青だる

さて、雪紫で夕食を終えたあと、福地温泉でやっている雪祭りみたいなところに行く。ここも雪の資料写真を撮る目的の一つだったのだけど、雪が不足していたのであまり期待していなかった。じっさい、現地でも雪が足りず、昼間のうちに水をかけてそれを凍らせている。
まぁ、仕方がないか。

雪像は二つだけ。なんかの雪祭りで優勝した作品らしい。
写真は加工前も置いてあるので、こちらからダウンロードできます(iPhone 6 / 31 枚 / ZIP / 37.7MB)。

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雪紫

高山から夕方戻ってきて、今夜の宿『雪紫』へ。
さっそく夕飯が、我々に襲いかかる。

甘モノも食べてしまったため、あまりお腹が空いていないのだ。まぁ、ボクは食えるけどね!!

で、この雪紫という旅館、食事にかなり力を入れているらしく、シェフもなんかフランスとかで修業をしてきた凄い人らしい。お腹いっぱいなのに、あまりにも美味しいのでついつい食べてしまうのだ。それがどんどん運ばれてくる。「く、苦しい、もうムリ」→「うわ、また来たよ、もう食えないよ」→「でも一口だけ……」→「うまいー!!」→「完食」というのがずっとくり返されるのだった……(爆)。

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ところで面白いのが、メニューとして出てきた飛騨牛に番号がふってあったのね? これ、何だろうと思ってスマフォで検索してみたら、下のスクショが出てきた。すごい!! ほら、クロネコとかで荷物の追跡とかできるじゃない? 今、どこの営業所にあるとかみたいな。アレの牛版? どこで生まれて、どの牛舎で育てられて、最終的にどこでと畜されたかまで追跡できる。
二つスクリーンショットがあるのは、左側が今日食べた牛さんで、右側がそのお母さんのもの。お母さんはまだ北海道でご存命だった。それはそうか、次の良質の子牛を産むわけで……。いやー、IT ってすごいね。

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さて、旅館としての雪紫だが、じつは大浴場がない。貸切風呂しかない。で、風呂に入りたかったら、各部屋にある檜風呂を利用する感じになる。で、今回も旅館の中を資料写真として撮りまくっているのだが、広角レンズのカメラも一緒に持って来てある(同乗者のモノ)。そして背景資料にはやはり広角レンズだなと思った。特に室内。
下の写真の二番目と三番目はほぼ同じ場所から撮った写真なんだけど、二番目が iPhone 6、三番目が Nikon D7000 に広角レンズをつけて撮ったものだ。
エロゲが 16:9 になって、普通の 35mm のカメラで撮ったのでは幅が全然足りないのだ。けど、こうして広角レンズで撮ると、iPhone では入らなかった洗い場まで入ってしまう。広角、恐るべし!

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下の写真は、雪紫の朝食。どれも薄味で、シンプル。昨晩、あんなに食べたのにスルスルと食べられた。ここも鮭じゃないのがいいね。

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最後に、雪紫のフロントにある囲炉裏と、出されたお茶とお茶菓子。
この旅館、何が凄いって、部屋だけじゃなくて、廊下、エレベータ、トイレの中まで畳なのだ。スゲー、手入れ大変だろうに……。
そんなわけで、何から何まで凄い宿だった。

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最後に iPhone で撮った写真と広角レンズの D7000 で撮った写真に実際にキャラを載せてみた。やはり背景が広いというのは良い。とはいえ、撮る高さが違ってしまったので、実はこの画像は何の比較にもなってなかったりする(汗)。

人数 iPhone 6 D7000
一人 bath_s_01 bath_s_00
bath_s_03 bath_s_02
二人 bath_d_01 bath_d_00
bath_d_03 bath_d_02
三人 bath_t_01 bath_t_00

寿美久と大野屋

高山で食べたお昼ご飯は、やはり蕎麦。『寿美久』というお店。店の前に来たら、びっくり。唐草模様のカブがあった(笑)。これで出前してるのかww 自転車も! さらに車もシートが唐草模様。スゲー。

味は十割まであるのかどうかわからないけど、なかなか濃厚な蕎麦の風味を楽しめました。

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それから甘モノを食べたいというので、高山でも有名な『かつて』というところに行ったら、スゲー並んでた。さらに店員の態度が凄い高飛車。うお、儲かってるってスゲー。というわけで、そのお向かいの『大野屋』というところでぜんざい食べた。

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高山

白骨温泉を出た我々は、一路、奥飛騨温泉郷を目指す。どうでもいいけど「奥飛騨」ってなんかやらしいね。ヒダですよ、ヒダ。しかも奥ですって!?<バカ
外の気温は 7 ℃。白骨温泉の標高は 1400m ほどであるので、2 月のこの時期ならば氷点下でもおかしくないはずなのだが、現在は 7 ℃。雪が溶けてしまう温度でもある。
不安を抱きながら国道 471 号を県道 475 に入り、新穂高ロープウェイについた。すると観光バスがたくさん! 中国のお客さんがすげーたくさんいた。
ロープウェイは 30 分ごとに運営されており、並ぶのが面倒だったので、出発間際に並びに行ったら、スゲー列!! しかも、乗り切れないという事態が(笑)。また 30 分待つのか……。
でね、今日は天気もいいんだけど雪解け水が路上をざーざー流れているような状態だったのね。もちろん、ここから 1000m 以上登るわけだから雪がないってことはないんだけど。でも天気予報を見たら、今日の夜から雪ってなってたのよ。しかも、今夜泊まる宿はロープウェイとそんなに離れていない。

と言うわけで、急遽予定を変更。

高山の『古い町並み』に行くことにした。これ、本当にそういう名前らしい(笑)。
カーナビも「古い町並み」って入れたら出てきた(爆)。

で、ここがもー、けっこう凄い人だった。人気あるんだねぇ。
高山だと大阪・名古屋方面からも近いから、関西弁や名古屋弁も聞こえてきた。
地元日本酒の試飲会とかやっていたので、同乗者はそちらへ(笑)。
ボクは郷土資料館とかを回ってた。職人の街というだけあって、当時からの資料が色々残っていて興味深い。しかもちゃんと啓蒙しようと、細かな資料まで残されているのが嬉しい。いつか高山とか江戸時代とかを舞台にした物語を作る時があったら、もっとしっかりと取材したいなぁ。

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