメ
  • タッチパッドはクソ。あんなもんを作った Apple を恨んでいる
  • 英語キーボードが使えない

まずなぜ Smart Keyboard なのか? ということなのだが、コレは単純に日本語キーボードだからだ。実はこれよりも欲しいキーボードがあった。Logicool の SLIM COMBO というキーボードだ。こいつは Apple Pen をしまう場所もあるしカバーにもなるしキーが光って暗いところでも使えるしでかなり欲しかったんだけど、日本語配列がないということで断念した。
ボクの iPad Pro は Smart Keyboard にこのキーボードが着いていても使える Apple Pencil を格納できるカバーをつけている。

基本的な動作は、こちらに書いた。iOS の制限なのか RDP の仕様なのか解らないが、キー入力そのものを Windows に伝えるのではなく、入力後の結果を送っているらしい。従って変換などの頭脳は iPad を頼ることになる。
ただ、一概にもそうとは言えない場面がある。それはショートカットキーだ。主に CTRL キーを押しながらアルファベットのキーを押すと、登録された機能が呼び出される機能のことである。これは機能するものと機能しないものがある。もし先の説明のように、キー入力そのものを送ってないのだとしたら、そもそもこのショートカットキーが使えないと思うのだが……なぜか CTRL+A, C, V, X だけが使えるのだ。他は一切使えないwwww
CTRL+S でファイル保存も出来ないし CTRL+K でリンクも貼れないし CTRL+F で検索も出来ない。非常に中途はんぱ。
あと SHIFT キーを押しながらカーソルキーで範囲選択ってのはできた。

そしてキーが重い。ストローク感はあまりキーが沈まないキーボードなのにわりとしっかりしているが、とにかくキーが重い。押すときにかなり力がいる。長時間入力しているとけっこう疲れることがわかった。やはり出先でのメモ取りくらいにしか使えないようだ。
プログラミングなども iPad の向こうは Windows なのでできないことはないのだが、せいぜい PHP とか Javascript をいじるくらい。
あとこの WordPress の記事を書くなんて事は特に問題ない。基準は Shift-JIS のテキストで 50KiB かねぇ? これ以上でかいファイルを書こうと思ったらこの環境ではやってられないかも。

SmartKeyboard にはタッチパッドもトラックポイントもないのでマウスに相当する部分は画面をタッチするしかない。が、これがボクは意外とイヤではない。ちなみにデスクトップのサイズは 2224×1668 ドットをそのまま使ってはいない。そのまま使うと細かすぎて指で操作できないからだ(笑)。スケール値は 125% で使っている。下の写真の左から三枚目がスケール 100%、4 枚目が 125% で、4 枚目の方がアイコンや文字などが大きくなっているのが解ると思う。

ちなみに正確に言うと RDP が 2224×1668 ドットには対応してないため、これが 2048×1536 ドットに縮小され、さらにそれが 125% 表示されていたりする。なので iPad で見るとその拡縮の荒れは解らないのだが、PC で見ると確実に拡縮しているのが解ってしまう。

 

ところで今日はとても久しぶりに平太周に行くことができた。というも五反田に出向している同僚がいて、その同僚と夕食を食べることになったからだ。ここのラーメンは独特で、麺自体に味噌や醤油が練り込まれており、スープは出汁スープのみという不思議なもの。でもここに来る目的は一つ。身体を痛めつける脂油麺を食べるためである(汗

こってり、べっとり、見た目だけでもいかにも身体に悪そうな油ソバなんだけど、太る人はこういうのが大好きなんだなぁっていう。過去の記事を見ても、コレしか頼んでないもんね(ぁ