つくば小旅行

ボクが前にお手伝いしていた会社の OB といんだろうか? そこの会社に勤めていた人たち(今は勤めていない)から同窓会じゃないけど、集まるので来ないかと誘われたので行ってきた。
場所は茨城県牛久市
ここで働いている人たちが良く通っていた喫茶店で食事をし、牛久の観光名所(?)であるシャトーカミヤを見て、それから筑波山で軽くドライブして温泉に入って帰るというプラン。
まずは喫茶店の HAMONA へ(食べログ)。ここ、確か閉店したと思ったんだけどなぁ……。
と、店員に話を聞いてみると、確かに初代店主は店を閉めたんだけど、妹だったかなんだったか、とにかく身内が引き継いでやることになったんだそうな。
ボクはここで食事をとったことはほとんどないのでなんとも言えないのだけど、味はフツー。でもしょっぱくないのは好印象。
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その後、シャトーカミヤへ。ボクらの間では牛久シャトーと呼んでいた建物だ。なんでも国の重文らしい。だがしかし、本館は工事中……orz
まぁでもワインとかいろいろ売っている。
せっかくなので、ワイン資料館へ。この近辺にあった酒蔵の看板や道具なんかも残っていて面白い。あとヨーロッパのワイン名産地の地図なんかもあった。お酒はいろいろ勉強したいんだけど(シナリオを書く上で、必要になることが多い)、自分がお酒を飲まないので、こういう資料館は有難い限りである。
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それから筑波山へドライブ。参加者のほとんどが車持ちなので(^^;
そして筑波で温泉に入って、夕方頃解散となった。
温泉は筑波をぬけ、桜川市真壁と言う所で入った(伝心寺温泉)。
この真壁という所はひな祭りで有名らしく、温泉の人がマップをくれた。行って見ると、確かにけっこう人がいて驚いた。全然知らなかったなぁ。

帰り、残った面子でご飯と言うことになった。
で、ボクが前々から行きたかったイラン料理店に行った(食べログ)。ここはとても美味しくて上品なのだが、同乗者達はお気に召さなかったようだ。申し訳ない(汗)。ボクだけ一人で美味い美味いとひたすら食ってしまった(笑)。今度、中東料理が好きな人と来よう。
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初日の出

実は 27 日頃から大風邪を引いてしまい、かなりの高熱に悩まされながら仕事をしていた。12/31 にお年玉ガチャのページを組み終わって寝たところ、なんとか熱は下がった。クライアントによると、流石に 1/1 には仕事は入らないらしい。

ということで、初日の出を見に行こうと思い立った。

といっても、今、高尾山とかどこ行っても人が多いだろうなぁ……どこがいいだろうか? で、思い立ったのが、以前友人に連れて行ってもらった茨城の海岸である。あそこはちょうど東を向いているはずだ。
車で飛ばせば 2 時間もかからずに行けるんじゃないだろうか?
というわけで、朝の 4 時頃、出発した。

場所は狙い通りではあったのだが、日の出方向にはちょうど雲がかかっており、海から直接出る日の出は見られなかった。ただ、けっこうたくさん人がいて、一人で日の出を見ることはできなかった。
まぁ、そういう所はもうないのかもしれない(もしくは、険しい登山をしないといけないとか)。
そして、サーファーがけっこういたのが驚いた。

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(MP4 / 720p / 30fps / 10Mbps / 11’02” / 706MiB / iPhone 6 / 8 倍速)

海ぼうず

さて、寸又峡で暖まったら今度は晩御飯だ!
アレコレと意見が出される中、静岡名物を食べた方がいいんじゃないか、ということになり、静岡名物というといろいろあるけれど、東京で話題になるのはおでんじゃなかろうか。ということで、静岡おでんの店に行った。

名前は『海ぼうず』。
そして既に店内はいっぱい。うお、人気店なのかな。
同じ系列が運営する別の店(焼き肉屋)に通してもらう。ここで注文してくれとのこと(笑

やはり海の幸は、新鮮のようだ。といってもボクは海の幸は評価ができるほど舌が肥えてないが……ぷりっぷりで歯ごたえのよい刺身だった。
おでんはコンビニのと較べてしょっぱくない。ただ物によっては、汁を吸ってしまってしょっぱいものもあった。噂の黒はんぺんは、思ったより黒くなかったなぁ(汗)。ただ、白いのと較べてもっと魚のすり身感が凄い。ふわふわではなくてじゃこ天に近い。いや、じゃこ天よりも荒いかなぁ。骨の感触とかも解る感じ。

23 時頃、帰途へ。この時間帯ともなれば渋滞もなく、スムーズに東京に帰れた。
今回も二日間を目一杯使った旅となった。

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寸又峡温泉

奥大井湖上駅ですっかり体が冷えた我々は、湖上駅の景色をタップリ楽しんだあと、寸又峡温泉に向かった。ここは有名な温泉地である。事前に『翠紅苑』という旅館が日帰り温泉をやっていることを調べていたので、そこに行く。
うお、思ったよりも豪華な佇まい(汗)。
というわけで、建物の写真を撮りまくってしまった(汗
雰囲気もちょっと四萬館を彷彿とさせるな。

しかし残念なことに、掛け流しではなく循環。
四万ほど寸又峡は湯量が豊富ではないのかもしれない。
けど、ただ風呂に入りに来ただけのボクらにすごくよく対応してくれた。同乗者の中には泊まりに来たいという人も。寸又峡というか、この近辺は色々巡れるところがあるから、今度はここに泊まりに来てもイイかもしれない。

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翠紅苑、入り口
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どどーん!
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入り口を中から見た所
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ロビーを外から見る
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囲炉裏付き
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配置はこんな感じ
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パノラマ

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囲炉裏アップ

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風呂への回廊&中庭
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風呂の入り口にあった
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風呂の入り口

奥大井湖上駅と下部温泉

二日目、今日は静岡県を目指す。10 時に出れば大丈夫だろうなんて思っていたんだが、甘かった……。途中温泉に寄ったりしてしまったけど、ついたのはすでに日も暮れかけた 16:40 。これは急がないと……!!
湖上駅へは車では直接行けない。対岸の出っ張ってる所に駐車場があるので、そこに車を駐め、更に山を登って下りて、電車と同じ鉄橋を渡る。まぁ、写真を見るのが一番解りやすい(汗)。

途中で寄った下部温泉は湖上駅に行く前に寄ったんだけど、下部温泉会館のお風呂はちょっと狭かった(汗)。初めての温泉は、どこに入ればいいのかなかなか悩むね……。あと安く済ませようとしすぎたかもしれん。昔と違って、今は旅館でも日帰り入浴はやっているので……。
まぁでも、充分暖まった。

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この山道を登っていく
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投げやりな看板
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登り切ると鉄橋が…
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鉄橋側は階段完備
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山道部分、鉄道はトンネル
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鉄橋を歩く
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鉄橋を歩く
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接合部
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真下の様子
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湖に見えるが川らしい
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反対側
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パノラマ
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む、川の主か!?
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一応、紅葉している
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駅に着いた
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歩いてきた方
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なんか鐘がある
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鐘の説明
1411290559イイ感じの待合室 1411290561
バス停みたいw
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駅名
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ここから見た景色
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下部温泉の景色
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中は昭和の公民館っぽい
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古い自販機があった

 

サントリー 白州蒸留所

知人がウィスキーの蒸留所と秘境の駅に行きたいと提案したので、サントリー白州蒸留所大井川鐵道奥大井湖上駅に行ってきた。行程は 27, 28, 29 の三日間であるが、27 日というのは単純に東京を抜け出しておこうと言うことで、深夜のウチに出ただけである。
というのも、八ヶ岳に別荘が有り、前日にそこに行っておくと、旅行当日に早起きなどをしなくても済むのである。

東京で同乗者たちと合流し、深夜日付変わってから八ヶ岳着。
まぁ、いつものパターンで、修学旅行的な感じで誰も眠らず、起きたのは昼前(汗)。まぁいいのだ、今日は別にワカサギ釣りとかじゃないから。

朝食を取り、白州蒸留所についたのは 14 時だった。
入り口でドライバーは首から提げる社員証みたいなヤツ(ドライバーって書かれている)をもらい、それを首から下げる。大丈夫ですよ、ボクは元々酒はやらないので。
コースは色々有り、ウィスキーだけでなく南アルプスの天然水の工場も見学できる。どれもだいたい 1 時間程度の見学となる。要予約と書いてあるが、土日はともかく平日はそんなに人が来るわけでもないらしく、当日に電話しても OK である。Google Street View で博物館が見られる。

ツアー客はやはり男性が多かった。しかも酒飲みそうなおじさんばかり(笑)。コースは麦芽貯蔵庫から発酵する所、蒸留するところ、そして寝かせるところを回る感じである。そして最後に試飲タイム。

では、写真を見ながらツアーの内容をご説明。

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駐車場の様子
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奥の建物は麦貯蔵庫
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博物館
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蒸留所入り口
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糖化。麦をお粥状態に
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発酵槽
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蒸留
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樽色々
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なんの樽に使われていたかで、味が変わる
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熟成中、樽の中はゆっくり揮発して、どんどん減っていく
 
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熟成させる貯蔵庫。空気中のアルコール濃度がヤバい
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この倉庫の中ではアルコールにより、目が痛い。
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肌もかなりピリピリくる。弱い人は長時間いられない
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ヒンヤリ
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試飲タイム
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ボクは、天然水

熟成させる倉庫はアルコールが樽から揮発しているので、倉庫に入ったとたん、いや、倉庫の扉を開いたとたん、目や肌がピリピリする。ガイドの人も気分が悪くなったらすぐに言ってくださいと、何度も注意していた。
熟成期間が長ければ長いほど、こうして揮発してしまうので、取れる量が少なくなり、お値段も高くなるということだったのね。

帰り道

帰りは国道二号でノロノロと大阪くらいまでは帰ろうかなぁなんて考えていた。でもそういうことをする場合は事前に地図を見ておくべきだった。どこを走っているか感覚的に解らなくなり、結局途中から高速に乗ってしまった。
小谷 S.A. に 16:00 着。2 時間ほど仮眠して 18:00 発。
23:30 に名古屋着。
ここで晩御飯を食べたりどしたり。
11/4 に変わって AM1:00 に名古屋発。3:30 に山梨県は双葉 S.A. に到着。
ここで仮眠……とか思ってたら、目が覚めたら朝 8:30 だったwww
結局双葉 S.A. から直接出社した。11/1 の 0 時から始まった旅はフルに三日間を使い切った旅となった。振り返って見れば短いけれど、感覚的にはずいぶん長いこと旅していたという気になった。
ボクはもともと車中泊はあんまり好きではないのだが、エスティマに乗り換えてからというもの、車中泊が苦ではないということは解った。とは言え、やはり車中泊に頼らない旅は心がけたい。特に、冷暖房を使うのが環境にも良くないし、エンジンにも良くない。

もう一つは、やはり一人旅というのは気軽で楽しいものだと改めて感じた。10 代後半~ 20 代前半の頃はよく一人旅をしていたが、いつしか一人ではあまり旅しなくなっていた(複数人で車の旅をすると旅費がとてつもなく安くなるのが、一人旅が減った同機である)。ただ翻ってみれば、今回のような行き当たりばったりでしかも宿に泊まれるかどうかも解らないような旅は、他人を一緒には連れて行けないなとも思った。

さて、初めての山陰であるが、まず感じたのが言葉は関西弁に近いのだが、人間性はまったく異なるということだ。さすがかつて中央と張り合うほどの勢力を誇っていた……からかどうかは解らないが、なんとも言えないプライドの高さのようなモノを感じた。そしてお風呂などで気軽に話が出来ない。こんなこと、初めてである。
ボクはよく旅に行くと現地の人と世間話をするのだが、今回の旅ではほとんどなかった。つけいる隙がないというかなんというか、そして逆にこちらに対しても、無干渉なのだ。
石見銀山で少しだけバスの運転手と会話できたが、ものすごく島根への郷土愛というのだろうか、また来て欲しい、他にも見るところはたくさんあり、歴史は京都には負けていないからという気持ちがヒシヒシと伝わってきた。

次に山陰地方の考古学的考察だが、非常に面白く取材できた。特に京都と同じ金型で作られた銅鐸なども発見されており、当時の交流の深度がうかがわれ、面白い。しかし取材としては中途半端であり、まだまだ見なければならない場所があると言うことが解った程度である。
古事記日本書紀万葉集がどこまで正しいかは別として、国譲り以前の島根の正体に少し近づけたと思いつつも、その後、ここに住んでいた人たちはそのままなのか、それとも他へ散って行ったのかなどなど疑問に思うことは尽きない。
荒神谷遺跡にせよ加茂岩倉遺跡にせよ、結局の所、謎な部分が多く、全容解明にはまだまだ時間がかかるように見えた。と言うことは、こちらとしても想像を豊かにして憶測で物事を決めなくてはならないのだが、説得力を持たせられる設定にするにはさらなる研究と情報収集が必要であると思われる。

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