藤田と帰り道

すべての任務を果たした我々は、最後、浜松に来たのだからと鰻を食い行った。
あんだけ目が回ったのに食えるのか心配だったのだが、数分もすると体調も回復し、普通に戻ってしまったのだ。
が、浜松の夜も早い!
20 時で閉まってしまう店ばかりなのだ。
ぐるぐる公園に着いたのが 19 時。すでにラストオーダーを過ぎている店ばかり。
そんな中見つけたのが『藤田』という鰻屋さん。食べログの点数は 3.53。
と言うわけで、鰻堪能! と言いたいところなんだけど、美味しい所ほど鰻そのものが淡泊でクセがなく……柔らかくてふわっとしたモノを食べたという感触しか……orz
ボクの舌がまだまだということか!?
ボクが気に入っている『うな鉄』とそんなに変わらなかった……(汗)。
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鰻を食べ終わったら、あとは帰るだけである。二泊三日の旅も終了。まぁ、二泊三日と行っても、一泊目は単純に東京を金曜日のウチに抜け出しておくってだけのもので、実質一泊二日だけどね。

で、帰り、どこか温泉に入って帰ろうと言うことになったのだけど、焼津~東京まで検索したけど、健康ランド的な場所以外で遅くまでやっている温泉はなかった。残念……とか思いつつ帰途につく。

と・こ・ろ・が、後日談ではあるが、ふと本当に深夜までやっている温泉ってないんだろうかってデスクトップ PC で検索したら、あっさり見つかった……orz
そりゃそうだよね。焼津~東京って有名な温泉地いっぱいあるしさ(熱海や箱根、湯河原など)、こんだけあったらないわけないんだよ。
ボクの場合 PC を長く使っていたから、iPhone やタブレット PC での画面の情報の拾い方になれてないのかなぁ。デスクトップ PC だと一瞬で見つけられたのになぁ。

最後の写真は山岡家(春日部店)の写真。0 時頃に東京に突入するもなんだかんだで同乗者を送ってたら、2 時を過ぎ、腹も空いてきたので寄ってしまった(^^;
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寸又峡とぐるぐる公園

翌日、天気は曇り時々雨という感じだが、静岡へと向かった。次に向かうは寸又峡にある吊り橋である。なんでもかなり怖いらしい。というわけでまた 150km かけて行く(汗)。ほんと遠いなぁ……。
着いたらそこから歩く。
寸又峡の温泉街から吊り橋までは 30 分以上歩く。んで、見えてくるワケよ、橋が。
驚いたのがね、その位置。
まぁ橋なので川にかかっているわけだけれど、ずいぶん下に見えるのね。つまりどういうことかというと、あの高さまで下りなければいけない。ということはつまり、渡り終わったら登ってこなければいけない……orz

案の定、上りは 1000 段以上の階段だった(爆

ボクはそのまま行って良かったんだけど、多数決で元来た道を戻ることになった。つまり橋を渡って、その先は行かず、また橋を逆戻りして元来た道を戻ったというわけである。
問題の橋だが、かなり揺れる。普通にどたどたと渡ろうとするとバランスを崩しそうになる。ちなみに 10 人までしか渡ったらダメらしい。11 人目は先頭の一人が渡りきるまで待たなければならない。
僕らが来た時はすぐに渡れたのだが、帰る時は長蛇の列が出来ていた。
意外と人気なんだな、この吊り橋w

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来た、寸又峡!

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温泉街にあった蕎麦屋

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かつてあった森林鉄道の駅

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下の方に川が見える

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吊り橋に向かう途中

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途中のトンネル

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トンネルの中

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湖が見えてきた

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夢の吊り橋

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千段以上の階段の一部

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古いバス!

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まだ使ってるみたい

吊り橋で肝を冷やしたあとは、寸又峡温泉でひとっ風呂。去年もお世話になった翠紅苑で足をマッサージしたりとか。1000 段の階段は行かなかったけれども、それでもかなり登ったので……。

翠紅苑
翠紅苑

風呂で疲れを吹き飛ばした我々はこんどはぐるぐる公園へと向かう。この公園はボクがずっと行きたいと願っていた公園で、その存在は『探偵ナイトスクープ』で知った。ぐるぐるとは公園にある遊具なのである。ドイツ人が開発したというそれに乗ってみたいのである。しかしそのためだけにわざわざ浜松まで行くのも……と思っていて、静岡県に行く用事が出来たらついでに行こうと思っていたのだ。
そのチャンスがついに!!

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これがぐるぐる公園の遊具だ!! どう遊ぶのかは『探偵ナイトスクープ』を見て欲しい。動画、撮ったんだけど、同乗者の姿とか声とか入っちゃってるので公開できなかった……orz
まーとにかく怖いって言うかなんだろうね、自然と声が出てしまう。
うわー!!
って。いや、マジで腹に風が通り抜けるような感じ。肝を冷やすって言葉がまさにふさわしい。
遊具は三種類あるんだけど、一番怖くないのは球体のヤツ。これは背中をこの球体に押しつけられるので、どんなに回転しても吹っ飛ばされることはない。ただ目は回るけどね。
目が回らない人が羨ましいなぁ。
というわけで、ぐるぐる公園、マジ面白い!! 浜松来たらここには寄るべき!!

秘湯、梅ヶ島温泉

『ハイジの村』で充分資料写真を撮ったら、今度は静岡の秘湯と言われる『梅ヶ島温泉』を目指す。しかしこの静岡県、今いる場所からは近くて遠い県なのだ。と言うのも富士山以西は山梨県と静岡県の間に山々がそびえ立ち、邪魔しているのだ。
しかもあらゆる道路が、静岡県に繋がっていないのである。
梅ヶ島温泉も、その梅ヶ島温泉で道路が途切れている
一応林道が続いているが、繋がっていないか、崖崩れなどで通行不能だ。

したがって隣の県に行くだけ(しかも県境に近い場所のはず)なのに 150km も下道を行かなければならないのである。

途中、十割亭というところでお昼ご飯を食べる。

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十割にしては、いまいち!<マテ

で、それからひた走りにひた走ったんだけど……梅ヶ島温泉の日帰り湯には間に合わなかった……orz
夕方 17 時を過ぎると、宿泊客用になってしまうらしい……。
いくつかの旅館に電話するも、「今きても……」みたいな対応!
ムキー!
というわけで、そこから一つ下がったコンヤ温泉というところへ。そこの大野木荘というところが日帰り湯をまだやっていた。素朴だけどなかなかイイ温泉だった。露天もあって、わりと飽きない感じ。泉質も梅ヶ島温泉とほぼ同じなので、まぁいいかと(硫黄成分がコンヤ温泉の方が薄いと思われる)。
宿の人もわりとアットホームな感じで、普通にお父さんって感じの人だった。子供が手伝いとかしてた(笑)。

と言うわけでまた 150km 戻る(汗)。泊まる地点が清里なのでしかたがない。しかしあとで話題に上がったのだが、梅ヶ島温泉で宿をとれば良かったのかもしれない。そうすれば温泉にも入れるし、150km 移動しなくても良かった。
もっともいくらで泊まれるのかわからないが。

ところで夜、Windows タブレットのログオン画面でタッチパネルが一切効かないという現象に遭遇した。キーボードからなにから全部タッチで入力するので、タッチパネルが効かないとログオンもままならない。
しかも電源ボタンを長時間押しても、スリープにしかならない……!
うひー!! これはどうすればいいんだ!?
んで、テキトーに Windows ボタンと電源ボタンを長押ししていたら、どうやら電源が切れたっぽい。で、その後起動したら、ちゃんとタッチパネルは使えた。
あー、びっくりした。

ハイジのむ~ら~♪(c)むさしの村

今回の旅の目的は主に三つある。実はただの旅行じゃないのである<うそ付け!
その目的とは、以下のものである。

  1. バラの資料写真を撮る
  2.  怖い吊り橋を取材する
  3.  ぐるぐる公園に行く

え、仕事が関係しそうなのは 1 だけだって?
いやいやなんでも勉強、なんでも資料ですよ。クリエイターやっててよかたー!<バカ
実は前々からバラの花は撮りに行こうという計画があったものの、行くメンバーの都合がなかなか着かず、5 月が終わってしまっていた。
5 月が終わると平地でのバラは難しい(もちろん、それ以降にも咲く種は存在するが)。が、清里みたいな標高の高い所はまだ咲いているんじゃないかと思ったボクは、別荘付近にバラ園がないかどうか検索してみた。すると『ハイジの村』というのを見つけたのだ。
するとそのサイトによると、6 月いっぱいバラが咲いているという。
ということで、今回の旅行が計画されたのである。

朝、午前中に温泉に入り、ハイジの村へ。
どんな所かは写真を見れば一目瞭然である。
ただ前日、大雨が降っており、それによってだいぶ形が崩れてしまったものも数多くあった。残念。

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天気がいいこともあり、iPhone でもなかなかいい色で撮れた写真も多かったと思う。新緑もきれいに撮れた。
写真は 300 枚以上あり、このサイトにすべて貼り付けるワケにはいかないが、人物などが入っていないものをまとめたので、よかったらどうぞ(302枚, JPEG, 853MiB)。

あ、むさしの村ってのはこの CM です(ぁ

 

小平うどん

夜の 18 時頃、会社を出ていつもの清里に向かう。
6/5 は金曜日。今日の夜から別荘をベースに山梨~静岡県に旅行することになったのだ。豪華な二泊三日。と言っても、今回、泊まりはすべて別荘を使うので宿泊費は無料である。
で、土曜日から行動を起こしたのでは、現地での行動時間が減ってしまうので、金曜の夜のウチに清里に移動しておこうというわけである。

清里に向かっている途中、同乗者がせっかく東京都を走っているのだし、武蔵野うどんを食べられる所はないのかと言い出した。確かに小平市東久留米市はかつて小麦の産地であり、うどんが有名である。
するともう一人の同乗者が「え、別荘にバルサンしかけてその間にご飯に行くんじゃなかったっけ?」と、本来の予定を提案するが、それは却下された(マテ
と言うわけでこの間見つけた小平うどんへ。

ボクはカレーうどんを頼んでみた。
うん、出汁のきいたカレーは、これはこれでうまい。
しかしちょっと飽きが来るのが早いかも(汗)。
麺は相変わらず硬いが、池袋のうち立て家ほどではないんだよね。そのことは同乗者も指摘していた。

もう一つの料理の写真は、新横浜へ営業に行ったときにご馳走してもらったデニーズのもの。

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