勘違いしていた圏央道とカローラ フィールダー

東京へは一時間遅れての到着となった。本来なら 20 時台に成田の地を踏んでいる予定だったのだが……。
で、そこからまたえっちらおっちら歩いて第二ターミナルへ。
二日ぶりに自分の車に戻ってくる。
カローラと較べるとやはり鈍重であるが、エンジンはこちらのほうがパワフルなので走り出してしまうと軽やかに走る。さて、目指すは久喜である。買ったお土産を知人に届けて帰ろうと思ったのだ。というのも成田と久喜は圏央道でつながっているのだ。というか、比較的最近つながったのだ。
しかしここに大きな誤算があった。成田から我が家までは 100km くらいある。ボクは成田⇔久喜は 60km くらいだろうと思い込んでいたのだが……なんと、100km もあったのだwww
やばい、久喜遠いじゃんwww そんな離れてるのかよ!!

結局、久喜に着いたのは 23 時だった……orz 飛行機で遅れ、さらに距離の勘違いで遅れてしまった。21 時台には久喜にいるつもりだったのに。

下の写真は久喜の知人と COCO’S に行ったときのもの。朝兼昼の寿司しか食ってなかったので、遅い晩御飯。タコサラダを頼む。コレさえあれば基本的に COCO’S では幸せだ(ぁ
なんだかんだで家に付いたのは 2 時頃だった。月曜はそのまま仕事だというのに……。
そんなわけでまさしく弾丸ツアーみたいな感じの帰郷になってしまった。
この時点では祖父も祖母も元気で死ぬとは思っていなかったので、とても良い気分だった気がする。

最後にレンタルしたカローラ フィールダーについて触れておきたい。
今年 9 月に TNGA を使用した新型カローラが発表されたので(カローラ フィールダーからカローラ ツーリングへと名前が変わった)、ボクが借りた車は先代となる。まずコックピットに座るとハンドルが小さくて、全体的に包まれる感じ。さらにハンドリングはかなりクイックだった。なにこれ、スポーツカー?ww<それは言いすぎ
そしてレスポンスが普段乗っているエスティマよりも格段に良い。ギアチェンジもブレーキもきびきびと効く。エンブレも効かせたいところで効く。ボクにとってはとても操作しやすい。これで CVT なのかー。
ワインディングもぜんぜんいける。スピードを落とさずにカーブをぐいぐいと攻めていけるのだ。まぁ所詮ボクの攻めるはたかが知れるんだけど。

今回の帰郷で 491.7km 乗った。返却するときの給油は 29.84L なので燃費は 16.478km/L ということになる。20km/L は行かなかった。20km/L 越えはハイブリッドじゃないとダメなのかしら? と思いながらウェブを開くと JC08 モードで 23km/L らしい。だとしたら田舎道で 16km/L は回し過ぎなのかもしれない。ワインディングで遊びすぎたか??

難点としてはやっぱり車内が狭いこと。と言っても別にエスティマと較べてるわけじゃなくて、そういう根本的な部分ではなくて、ショルダーバッグを置く場所すらないのは不便だった。結局ショルダーバッグは後席に置いたんだけど、乗り降りするたびに後席に手を伸ばすのは面倒だし……この辺、何か解決策が欲しい所。
あと車内のノイズはうるさかった。エンジン音もロードノイズも 22 万 km 走ったエスティマよりもうるさい。たださすがまだ新車の香りが残るだけのことはあって(総走行距離は 7000km ぐらいだった気がする。2017 年製だった)、がたつきはなく、揺れても車体全体で振動を受け止めているのはよくわかった。ボクの車はもうボディ自体がへたれてるから、振動も車体全体にちぐはぐに伝わるのがわかる。

もう一つ謎の挙動だったのが、アイドリング ストップからの発進の時、時々まったくエンジンが回らない事があった。踏み込んでも全然加速しない。これはなんだろう? というかボクの使い方がよくなかったんだとは思う。ただマニュアルとかを読めたわけではないので、結局解決できなかった。

あとエンジンを切るとそのドライブでのアイドリング ストップした時間が表示されるんだけど、正直見逃すwww しかも次エンジンかけたときにはリセットされちゃうので全然意味が無いww ひょっとしたら履歴は残ってるのかもしれないけど……。

そんなわけで普段知らない車を運転するのは楽しい。
今度はマツダ車を借りてみたい。

瀬戸内海、松山の回転寿司、そして宇和島城

翌日。飛行機は 19 時出発なのでまだ時間がある。
親戚周りをした方がいいのかとも思ったのだが、今回急に帰省したため、ボクらが四国にいることはあまり知られていない。ので、なんとなくダラダラと過ごしてしまった。
とりあえず近くの海岸に出てみたり

潮はちょうど満潮で、川に海水が流れ込んできていた。
そしたら汽水域にクロダイがたくさん! マジか!!
写真だととても解りにくいが、一匹だけ魚影が。しかし音に敏感なんだねぇ、あっという間にいなくなってしまった。

海はきれいだった。写真を見ても解るけど、緑と青が混ざったなかなかの透明感。
海岸はゴミが流れ着いてたけど(汗
そういえば今年も泳げなかったなぁ……っていうか、今夏ボクは何をしてたんだろう……なんかあっという間に夏が終わってしまった。

さて、まずはお風呂だ。
松山でもう一つお気に入りの温泉、媛彦温泉へ。ここもぬるぬるなんだw
そしてここは朝までやっているので、夜型のボクでも重宝していた(今は夜型じゃないけど)。

お風呂に入ったら次は朝ご飯だ。ってもう昼だけどw
まぁ海の幸でしょう。
愛媛県は回転寿司屋もうまいんだぞと言うことで、回転寿司屋へ。とはいえ海沿いの街ならだいたい回転寿司屋でも海産物はうまいよねw
店は『すしえもん』。なんかテキトーなネーミングだな(ぁ

しかしネタは本物。デカい! 肉厚!! プリプリ!! 臭くない!!
いくらでも食えてしまうぞ、これw
しかも釣ってきた人や漁をした人の名前や漁港の名前まで知ることができるようになっている。すごいなぁ、ここまで徹底してるなんて。
もちろん一皿 100 円なんて事はさすがにないwww
まぁでもネタだけでおすごいからぜひ写真で見ていって。
東京だったら一人 5000 円、いや一万円とか行っちゃうと思う。
値段帯は寿司ざんまいぐらいだった。

まだ飛行機まで時間が全然あるので、何となく宇和島城にでも行こうと思い立ち、出掛けた。
なんと、四国には現存天守が四つもあるのだ(松山城、宇和島城、高知城丸亀城)。まぁそれだけ開発が進んでないって言うか、開発しなくてもいい土地って言うことなんだと思うけどねw
また、宇和島はボクはほとんど行ったことがなく(どちらかというと今治新居浜など東側に行くことが多い)、同じ愛媛県でも縁遠い場所だったので、行ってみる気になったのかもしれない。

松山道宇和島道をひた走ること一時間、宇和島市に到着。宇和島城は一応山の上に建っている。
急な階段を上っていく。一応緩やかな方もあって男坂と女坂に分かれてはいるが、別に女坂を行く必要も無いだろう。何せボクは今よりも 10kg 以上太っていた頃に 1000 段以上の階段を上っているのだ!

登り切ると可愛らしい天守がw
ちっちゃw
いやまぁ、大きさは知ってはいたんだけど、目の前にするとまた印象が違うなw
あとはまぁ写真の通り。模型は江戸時代に作られてものなんだそう。当時のガレージキットか??(ぇ
そしてお城は(昔の家屋は?)必ず階段が急だ。段の高さも高い気がする。ボクよりもはるかに小さかっただろうに、昇りにくくなかったのかな? いや、小さいからこういう階段なのかしら??

それから帰りに色んなお店に寄ってお土産を買い、18 時頃松山に帰投。
レンタカーを返して松山空港へ。飛行機は 19:00 だ。
ところが、帰りの飛行機はナショナルジオグラフィックメーデーを見ている人間からするとヒヤヒヤする出来事があった。まず機材の入れ替えがあり、その到着が遅れているというアナウンスwww ちょwww 落ちるフラグやんけwww
結局一時間くらい遅れての離陸。
さらに行きよりも巡航高度に達する時間が長い。おかしいなぁ、行きは 10 分ちょっとで高度一万メートルに達したのに、まだ達しない。しかも三回も高度が一気に下がった。やめてぇぇぇぇぇ!
まぁその後は特に何の問題も無く成田には着いたんだけどね。

物語は、まだ続きます(何