edlin の話をしようじゃないか+バッキーズ

TAMA Networks を運営しているシステム WordPress が Version 5 になった。
このバージョンから大幅に日記を投稿する部分が変わる。Gutenberg というシステムだ。
最大の特徴は、編集が段落ごとになることだ(これを Gutenberg ではブロックと言うらしい)。
ワープロを使ったことがある人なら想像しやすいと思うが、ワープロはページ単位で編集を行う。画面上には一枚の紙を模した表示がなされ、一行目から順に文字を入力していくことになる。

Gutenberg は段落が一ページになったと思えば良い。
紙面一面を編集するのではなく、改行までの段落を編集するのだ。

なんでこんな仕様にしたのかよく解らない。確かにウェブにはページの概念が希薄だ。縦にいくらでも長くすることが出来るし、何ページでも作ることが出来る。物理的な書類や本とは異なる。とはいえページという概念は存在するので、今まで通りページ単位の編集でいいと思うのだが……。

そしてボクにはこの段落ごとの編集というのが時代が遡って見えて仕方がないのだ。
どれくらい遡ったかというと、36 年も遡るのだ。

36 年前、テキストを編集するツールに EDLIN というものがあった。こいつは「ラインエディタ」というものだ。翻って今我々が想像するワープロの画面は「スクリーンエディタ」と言う。
ラインエディタは一行ずつしか編集できない。編集したいときはどの行を編集するのかを指定してから編集するのだ(笑)。これは 20 ~ 50 行くらいのテキストならまぁ使えないこともないが、何百行にもわたるテキストを編集するには大変な困難を要する。何行目にナンのテキストがあるか憶えられればいいが、当然そんなことはできないので①テキストをいったん表示→②編集したいカ所を見つける→③編集したい行を指定→④編集→①に戻るというのを繰り返しながらテキストを編集しなければならないのだ。

Gutenberg を使ったとき、まさにこの EDLIN を思い出してしまったのだw
もちろんかつての EDLIN とは違い、全ての情報は最初から表示されているので、編集したい段落を選んで編集するのだが、段落をまたぐような処理は本当にやりにくい。全部好きに操作させてくれよ! って感じ。でも WordPress の開発チームがこの方式を採用したと言うことはきっとなにか大きな意味があるのだろう。今の所さっぱり見いだせてないし、逆にボクの脳の方が前時代的になってしまったのかもしれないが……。
なんでこんな仕様にしたんだろうなー<ちゃんとドキュメント読めよ

さて今日は晩御飯を食べに十条へ行った。
十条にはダイナー料理を出す店があるのだ。いわゆるアメリカ料理。聞いただけでも身体に悪そう!
ダイナーというと、シナモンロールにスクランブルエッグ、ソーセージなどを挟んでさらに揚げた料理とか、同じく卵やベーコン、ソーセージなどをホットケーキでくるんで揚げたものとか(笑)、そういう料理である<偏見
つまりデブ御用達。まさしくボクのためにあるような料理である。

ところが日本のダイナーはどこもハンバーガーばかり。いや違うんだよ、もちろんハンバーガーも、重要かも知れないけど上に書いたような身体にもっともっと悪い食べ物が食べたいんだよ。ハンバーガーなら別に他のところでも食えるだろっていうのがボクの意見なのだ。

で、今日行ったバッキーズもハンバーガーが多めではあるもののダイナー料理がそれなりに取りそろえてあるようなので、会社帰りに遠回りして行くことにしたのだ。道程は芝公園新板橋板橋→十条。お、帰りのラッシュ時間に埼京線を使うじゃないですか、ヤダー。
案の定、十条駅に入ってきた車両は人がみっちり。すげ-久しぶりに乗客が窓にへばりついている光景をみたわー。まじか、コレに乗るのかっていうか乗れるのか? とか思いながらも、先頭車両に走るwww ホームに入ってくるとき、先頭車両が比較的空いていたからだ。
というわけで一駅ではあるが、満員電車を堪能する。埼京線は痴漢被害がひどいらしいが、この状況でよく痴漢できるよなぁと思った。そもそも謀らずとも女性と密着してしまう。

そんな思いをしてやってきましたバッキーズ! この店を知ったきっかけは Instagram である。同じく十条にあるクルド料理を食べに来たときにその内容を Instagram にアップしたところ、このバッキーズの Instagram からフォローされたのである。ダイナー料理を食べたかったボクは、それ以来ずっと行く機会をうかがっていた。

頼んだのはポテトサラダに豆のスープ、フライドチキン、ホットドッグ、ソーセージのタコスと鳥肉のタコス、そしてハンバーガー。ハンバーガーにはチリビーズみたいなのがついていた。先に書いたシナモンロールやホットケーキの凄いヤツはおいてなかった。残念。
しかしここは肉料理がとても豊富だ。今回は頼まなかったが、400g のステーキが 2000 円である。
マジか。
そしてどれも大味と思いきや、タコスやハンバーガーはけっこう食材も色々入っていて美味しかった。
パンも柔らかくてちょっと甘みが合って食べやすいんだ。
豆のスープも、ハンバーガーについていたマメを煮たヤツもうまい。しかし何味か説明できないのが悲しい。スープの方はちょっと辛めなんだけど、ハンバーガーについてたほうは全然辛くないんだよね。むしろコクが強い感じで、ハンバーガーに合う。
フライドチキンもでかい! ドクターペッパーの缶と比較するとその大きさが良く解ると思う。外はカリカリ、中はジューシーな揚げ加減。いやー、非常に堪能しました。しかもこれだけ食って、飲み物も 4 杯飲んで 4000 円行かないってのも凄い。安すぎる。実はタコスやホットドッグはどれも 500 円以下、他のメニューもハンバーガー以外はどれもだいたい 500 円以下なのだ。

そんなわけで充分堪能しました。イイ店見つけた。また来よう。

個人的に意外だったのが、十条という街。大きなアーケードが二本以上あった。埼京線というと東北・上越新幹線が出来たときに同時に作られたイメージがボクの中にはあって、新興の路線だと思っていたんだけど、考えてみると赤羽までは山手線の一部であり、歴史も古い。ちょっと十条という街に興味が出てきた今日この頃である。

メソポタミアはクルドの誇り

南相馬ツクツクボウシが大勢を占める森がある。東北の太平洋側がみんなそうなのか、それともこの森だけがそうなのかは解らない。ただ、南相馬の神社でもツクツクボウシばかりだったので少なくともこの界隈ではツクツクボウシが勢力的に強いのだろう。

でね、音が独特なので、ちゃんとした録音機を持っていって録りたいなぁなんて思ってるんだけど、結局めんどくさくて行かなかったよっていう話(汗)。来年、録ってこよう……(ぁ

SF 的なアイデアの話ね。多世界解釈で世界を自由に作れるようになった場合に、国民が生まれたらその子のために世界を一つ作ってあげましょうっていう。で、社会に出しても大丈夫な大人に育ったら本来の世界に反映、適合者に育たなかったらその作られた世界で一生を過ごしてください、そこなら犯罪を犯そうが何しようが関係ないのでっていう。

ただ人類がそんなことできるようになっていると、たぶん子孫の作り方とかも違ってるよね。そもそも子孫なんか作らなくても良くなってるかも知れないし。時間にも場所にも捕らわれない存在になれてると思う。

下の写真は NIJI のチーズナンセット。なんか NIJI、定期的に通ってしまっているなぁ。まぁ、今の会社の場所に飲食店が少ないというのもあるが……(汗)。

さて、本題。今日はネットの知人がクルド料理の店があるから行ってみないかと誘われたので行ってみた。メンバーはホタルを見に行った関東の面々だ。以前、ゆず庵に行こうとして失敗した面々でもある。

場所は十条。縁がないなぁw

もちろん経営しているのはクルド人だ。メソポタミアという名前をつけるところに彼らの誇りが感じられる。そもそもクルド人は今でこそ顧みられていないが、エルサレムを十字軍から奪還した(そしてその後、ヨーロッパはエルサレムを支配できなかった)、サラディンはクルド出身である。そしていつか国を持つことを願っている。その思いがなんとなくだが感じ取れた。

料理は基本イスラム料理に見える。クスクスとかケバブとか。
そして味付けが解らない。何の出汁とか醤油だとか食材は何だとかそういう説明がまったくできないのだ。だから、うまい・不味いとしか言えないwww そしてやはりケバブ(4 番目の写真)はうまい。なんか固めのクレープ(甘くはない)みたいなのと一緒に食べるのよね。しかしジャガイモのスープ(3 番目)もクスクス(6 番目)も普段味わえない味付けだからおいしかったー。あとは写真で内容を想像してください(汗)。9 番目の写真はクルドのお漬物(酢漬け)。一番最後のは水煙草の装置。
一番目の写真はただの水のコップ。二番目はヨーグルトの飲み物。けっこう酸っぱい。5 番目は解らないんだけど、サモサみたいなヤツ。7 番目の飲み物はザクロジュース。8 番目はクルドのピザだそうな。10 番目のはナスの炒め物を特製のスープで食べる。

あと食器がけっこう凝ってるよね。カップ類なんか特に。可愛いなぁ。