真面目とか LED とかいろいろ

Twitter から拾った雑談など。

日本人が社会問題に無関心でバカだと分かる漫画

これ、凄くわかる。というのもボクは小学校の頃から世の中の色々な矛盾に気付いていて、いや、もちろん誰しも気付いていたんだとは思うんだけど、それを口にすると同級生とかシブい顔をするのよね。
中学生の時は制服反対運動とか、あと企業の無茶ぶりとか労働組合のこととか、子供ながらに持論があって、勝手に展開していたと思う。
ちなみに漫画にある「治安がイイ」「便利」「平和」については実は今でもボクは疑問に思っていて、自殺や行方不明者を入れると果たして治安がいいのか、東京に集中しすぎていたり、休日のたびにどこも混み、殺人的なラッシュアワーが毎日のようにあるのが果たして便利かどうかも疑わしいし、平和については先の「治安がイイ」に結びつく。
まぁだからといって、じゃぁ外国がいいのかというと、他の国は他の国で様々な問題も抱えていよう。

まぁそれはともかく、最近(?)でも「おまえ、真面目か!?」なんていうギャグがあったみたいだけれど、世の人はどうしてこんなに目の前に山積する様々な問題をスルーし、さらに怒らないのか不思議である。そしてそれは日本のいい所でもあるのだろうが、自浄作用があまりにもなさ過ぎるのではないかと心配もしている。

LED にしたら虫が入らなくなったような気がする

自室の蛍光灯を LED に変えた。ボクは夏場になると窓は開けっ放しで、網戸なんか壊れててもあまり気にしない人間で、虫はけっこう入りたい放題入ってくる(汗)。まぁ虫もそんなに気にならないからなんだけど。
流石に蜂がボクの部屋の天井に巣を作り始めたときは撃退したが(汗)。

ところが今夏はまったく虫が入ってこない。網戸に虫がやってくる音もしない。
やっぱり LED は紫外線が出ないから虫が寄らないのかなぁ?

でね、もう一つ気付いたことがあって、玄関の電灯も LED にしたのね。そしたらそこも去年までは蛾とか常に飛んでたし、いろんな虫がいたんだけどまったく見なくなった。ところが壁にヤモリが貼り付いているのはよく見る。
ウチの庭には何匹かのヤモリがいて、去年も電灯の下に来る虫を待ち伏せしてるのをよく見かけていた。今年もそういうことなんだと思うんだけど、LED にしたおかげで虫はまったくいない(汗)。
ヤモリは僕らと同じ可視光線で光を認識しているらしく、明るい所で待ち伏せするものの、虫がこねー!!ってなってるんじゃないかなぁ(汗

アニオタの先輩がすごい奴かもしれない

ネットでニュースを漁っていたとき、同じくどこかのニュース ランキングに載っていたので見つけたんだと思う。要するにちゃんと考察してアニメを見てる先輩が凄いって話なんだけど……普通、作品を見るに当たってそれやらない? どうしてこんな展開にしたのかとか、オチはどうなっているかとか、あと何気ないキャラの動作にその作品世界の設定が反映されていたり。アニメに限らず創作作品ってそういうのを考えながら見るものだと……。
そしてボクの作品ってそもそもそういうふうにして見ないと、たぶん意味わからないことたくさんなんじゃないかなぁ(汗)。あ、だから売れないのかwww

デザイン料って凄いんだね

例の新国立競技場のデザイン費とかの話。姉歯事件(最近の人は知らないと思うけど)でも姉歯が吐露していたけど、設計関連の報酬はほとんどデザイナーに持って行かれてしまうって言ってたっけ。
このデザイン重視の相場っていつごろからなんだろうなぁ……。

日米の友達以上恋人未満関係とか大麻の話

アメリカが日本に時々釘を刺してくる理由

日本が右傾化するとかいろいろ言われてたりする。
それに関しては人によって感じる所いろいろだろう。ボクは中道左派のつもりでいるのだが、教育の現場では左過ぎたりしていたのではないかと感じることもあるし、安倍ちゃんは右翼だなぁなんて思うこともある。

でね、ちょいとなかなかソースを捜しても見つけられなかったのでボクの言葉だけになっちゃうんだけど、日本が大日本帝国時代のことを賞賛したり、右傾化しようとしたりするとアメリカが懸念を表明したり、突っ込みを入れたりすることがある。
あれってなんでなんだろうな~なんて思っていた。
もちろん理由は色々思いつく。そもそも敗戦国が何を言っているか、といったこともあるだろうし、ペリー来航以来、アメリカと日本というのは良くも悪くもわりと二人三脚的な部分もあったから、アメリカとしては何かと言いたいこともあろう(笑)。もちろん日本にも言いたいことはあるけど。

そんな中で気付いたのが、あんまり日本が明治・大正の日本を肯定しすぎると(もっと言うなら、名誉回復、あの時の日本は正しかったとする等)、中国や韓国からするとあの侵略が正しいと肯定される=自分たちがまた侵略されるという図式となり、中国が軍事的な行動を起こす理由を与えてしまうことになってしまうのだ。
中国は日本と違って専守防衛なんて考え方は持っていない。危険ならば先に叩いてしまえくらいのことは考えている。

だからアメリカは日本が過去を肯定しようとすると、「いやいや、マテマテ」と横やりを入れてくるのだろう(笑)。もちろん先にも書いたが、理由はそれだけではないだろうが。

大麻の話

大麻の活用を方を今頃知った。まだちゃんと調べてないのでなんとも言えないが、これはこれで充分有用なことではないか? まぁ、石油に変わるかというとそれはちょっと難しい気がするが。日本が消費する石油をまかなうにはいったいどれほどの大麻を栽培しなければならないのか(汗)。

まぁそれはともかく、興味深いし、こういった大麻を使った新しい産業とか出来てもいいんじゃないかと思った。今後、調べてみたい。

安保関連法案、雑感

何かとニュースを賑わせている安保関連法案。TV などでは反対する人たちの動向を映すことが多いが、そもそも何が問題でみんな何に対して反対しているのかが不透明で、よくわからない。
報道が賛成寄りなのか反対寄りなのかもよく解らん。反対寄りのようにも見えるが、それにしては理性的な/論理的な展開が見られない(ボクが見落としているだけなのかもしれないが)。そこでボクなりにまとめて見たので、ブログに記してみた。

まず安保関連法案とはなんぞや?
これは『平和安全法制』というもので、今回の安倍内閣が提出したものである。法改正は多岐にわたるが、簡単に言ってしまえば曖昧だった自衛隊の活動範囲を厳密に決めただけである、とボクは認識している。
何が曖昧だったか? それは、日本国外に於ける邦人救出の自衛隊出動条件である。今までは日米安全保障条約の上で、まぁなんとなくというなぁなぁになっていた。例えば北朝鮮と韓国が戦争状態になったとき、韓国や北朝鮮にいる日本人の救出をどうするのかとかその辺が明確には決まっていなかった(逆に言えば、なぁなぁではあったので何となく自衛隊を使うことも出来たのかもしれないが)。
それを「在外邦人の保護措置」や「国連への派遣」などをちゃんと明記し、それらを可能にしたことが今回の法案であり、そしてこのような行為は「集団的自衛権」になってしまうということだ。

これらの法律が整備されることにより、紛争地域に自衛隊が行って、平和維持活動をしたりすることもできるようになる。前々からボクは日本の優れた技術を使って是非ともこういった貢献をするべきだと思っていて、またそれによって自衛隊の実戦による経験値が貯まり、いざ日本が戦争に巻き込まれたときや災害時、より頼れる強い組織として自衛隊が成長するだろうとも考えていた。

ところが今回の安保関連法案に反対する人たちは、今ボクが書いた世界貢献がもう NG だというのだ。これを知ったとき、ちょっとボクはショックだった。ええ!? いいことだと思うのになぁ……ってところからこの安保関連法案に反対する人たちがどういう思考なのか気になり、いろいろと調べるようになった。

結論から言うと、わからなかった(笑)。どうも左翼の人たち(?)は問題をごっちゃにすることが多いらしく、国防・防衛に関する法案なのに、それに何故か労働や差別問題、人権問題などを持ち出して、何が何だか解らないのである(笑)。
まぁでもボクなりに集めた情報を元にまとめてみたので、まだ安保関連法案がよく解らない人は読んでくれると幸いである。

1.反対派の主な主張

反対の人の中には自衛隊がそもそも違憲だろっていう人たちがいる。ボクはこういう人たちの意見は信頼に値するかなと思っている。ボクも「厳密に言えば自衛隊は違憲である」と思うからである。憲法解釈もクソも「武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない」と書いてあるのだから、自衛隊は違憲だとボクも思う(笑)。

で、その自衛隊が違憲だと考える人たちが、今回の法案に反対するのはわかる。

次に反対している人の意見に多いのが「解釈がより広くなってしまう」ということを懸念している人たち。つまり政府が「集団自衛権」という言葉を使った以上、集団自衛権が違憲ではなくなるということになる。
しかしこれについては実際問題、自衛隊の段階で解釈はすでに拡大されており、そもそも細かい取り決めがなかった今までの方が、解釈はより拡大できるのではないかとボクは思った。
ただし、運用面において日本政府が信用できないというのは、ボクもある。拡大解釈により、防衛だけでなく、侵略目的で自衛隊を利用するのではないか? それはボクも感じている。
ただそこは今のところはアメリカを頼るしかないんじゃないかとボクは思っている。
日本政府が右翼的行動や傾向を見せると、アメリカはその都度、釘をさしてくる。
それに期待するしか、今はないのかなと。

その他の反対派はやれ「戦争をする国になる」とか「徴兵制が復活する」とか、そういったことを叫ぶ人たちが多いように見えた。

と言うわけで、現在のところボクが信頼する反対派は「自衛隊はそもそも違憲」と主張する人たちのみである。

2.太平洋戦争から引き摺っていること

さて、次にでは日本の武装解除はどのようにして行われたか、というところから見てみる。戦争に負けて日本は武装解除された。ドイツは軍を持つに至ったが、何故日本は持つことを許されなかったのか?
それは連合国からすれば「国体が変わっていない」からだ。ドイツはナチスを含め、当時のドイツの体制すべてを否定した。すべてを変え、民主主義国家として作り替えることとなった。
ところが日本は天皇制を含め官僚などあらゆる国の仕組みを残す道を選んだ。ということは連合国側からしても、それじゃあ危険物(軍隊)は持たせられないということになる。
では日本の国防はどうすればいいかというと、国連が面倒を見るという事になった。国連が日本の国防を担うので、日本は軍隊を持たなくてよいということになったのだ。だが結局国連軍は作られなかったので、アメリカ軍がその代わりを担うことになった。
サンフランシスコ平和条約日米安保条約が同時に調印されたのは、そういう背景がある。つまり日本はアメリカによって独立そして国防を担保されているのである。

ちなみに余談だが、サンフランシスコ条約によって日本が独立国として認められるのだが、これに中国・ソ連は調印していない。

3.国防とは何か?

国連では集団的自衛権も国家が自然と持つ権利の一つだとしている。
現在の自由主義陣営はその成り立ち上、国防は国民の義務となっている。かつては国王が国民の命や財産を守る義務を負っていた。それがフランス革命により、為政者から解き放たれる代わりに、国を守ることも義務とになった。
そのため、憲法には必ず「国防」に関しても盛り込まれているのだが、日本国憲法はそこの部分がごっそりと抜け落ちている。

日本はそういった経緯を経ずに日本国憲法を手にしてしまったため、憲法九条だけが一人歩きしてしまった。本来ならば日米安保条約も実は憲法と同じくらい重要なものであり、国防はそちらに規定してあるということを国民に流布するべきだったのだが、どうもそれはうまくいかなかったようだ。

だから今の日本人は、平和という考え方が世界標準とはだいぶ異なるとボクは思っている。

4.反対派の目指す世界が見えてこない

以上の情報を踏まえ、反対している人たちの目指す「平和な世界」とはなんなんだろうか? そこがまったく見えてこないのだ。まず日本の平和はアメリカによって守られている。日本の独立はアメリカによって担保されている。けっして憲法九条によって守られているわけではない。

そして反対している人たちは、このような状況下で「平和を謳歌」してきたはずだというのがボクの頭の中にある。となると、彼らの主張する平和な世界とはなんなのだろうか? 最終的に米軍もなくなり、自衛隊もなくなり、完全に丸裸な国になりたいのだろうか?
彼ら反対派のビジョンがさっぱりわからないのだ。

ただ、安倍さんも説明も悪かったと思う。自衛隊員の命が逆に安全になるとか、ホルムズ海峡の危険とか、なんかよくわからない説明ばかりしている。与党は何も隠さず、以下の様に説明すればよかったのではないか?

  1. 世界貢献の一つとして人的リソースを出す時代が来た
  2. 周辺でもきな臭い事態が起きるようになった
  3. 自衛隊の経験値を上げる必要がある

特に中国は空白地帯ができるとすかさずそこに侵攻してくる性質の国であることをちゃんと説明した方がいい。それによってベトナムやフィリピンは実際に領海を失っている。日本は資源国ではないのだから攻め込まれないなどと思っている人もいるようだが、別に石油や天然ガスに限らず、日本は海洋国家であることを忘れてはならない。海産資源は重要な日本の糧なのだ。

5.理想論を言えば

先にボクは「自衛隊は違憲だと思う」と書いた。それに関することをまとめたいと思う。
もし日本人が平和を切望し、武力を捨てるというのなら、ボクはそれには賛成である。かのガンジーやマザー テレサが成し遂げたように、非暴力を掲げ、どんなに攻撃されても家族を失い、財産を失っても、そして自分自身が殺されたりしても反戦・平和を訴え続け続けるのなら、ボクはそれには賛成である。聖書に「右の頬を打たれたら、左の頬を差し出せ」「強盗をされたら、その強盗のために祈れ」と書いてあるが、それが実践できる国家になるのであれば、それこそ真に平和を愛する国となるだろうし、それがボクの考える理想の非武装中立の国家である。
そこまでの愛を日本人が貫けるなら、ボクはこの安保関連法案にも反対するし、自衛隊が違憲であると訴え続ける。

でも、現実はどうだろうか?
まずアメリカに庇護されているのなら、上の論理は通用しない。アメリカは力による平和維持を標榜している(そしてアメリカ自身、問題の多い国ではあるが、模範的な国であるようにしようと努力はしている)。従ってアメリカ的価値観による(自由主義陣営による)平和を維持するためには、武力は欠かせない。

次に、安保関連法案に反対している人たちに、まったく平和を感じられないのも問題だ。
平和を愛する人ならば、FAX 攻撃をしたり電話攻撃をしたりなんかしないはずである。ただ、ただ、反対を訴え、戦争の恐ろしさ・悲惨さを語り、また憲法と現実の矛盾を切々と説き、戦争のない理想の世界をアピールしていくことが大事なはずである。
もちろんそのためのストライキやデモは必要だとは思う。だけれども、それによって他人を攻撃することは結局戦争をしていることと同じだと思うのだ。そんな人たちから「平和」と言われても、なんの説得力もない。
語るだけでは、アピールするだけではダメで、力を誇示して反対を貫かなければならないと考えるならば、それは結局アメリカがやっている武力による平和維持と何も変わらない。

6.戦争に導いているのは安倍さんか?

最後に反対派がよく言う、安倍が日本を戦争に導いているという主張について触れたい。
まぁ安倍さんが戦争好きなのか、それはボクは知らないが、日本を戦争に導いているのは自由主義陣営の国々であるということを忘れてはならない。そして日本はその中に組み入れられているのだと言うことも。
よく日本人はアジア人という自覚は薄く、白人の仲間だと思っているなんて言われるが、それならば国防・世界平和の意識も白人の仲間入りを果たすべきではないか?(笑)。

今回の安保関連法案を端的に表すなら、今まで金だけ出してきたけど、これからは命(人)も出してくださいよ、という自由主義陣営からの要請があり、それに安倍政権が答えただけなのだ(なので民主党政権であっても、同じような法案は出たであろう)。
反対派の人たちはその辺がわかっているのかどうかが、ボクには見えてこないのである。
たとえばボクが反対するなら、その自由主義陣営の平和ってなんなのよ、ってところから入ると思う。結局武力での平和維持は ISIS を産み(イラク戦争)、さらに大量の難民を生み出しているではないか(フランスのリビア攻撃)。
また、人を出すのだから『思いやり予算』をなくすとか、防衛費を減らすとかして欲しいと訴えるだろう(というか実際こっちのほうは、そうして欲しいと思っている)。

以上、一応ボクとしては網羅的に記したつもりである。もちろん見落としや勘違いなどもあるかもしれないが、安保関連法案について少しでも考える機会となれば、幸いである。

浅草橋の駐車場、アベノミクス達成

(似たような話題:浅草橋、駐車場政変!
浅草橋の駐車場がヤバい。何がヤバいって、インフレでヤバい。ボクが浅草橋で働き始めた頃の 2012 年、駅近くの駐車場は上限がだいたい 1800 ~ 2400 円だった。これが 3 年たった今、2200 ~ 2800 円である。アベノミクスは年 2% のインフレを標榜しているらしいが、浅草橋の駐車場料金はその遥か上を行く。アベノミクス大成功なのである。

かんべんしてぇぇぇぇぇぇ!!

この界隈で一番安いのは、24 時間 1500 円と言うものと夜中の 0 時まで 1500 円というモノ。どれも駅からは歩いて 20 分以上ある()。このうち①は夜 0 時まで 2000 円、②は 24 時間 1700 円にこの夏、値上がりした……orz
ちなみに④は GSV では企業の駐車場だが現在ではコインパーキングになっている。

駐車場の値段が上がる要因はある。まず駐車場が減っているのだ。
浅草橋は古い町で、ちょうど今が建て替えの時期に当たる。それに関連してか、駐車場として寝かせておいた土地もビルを建てたりして減っているのだ。今まで月極よりも安く済ませていたのに……このままでは月極を借りた方がよいという状況になりつつある。

そして事件は起こった(何)。
今日、安い所がどこも満車だったので、浅草橋界隈をぐーるぐーる。ようやく見つけて、御徒町の方に 24 時間 1500 円のを見つけたGSV では 1800 円となっている)のね。会社まで徒歩 20 分以上の地点ですよ。んで、会社に向かってたら、会社に近い安い駐車場がボクが車で通ったときは満車だったのに、空車になってやんの……orz
くそー!!!
1507153611 1507153612

以下、Twitter ネタ。

まぁ、右翼ってのは天皇の言うことをあんまり聞かないよねって話。靖国参拝だってさ、天皇は戦犯が合祀されてからは参拝してないし、アメリカの大使や大統領も靖国は参拝しない(彼らは千鳥ケ淵戦没者墓苑を参拝する)。
まぁもともと明治天皇からして支配欲がなく政治に干渉しなさそうな人を選んだという話があるぐらいで(野心的な天皇候補者は暗殺されたらしい)、右翼の言う天皇を中心とした世界ってなんだかなぁと思うしだいである。

戦争と自殺

Twitter に流れてきたのか、それともネット サーフィンをしていたときに見つけたのかどうかは忘れたが、以下の様な記事を見つけた。とはいえ、これは Yahoo ニュースに載っていたもので、現在では期限切れとなってしまい、見られなくなっている。
とは言え元ソースはどこかにあるはずだとちょっと捜したが、よくわからなかった。

まぁ、とりあえず兵士の自殺が多いというのは前々から問題になっていて、特にアメリカではベトナム戦争の頃から、あれやこれやと色々手を焼いているようだ。ただわかっていることは戦場という環境は人間に対して精神的に非可逆な強い影響を与えるのだろう。
ただその要因が何かというのは、ボクも知りたいと思っている。

第二次世界大戦の時、アメリカ軍が自軍の分析をした際、敵に向かってちゃんと発砲している兵士は 2 ~ 3 割であり、他の兵士は全然関係ない方向に向かって発砲していたことがわかった。
そこで米軍はしっかり敵を撃つように訓練カリキュラムを組み直し、そうして育てられた兵士の最初の活躍場所がベトナム戦争だった(朝鮮戦争はまだそのカリキュラムは取り入れられていない)。
ベトナム戦争では米国内で反戦運動などがあり、ベトナム帰りの元兵士への風当たりも強いと言うこともあり、PTSD になる元兵士・兵士が激増した。ベトナム帰還兵による犯罪も社会問題となった。
その原因の一つが、確実に人を撃てるカリキュラムにあるとも言われている。
また実際に戦場に行かなくても、無人機のパイロットも PTSD の発症が問題になっているらしい。

翻って、自衛隊はどうか?
自衛隊の訓練は米軍のような確実に敵を撃つようなカリキュラムなのかどうかは気になる所である。
それはともかく、海外派兵から戻ってきた自衛隊員の自殺率は高く、イラクへの派遣があった 2004 年度で見れば 10 万人あたりの日本人成人自殺者数が 25.38 人に対し、それを自衛隊に限ると 39.3 人というのはかなり多いと思われる。

彼らを自殺に駆り立てる理由は何であろうか?
米兵はともかく、自衛隊は惨状極まる戦地にいたのか? 人を殺した自衛隊員はいるのか?
いや、もっと言えば、現地で彼らは何を見た(体験した)のか?
そう考えると、単純に戦地だけが自殺の原因ではないように思える。
また凄惨な状況に逢い続けると自殺するのかという点で言えば、殺人現場や司法解剖で変死体を見ることが多い鑑識や検視官の自殺が多いのか? それも違うような気がする。
単純に海外で長時間過ごすとなるとか?

そんなわけで、兵士と自殺の関係はしっかり研究した方がいいのではないかと思った。政府は「因果関係は不明」としているが、専門家にデータを渡し、また自衛隊員からのヒアリングをして研究すれば、今後の自衛隊の活動の糧となるのではないだろうか?

週休二日のとりとめもない話

なんか過去にも同じことを書いた様な気がするんだけど、ざっと検索したら見当たらなかったので、ネタにした。
発端は Twitter で就職活動の注意点として、「週休二日制」って書いてあっても、それは月に一回でも週休二日があれば名乗れてしまうので確認した方がいいというツイートが回ってきたことだった。
で、それについて「ひどい」とか「だまし討ちだ」みたいなレスが付いていたような気がする。
なぜそのツイートへのリンクを貼ってないかというと、それをツイートした主はどうも、そのツイートを削除してしまったらしい。

ボクはずっと週休二日の会社で働いてきた。一度、隔週で週休二日の会社に勤めたことがある気がするのだけど、ちょっと忘れてしまった。
とはいえゲーム業界は週休二日制ってあんまり関係ない。仕事が間に合わなかったら、休みもクソもないからだ。
ゲーム制作という作業は、時間が経てば仕事が進むかというとそう言うワケではない。一日かけてまったく進まないこともある。

でね、ボクはもちろん完全週休二日制に賛成なんだけど、この週休二日制ってヤツがけっこう仕事の邪魔になるなって思うことも多い。

一つは一年の中での仕事量は週休二日制だろうが週休一日制だろうが、変わらないからだ(本来は週休二日制の方が仕事量は少ないはずである)。ということはどういうことかというと、今まで 6 日かけてやってたことを 5 日でやらなければいけなくなるのだ。
例を言えば、今まで 12 ヶ月かけて作っていたゲームが、週休二日制になったら 16 ヶ月に開発期間が延びましたってことはなく、相変わらず 12 ヶ月でゲームは作らなければならないと言うことである。
結局、一日の作業量が増えてしまったのである。

もう一つは金曜日を逃すと、二日も間が空いてしまうと言うことである。
これが自分の作業ならまだいい。土日、自分が仕事すればいいのだから。ところがこれが他の人に引き渡す仕事だったり、連絡しなければならないことだったりすると、金曜日の夕方頃に連絡したのでは、それらの業務はすべて月曜日開始となり、二日間無駄が生じてしまう。
となると、次の人へ渡さなければならない仕事は、木曜日中に終わらせ、金曜日に引き渡す相手が出社する時間にはその人に渡せておける状態にしておかなければならなくなり、となると一週間は金曜日までの 5 日間ではなく 4 日間と言うことになっってしまったりするのだ。

まぁこんなのは、最初からスケジュールを組み、その通りにちゃんと仕事すればいいのだと言われればそれまでなのかもしれないが、たぶんそれがしっかり出来る人間は少数派だし、自分がしっかりしていても他の人がボクみたいに 31 日になってから宿題をするようなタイプの人間だったら、結局スケジュール通りには行かない(^^;

今後の働き方ってどうなるんだろうね? あんまり偉そうなことは言えないが、やっぱりどこでも仕事が出来、ある意味仕事もそして余暇も時間に縛られない働き方になっていくような気がするんだよね。そしてボクはわりとそういう働き方をさせてもらっているような気はする……(もっともここ一年くらいは精神的にいろいろあって、なんというか、思うように仕事が出来てないけど)。

体罰あれこれ

桜宮高校の件。
ボクは体育会系に属していたのは、高校まで。ただ高校では体罰はなかった。
中学はあったが、まぁ別にそれが精神的苦痛ではなかった(応援団)。
小学校は野球部、サッカー部だった。
でね、そもそも体罰ってのは法律的に NG だ(学校教育法)。軽くひっぱたくことも、NG なのだ。ただし懲罰をくわえることは出来る。この懲罰が何を意味するかは、今まで議論されてきているのかボクは解らないが。
これは受け売りでしかないのだが、サッカー部ではだいぶ体罰がなくなってきているという。

別に欧米のやり方が素晴らしいとは思わないが、やはり実力主義というのは体罰などしている余裕などなくなるのだろう。結果こそが大事であり、そのために必要な様々な要素というのはその結果そ出すために構築されていく。スポーツの世界ではなおさら必要なことではないだろうか?
ボクが言いたいのは、じゃぁ体罰をなくせばいいというだけに行くのではなく、体罰がなくても一人一人が目的を理解し、自分がやらねばならないことを自分で理解したうえで見つけ、そして目的に向かって進むことができるそういう空気を作っていくことこそが大事だと思う。
これは学校だけの問題ではなく、日本の社会体質としても必要ではないだろうか? ぼーっと仕事が来るまで口を開けて待っているのではなくて、自分の立場を知り、会社の状況を知り、属している業界を知り、次に何を売っていくべきかを常に考えながら仕事をしていくその姿勢が大事で、また会社自体もそのような雰囲気になるように上司たちは動いていくといいのだろう。

まぁ最後に関しては、ボクも出来ているかというとなかなか難しいが……(マテ