旅行中の通信量とサイゼリヤ

さて、今日からまたいつもの毎日が始まる。
なんか 4 日間も田舎道を旅行していると、すっかり台場に通っていた頃のことが遠い昔のように感じるという不思議な感覚だ。そして旅行中は楽しかったなぁとか思う。台場なんかに通ってたんだっけ? ってすら思ってしまう。
人間の脳というのは本当に勝手なものである。

気を取り直して、朝の 7:30 に家を出る。

もう渋滞すらもなんというか記憶の彼方だ。信号がいっぱいあるのも非日常に感じる。
それくらい長野はよかったし、時間がゆっくり流れているように感じた。
東京は時間も空間も圧縮されているのだなぁと改めて感じてしまった。

気を取り直して、下の SS は旅行の間利用したパケット通信量である。二つに分かれているのは、上が iPad Pro の通信量、下が iPhone XS の通信量だ。どちらもほぼ同じくらい使っていて、4.5GB 通信したようだ。
iPad の方はほとんどが動画の容量だ。夜ねつくまで動画をみたりしていたのだ。
iPhone の方は地図や調べ物、あとはこちらも寝る前や休憩の時にウェブを見たりした分だ。実はこれでも見ないように気をつけた方で、自由奔放に使っていたら何倍も利用していたと思う。たとえば長い道中もずっと動画を流していたりとか。
しかしパケット通信量も馬鹿にならないので、我慢しての 4.5GB だったりする。

さて、11/5, 6 と特にこれと言って話すようなことは起きなかったので、メシのネタだけ記す。

11/5 は TORIKAI EXPRESS でまたしこたま鶏の唐揚げ食った。
ここは揚げ加減も悪くないし、特製のソースも美味しいのでけっこう気に入っている。本来は親子丼の店なんだけどねw

過去の記事見ても、唐揚げしか食ってないwww
親子丼を注文したことはないのだ(汗

んでもって 11/6 はサイゼリヤ。いやね、お昼に今の台場の仕事とは別の打ち合わせがあって、やった他人の金で飯食えるぞ、台場だしどこで食わせてくれるんだろってワクワクしてたらサイゼリヤに連れて行かれましたよ、っていう(ぁ

サイゼリアかよー。って心の中では思いつつ……まぁファミレス自体、あんまり利用しないのでいいかとも思いつつ……。

チキンのサラダと明太子のピザ。サラダが思いのほか量が多かった。しかも小さい方頼んだのに。
これで二つあわせて 800 円も行かないんだからすごいなぁ……。

ブルーチーズと万座温泉

長野紅葉旅行 2019、4 日目。
今日はとてもいい天気だった。これがせめて昨日きてくれていれば……と思う。

今日の予定はわりと緩くて、①チーズを買う、②風呂に入るくらいしかない(汗)。
ただこの清里もそこそこ紅葉はしていた。
最初の目的は「チーズを買う」である。同乗者がブルーチーズを所望している。ブルーチーズと言えば、この清里から小諸に北上したところにブルーチーズ専門店がある。そこならば同乗者のお眼鏡にかなうブルーチーズがあるだろう。

紅葉はその途中で見られるかもしれないと思い、取り急ぎ清里を出発した。

小諸へは国道 140 号をひたすら北上するだけである。道中、紅葉の綺麗な場所はあり、同乗者がいろいろ写真を撮っていた。ボクはもうめんどくなって、カメラを構えることすらしなくなっていた(汗)。目的のチーズ屋は小諸から少し西にずれた東御市にある。なので小諸に入ったら西進すること 10 分くらい(?)、目的のチーズ屋に到着した。

そしたら、けっこう混んでてびっくり。人気なんだなぁ。
店の名前は『アトリエ・ド・フロマージュ』。フロマージュはフランス語なのでこの店はフランスのブルーチーズを出すお店ということになる。しかし敵も然る者、チーズだけでおわってなかった! やばい、ケーキがすげー美味しそうなんですけど。あとお店のマークがカワイイ!
しかしなんというか、意識高い系の臭いがプンプンしますな。値段もすごいもの……。とりあえずブルーチーズとカマンベールチーズを買って帰る。両方合わせて 3000 円……。

チーズを買って外に出てみると、あらカワイイ、山羊さんがいるじゃありませんか。まさかこの山羊の乳からチーズを? なんてことはないかと思いつつ、触れるのでしこたま撫でた。なんか向こうもすげー舐めてきた。人慣れしているなぁ。

その山羊小屋の隣はリンゴが植えてあったんだけど、収穫する様子もなく、実がなりまくっていた。
これはいいんだろうか……? 鳥とかに食べられたりしないのかなぁ??
それとも鑑賞用でこのままにしておくのだろうか。

下の写真はチーズ屋の周囲の様子。最初のパノラマが北側、二枚目が南側である。撮影ポイントはここ。しかし GSV はすごいなー、ボクが写真を撮る必要なんてないじゃないかと思ってしまう(笑)。

さて、次に目指すは温泉であるが、ここまできたら万座温泉だろうとボクは考える。
ここから万座温泉は実はそんなに遠くない。このアトリエ・ド・フロマージュが面している通りは『東御嬬恋線(とうみつまごいせん)』と言い、万座温泉のある嬬恋村につながっているのだ!
これはもう万座の濃ゆい硫黄泉につかれと言っているようなものなのである!

というわけでこの道路を北上する。
紅葉もとても綺麗だった。
同乗者は写真を撮ったが、ボクはとってない!! だからサイトにも載せない!!<ヲイ

しかしここからがひたすら通行止めとの戦いだった……orz
そもそもまずこの東御嬬恋線が湯の丸高原で通行止め。さらにその先の国道 406 が通行止め。
ボクらは周囲の林道などを駆使するハメになる。
ちなみにこれらの通行止めは冬期通行止めというわけではなくて、台風によるもの。道路がえぐられていたり、電柱や樹木が倒れて道路を塞いでいたりしているのだ。

なんだかんだで、倍以上の時間を要してやっと万座温泉につくのであった。

下の写真は湯の丸高原のスキー場の様子と、最後の二枚は鍋蓋山と角間山。たぶんだけど。

せっかく天気が良いのだから、景色の良い露天風呂に入りたいということで、日進館というところへ。玄関にはストーブが。そう、外は -1 ℃。すでに万座は冬なのだ。

まずは内風呂でゆっくり身体を温める。
日進館はあれだね、部外者に優しい温度だねw
草津温泉だと熱いのしかないが、日進館のはというか、万座はぬるいのから熱いのまで取りそろえてある。

そして露天風呂へ。
いやー、良い眺めっちゃぁ良い眺めなんだけど……これは雪景色向けだなー。山肌とかがイマイチ。これが真っ白だったらとても良い景色だと思う。お湯も白、景色も白みたいな。

そうそう先に入っていたお客さんで台湾によく行く方がいて、フォアグラの小籠包が台湾にはあるらしい。なにそれ! っていうかそういう会話をされていたので思わず聞いてしまったのだ。やばい、食べてみたい! 行こう、台湾! いつ行けるか解らないけど、台湾くらいなら土日だけで行ってもぜんぜん OK な気がする。

これで今回の旅行は終了である。紅葉と温泉にまみれた良い旅行であった。いつの間にか写真の枚数は 955 枚、同乗者は 420 枚、大収穫である。紅葉ばかりでなく、温泉の中の写真もたくさんとれたのが嬉しい。これらは背景資料としてとても貴重だ。
ドラレコのデータは 182GB。
また、温泉も普段行くことができなかった切明温泉に、小赤沢温泉。そして野沢乗鞍万座という酸性硫黄泉づくし。

天気は一日だけ恵まれなかったが、まぁそれは仕方がない。

ちなみに総走行距離は 1250km であった。

と、まぁ旅行の話はこれで終わりなのだが、帰りに失敗があった。失敗があったというか、仕方がないことではあるんだけど、万座温泉を出たのが 15:30 頃。標高 2000m を通る日本一標高の高い国道を通って草津へ抜け、そこからさらに渋川伊香保に抜けて行くんだけど、この時間帯は行楽地に来た人達が帰る時間帯でもあり、草津から渋川伊香保まで渋滞。
まぁそれはわかっていたので山道を駆使して足利くらいまではほぼ渋滞に巻き込まれずに帰ってきたんだけど……東北道が鹿沼から蓮田くらいまでずっと渋滞。それを避けるために足利 I.C. で抜けたんだけど……下道も渋滞。
結局久喜に戻ってきたのは 20:00 だった……orz

下の写真は北関東道におそらく最近できたであろうパーキング、大田強戸。ピカピカだったので写真に撮ってしまった。

で、久喜で晩御飯。同乗者お勧めの『さくら』というところに行くも、けっこう色々なものが売り切れ(汗)。いまいちお腹がいっぱいにならなかったので、ラーメン(中華)つながりで近くのバーミヤンへwww

いやー、バーミヤンなんて何年ぶりだろう……。

ラーメンさくらは割とオーソドックスで食べやすいラーメンだった。スープとか出汁とかすごい凝ってるという今時のラーメンではないけど、塩加減と出汁のバランスがとてもよく、常連さんばかりのラーメン屋であった。

さて、最後にブルーチーズをご開帳。
お値段とその容量は写真を見ていただければ……。すごい値段だよね……。
カマンベールはなかにブルーチーズが挟んであると言う代物で、なんだかんだでブルーチーズなのだ。味はクセがとてもないブルーチーズ。確かに臭うんだけど、えぐみとかブルーチーズ独特のつんとくるあの感じがとてもおさえられているんだけど、食べるとブルーチーズというとても上品な作りでした。

塩分もそんなに感じないんだけど、それでもドレッシングの代わりにサラダに載せたり、あとはパンなどと一緒に食べてもいいし、お酒飲む人はワインも合うんだろうなぁ。

定期的にお取り寄せしたいけど……やっぱ高いなぁ(汗)。

天気はイマイチだったが、バームクーヘンには間に合った

長野紅葉旅行 2019、三日目。
寝坊してしまった……。8 時に起きるつもりが 9 時になってしまった。やばい! 何がやばいのかというと、道の駅で車中泊したからだ。8 時に出れば道の駅利用者の迷惑にはならないだろうと思っていたのだが…… 9 時ともなると開店している可能性があったのだ。

案の定、道の駅はごった返していた。

どうやらこの『道の駅花の駅 千曲川』は朝市らしきものがあるらしく、人気らしい。まだ 9 時前だというのにすごいお客さんだ。それならばと思い、覗いてみると……お野菜や地元の農産物が安い! 野沢菜一束(両手で抱えないといけないぐらいの量) 90 円とかだよ! キャベツ、白菜も一玉 100 円。やすいなー。これりゃお客さんも多いわけだ。

お野菜を買っても今日帰るわけではないので、買い物は諦め、早々に道の駅を去ることにした。

まずは朝風呂に入るために野沢温泉に戻る。今日こそはエメラルド グリーンの共同浴場を見つけねば……と思っら割とすぐに見つかったw 中央の駐車場に一番近い『横落の湯』がそれだった。しかしすでに人が多く、あまり長いこと浸かれなかった。

まぁ他にもお風呂はあるので、と『別の熊の手洗湯』に行った。そしたら偶然にも誰もおらず、貸切状態だった。そしてお湯の色が緑! 横楽の湯と同じ源泉なんだろうか? 朝っぱらから幸先の良いスタートである。
一枚目は旅館組合の有る通りにあった割と複雑な水路。二枚目三枚目は人間慣れしている黒ネコ。ボクらが歩いているとやおら出てきて、撫でろ(飯くれ?)アピールしてきたw

5, 6, 7 枚目は野沢温泉名物、生卵を沈めておく場所だ。野沢温泉の全ての共同浴場の入り口に備え付けてある。ここに卵を入れておくと温泉に入っている間に温泉卵ができあがるという寸法だ。

無事、朝風呂でゆっくりしたあと、次の目的地を目指す。
次は蕎麦も食いたいということで、奈川に向かうことにした。長野道をひたすら南下し、松本でこの旅最初の給油。それから奈川に到着したのが 13 時過ぎだった。奈川では定番の店『そばの里 奈川』に行くも……なんと凄い人! しかも並んでる!!
そうか、奈川自体は来る人なんて少ないだろうなんて思ってたんだけど(失礼)、土曜日はこんなに人がいるんだなぁ。ボクらが前に行ったときは平日だったからなぁ。

もちろん『とうじ蕎麦』を頼む。冬場限定メニューのきのことうじ蕎麦。
しかし混んでるせいか、待てども待てども出てこない(汗
なんだかんだ行って 30 分以上待ったんじゃないかなぁ……。ささっと食うつもりが、一時間以上かかってしまった。

14 時を過ぎてやっとこさ、紅葉を撮りに出るが……残念ながら天気が良くない。奈川の先、野麦峠は紅葉ポイントであるのだが……ちょっと時間も遅すぎたかなぁと思いつつ。途中、前回の時に定休日で買えなかった清水牧場チーズ工房』に寄ってみる。

ところが!!
売り切れって言われたwwww
まじかよー。奈川って人来るんだなぁ<ホントに失礼

というわけで、二度にわたり手に入れることは出来なかった……orz

それからは野麦峠を越え、高根乗鞍湖を目指す。今日の紅葉ポイントの最終目的地だ。
途中、綺麗な場所はあったので写真には撮ってみるものの……やはり光量不足。iPhone XS ではなんとも地味な絵になってしまった。下の三枚の写真は肉眼ではけっこう綺麗に見えたんだけどなぁ。

百葉箱みたいな観測用の建物があって、そこに伸びる登山道みたいな所から撮った。

さらに走っていると、木造校舎を見つけた。まだ現役で使っているように見えたので、なんとなくパチリ。今では合宿とかに使う宿泊所として提供されているようだ。公式サイトは、たぶんこれ。情報がふわっとしていてよく解らないが、借りることはできそうだ。
夏とか、借りてみたいねぇ。虫、すごそうだけどw

そしてお目当ての高根乗鞍湖もご覧の通り……灰色の世界(汗)。うーむ……。
ちなみに橋の写真が二枚有るのは、二枚目は古い橋の跡があったので。どうやらかつてはそっちに橋が架かっていたようだ。
水面に山や橋がわりとくっきりと写ったので、これで晴れていたら、本当に良い写真がとれたのになぁ…。

やはり天気がわるいと景色もぱっとしないもんだなぁ。
紅葉そのものはイイ感じなんだけどなぁ……。

この時点で 16:20。これ以上先に進んでも暗くなるばかりでよい写真は望めないだろうと、取材を打ち切った。

じゃぁとりあえず乗鞍高原か白骨温泉にでも行くかと思ったのだが、一つあることを思い出した。それはバームクーヘンだ。もう何年前になるのかすら憶えていないのだが、乗鞍高原の入り口にバームクーヘン専門店『ヤムヤムツリー』があるのを知ったのだが、いつも営業時間を過ぎていて、その前を通り過ぎるだけだったのだ。
今からなら間に合うんじゃないか!?

営業時間を見てみると、17:30 で閉店。ここからそのお店まで約 52km。ま、間に合うか?? 高速ならともかく下道だぞ……いくら車通りが少ないと言っても、山道。一時間で進める距離は 30 ~ 40km が関の山だろう。
と思いつつも、とりあえず目指してみる

しかしやはり間に合いそうもない。国道 158 号に出た辺りでお店に電話する。
そしたらなんと、待ってくれるという。
マジか!
しかも、一時間やそこいら遅れても大丈夫だという。いやいや、そこまで待たせるのは申し訳ない。遅れても 10 分ぐらいですからと伝えて走る。

到着したのは 17:35 だった。5 分遅れ。電話しておいて良かった……!
そして、なぜ一時間以上待っても OK なのか店について判明した。そもそもこのお店、バームクーヘン屋ではあるが、宿泊施設でもあるのだ(公式サイト)。だからお店の人はずっとこの場所にいるわけだ。
聞けば 22 時頃までなら言ってくれればお売りするよ、とのことだった。
っていうことは、今まででも実は買えていた可能性があるwww

現に今日もお店の前でバーベキューの準備が行われていて、宿泊客が集まっていた。
バーベキューもうまそうだなぁ……。

というわけで念願のバームクーヘン、やっと買えたよ!
三枚目の写真はバームクーヘンの生地を使って作ったケーキ。
4, 5 枚目がここのオリジナル バームクーヘンだ。片方がメイプルなのは憶えているのだが、もう片方が何か憶えてない(汗)。そして最後の写真はオーソドックスなヤツ。ツリーの方はおみやげとして上げてしまったので味はわからなかったが、シラカバはわりとサクッとした食感のバームクーヘン。そして思ったよりもゴテゴテしておらず、甘さよりも生地が主張する味だった。紅茶がとてもあう。
いっぽうのオーソドックスな方はしっとり系。こちらも甘さ控えめだが、シラカバに較べて生地の味がくどく感じた。好みとしてはシラカバの方が好きかも。

その後、乗鞍高原で硫黄の温泉にたっぷりとつかり、帰路に就いた。
帰路と言っても別に家に帰るわけではナイ。次の宿泊地に向かったのだ。次の宿泊地というのは、ただ単に別荘だったりする(笑)。
松本市まで南下したら、清里まではそんなに遠くないというわけで清里まで戻って三日目はお開きとなった。

もと動画のダウンロードはこちら

野沢グルメと桂池

前回の続き。

野沢温泉についたものの、温泉街そのものはあんまり紅葉していなかった。
とりあえず、温泉街を散歩。
切明温泉9 年以上ぶりだが、野沢温泉は 2014 年以来なので 5 年ぶりだ。

散策しながら一息つきたかったので、喫茶店を探す。
喫茶店そのものはいくつかあるんだけど、これがやってない。
えー……土曜日なのに??

というわけでゲレンデとかがある山側に向かって歩いて行くとなかなかきれいな喫茶店があったのでそこにする。名前は『なっぱカフェ』。けっこう繁盛してた。というか他に開いている店がなかったからかも?
ボクはほうじ茶ラテ、同乗者は紅茶かな?
レアチーズケーキと焼きリンゴ。焼きリンゴはすっぱ甘くてほくほくで美味しかった。そういえば長野もリンゴの名産ではあったな。

写真は一枚目が観光案内所で配っていた MAP。2 ~ 3 枚目は散歩していて見つけた、竹を使ったプランター。オシャレというかカワイイ! 5 枚目以降がなっぱカフェの写真だ。

それから風呂をハシゴ。3 つくらい入ったのだが、お湯がエメラルド グリーンのお風呂がどこか解らず(汗)。この第一弾ではお目当てのお風呂に入れなかった。しかし身体は温まった! あと人、けっこう多かった。野沢には 9 つほどの共同浴場があるのだが、どこも人がいた。

夕方になって夕焼けを撮りに行きたいと同乗者が行ったので、西の山を越えてみることにする。
っていうか、もうちょっと早く言いなさいよ! とか思いつつ……。
結局、山越えはできなかったのだけど、別の面白い写真が撮れた。

野沢温泉から西の山を越えようと車を走らせていると、桂池(周辺情報)と言うところに来たのだが、これがなかなか幻想的というか、綺麗な場所だった。ただ残念ながら iPhone XS では光量不足で写真はご覧の有様だ……orz

ただちょっと不気味だったのが、この辺一帯を獣臭が覆っていたことだ。動物の種類としては草食動物の臭い。山をかなりくだってもこの臭いはしていて……でも動物の姿も、足跡も見つけられる、ちょっと不思議だった。


(MP4 / 1080p / 60fps / 24Mbps / 29’26” / 4.92GiB / 野沢温泉~桂池~飯山駅)

野沢温泉を離れたついでに、夜の寒さ対策をすることにした。ただボクの場合、そんなに寒さは致命的ではない。別に寝袋が必要とかそういうのは感じなかった。そこで導き出した答が、カイロだ。こいつを寒かった場所に貼っとけば問題ないだろうと踏み、薬局を目指した。

飯山駅のドラッグストアで貼るタイプとそうじゃないカイロをそれぞれ購入。
これで寒さ対策は準備万端だ。

さて、野沢温泉に戻ってくる。晩御飯を食べようかどうか迷う。
しかしそこで有ることに気付く。
今は飯時だ。
ということは野沢温泉に訪れている人達は宿泊施設でご飯を食べているのではないか? つまり、共同浴場に人はいないのではないだろうか?
そこで、さっきたくさん人がいて入れなかったところに行ってみると……誰もいない!!
これはナイスですよ!!
ついでに資料写真も撮れるw

というわけで十王堂の湯。そこそこ広くて、そしてちょっと青みがかった乳白色の温泉。もちろん源泉掛け流し。但し、熱い!! 二枚目・三枚目の写真にあるこの樋(とい)で湯の温度を調節する(笑)。左から源泉のお湯が流れてくるのだが、この樋でどれくらい風呂釜に入れるかを調節する。樋に落ちたお湯は捨てられてしまうのだ。

昼間と合わせて硫黄泉を堪能しまくったら、こんどは晩御飯!
ところがお目当てのイタメシ屋は貸切で、入れなかった。
そこでテキトーに歩いてお店を探す。
けっこうやっている店はたくさんあったのだけど、その中でもビリケン食堂という所に。ここを選んだ理由は、メニューが和洋中無節操だったからwww

一枚目は看板猫w
二枚目はコブサラダ
鶏の唐揚げに、鍋焼きうどん、そしてピザwww
デザートはソフトクリーム。ソフトクリームは割と牛乳の味がしっかりしたものだった。スジャータではないようだ。

 

というわけで、長い一日が終わった。
あとは宿泊施設へ行って寝るだけである(マテ

道の駅花野駅 千曲川は人気の道の駅らしく、他にもたくさん車中泊組がいた。
キャンピングカーもたくさん停まっていた。
ボクの隣りにいたボルボだかアウディだかの SUV の人は防寒対策をしていなかったようで、ずっとエンジンかけてた。ガソリンもったいないなーとか思いつつ、こちらはカイロがある! そしてその効果はバッチリだった。つーか、暑いくらいだったwww

天気と紅葉に恵まれた一日

朝おきると、とてもいい天気だった。
起きた時間は朝 8 時頃。フロント ウィンドウには紅葉の景色が広がっていた。

寒いのも忘れて外に出て写真を撮る。
これは期待が持てるかも、と思った。

しかしまだ 8 時台だというのに続々と人がやって来る。
紅葉を撮りに来た人や、登山客と思われる人、さらに外国人(白人)。外は 4 ℃だっていうのに外国人のみなさん、半袖短パンだったよ。すげー……寒くないのかっていうか人間、4 ℃でも平気な身体になれるんだなぁ。

ちなみに写真だととても解りにくいのだが、ボクらが昨夜入った川(中津川と言うらしい)の温泉は三枚目の奥の方にある。そしてこの撮影地点はちょうど川の合流地点にあり(地図)、もう一方の川(雑漁川というらしい)が 4 枚目の写真だ。6 枚目とその拡大写真である 7 枚目は合流したあとの川(中津川)である。

さて、身体は冷えきっている。温泉に入ろうじゃないかと言うことで、ここから少しくだったところにある小赤沢温泉に行くことにする。下のエセパノラマ写真は切明温泉から小赤沢温泉に向かう途中、開けた所があったんだけど、そのから見えた鳥甲山(たぶん)。

小赤沢温泉についたのは 9:30 頃。開くのは 10 時なのでしばし待機というか周辺を散策してみた。
下手な説明を書くよりも、写真を見てもらうのが一番だろう。
個人的に気に入っているのは、二枚目。そのままエロゲの背景に使えそうだw
この二枚目から続く道が登山道へとつながっているらしい。おそらく苗場山に登れるのだと思われる。

最後の似非パノラマ写真の一番右にある建物が、小赤沢温泉の建物だ。

10:00 になったので一番風呂をいただく。ここは鉄分がたくさん含まれた温泉で、お湯の色が赤い。小赤沢という名前の由来だろうか? 硫黄成分も含まれていて、ほんのり硫黄の匂いもする。
初めて知ったのだが、温泉成分で膜ができてしまうらしい(三枚目の写真)。それを崩して入ってと言われた。へー、面白い。

なんだかんだで一時間くらい湯に浸かり、それから朝ご飯。
同じく小赤沢温泉で食べられる。
山菜定食とヤマメ、同乗者はキノコ蕎麦を頼んでいた。
あんまりしょっぱくないのに少し驚いた。素朴で、しっかりと山菜の味がする。朝にはちょうど良い味付けだった。脂っ気がほとんどない朝食w


(MP4 / 1080p / 60fps / 24Mbps / 9:49 / 2 倍速 / 切明温泉~小赤沢温泉)

時間はすっかり 11 時を回っていた。いかんいかん、紅葉を撮らねばならないのに。
さてこれから一路、同じ長野県でも一山も二山も越えて野沢湯田中かで悩むものの、野沢の方がより現在地より北にあり標高も高いため、紅葉もそちらのほうがお盛んであろうということで野沢温泉を目指した。

まずは切明温泉まで戻ってくる。野沢温泉に抜ける道はいくつかあるようなのだが、その中でもメインの道路(秋山林道)は通行止めらしい。そこで五宝木というところを通る道(県道 507)を選択したのだが……実はこれも通行止めだった。
そうなのだ、今回の旅は、台風跡のために至る所が通行止めになっており、最後までこの通行止めに悩まされることになる。

下の写真は野沢温泉に至るまでの紅葉を捉えたものである。最後から二番目の写真はススキが道の両側にずーっと連なっていて幻想的な風景だったんだけど、逆光だった……orz 逆側から撮ればよかった……。


(MP4 / 1080p / 60fps / 24Mbps / 49:13 / 2.5 倍速 / 8.24GiB / 小赤沢温泉~野沢温泉)

今年も懲りずに、紅葉を撮りに長野へ行く

11 月である。
秋である。
紅葉である。

紅葉の資料写真を毎年撮りに行っているのだが、今年は遅めの 11 月に設定してみた。
今月は 11/3 が文化の日ということで、土日月が休み。そこで金曜日に有休を取って 4 連休として出掛けることにした。目的地はまたしても長野県である。なんとなく頭に描いているコースは以下の通り。

今回は初めての所には行かず、ボクが行った事のある場所でチョイスした。
とはいえ今日は移動日。午後くらいから活動を開始した。
まずは同乗者のいる久喜へ。そこで朝兼お昼ご飯を。お勧めのラーメン屋があると言うので行ってみる。

麺通 伊武記』という名前のラーメン屋。かつて『奥会津』という、超大盛りの蕎麦を出すお店だったのだが、いつの間にか店じまい。結局いけなかったんだけど、そのあとに出来たラーメン屋さんだ。奥会津は地元の人によると老夫婦がやっていたとのことなのだが、この伊武記がその老夫婦と関係あるかどうかは解らない。

まずテーブルにでかいウォータージャグが置いてあるw(二枚目の写真)
これで店の人はものぐさなんだなと言うのが、よくわかる(ぁ
しかしテーブルをけっこう占有してしまうのではないか……?

頼んだのはつけ麺、醤油ラーメン、喜多方ラーメン。喜多方はわりと喜多方の味してた。まぁ喜多方も醤油ラーメンだけどww
醤油ラーメンは元祖って付いてたのでボクはてっきり鶏ガラの東京醤油ラーメンかと思ったら違ってて、脂とコクが強い醤油ラーメンだった。

つけめんも煮干し出汁の渋めのスープ。

最後の写真は杏仁豆腐。なぜデザートが杏仁豆腐なのかは謎。でもブリンみたいな食感でおいしかった。

その後、イトーヨーカドーで買い出し。今回は宿は取っていないので、食い物の他に着るものも。ボクは夏物しか持って来てないし冬物はだいぶ傷んだものしかなかったので、イトーヨーカドーで調達した。それからやおら 15 時頃を過ぎてから出発。一路、秋山郷へ。

道程は圏央道関越道新潟県に入った塩沢石打 I.C. で降り、そこから国道 353405 を使って切明温泉を目指した。もちろん着いた頃にはとっぷりと陽も暮れていた。まぁここで夜を明かすことにはなっていたので寝る準備をするが、切明温泉は朝何時からやっているんだろうと、管理する宿に電話をしてみた。
しかしどうにも話が合わない。話をすればするほど、宿の温泉の話しか出てこないのだ。ボクらが入りたい温泉の話が一向に出てこないのだ。

何の話かって?

切明温泉はもちろん温泉宿もあるのだが、川っ縁にお湯が湧いているところがあるのだ。で、ボクはそこの管理も温泉宿がやっているのだろうと思い込んでいたのだが……どうやら違うようだ。改めて川っ縁の温泉の話を出すと、そこは時間もクソもなにも管理もしてないから好きにしろって言われたwww

よし、入るぞ!! 夜の 21 時だけどwww

しかし台風あとと言うこともあって、河原がかなり川で浸食されており、ちゃんとした風呂釜を作ることが出来なかった。しようがないので沸いている場所から直接流れているところに穴を掘り、そこに川の水を引いて風呂釜とした。百聞は一見にしかず、写真を見ればどんな状態かわかるだろう。

まぁこんな感じの湯船に入った。深さは肩までは浸かれないwww
でも温泉が温かいから寒さは余り感じなかった。
ちなみに写真左側にある土管みたいなヤツが湯船ではない。ここは温泉が沸いている場所で、この中は 50 ℃以上ある。この中には入れない。浸かったのはその右隣にある水たまりである(笑)。
明るいときはどんな感じかというと、それは前回来た写真にある。
一枚目の土管みたいなヤツは明るいところでみると、こんな感じ
二枚目の宿の写真は、こんな感じ

温泉で温まって、車の中で寝る。
が、朝の 4 時頃、さすがに寒くて目が覚めてしまったw
エンジンをかけると外気温 4 ℃だった。ボクは寝袋もなんにも持って来ていなかったので、しばし暖房に当たってから寝直した。これからさらに標高の高いところに行くので今の装備ではダメだというのは最初から解っていたのだが、どれくらい寒いのかはいまいち想像出来なかったので良い実験にはなった。