ナポリのかまど(所沢のイタメシ屋

わけあって最近は週に一回所沢に行っているのだが、ちょうど一緒に行った人たちもお腹が空いていると言うことで、食事をすることになった。とはいえ所沢にはあんまり明るくない。ラーメン屋を知ってるくらい。あと今日は菜食主義の方も一緒にいたので、メニューをどうしようかとアレコレ考えていると、イタメシ屋はわりと OK だというのがわかった。どうせ浅草橋に戻るのだし、途中の大泉学園でマルデナポリに寄ればよいかと思ったのだけど、そういえば所沢に前々から気になっていたイタメシ屋があったことを思い出た。
名前は「ナポリのかまど」。
この店を発見した経緯がまた複雑(?)で、親父が狭山に住んでいるのだけど、狭山ってのは車で行く場合でも所沢を経由していくのね。ところが所沢周辺というのはいっつも渋滞しているのよ。そこで、県道 126  というのを使って所沢の市街地を通らずに狭山に抜けていた。
この県道 126 号はまだ作りかけらしく、新開という交差点でいったん途切れている。そのため迂回するために右折するとすぐの所にイタメシ屋が見えるのだ。これが前々から気になっていたんだけど、そもそも腹減ってる時間に通らないし、親父の所なんてそんな頻繁に行かないしでぜんぜん入る機会がなかったのである。
あぁ、前置きが長い。

というわけで入ってみたよ!
中はなかなかイイ雰囲気で、南欧風な雰囲気を崩さないまま、お座敷もあるという面白い構造。でもこれは良いアイデアかも知れない。ボクらは普通のテーブル席へ。テーブル席も個室とまでは言わないまでも、そこそこしっかりと仕切られている場所もあり、打ち合わせなどにも持ってこい。
メニューはピザ、パスタともに 20 種類近くあるんじゃなかろうか。
値段も手頃……かと思ったんだが、ちょい高め。マルデナポリベルパロッソと同じくらいのランク。
味はちょっと塩分多め。その代わり、しっかり味がついている。
パスタのゆで加減もちょうど良い。
だがデザートがイマイチだった……。クリームは美味しかったけど、スポンジが固め。それにしても食べログの人たちはイタメシに辛いのか、これが 3.1 なんだねぇ。ボク的には  3.3 くらいあってもよいような気がするんだけど……。まぁイタメシそのものが全体的にレベルが上がっているのかなという気はする。
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どのネットにつなげるべきか?

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スマートフォンが普及したおかげなのか、巷では無線 LAN サービスが増えた。いわゆる WiFi というヤツである。主に携帯電話会社が積極的に広めているがその理由は単純に、携帯電話網を圧迫しないからだ。これらの無線 LAN アクセス・ポイントはその建物などに設置されているブロードバンド回線に接続されており、携帯電話網を圧迫しない。だからできれば WiFi で携帯電話会社はアクセスして欲しいと思っていることだろう。
なにせスマートフォンがやりとりするデータはフィーチャーフォン(いわゆるガラケー)よりも圧倒的に PC に近く、PC とまでは言わないまでもかなりリッチに回線を使う。
まぁそんな状況の所為か、ノート PC を開くとずらずらと無線 LAN アクセス・ポイントが表示される。

ところでこの「無線 LAN アクセス・ポイント」だが、色々な言い方があって、正直どうしたものか……。ホットスポットと言ったり、AP と言ったり、WiFi と言ったり……なかなか悩ましい。まぁ正確には「公衆無線 LAN」と言うのが良いのだろうが、しかし長いww。
たとえばマックで「公衆無線 LAN、使えます?」とかイチイチ聞いてられない。「WiFi 使えます?」の方がよっぽど言いやすいが、WiFi というのは規格名であって、サービスの名前ではない気がする。ちなみに知り合いの女の子が「WiFi」のことを「ウィフィ」と発音していて、萌えた。ちょwwwかわいいじゃねーかwwww

閑話休題。
でね、何の話かというと、この公衆無線 LAN、ボクは凄く抵抗がある。いや、公衆無線 LAN に限らず、出先での様々な無線 LAN というものにだ。というのもこの無線 LAN を提供するアクセス・ポイントというのは簡単に設置出来、その管理はその設置したオーナーによって簡単に管理出来てしまうからだ。
何が言いたいかというと、社内規定などに則って構築したプロバイダや携帯電話会社のような通信網ではなく、一個人が設置出来、そして一個人でいくらでも設定が出来てしまう代物なのだ。いやまぁ、それ以前にプロバイダや携帯電話会社が信用出来るのかよと言われれば、それは信用出来ない。通信内容は監視され、何かあれば警察などに提出されてしまうだろう。とは言えそれは例えばボクが何か犯罪などを犯してしまったときにはじめて意味をなすデータで有り、それまではただの無意味なデータの塊である。
翻って、無線 LAN はどうか? 例えばマクドナルドや駅、もしくはバーやレストランなどの飲食店、さらには出向先の会社や知人の会社など、それらに設置されている無線 LAN アクセス・ポイントは比較的自由に設置した人間が設定出来てしまう。もしかしたらすべてのパケットはキャプチャされているかもしれない。
さらにもう一つ重要なのが、プロバイダなど、「ボクという人間を知らない人」がボクの通信履歴をとっておくのと、「ボクという人間を知っている人」がボクの通信履歴をとっておくのとではかなりその意味合いが異なってくる。ボクという人間を知っている人がボクのデータを集めると、そこには様々なことが見えてくるだろう。そこにはボクにとって都合の悪いこともいろいろある。ところがボクを知らない人がそれらのデータを見たところで、「なぜそこにアクセスしたのか?」「どうして普段そこにアクセスが行くのか?」などはサッパリ分からないし、価値がない。
もっとも、「ボクという人間を知らない人」でも「ボクの中から何か普遍的価値のものを盗み出そうとしている」場合はこれまた別の話になってくる。「不偏的価値のもの」とは例えばクレジット・カードの番号とか、ネットワーク上の様々なサービスに利用しているユーザ名やパスワードのようなデータである。

なので極力、ボクは自分が設置した以外の無線 LAN にはアクセスしないようにしている。そして様々なデータはすべて暗号化して通信しているようにしている。現在、ボクがアクセスする様々なサービスのウチ、暗号化されてないのは HTTP(いわゆるウェブサイト)の通信だけで、あとのすべては暗号化してやりとりしている。
それでも SMTP は平文で流れるし、HTTPS もどこにアクセスしたかは分かってしまうのだけれどね。

そんなわけで公衆無線 LAN や友人宅の無線 LAN など、無線 LAN にアクセスするときは少し気をつけた方がいいかもしれないと思っているのだが、どうだろうか? ただの取り越し苦労だろうか?(ぁ

久しぶりの Village Vanguard DINER(阿佐ヶ谷店)

またまたご飯が遅くなってしまった。アレなんだよね、作業してて、ふと気付くとけっこうな時間になってることが多くて。っていうのと、あと、やっぱ 19 時とか 20 時とかってまだまだ人が多いから、つい外に出るのが億劫になっちゃうのよね。で、21 時過ぎると、22 時に閉まってしまうお店はもう行けない、みたいな感じで……そんな悪循環が続いている。

で、知人と「何食うか……」って話になって、そういえば Village Vanguard に最近はいけてないなーって話になった。というのも阿佐ヶ谷店は前は深夜の 2:00 までやってたんだけど、平日は 0 時までになってしまって、0 時頃家に帰るボクはまったく寄れなくなってしまったのだ。
でも日曜日、祝日の前日は 2:00 までやっているので、行ってみた。ひさしぶりー!

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なんか Village Vanguard 社内でやっている(?)、メニュー・コンテスト(?)で優勝したっていうハンバーガーがあったので頼んでみた。アボガドのソースがついているのがソレ。このアボガドのソースをかけるんだけど、どう見ても量が多いwww ポテトと一緒に食べると美味しかったので、残ったのはポテトにつけながら食べた。
お肉はリアルビーフとジューシービーフが選べる。リアルビーフがみっしりしたハンバーグで、ジューシーが肉汁メインのハンバーグ。
ここはパンも美味しいんだよね。ふっくらしているんだけど、パンの味が全面に出ないし、モサモサしないし、パンも自然と中の具ととけこむかんじで、不思議なバランスなんだよね。ボクはみっしりしたハンバーグが好きなので、リアルビーフが好み。
お店のツイッターもあるみたいなので、是非!

エロゲの雑誌事情

このところ動かしているプロジェクトが進んできて、広報関連にもちょいちょい首を出す様になった。で、これは前々(10 年以上前)から思っていたことなんだけど、自分のプロジェクトの記事を雑誌社さんから校正が来て、それを見て間違っているところとかを指摘して、んで最終的に記事になるのね。
ボクはそれが当たり前だと最初は思ってたんだけど、ちょっと待って、なんかちがくない?
というのも、例えば殺人事件が起きて、まー、日本の場合は警察の発表とかで記事にするみたいだけど、でもその書いた記事をまた警察に持っていって「あってます?」って聞いたりしてるのかなーってこと。何が言いたいかというと、各雑誌社が取材をし、雑誌社がその取材を元にゲームの中身を理解し、そして表現したい場所を見つけ、記事にする。そしてそのゲームのどこに目をつけたか、何がよかったか、何に期待しているかなどなどはその雑誌社が決める。そうすることによって雑誌社ごとに特色が出る。
そこでできあがった記事は、もはや我々作り手のものではなく、その雑誌社(もしくは記者)が見た、我々のゲームなのだ。だからそれがどう表現されていようが、それにとやかく言う筋合いはボクらにはないと思うのだ。 だから、ボクら作り手が記事を校正するのはおかしいのではないかと思っているのだ。
好きに書いたらええ。確認するにしてもそれはスペックであるとかスタッフ名であるとか、そういう決まり事だけであって、記事の内容そのものをメーカが確認するのはそもそもジャーナリズム(?)的な倫理という観点からも NG ではないかなーと思うのだ。たとえばさ、ゲーム・メーカーだけから話を聞くんじゃなくて、実際の絵描きさんとかシナリオ・ライターさんとかに取材してもいいと思うんだよねー。

で、それにつながってもう一つ前から気になっていたのが、「攻略記事」。これは前にも書いたと思うのだけど、攻略情報っていうのはゲーム会社から雑誌社に提供するんだけど、これもおかしな話だなと。雑誌社がゲームを攻略し、独自の記事を作るべきで、もちろんそこは間違いもあるかもしれないけれど、少なくともプレイしたことによる生の情報であるし、プレイしたことによって得られるフラグだけじゃない情報もいろいろあるはずだ。
それをゲーム会社からフラグ表をもらってそれを記事にするのって、やっぱり変じゃないかな。っていうか、それって「記事」って言わないよね。
実はボクがコンシューマの仕事をしていた頃(15 年以上前)は、少なくともコンシューマは雑誌社が自分たちでゲームを解析し、自分たちで攻略記事を作っていた。なのでエロゲ業界に来て「攻略情報ください」って言われたときは、目が点状態だった。

そんなわけで、なんつーか、雑誌とのやりとりをしてて、そんなもやもやした気持ちをずっと抱えているのであった。