とりあえず動いている

翌日、出社してマウスをちょんっと動かすと、ディスプレイにはログオン画面が現れた。どうやら開発機はちゃんと動いていたようだ。ログオンすると、普通に使える。しかし数時間もすると同じようにブツンと落ちてしまった。 うーん、困った。 ハード的な故障かなぁ……だとしたら原因を探るのは大変だ。 で、セーフモードで起動してみたらどうなるんだろうか……と思い立った。 ところが Windows 8 って、セーフモードで起動するの、けっこう大変なのね(笑)。起動時に F6 だったか F8 だったかを押すとか、そんな生やさしいものではなかった。インストール・ディスクから起動してコマンド・プロンプトを起動。そこからなんか起動に関する定義ファイルを書き換える的な。

で、VGA モードで起動しようと思ったら、どうやらそういう機能はないっぽい?
仕方がないのでセーフモードでムリヤリ nVidia のドライバを入れようとしたんだけど、ハネられてしまった(当たり前)。
しようがないので通常起動して、正常に動いている間にドライバをぶっ込んでしまおうということで、Windows 8 対応の最新のドライバをインストールした。

そう、nVidia のサイトにはちゃんと Windows 8 の項目があった。びっくりした。
Atok なんか未だに Windows 8 に対応してなくていろいろ困っているというのに!

で、その後はとりあえず動いているようだ。
今のところ大きなトラブルもない。ビデオカード買ったのは損!?

しかし土日も含めて今日までまったくサーバの設定が進んでいない……orz
そのおかげでさらにボクの仕事も進んでいない……orz
うがー!

職場の開発機が壊れた

サーバ設定、二日目。 自分の開発機からリモートでサーバの設定をしていたのだが、突如、自分の開発機が落ちた。再度電源を入れると、CPU の熱オーバー表示が。あらら、熱暴走か……。心当たりはあった。それは今まで使っていても、時折ファンの音がすごかったときがあったからだ。で、今回、引っ越ししてからマシンを足許においたのね。空気の流れが一気に悪くなり、そして落ちてしまったようだ。 とりあえず応急措置としてケースの蓋を開けて使っていたのだが、それでも落ちる。 しかも CPU の温度はそんなに高くない(39℃)。 なんだなんだ? と、よくよく観察してみると、どうやら落ちているのはディスプレイで(というか画面が映らなくなる)、OS 自体は生きていることが判明。というのも普通に BGM は流れているし、ネットワーク経由でもこの開発機にアクセス出来るし、Windows Live Messenger でメッセを送ると、メッセの着信を知らせる音が鳴るのだ。

ビデオ・カードが壊れたのかなぁ……。

と、原因を探っているところで打ち合わせの時間となってしまい、五反田へ。 せっかく五反田に行ったので、帰りに秋葉原によって、安いビデオ・カードを買って来た。とりあえずこれで様子見。数時間使ってても問題ない感じだったのだが、23 時頃、やはり同じ現象が起きてしまった……。

Windows イベントには特にこれと言ったエラーは記録されていない。

電車がなくなってしまうので、この日は修理を諦め、とりあえず電源を入れっぱなしで帰ることにした。

ちなみにこの開発機のスペックは以下の通り。

  • CPU -> Core 2 Quad Q9550(2.83GHz)
  • Chipset -> X48
  • Memory -> DDR3 10600 12GB
  • Storage -> 128GB SSD + 1TB HDD
  • OS -> Windows 8 Professional
  • Video -> nVidia GeForce9600GT

購入は 2008/09/23 らしい。4 年かー。ボクはいつも 3 年ごとにマシンを新調するのだが、去年は無職だったり今年は車買ったりでお金がないので、この開発機にはもうちょっと頑張ってもらいたいんだがなぁ……。あと思い入れ的なことを言えば、この開発機でマスターしたソフトもこれまたけっこう数が多くて、それはそれで感慨深いものがあるのである。
ただ、とにかくマザーがじゃじゃ馬だった。マザーボードは Intel の DX48BT2 という製品なのだが DDR3 がまだ世に出たばかりのマザーで、とにかくメモリ合性がひどい。4 枚差すと動かなかったりとか、もうとにかく大変だったのを憶えている。
その辺の悪戦苦闘ぶりは、過去の日記に残っている。

  1. 発端
  2. 状況
  3. 悪戦苦闘
  4. テスト
  5. 解決

ちなみに、この開発機はまったく同じものが自宅にあったのだが(上の解決のところで出てくる機械)、そちらは世代代わりをし、第二の人生を知人の家で送っている。

Windows Server 2012

ようやく月曜日、会社に入ることが出来た。
社屋では電話(ビジネスフォン)や LAN の敷設が行われており、その中でのサーバ・インストールとなった。今回は Windows Server 2012。その持てる機能は多岐にわたり、状況に応じて仮想サーバを増やしたり減らしたりと、まさに生き物のような OS である。
外部からのアクセスにも多岐に対応し、スマフォなどの携帯端末へ、会社の LAN 環境を提供する。 情報をしっかり集約しておけば、社内リソースを離れた場所でも活用できる。カタログや議事録、スケジュール帳、ToDo、顧客からの要望や取引先の関連情報、チェックした商品やニュースの動向……etc、etc。
が、実はゲームの世界ではこれらの機能は必要なんだけど、使えなかったりする。
まぁ、スケジュールだの、取引先の情報だの、そういうのは可能だけど、ことゲームのデータは 3G 回線や無線 LAN では追いつかないほど巨大だし、チェックしようにもやれ Photoshop だ、生 WAV だ、と、スマフォなんかで簡単にチェックできるようなデータではない(展開すると、1GB を超えるデータが普通に転がっている)。
もう一つ回線で問題なのが上り速度。ちょっと PSD ファイル(Photoshop のファイル)をいじったのでサーバに上げようなんてとてもじゃないけど出来ない。例えば、300MB の PSD ファイル、サーバからダウンロードするのは 300 秒もあれば何とかなるかも知れないが、これをアップしようとすると、速度は 1/10 とかに落ちる。
結局、どこででもチェックしてその返答を返すというのは、ゲームの世界ではまだまだ先になりそうだ(チェックして、メールの文章だけで返事するなら今でも可能になってきたが)。

閑話休題。
と言うわけで、Windows Server 2012 のインストールと、メール・サーバ、HTTP & FTP サーバ(IIS8.0)、DNSDHCPActive Directory をセットアップ。メール・サーバは SSL にも対応させ、SMTPSPOP3S も使えるようにした。
ところでこの時はじめて発覚したのだが、このサーバに割り当てるドメインがあったのだが、これは暫定的に amatsukami.jp で運用していた。ところがその際にセカンダリ DNS の設定を間違えており、この新サーバに移行したあともセカンダリ DNS の設定を間違えたまま動かし続けてしまっていた。
で、偶然にも本社のメール・サーバがこの間違ったセカンダリ DNS に参照に行ってしまい、本社のメール・サーバから新社屋宛にメールを出すと届かないというトラブルがwww
結局セカンダリ DNS は amatsukami.jp で行うようにした。今回ボクが担当するブランドは、ボクが関わっていることが世間や業界に知られても問題ないブランドなので、堂々と amatsukami.jp でセカンダリを運用することにした。ブランドがデビューする際は、TAMA Networks でもアナウンスしようと思う。

それともう一つ、HTTP サーバでどうしても PHP が動かない……orz
Perl はすんなり動いたのだが……うーん??
FastCGI の設定が何か不味いのかな。
今、プロジェクト関連の CGI がかなり PHP に依存しているため、PHP が動かないとどうしようもない……。原因を探るのに、骨が折れそうだ。

サーバの設定が一通り終わったら、社員の家へ。と言うのも社員が引っ越したのだが、それにともない、冷蔵庫や電子レンジなどが余るとのことで、もらえることになったのだ。とうわけで冷蔵庫・電子レンジ・掃除機を会社に運び、帰宅した。
新社屋も少しずつ、中身が充実しつつある。