慌てるな、ボクらにはまだ乗鞍がある

長野二日目。とりあえず朝風呂に入る。貸切状態だったので、写真も撮る。
広角ほしいなぁ。iPhone だと室内は背景資料にそのままでは使えない。その辺は、こちらで iPhone の写真と広角レンズで撮った写真を比較して解説している。

ついでに旅館『鳥屋沢』のことにも触れておきたい。
奈川で唯一の宿泊施設だと聞いたが、ちゃんと調べたわけではない(笑い
紅葉の時期に合わせて取りたかったのだが、二ヶ月以上前に予約を入れないと満室になってしまうと言われたので、8/3 に予約した。確かにその時、空室はあと一室だった。

建物は木造二階建て。客室はそう多くない。鳥のマークがかっこいい。
リフォームしたのか、柱や壁はとてもキレイ。
女将さんがすごく商売っ気のない人で、気さくな人ではあるのだが、商売っ気がないせいでサービス精神が旺盛というわけでもないw お茶とか冷めてたしwww まぁいいんだけど。

お風呂の利用方法が少し特殊。内風呂は男女別れているが露天風呂は別れていないため、今どっちが入っているのか札を下げておく必要がある。この札は「家族」という札もあり、その場合は貸切となる。男札が下がっていれば男なら入れるし、女札が下がっていたら女なら入れる、という具合だ。
最後のくるみ餅の写真はけっこう美味しかったので、後で買おうと思って撮ったもの。まぁ、買うのはすっかり忘れてたけどね!

素泊まりだったため、朝食はない。というわけでまずは朝ご飯と言いたいところだが、目的の蕎麦屋は 10 時から。なのでわりとまったりと旅館で過ごすことにwww

10 時ちょっと前に蕎麦屋に向かって出発。グルメ関連は別記事にて。

やっぱり奈川の蕎麦にハズレはないんだなと思いながらも、最初の目的地、清水牧場チーズ工房へ向かう。すれ違えないような狭い道をウネウネ行く。途中、紅葉がきれいなところもけっこうあり、秋そのものはもうすぐそこまで来ているんだなと感じられた。
道中の様々な景色については、最後に動画をまとめた記事を作るのでそちらで。

しかし牧場への道ってなんでこう狭いところが多いのか(笑い
などと言いながらも到着。
はい、火曜・水曜どっちも定休日でした。ぎゃーす! マジかwww
平日旅行すると定休日との戦いになるのはある程度覚悟はしていたのだが、まさか二日も連続しているとはwww そりゃそうよね、土日営業したら、ウィークデーは二日休みたいよねぇ……などとも思いつつ。

お店の前で次はどうしようかと地図を検索していると、中から牧場の人が出てきて、わざわざ○○と○○ならお売り出来ますけどなんて話しかけてくださった。申し訳ない、こちらのミスなのでお気になさらずと謝った。
ええ牧場や。

さて、本来、この二日目というのは紅葉の資料写真を撮るのが目的だった。しかしすでに写真をご覧の方はおわかりの通り、一面紅葉の世界は望めない。う~ん、もうちょっと標高が高ければいいのかなぁと思った。ただこれにも欠点はある。余り高く行きすぎると森林限界を超えて低木しかなくなってしまうからだ。

とりあえず乗鞍高原に行ってみるか。

ボクの知識では白骨温泉に上がるか乗鞍高原に上がるか、である。乗鞍の方が近いのでとりあえず乗鞍高原に行ってみる。すると、けっこう紅葉していた! 白樺と相まってキレイ! まぁそれでもまだまばらではあるのだけどね。
でもイイ写真もとれたのでその一部を貼り付けてみた。特に滝(善五郎の滝と言うらしい)の左側の山は見事な紅葉。でも iPhone だと……イマイチかな??(汗

面白のが 11 ~ 12 枚目の写真。キノコがまるで足置き場みたいに生えてるw


(MP4 / 1080p / 30fps / 0’37” / 16Mbps / iPhone 7)

(MP4 / 1080p / 60fps / 0’55” / 24Mbps / iPhone 7)

(MP4 / 1080p / 60fps / 1’09” / 24Mbps / iPhone 7)

滝の写真を撮っているところで雨が降ってきてしまった。最初は滝の水しぶきなのかなと思ってたんだけど、滝から離れてもヤケに濡れるなぁって思ったら雨だったwwww 本来ならこのままさらに、上に行きたかったのだけど土砂降りになってきてしまったので撤退。
乗鞍温泉でゆっくり硫黄を楽しんだ。

乗鞍のお湯は硫黄の温泉を選んだんだけどそんなにキツくなく、柔らかめかも?
でも聞くと、白骨とほぼ同じらしい。確かに色が若干ブルー。白骨もブルーだ。

それから 15 時過ぎ頃、松本へ向けて出発した。途中、何カ所か道の駅に寄りながら。下の写真はいまい恵みの里で見つけたスイカとカボチャである。カボチャでかいなぁ……。スイカはお尻だww つやつやしてるwww

道の駅ではすっかり野菜や果物を買うクセがついてしまった。だって東京のスーパーより安いことが多いんだもん。どうせ遠出したんならとおもって買ってしまうのだ。長野は特にきのこ類も豊富で助かるわ~~~。

そして、松本で晩御飯を食べて、別荘へと戻った。別荘は相変わらず紅葉していなかった。ってあたりまえだけどw
う~ん、毎年紅葉の資料写真を求めて色んな所に行ってるんだけど、全然成功した例しがないなぁ……。一番成功したのはほぼ地元の平林寺じゃなかろうか(笑)。4 年前。

あと田舎の紅葉というとどうしても山の中になってしまうが、紅葉の中の温泉街とか町並みとかも撮りたいのよね。どういう所に行くと撮れるのか……その辺は調べて見ないとだなぁと思いつつ……。

さぁ、蕎麦の時間です!

奈川に蕎麦を食べに行く。今回の旅行の目的の一つである。
そもそもなぜ奈川に行くことを決めたのかというと、そのきっかけは伊集院のラジオ『深夜の馬鹿力』の 2013 年の放送である。奈川はボクにとって馴染みのある場所ではなかったが、その付近にある野麦峠乗鞍岳などはよく知っており、ドライブでも訪れるところであるため、頭の中でどれくらいかかるかとかそういうのは何となく予想しやすかったのだ。

初日、別荘を出て立科に着いた我々は朝食から蕎麦を選んだ。奈川以外の蕎麦を食べておくことによって、より奈川の味を脳に刻もうという魂胆である。入ったのは黙坊というお店。単純に朝風呂に入った温泉から近いってだけの理由で選んだお店だw

入ってしまったと思ったのが、意識高い系を思わせる店の作りだったこと。そしてメニューがもりととうじ蕎麦しかないこと。これは美味しいが面倒くさい店だぞ。きっと大盛りとかない、とか勝手に思いながら席に着く。
じなみにこの時点ではボクは「とうじ蕎麦」が何か解っていなかった。

とうじ蕎麦を注文。すると、なにやら大がかりな準備がなされる(写真 3 枚目と 5 枚目)。カセットコンロが出てきて、その上で鍋に入ったかえしを茹で、そのゆで汁に 6 枚目の写真にあるザルに蕎麦を入れてしゃぶしゃぶにして食う。

蕎麦は茹でるとすぐにグズグズになってしまうから、こうやってさっとゆで汁に通して食べるのだ。そしてこれが「奈川での蕎麦の食べ方」だということを、後に知る。

そして、蕎麦は、うまいwww
うまいよこれ。
蕎麦の風味ももいいし、喉越しもいい。変にツルツルもしてないし、固くもない。
ちょうど良い柔らかさ。
そしてかえしが、少しだけ苦みを残した出汁になっていて、喉に来ると出汁の味が広がるというか何というか。甘さと醤油さはかなり控えめ。キノコの出汁がかなり強い。そして最後の写真にある薬味を少し加えると、これが美味しいんだが、これが何だったのかすっかり忘れたww
あと花豆の煮付けや野沢菜漬けなんかも自家製っぽくてとても良かった。

お店の人もわりと気さくに話だで切る人で、ホット胸をなで下ろす。

さて、夜はいよいよ奈川の蕎麦である。こちらはあらかじめ調べておいた、比較的夜遅くまでやっているお店だ。名前は『福伝』。

実は今回の旅は平日であるため、定休日というものに非常に左右された。
奈川の蕎麦屋さんは、火曜日・水曜日どちらかが定休日の所が多く、ちょうど火曜・水曜に奈川に来たボクらは定休日をちゃんとチェックしておかなければならなかったのだ。土日祝日に旅をしているとついつい忘れてしまう項目である。
去年の和歌山旅行でも定休日には痛い目を見た。

福伝さんは、入るとなんというかおばあちゃん家みたいな作りw
テーブル席もお座敷もあるが、せっかくなのでお座敷へ。そしてここで「とうじ蕎麦」の正体をボクらは知ることになる。寒さの厳しいこの地方でも蕎麦を美味しく食べるために編み出された食べ方らしい。漢字は「投汁蕎麦」と書くことも、この時わかった。

今回は同乗者がとうじ蕎麦を、ボクは盛りそばを頼む。
ここのかえしもまた、黙坊とは異なる味だった。共通点としては東京の蕎麦のような強い醤油感はあまりない。かといって出汁も渋くなるほど出しているわけではない。こちらは黙坊よりは甘さが若干あり、鼻に通るような出汁の香りが心地よい。

面白いのは、黙坊ではとうじ蕎麦用の盛りそばは普通に盛られてきたが、福伝ではちゃんと一口サイズというか小分けにされて出てきたことだ(2 枚目の写真)。

ただ、蕎麦は美味しかったが、サイドに頼んだ牛モツ煮とおでんはフツーだったw
あと野沢菜美味しい。

奈川に向かって秋の長野をゆく

今日は 8 時頃に別荘を出発した。目指すは奈川という場所である。長野県の西の端にあり、岐阜県との県境である。自治体としては松本市に吸収された。
とはいえ、奈川の旅館は素泊まりであり、最終チェックイン時間は 22 時。ただ晩御飯は是非とも奈川の蕎麦屋さんで食べたいと思っていて、それが 19 時までなのでそれまでに奈川に着けば良いという、まったりコース。

なので秋の長野を満喫しながら行こうと考えていた。
とはいえ標高 1000m の清里の別荘においても一切紅葉はナシ。ボクの心の中ではすでに紅葉は望めないと判断していた。

そこで長野でも秋が最も早く訪れる立科白樺湖周辺を回っていくことにした。
まずは立科湖近くにある小斎の湯でひとっ風呂。いやー、ここはイイ温泉であった。とにかく景色がいい。そして、紅葉を見ながらお風呂には入れるんだね。緑だったけど!!! 緑だったけどね!!!!
お風呂はボクらしかいなかったので、資料写真にちょうど良かった。景色の良さ、雰囲気は伝わってくると思う。

次は朝飯! 長野だから蕎麦屋行けばどこでもうまいだろうというボクの勝手な偏見により、黙坊という所へ行く。小斎の湯から 1km と離れてないwww
グルメに感しては別記事でまとめてあるのでそちらを参照して欲しい。

それから長野の田舎道を走りながら白樺湖へ。ここはもう紅葉していると思ったのだが、長野極寒の地(この白樺周辺の道路は、なんと 7 月まで冬期通行止めをしているくらいの豪雪地帯なのだ)、白樺湖でも紅葉はまばらだった。
ますます紅葉は望めないと、ここで心を新たにした。
しかし立科~白樺湖なんて何年ぶりだろうか。この地名を知ったのは幼少の頃、何度か親に連れられて来たのがきっかけで、20 代の頃に一度行ったきりだ。そういう意味では 20 年ぶりくらいではなかろうか? しかし、漠然とした景色と湖の配置しか憶えていないため、とても新鮮だった。
景色も、完全な紅葉は望めないにしても、とても美しかった。
まずは同乗者が撮った白樺湖周辺の景色をば。

そして白樺湖から少し離れた景色である。思いのほかススキが美しいのに驚いた。こんなにススキが広がっていると、それはそれでまた別世界のような印象を受ける。平日と言うこともあってか、人もそんなに多くなく、色んな所に寄りながらのんびりと移動出来たと思う。
こちらの写真は iPhone によるものである。

このススキの平原というか山はずーっと続いていて、この道路沿いにあるドライブイン『霧の駅』で休憩。といっても飯を食うほどではなく、ここでお土産を買ったり、お焼きをぱくついたりして、今度は鷹山ファミリー牧場なんかにも行って見る。

鷹山ファミリー牧場は平日だったせいか、凄くひっそりとしていた(汗)。
やってるの? って思うくらい。一応、特別なことが無い限り年中無休らしいが……。
恐る恐る入ってみる。
誰もいない食堂。
奥から、わりと若いお姉さんが出てきて、ソフトクリームを売ってくださった。
中も見学していいかと尋ねると、快く案内してくれた。

他にお客さんがいないせいか、我々もノーマークだった。巡りほうだい。ヤギに、牛に、馬に。馬でかい。やばい。牛さんは乳搾り体験用に何頭か外に連れられてた。人なつっこくで、ボクらが近づくと寄ってくる。
でかいなぁ。

山羊さんは動画を撮ったものの音声は同乗者の声がけっこう入ってたので映像のみ(汗

鷹山ファミリー牧場を出た段階ですでに 16 時を回っており、夕食を食べる時間も考えるとそろそろ奈川に向かった方が良いだろうと言うことで、一路、奈川に向かった。途中、渋滞などもなく、すんなりと奈川に。夕飯は奈川の蕎麦屋『福伝』でいただいた。グルメレポートは別記事に書いてあるが、とにかく美味しかった事だけは報告しておく。

紅葉には恵まれなかったが、懐かしい立科~白樺に寄り、蕎麦も堪能して 18:30、予約していた宿『鳥屋沢』に到着した。

夏休み、始まる

先週金曜日に発症した急性腸炎は、痛みはなくなったものの、医者からは固形物を食べないようにと言われたので、土日は大人しくウィダーインゼリーだけで過ごした。
月曜日にも病院に行ったが、やはり腸の活動はかなり弱まっているままとのことだった。

医者に、今日の夜に旅立つことを告げると、「何しに行くの?」と聞かれたので「長野に蕎麦を食いに」とこたえると「うどんにならん?」って言われた。どうやら蕎麦よりうどんの方が消化にいいらしい。

「もし蕎麦食って腹痛くなったら、かえしだけ飲んで蕎麦は一緒に行く人にあげなさい」言われたので、「おかのした」と答えておいた。

そして薬を大量に出される。下の写真は左が土曜日にもらった薬。右が今日貰った薬である。

さて、今日は 21 時頃、退社した。これから同乗者とともに長野へと旅立つ。うちの会社はお盆休みを 7 ~ 10 月の間ならいつとっても良いことになっていて、今週 16 ~ 19 日に休みを取っておいたのだ。
今日は普通に仕事をし、仕事が終わったらまず清里の別荘へ移動することになっていた。本格的な移動は翌日からである。
旅の目的は紅葉の資料写真と奈川という所に蕎麦を食べに行くの二つである。
奈川は、奈川に生まれると他の場所で蕎麦が食べられなくなるくらい蕎麦が美味しいとまで言わしめる、蕎麦の名産地、いや聖地と言っても過言ではない場所である。すでに 8/3 に奈川に一つしか無いという旅館に予約も入れてある。

でね、同乗者と合流したら晩飯を食いたいという話になった。
そしてなぜかラーメン屋に行くことになった。
大丈夫なのか、ヲレ?wwww
土曜日からゼリーしか食ってないけどwwww

入ったのは雷豚。辛い味噌ラーメンで有名な。マテwwww
当然、辛いのは控えた。ただ今になって思ったが、腸内の細菌が問題であるならば、辛いものの方が良かったんじゃないかと思った。殺菌作用的に。
ボクが頼んだのは焦がし醤油的なラーメン。胡椒がすげー効いてた。大丈夫なのかなwww
美味しいけどもうちょっと醤油のコクが欲しかったなぁと思いつつ……。

それから談合坂 S.A. で飲み物とかを調達しつつ、日付の変わる頃、別荘に到着。
その後、腹が痛くなることもなく、また腹が痛くて目が覚めると言うこともなく、睡眠に落ちた。

フレンドシップハイツよしみ

9/23, 24 と埼玉県東松山市近くにある『フレンドシップハイツ よしみ』というところにいた。キリスト教関係の合宿みたいな物で、教会のメンバーが集まって聖書を集中的に勉強しましょうみたいな感じ?

まぁここでボクは講義の撮影とか録音とかそういうのをやっていた。

元々あんまり行く気がなかったので、つい現地では撮影やら録音やらにかまけてしまったが、今地図を見たら周囲に寺社や古墳がたくさん!! しまったー、前もって調べておけば良かった。どうせ退屈する場所なんだろうなって勝手に思ってたから、現地への興味がまったくなかったのよね……。

神社や寺の写真、たくさん撮れたじゃん!!!! くそー……。
こんなところ行くことなんてないから、二度と無いチャンスを逃してしまった。

気になるのが九頭龍大権現だ。仏教が混ざってしまっているので、由来に信頼はできないが、九頭竜と言えば福井のイメージがあったので、こんなところにもと思った。そういえば箱根にもあったような気がするな……。って調べたら日本全国にあったwww
ただのボクの知識不足だった(ぁ

というわけで、フレンドシップハイツよしみにいる間の写真というと、そこで出た飯の写真しかない。なんということだ……。

まずは台湾の方からいただいた、台湾のお菓子。ボクの大好きな台湾のお菓子、パイナップル ケーキのクランベリー版。うまい!! 大好き!! 日本でも作って欲しいなぁ……。もう一つは『迷你奶油酥餅』というものらしい。パッケージの表側にある『裕珍馨』というのはお菓子の名前ではなく、このお菓子を作っている会社の名前だった。
こっちはねー、甘くなくてパサパサしている何かだった(汗)。

で、こっちの写真はフレンドシップハイツよしみで出た、晩御飯・朝ご飯・昼ご飯だ。晩と朝はビュッフェスタイル。味は、イマイチ!(ぁ。でね、昼はお弁当だったんだけど、朝のメニューを再利用しただけだった(ぁ
まぁそもそもここはホテルとか旅館というわけじゃなく、ユースホステルみたいな? 学校とかが合宿に使うような施設なので、食事も推して知るべしというところか。体育館とかあるような施設だしね。

そうそう、女子中学生のバレーボール部員が合宿に来てたので、とても目の保養にはなりました。かわいかったー<ヲイ

そうだ、埼玉に行こう!

なんか軽~く、ちょっとどっか行こうということで埼玉県を巡ることになった。相変わらずあまり計画せずに朝の 8 時頃家を出る。同乗者を乗せるためにまず市川方面に行こうとするのだが……うげぇ、なんだこの渋滞は?

和光辺りから南浦和くらいまでずっと外環自動車道が渋滞しとる。
しかしこの渋滞はボクが外環自動車道に乗る、 30 分後にほぼ解消されていた。

しかし川口 JCT. 付近と草加付近が渋滞していた。川口 JCT. はしようがないとして、草加の渋滞は対向車線側の事故。こっち側は全く関係ないんだけど、まー、みんな速度落とすんだよね、事故現場見たいから。高速の事故って、反対車線も混むのよ。ほんとバカらしい……。でもそれを過ぎると三郷市川まで順調。それから埼玉へと向かう。
しかし暑い。気温はなんと猛暑日だった。

さて、今日はうまいうどんを食って温泉入る……くらいしか実は予定してない(笑)。
とりあえずうどん屋に向かう。道路は三郷~川口 JCT までは渋滞していたがそれ以降は渋滞に遭うことはなかった。まず始めに向かったのは「奈佳一」といううどん屋さん。そこそこ気に入っているのだ。ただ気になることは、ちょうどお昼ご飯時なので混んでいるのではないかということ。

行ってみるとたしかに車がたくさん停まっている。だが一台空いていたので、なんとか入れた。ここは落ち着いた雰囲気で食器も凝っていて、イイ感じなのよね。ただ店主が意識高い系なので店主とお話しするときは気をつけよう。もっとも混んでる時間に来たらそんな余裕はないけどね。

おうどん、武蔵野うどんにしては細いんだけど割と堅め。喉を通るとき、喉を磨くような喉越しのおうどんである。

ボクが頼んだのはとろろなんだけど、かえしがしみこませてあって海苔がはいっているのもポイント高い。卵もこぶりで新鮮。蕎麦の写真は辛味大根そばだ。

それから次はパン屋さん。パン屋好きだよな(汗
埼玉に来たからにはお気に入りのパン屋さんに行かねば。場所は飯能(というか仏子?)。
ここも駐車場はほぼ満車だった。でも店内に入るとお客さんは少ない……どういうことだと思ったら、さらに奥にイートインがあった。知らなかったww このお店は何度も来ているのに。でも日記には全然書いてないんだなぁ……レストランと違ってパン屋って写真に残しにくいからかも。
ただこちらは素材にも拘っている系のお店で、お値段はちょっと高めです。

次は温泉だ。とはいえ埼玉の温泉は……掘ったところがほとんどだ(東京もだけど)。
とりあえず秩父方面へと向かう。
途中、道の駅に何カ所か寄り、重曹の温泉が出てる梵の湯へ。いわゆる美人の湯である。
たしかにスッゲーぬるぬるなんですわ。皮膚が溶けていくのがよく解る(違
ただねー、店主がちょっとスピリチュアル入っちゃってる感じだった(何
店内の看板に効能の説明とか書いてあるんだけど、その表現が大仰で宗教チック(ぁ。よほどこの温泉を掘り当てたのが感動だったんだろうなというのは伝わってくる。

というわけで、うどんを食べ、パン屋にも寄り、道の駅も巡り、温泉にも入った。
しかも時間はまだ 16 時だ。
もうちょっと何かないかと言われたので……うーん……なんだろう……秩父と言えば蕎麦とわらじカツ丼くらいしか思い浮かばないが……長瀞とかももう時間的にキビシいだろうしなぁ……と思いながらなんとなく車をより西に向けてみる。

あー、三峯神社でも行ってみるか……と思い立つ。でも 17 時迄じゃね? とか思う。
三峯神社なんて『いろは』の取材で行ったっきりだから、何年ぶりだろうか?
13 年ぶりらしい。
なんか三峯神社って最近、人気なのね。なんか白いお守りがいつの間にか大人気になってしまって、大渋滞するらしいと同乗者から教えてもらった。へー、いつの間にそんなことに。
もっともボクらが行った時には渋滞なんてなかったけど(ぁ
しかも変わっていたのは三峯神社だけじゃなかった。三峯神社に行くにはとても狭いトンネルを通らなくちゃ行けなかったんだけど、それがなくなってた。一番最後にそのトンネルの写真を撮ったのは 2010 年らしい。一応写真も貼っておく。昼間の写真は今日の写真だ。

三峯神社はさすがに儲けただけあって、いろんなものが新しくなっていた。
総社としての役目もあるらしく、神宮を始め全国有名どころの神社の末社があった。様々な建物が新しく(もしくは塗り替え?)なっており、ずいぶんときらびやかになっているような気がする。しかしひとたび山々に目を向けると、修験者の修行の場だったことが改めて思い知らされるほど、山はどこまでも続き、そして神々しかった。

秩父山地は標高こそそんなに高いモノは多くないが、難易度の高い登山コースで有名である。ボクは一度しか挑戦したことはないのだが、たしかにここまで折り重なる山々を制覇するのは楽しそうにも見えた。

上の写真の最後の二枚は三峯神社奥の院から東側(おそらく花園東松山方面)を納めたものである。手前の雲の向こうに積乱雲が雨を降らしているのが見える。

三峯神社をあとにしたのが 18:00 頃だ。道路は帰りの車で渋滞していたので、どこかで夕食を食べてから帰ろうと言うことになった。同乗者がハンバーグとか言うので、とりあえず頭の中にいくつかお店を思い浮かべながら国道 140 号線で関越自動車道を目指した。そういえば東松山にお気に入りの温泉があるのでそこにも入ろう……などと思う。
チェーン店系のハンバーグ屋さんなら 0 時迄やっているから、さきに温泉だななどと思う。
すると同乗者が深谷にハンバーグ屋さんをネットで見つけたので、そこに行ってみる。

名前は『かな井』。けっこう混んでた。そして、意外と美味しかった。当たりの店かも。
デミグラスソースがちょっと独特で、塩分は濃いめなんだけどご飯に合うように作られてるのね。そして割と飽きが来ない。焼き加減もうまいと思う。割と中は赤い部分を残す感じで、肉汁もうまく閉じ込めてあって、肉々しさを堪能できた。

ところで今日は夏休み最後の土日ということもあってか、至る所で花火大会が行われていて、三峯神社から花園インターに向かっている途中で、正面にも右にも左にも打ち上げ花火が見られた。いやー、車の中から見るだけでもけっこう迫力ありますな。
温泉についたときもまだやっていたので、ちょっとだけ動画に撮れた。音も録れてるんだけど、同乗者の声が入りまくっているので、音は断念した(汗

グンタマ旅行(ぉ

今日はコミケのあと温泉に連れて行けという要請があったので、14 時頃コミケ会場に向かった。同乗者が出てくるあいだ路肩で待ってたんだけど、ミドリムシがいた。そっか、いるんだなぁ……。東京ビッグサイトの周辺でコミケ当日に路駐してても駐禁取られないポイントを二ヶ所知ってるんだけど、たぶんもうダメなんだろうなーと思った。

こんな所を取り締まらんでも、他に取り締まるところいっぱいあるだろうになどと思う。
ちなみにボクは取られなかった。ご苦労様と挨拶した(ぁ

さて、同乗者と合流したらまずは埼玉へと向かう。しかし都内はけっこう混み気味。そこで木場出入口から C15 号線に乗ってそこから外環関越というコースを通ることにする。美女木 JCT で多少もたついたがほぼ渋滞なく最初の目的地三芳 P.A. に到着。
ここで何をするのかというと、群馬・埼玉の地元の名産品を買うのだ。主に野菜(ぁ

三芳 P.A. は群馬・埼玉の物流の途中にあり、またこの辺にトラック基地も多いためか、両県の様々な名産品・特産品を売っているのだ。しかも値段が安いのよ。スーパーで買うよりも全然安い。ただ旬のものしか置いてないので、何でもあるわけではないことには注意だ。
あともう一つ注意しなければならないのが、これらの商品は群馬・埼玉から東京に向かって運ばれてくるので、上り側で売っていると言うことだ。ボクらは逆の東京から来たから、下りに車を駐めることになる。
なので上りの三芳 P.A. までは歩いて行かなければならない。ちなみに上り側は関越道利用者以外でも利用できるように、ちゃんと側道側に駐車場と出入り口が設置されいた。中もけっこう人が一杯でとても賑わっている。繁盛しているなぁ。

きのこ類・トウモロコシ・オクラ・野菜類をしこたま買い込む。

次の目的地は鶴ヶ島である。そこにお気に入りのパン屋さん『Heart Bread ANTIQUE』があるのだ。ここで今度はパンを買いあさる(ぁ。時刻ももう夕方を回った頃だったんだけど、まだ焼きたてのパンがあった! 温かい!! でもその場ですぐ食べられるわけじゃないんだよなぁ……と思いつつ。

このパン屋もなぜか安い。最近、美味しいパン屋は増えたけど、値段が高いところばかり。惣菜パンなんかは軒並み 200 円台からなんてザラでちょっと凝ったモノなんか 380 円とかする。一方の Heart Bread は 100 円台からと良心的。しかもワンホールはあろうかというチーズやチョコレートのリング状のパンなんか 380 円だ。これでもかっていうくらい買っても 1000 円ちょっと。ずっしりとした袋を二つも抱えてホクホク顔で店をあとにした。

実はこの三芳 P.A. と Heart Bread を回るコースは以前発見したお手軽埼玉グルメ旅行だったりする(笑)。午後の遅い時間からの出発ではそう遠くへも行けないし、いろいろ見て回ることもできない。そこで関越道上に並んでいるこの二つの場所を巡るのが距離的にも時間的にも手頃なのだ。

さて、二つのイベントをこなしたら、晩御飯を食べに群馬県へ(ぁ
なぜそんな遠くの飯屋に行くのかというと、ただ単に最終目的地の温泉が草津温泉だからである。と言うわけで群馬県でお気に入りの洋食屋『あすか』へ。ボクは豚のステーキを頼んだのだけど、きのこハンバーグも美味しそうだった。
豚にかかっているソースが独特で、食べた時に○○味だってわかったんだけど、忘れてしまった(汗)。生姜だったかなぁ、いや、違うよなぁ……<まったく参考にならないw

そして夕食でお腹いっぱいになった我々はいよいよ最後のメインイベント、草津温泉へ。
しかし草津温泉、凄い人だったー。いつも駐めてる駐車場は満車。仕方がないので湯畑より高台にある町営駐車場へ。
驚いたのが、0 時回っても人がたくさん歩いていることと、若い人が多いこと。温泉地なんて 20 代じゃまだまだ有難味なんて解らないだろなんて思うが、20 代とおぼしき人が男女ともいっぱいいた。
若い人がこういった田舎に来てお金を落とすのはとても良いことだと思う。そういう人たちはきっとこれからもずっとそうしてくれるだろう。リタイア組より価値があるのではないかと思った。

そうそう、帰りは同乗者を送り届けるのに新しくできた外環自動車道を使ったのだけど、距離は伸びてしまうが、時間も速く、高速代も下がった。首都高では 1100 円かかるところが外環だと 800 円。同乗者の家からの帰りも外環オンリーだと 680 円、首都高を使うと 1280 円もかかる(いずれも ETC の深夜割引適用)。

相変わらずの突発的な旅行だが、どれも時間通りこなすことができ、成功ではないだろうか?
ちなみに走行距離は 550km(笑)。大阪に行ける距離である。14 時からの出発でこれだけ回れるのは難しいらしい。ボクの旅行に着いていった人や、日記を読んだ人が同じような日程でチャレンジして失敗する話をよく聞くので、今日の旅も効率は良かったのだと思う。