万豚記と不二家

昼過ぎ、秋葉に用事があったので、ついでに秋葉の万豚記で昼ご飯を食べた。
ここは煮込み系のメニューも豊富で、しかもほら、鍋物だと一人で注文する気があんまりしないじゃない? でもここのはそもそもからして一人用なのだ。
ボクが頼んだのは写真で言うところの白い方の鍋なんだけど、料理名を忘れた。豚肉の白湯だったかなー。味が薄味だしコクはあるんだけど、薄味のせいか豚の臭いがきつかったー。まぁでも、これも味のウチかなーと思いつつ。

夜は何故か不二家へ(汗
いや、夜、食べに行くところがイマイチ思いつかなくて……。
まぁ最近、不二家レストランも前よりはマシになってきたかなと思っていて、その辺はこのへんとかこのへんとかこのへんのファミレス談義の記事とかを見てもらえれば。

実は不二家は生クリームも美味しくなってるのよ。前のはなんだか口の中でベチャッとして、脂分しか感じられないような生クリームだったんだけど、最近のはちょっとふわっとして、甘みが脂を包み込んでいるような生クリームらしい味になってきていた。なのでデザートでケーキが食べたいときは不二家も有りなんじゃないかなぁ……とちょっと思っているんだけど、いかがでしょう?

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ジョイフル

「ファミレス界の価格破壊」と自ら宣言するジョイフルに行ってきた。このファミレス、ボクがその存在を知ったのは帰郷(愛媛県)した時だった。その当時愛媛県は夜遅くまでやっているお店も少なく、松山市内をうろうろしていてポツンと明かりがついていたので入ったのを憶えている。

そのジョイフルが圏央道の青梅 I.C. 出たところにあったなーというのは前々から思っていた。でも特に行く理由もなかったので 10 年以上そのままだった。

で、深夜、お腹が空いたのでどこか行こうという話になり、「あそこも行った」「ここも行った」「そもそもこの時間、ラーメン屋かファミレスしかやってないんじゃね?」となかなか決まらず、「どうせファミレス行くなら、滅多に行かないところに行くか」ということでジョイフルに決まったのだった(笑い

いやー、安いね! 4 品目頼んでも 2,000 円行かないってのがすごい(笑)。
しかも深夜料金ナシ。消費税が 8% になって、これは嬉しい限りである。
味はというと、美味い不味いとか語っちゃいけないんだろうけど、わかりやすい味。しょっぱい物はしょっぱい、甘い物は甘い、見た目の通りですよっていう。コクとか出汁とかそういう話じゃなくて、肉野菜炒め→しょっぱくてご飯が進む、鋤鍋膳→甘辛い割り下でご飯が進む。うん、解りやすくてそういう意味では食べやすいし、違和感なくご飯が食べられる。見た目通りの味。
というわけで、食べたいものが特に決まってなくて安く済ませたいときにいいかも。また来よう。

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COCO’S も侮れなかった

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会社帰りにどこかで食べようということになって、知人と落ち合い、出掛けた。今回はお店を決めていた。COCO’S である。ファミレスにはジョナサンで負けて以来の挑戦である。実はこのところボクの中でファミレスの見直しが図られているのだ。というのも、以下の三店舗については普通に美味しいというか、不満なく食べられるのだ。

個人的に意外だったのが GUSTO。クソ安い割には、味はしっかりしてきている。ステーキや生野菜、デザートはまだまだだが、ハンバーグ、鶏肉のソテーなどは味の不安なく食べられる。

で、COCO’S はどうなんだと、いうわけで行ってみたしだいである。
が、写真を撮り忘れた……orz。前菜の 2 枚しかないwww
フォローしておくと、あまりにも美味しすぎて写真を撮るのも忘れてしまったのである!(うそ
ごめんなさい、ウソつきました。
あまりにも腹が減りすぎてて、写真のことを忘れてしまっていたのである<バーカ

というわけで COCO’S も侮れないおいしさだった。びっくりした。
もっとも頼んだのはハンバーグ。やはり挽肉については、どのファミレスも扱いに慣れてきたと言うことか。今回はサラダも頼んでみているわけだが、ドレッシングが美味しいせいか、野菜に対しての不満もでなかった。COCO’S 侮り難し。
ただ COCO’S はなぁ、ゼンショーグループになっちゃったんだよねぇ(ボクは吉野家派)。

今回、写真は復活した iPhone 4S です。
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不二家レストラン

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さて、いつまでも日記で葬式だのなんだのって話題をやっていても仕方がないので、いつものモードに戻ります。今回は不二家レストランの話。今、ボクの中で、ファミリーレストランの再評価が始まっている。その辺りの話は、こちらにあるとおり。
それでもファミレスの限界というモノがあり、ステーキや新鮮さが必要なメニュー、そしてデザートがまだまだである。だがこれらもどんどん克服していくのだろう。

デザートが美味しいとボクが考えているファミレスが、ロイヤルホストである。
で、不二家レストランはもともと洋菓子の会社であるからして、とうぜんデザートが美味しいかというと、どうも不二家のケーキは美味しくない。特に生クリームが美味しくない。そこで今回、どこが良くないのか確かめるためにやってきたのである。

で、不二家レストラン。実は食事はけっこう美味しい。
ファミレスの中ではボクは好きな方だったりする。
むかしスッゲー不味かったんだけどね(マテ。
味も濃すぎず、いいバランスだと思う。
だがケーキがどうしても美味しくなかった。いつも夜中に行くからかもしれないが、生クリームが固くて、凄くバターっぽい味がするのだ。なんていうんだろうね、脂を食べているような感じ?

ところが今回は、そこまでひどくなかった。
生クリームがちゃんと軽くて、比較的ふわっとしていた。比較的と表現したのは、やっぱりなんかちょっと固くて、後味がどうしてもバターっぽい感じは残っていたからだ。でもスポンジが柔らかくて、生クリームのダメな部分をうまく吸収していた。
というわけで不二家、ロイホに次いで好きになりそうです(ぉ

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びっくりドンキーっていうかただのファミレス雑談

ファミレスのハンバーグの雄「びっくりドンキー」に行ってきた。ただ、正直、びっくりドンキーって認知度はどうなんだろうと時々思う。ボクの中でのファミレス三大巨頭というと「ガスト」「デニーズ」「ロイヤルホスト」だったりする。ちなみに安い順に並べてみた。
これがそのままボクの頭の中で、「価格帯」のカテゴリにもなっていて、「ガスト級」(駆逐艦)、「デニーズ級」(巡洋艦)、「ロイヤルホスト級」(戦艦)と勝手に位置づけている。ガスト級には「サイゼリア」や「ジョイフル」などが位置し、これらは「ドリンクバーが汚い」という偏見もついている(ぁ。目安は 1 食 1,000 円以下。
デニーズ級がかなり種類が多く、それこそ軽巡から重巡に至るまで様々である。ジョナサンココス、びっくりドンキー、とんでんさと華屋与兵衛馬車道フライング・ガーデンなどなど、中間値段帯のファミレスはみんなこのデニーズ級に属する。目安は 1 食 2,000 円以下である。ただ不二家レストランがデニーズ級かロイホ級か迷うところで、不二家ってけっこう高いのよね。
ロイヤルホスト級は神戸屋レストラン藍屋などで 1 食 2,000 円を超えるファミレス群である。専門店に範囲を少し広げれば、ステーキのどんブロンコ・ビリーなども値段帯としてはロイホ級に入る。

閑話休題。
で、ハンバーグのファミレスというと「ビッグボーイ」「フライング・ガーデン」「さわやか」など意外にたくさんある。ただびっくりドンキーのハンバーグはそれらのお店とは違っていて、びっくりドンキーでしか味わえないというかナンというか。ビッグボーイとかフライングガーデンとかのハンバーグって、ある意味、本当の洋食屋のハンバーグを標榜しているんだけど、びっくりドンキーのハンバーグって、びっくりドンキーでしか食べられないじゃん? 柔らかくてへにゃへにゃなんだけど何故か美味しいハンバーグ(汗)。箸でも切れる。
洋食屋のハンバーグって、けっこう中もみっしりしていて、肉汁がじゅわって感じなんだけど、びっくりドンキーのはそれとは違う。イマイチ自己主張しないハンバーグなのよね。だけど何故か美味しく食べられてしまうと言う、不思議はハンバーグだ。ファミレスにほとんど行かなくなったボクでも未だにびっくりドンキーには行くからな、っていっても 1 年に 1 回行くか行かないかだけど(ぁ
ちなみに日記に寄れば前回びっくりドンキーに行ったのは、去年の 4 月らしい。まさしく 1 年ぶりw
そしてカリーバーグディッシュを頼むヲレ。もうびっくりドンキーに行ったら、これしか頼んでない。なんでだろうね。なんか好きなのよね。そして安定の味。ボクは味は変わってないような気がするんだけど、こちらの記事を見る限り、びっくりドンキーも日々、改良はしているようである。なので、「変わらない」と思えるのは実は「美味しくなっている」のかもしれない。というのも、年々外食の味のレベルは上がっている。それに応じてボクらお客さんの舌も肥えていっているはずなのだ。つまりびっくりドンキーのハンバーグが昔のままなら「あれ、こんな不味かったっけ?」って思ってしまうのだと推測する。それが変わらず「びっくりドンキーは相変わらず美味しいね」と思えると言うことは、実は美味しくなり続けているのかも知れない(関連記事)。
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ジョナサンの逆襲

GUSTO の味のレベルアップに気をよくしたボクは、じゃぁそのアッパーコンパチであるところのジョナサンはもっとオイシイに違いない、ということで知人をさそってジョナサンに行ってみた。まずは GUSTO でおいしかったハンバーグ類とフライドポテト類を頼む。
ボクの心の中では、「基本的に同じ工場で作られているであろう、だからハンバーグは同じもののはずだ、だがジョナサンの方が高い。いったいどういう優位性を出してくるのか」と考えていた。
ハンバーグにかかっているソースが、多少高いのか。
それともキノコの素材がよいのか。

で、結果だが、見事敗北した。
まんずい。
アレ? GUSTO の方が美味しくね?

まず同じだと思っていたハンバーグが、締まりの無いグズグズのものだった。
で、ソースは美味しく出来てると思う。けど上に乗っているキノコが水っぽくてベシャベシャ。あれー? これで GUSTO より高いの!?
フライドポテトはしんなりしていて塩気もパンチも効いてない。
おやおやおや?
大丈夫かジョナサン。それともボクが期待しすぎたのか!?

で、安定の味はタンドリーチキン&ピラフ。味が濃くて、今のボクにはちょっとつらいが、香辛料のうまさがそのまま表れるので、安心して食べられるメニューの一つである。

というわけでジョナサンに見事にやられてしまった。おかしいなぁ……今度、デニーズに挑戦してみよう。
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最近の外食産業はすげぇなぁ(ガスト)

今日は前の会社の人と、帰りに合流して飯を食ってきた。
といっても行ったのは GUSTO前回のリサーチの続きと言えよう。っていうか、どっちかって言うと洋食が食べたくて、しかも鳥の照り焼き的なものが食いたくて、時間も 0 時を回っていたので GUSTO になっただけという話もあるが(ぁ

結果として解ったのは、食感と味付けで美味しく感じさせているということだ。ソレが証拠にデザートと野菜はやはり美味しくない。新鮮なものは素材そのもので勝負しなければならないため、低価格路線を貫く店では難しいのだろうと推測する。生野菜もデザートもどちらも味付けよりも素材の善し悪しがもろに出る。
そういう意味では生ものもダメだろうと思われる。
頼んだチキンソテーは、ソースが非常に美味しく、チキンもそれらしい歯触りを実現している。要するにデコレーションで美味しく感じさせている……と、ボクはとりあえず定義した。そして驚くことにしょっぱさも年々減ってきていると思う。つまりそれだけ塩を使わずにおいしさを実現出来ているんだと思う。

過当競争だからこそなせる技なのだろう。外食チェーン店の店長は過労死ナンバーワンだと聞いたことがあるが(実際に調べたわけではない)、味の研究もかなり熾烈を極めているのだろう。
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それに対してエロゲはどうか? 過当競争ではあると思う。まぁ、そこは置いておいても、いったいどういう風にして、安く、美味しいゲームを提供出来るか。これはつまりそのまま Android や iPhone のようなプアなマシンにエロゲを提供することにもつながっていく。
振り返って見ると、エロゲはかなり手間をかけて作っているように思う。特に CG の塗りなんかは非常に丁寧で、使い回しの効かないものを作る。さらにコストを跳ね上げるのが音声費だ。声優さんだけでなく、スタジオ費や音声の切り出し、音響監督など、ゲーム開発費の 30% ~ 40% 近くを持って行かれてしまう。これは非常にコスト高だ。
アニメ業界のように、声優にばかりお金が行くためにアニメータなどの絵方面の人間にさっぱりお金が回らないという構造をエロゲでも赦してはいけない(もっとも、アニメの制作費の配分は他にも問題があるが)。ただ残念ながらエロゲ・クリエイターには声優ファンが多く、声優に歩み寄ってしまう人が多いので正直、その辺でも強く出られないという側面もあると思う。

エロゲ(というかゲーム全般に言えることだが)の制作が始まってから完成までの期間が長いのも問題だ。なかなか旬にあわせて発売出来ない。何せ企画書ができあがってから、半年~ 1 年という歳月をかけて作られる。そうしている間に、どんどんと世には新しいアイデアが生まれ、そして新しいトレンドが駆け抜けていく。エロゲなんてものは(って言い方もよくないが)、綿密なゲーム性や高度な計算などは行われない、あくまでも物語を主眼に置いた作品なのだから、企画と物語が固まったらすぐにリリース出来るような作り方を考えるべきではないだろうか。
そのためのアイデアは、企画・シナリオ部隊を別に持ち、ゲームの制作スパンに関係なく、どんどんと作り続けることだ。

え? それだと粗製濫造になって、どうしようもない作品が大量生産されるって? いや、いま既にそうじゃん(ぁ。それにじっくり長時間どっぷりひたれるエロゲは、Key さんや Type Moon さん、アリスソフトさん、Nitro+ さんなどに任せておけばいい。それにそもそもそんなに大作がたくさんあっても困る。彼ら一線級が一線級でいられるためにも、彼らには儲け続けてもらわないと行けないし。
とはいえ、上を目指さなくても良いという問題でもない。粗製濫造であったとしても、次はよりいいものを作るように努力しないと、作品というのは停滞するし変化もなくなる。粗製濫造でもちゃんと変化が有ればお客さんはそこにちゃんと気付いてくれるはずだ。ファミレスが、同じようなメニューでも確実に美味しくなって行っているのと同じように。

あぁ、なんかただの GUSTO の話をするだけなのにエロゲの話になってしまった(笑)。