帰り道

帰りはのらりくらりと南下するだけである。特にどこに寄るとかそう言う計画も全くない。が、まずはお風呂。秋田の上の方とはいえ気温は東京と変わらないぐらい高く、かなり汗をかいた。で、大湯ストーンサークル館はその名前の通り大湯温泉が近くにあるのだが、せっかく秋田に来たのだからボクの大好きな硫黄の温泉に入らない手はない。

というわけで大湯温泉ではなく玉川温泉に向かう(ぁ

乳頭温泉にするかはかなり迷ったんだけど、玉川温泉の方が全然行ってないのでこちらにした。

玉川温泉はかなりの強酸性で長湯は禁物だが、出たり入ったりを繰り返しながら浸かると良い。
そしてボクみたいな肌の弱いというか、吹き出物が出まくる人にはとても良い。このあと一週間くらいは肌の調子が良かった。ボクみたいな縄文系の遺伝子で吹き出物が良くできる人はアルカリ系の温泉の方が効くことが多いのだが、玉川温泉は別格のようだ(汗

ここでお土産もいっぱい買ってしまった。

写真から解るとおり、気温は東京と変わらない。暑い!!

あとスゲー迷惑というか進入禁止のエリアに入ってきてさらにそこに駐車してお土産を買いに行ってる一家がいて、うわーと思いつつ、車がアルファードだったのでなんというかステレオタイプで少し笑った。偏見は良くないとは思うものの、現実にこういう人がいるのでどうしても「アルファードに乗ってる人って……」って思ってしまうのよねぇ。車そのものはとてもイイ車なんだけどね。

玉川温泉からさらに南下した宝仙湖(玉川ダム)の写真。二枚目はダムの堰の部分のアップなんだけど……遠すぎて青くなってしまった(汗)。

宝仙湖からさらに少し南下したところにある田沢湖活性化センターという施設と開けた坂の写真(この辺)。活性化センターは元は学校だと思うんだけど、どうだろう? まぁどちらも背景の資料にはなりそうだ。

そこからさらに少し行くと、茶立ての清水があった。
来るつもりもなかったのだが、ここを通るのは何度目だろう?(汗
知ったのは 1/2 summer の背景資料を撮りに原画家と行った時なんだけど、覚え続けているのはボクの本名と同じだからってのと、原画家が「清水」と「たまき」という名前はどこに旅行に行っても必ず見ると突っ込んでいたからだ。

せっかくなので汲んで帰った。

で、田沢湖。別に来る予定ではなかったのだが、通ったので茶屋に入ってみる。『たつこ茶屋』。
駐車場には車がたくさん駐まってたのに店の中はほとんどお客さんがいなかった。みんなどこに行ってるんだろ?

お蕎麦とみそたんぽを注文。蕎麦がかなり残念な出来(汗)。カラッカラに乾いたボソボソした蕎麦だった。みそたんぽはきりたんぽの一種なのかなぁ? 味的には五平餅に近いかも? ちなみにこのたつこ茶屋がみそたんぽ発祥の店らしい。あと西洋人っぽいカップルの観光客が店内にいたんだけどボクのみそたんぽを見て、どれを注文したらこれなのかを聞いてきたので教えてあげた。


下道でのらりくらり帰るとか言いながらも 15:10、大曲 i.C. から高速に乗ってしまった(汗)。けっきょく山形県にすら入ってないやんけ!

で、下の写真は晩飯を食べに寄った菅生 P.A. の牛タン。高い割りにイマイチ!(当たり前
あとお土産の写真は買ったわけじゃないんだけど、萩の月のパクリを見つけたので思わず写真に撮ってしまった。『伊達の御紋』。まさか萩の月がある仙台のお土産で、萩の月のパクりが作られるなんて、どういうことなんだこれは!? ちなみにパクリと書いてしまっているが、実は萩の月のパクリ商品はどれも萩の月からレシピを教わって作っているってのと、各地元らしい改変をしている。

ただ同じ仙台でもやるとは思わなかった。検索したら比較サイトがあったw
なおこの時点で 18:00。

20:00 に那須高原 S.A. についたんだけど、眠くて仮眠(汗)。

21:30 に行動開始して、22:40 に久喜にいる知人にお土産を届け、23:40 に西荻と吉祥寺にいる知人(計 3 人)にそれぞれお土産を届け、24:15 無事家に帰ってきた。

今回の旅での走行距離は 1583.8km、給油は一回のみで燃費に関しては月末のまとめに乗せようと思う。
旅全体としては取材地はすべて行けたので成功と言ってイイと思う。帰りがちょっと高速に乗るの早すぎたかなぁ……。ただもっとドライブを楽しんでいた場合、今日中にお土産を配ることは出来なかったと思う。

ツクツクボウシだらけの森

神社巡りの続き。
まず事の発端から。2015 年、とあるボランティアで南相馬に行ったときのことだ。南相馬博物館で展示物の手伝いをしていたとき、そこにある森というか林のセミの声が奇妙なのに気付いた。最初、何のセミか解らなかったが、よくよく聞いて見るとツクツクボウシだった。ただそのときはちゃんとした録音機材を持っておらず、iPhone での録音となった。その動画が下だ。

アブラゼミも混じってしまっていはいるが、ツクツクボウシが大勢を占めているのが解る。
ツクツクボウシだらけの森を録りに行くというのは、ゲームで使う SE のためにこの音を専用のマイクで録りに行くことなのだ。実に 8 年越しの計画である(汗)。今まで東北には何度も来ているのに、なぜ 8 年もかかったのかは明日の日記で解る<ヲイ

ちなみにいうと、1/2 summer という作品では舞台は東北なのに東京と同じセミの SE を使ってしまっている(汗。ただこのゲームを作っていた当時、東北ではツクツクボウシがメインだとは知らなかった(もっともこのことでユーザさんから指摘をいただいたことはない)。

というわけで美里町を後にして南相馬に向かうのだが、基本的に東進するだけである。会津若松 I.C.磐越道に乗り、磐梯山サービスエアリアで朝ご飯兼昼ご飯を摂る。会津名物のソースカツ丼。まぁしかし所詮はサービスエリアの味。ところでカツ丼がソースカツ丼な地域って、結構色々あるよねぇ。名古屋もなかったっけ? 関東だと桐生が有名かな? 福島県は郡山もソースカツ丼だ。あと中津川。福井か富山にもあった気がする
ちなみにボクはいわゆる卵とじで返しで煮たカツ丼の方が好きである。ソースカツ丼はソースがウスターソース系を使うところが多く、あの酸味がイマイチ白米に合わないのとキャベツが食感の邪魔をするのでイマイチ好きになれないのだ。でもさ、酸っぱいソースが白米に合わないって言うけど、酢飯ってものがあるし、トンカツの場合ソースをつけて食べるわけで……なんかボクの言い訳はイマイチ説得力に欠ける気はする。

それからさらに磐越道を東進し、船引三春 I.C. で降りてそこから下道で南相馬市博物館を目指した。
13:45、道の駅さくらの郷で飲み物補給。
ついでになんか面白いお土産とか、あと農産物とかないかなと思ったんだけど……特になし。
お向かいに新鮮野菜直売所っていう幟が立ててあるデイリーヤマザキもあったのでそっちにも寄ってみるが……特になし(汗)。
14:00、南相馬に向かう。この時点で博物館までまだ 54km もあった。

15:00 きっかり、博物館に到着。
ここはほとんど人が来ないのでセミの録音をしていても他の音が入ることがないのは知っていたのでこの場所を選んだんだけど……事件発生。駐車場でエンジンかけたまま寝てる人がいる……orz

マジかー。

あとねー、意外と人が来る。なんだー? 博物館ってそんな来ることある?<偏見
ただ周囲が散策路にもなっていて、池があったり公園があったりするので子連れとかが普通に来てた。

目的の林ではツクツクボウシが大合唱していたので、ダメ元で録音したのが以下である。いちおう最低限のノイズ除去はしてある。

車の音とか気になったのでちょっと場所を移動して、別の木が密集していそうなところに行くことにする。
向かった先は『桜井古墳』。ここでもツクツクボウシは鳴いていた。というわけで、古墳の外で録ったものと古墳の中で録ったもの。古墳の中は……アブラゼミの方が多かった(汗)。

と、今日の取材はここまでである。時間は 16:00。
ここからはただの移動。秋田県を目指す!
常磐道に乗り、仙台東北道へ合流しひたすら北上……する途中、鳥の海パーキングでトイレ休憩。
それから『たかもりの湯』でお風呂と晩ご飯(19:15)。

それからまたひたすら北上し、中尊寺パーキング(21:30)で 24 時まで仮眠をとり、26:20 に道の駅おおゆに到着した。

鳴子温泉の周辺を探索する

三日目、8 時に起きて行動開始。まずはお風呂。
勘七湯というところに行く。水路がすでに温泉色(一枚目)。っていいのか、そのまま流して(汗)。まぁどこかに石灰と混ぜる施設があるのだろう。二枚目の写真を見ても解る通り、この投げっぱなしの経営がたまらない。個人的には好きだw ちなみに 500 円だった。

鳴子温泉って硫黄だけかと思ってたんだけど、さすがいくつもの温泉地が集まっているところだけあって、色々な湯質が楽しめる。

このページに色々泉質と日帰りをやってるやってないの情報がまとまっていて、とても有り難かった。
もし鳴子温泉に行く機会があったら、参考にしていただければ。

それから鳴子温泉周辺をちょっと回って撮影ポイントを探す。なんか陸羽東線の南側の山がちょっとした別荘地みたいな区画になっていて、さらに池があるみたいなので行ってみる。『潟沼』と言うらしい。水が青い! 温泉成分が溶け込んでしまっているんだと思う。そして増水していて、池から水が少しあふれていた。
また、周囲には何カ所か温泉が湧く場所があるらしく、煙がモクモクと! すげー。

この池で SUP してた人たちがいた。

景色自体は面白いんだけど、ここをエロゲの登場人物が遊び場にするのかどうかは難しいなぁと思いつつ。
なんかヌシとかいる設定とかにすればいいのかもしれん。

それから近くに廃校を見つけたので、行ってみる。『旧加美町立旭小学校寒風沢分校』というらしい(写真、16枚目以降)。旧加美町と解釈して、すでに町はどこかに合併してないのかなと思ったらそんなことはなかった(汗)。旧は小学校の方にかかっているようだ。そして今でも何かには使われているっぽい。
中も撮れると良かったんだけど……ただやっぱり小学校というだけあって小さい。エロゲの登場人物には向かないか? でも分校ということならこれくらいの規模でもいいのかなぁ?

話が前後するが、学校より前の写真は鳴子温泉とこの廃校を通る間になんとなく気になった景色や神社を撮ったもの。神社は熊野宮といってかつてはお寺としても機能していたと思われる。まぁ江戸時代までは寺と神社はほぼ一体だったところがほとんどなので。一番最後の廃屋の写真は、廃校のさらに奥に行くとあった(この辺)。というかこの一軒だけじゃなくて数軒廃屋となっていたが、住んでそうな家もあった。
夜はちょっと怖そう(汗)。でも廃屋の前とかも普通に畑が広がっているので、周囲の土地はちゃんと利用されているようだ。


それから朝兼昼ご飯を食べに、町の方に出る。なんか色々迷ったあげく、イタメシ屋に(汗)。
ピッチョーネ』(公式サイト)っていうお店。食べログの点数が偉い下がってるな。当時検索したときは  3.5 点以上あったと思ったんだが……過去のデータを見てもそうでもなかったので記憶違いか(汗)。じゃぁなんでここに決めたんだろう。ちなみに地元では結構有名みたいで、混んでいた。

この店の看板メニューだというニボリータを注文。うまいwwww マジでうまいwwww
誤解を恐れずに言うと、東京で流行った煮干し出汁系+魚粉入りラーメンのスパゲッティ版。ただそれだけでは終わらない。それならば別にラーメンでイイじゃんってなるから。ちゃんとオリーブオイルとチーズがイイ感じにコラボしていて、ラーメンにもなっていないのだ。これは東京でも十分通用するのではないか?? おかわりしたいぐらい美味しかった。

シラスのピザも魚介苦手なボクでもシラスが自己主張しすぎず、いいバランスだった。シラスの歯ごたえは確り伝わるし。

とても美味しゅうございました。お店の人もとても丁寧というか、低姿勢すぎてちょっとびっくりしたけど(汗

それからさらに面白そうなモノを見つけたので、鳴子温泉まで戻りさらに北へ。
地獄谷遊歩道』。地獄谷という名前がついた谷は日本にいくつかあって、他にも有名なのに湯田中温泉なんかがある。鳴子温泉にある地獄谷は鬼首温泉(おにこうべ)というなんだか物騒な名前の温泉地にある。ちなみにここでいう鬼は蝦夷の首長『大武丸』のことを指す。

あいにくの天気は雨。雨って言うか、わりとざーざーふる雨w
そんな中、山に入ろうなんてヤツはいないわけで、客はボク一人だった。
山といってもたいしたものではなく、木道がずっと整備されているしアップダウンもほとんどない。この木道沿いに温泉がたくさん湧いているのだ。温度は 80℃。簡単には触れられない(汗)。しかも余り人が訪れないのか、わりと草が木道を覆ってたりして「え、ここ行くの?」みたいな雰囲気。さらに途中で木道は損のため最後まではいけなかった。後間欠泉が二つあったのに……残念。

でも楽しかった。至る所から温泉が噴き出している。いいなぁ……我が家の近くにも沸いて欲しい<ヲイ
あと色がキレイ。ブルー。潟沼もそうだったけど鳴子温泉は青系なんだねぇ。確か白骨温泉が青かった気がする。

鳴子温泉とその周辺、いろいろ想像の余地があってとても楽しい場所であった。他にも巡ってない所たくさんあるけど、それはこの場所を舞台にしたときに改めて調べ直す必要がありそうだ。

さて、鳴子温泉の取材は概ね終了である。最後に、本家、鳴子温泉に入る。
まごうことなき硫黄酸性泉で大満足でござる。
やっぱり温泉は酸性の硫黄だよね。といいつつ、吹き出物が多いボクはアルカリ泉の方が肌にいいんだけどね(汗)。

ありがとう、鳴子温泉! さようなら、鳴子温泉!
というわけで 16 時頃、鳴子温泉を離れ、一路山形方面へと車を向けた。じつは取材とまでは言わないまでも、鶴岡という街を見てみたいというのがサブ的な目標としてあったのだ。この街も歴史があり江戸時代にはかなり栄えていたのでどんな雰囲気か見ておきたかったのだ。ついでに晩ご飯をここで食べ、翌朝は荘内神社とかに行こうではないかなんて軽く考えていた。

そう、軽く。だがその思いは鶴岡市内に入る少し前に打ち砕かれるのだった。

そもそも鶴岡へ向かう道路が渋滞し始める。なんだなんだ? 帰宅のラッシュ時間か? などと思っていたが、鶴岡の中心部に近づくにつれ渋滞はさらにヒドくなり、歩道には人の行列が。田んぼや畑が広がるエリアには、あぜ道に車がたくさんいる。そして交差点ごとに立っている警察官。「え、なになに、なんなの?」とか思っているウチに、すっかり動かない渋滞にはまってしまった。
そして電信柱にくくりつけてある、とある看板が目に飛び込んできたのである。

赤川花火記念大会

どうやら花火大会当日にボクは鶴岡市内に突入してしまったのである。店という店は人であふれているし、そもそも駐車場に空きがない!
そうかー、これは全くの誤算だった。
仕方がないので鶴岡を諦め南下することにする……が、途中で、いや、新潟に出て帰ろうと思いつき、道の駅月山まで南下したモノの、再び鶴岡に戻って国道 7 号で新潟に向かった。

下の料理の写真は新潟県は村上市にある『喜多山」という町中華のもの。時間は 20 時。数少ない、やっている店だった(汗)。当然。客はボクだけ。店は親娘(おやこ)でやってらっしゃるのかしら? メニューはシンプルだが、豚肉柔らか煮麺が気になったのでそれを注文。スープがとろみのあるあんかけスープだった。豚肉柔らかい。唐揚げも大きかったし、

最初、ボク一人で、あーもう店しめるときに申し訳ないななんて思ってたんだけど、あとから二家族ぐらいどどっと来て、ちょっと安心した(汗)。

最後のサーティワン アイスクリームはデザートを求めて国道沿いにあったデイリーヤマザキで買ったものだ。こんなカップがあるなんて知らなかった! サーティワンってあんまり利用する機会がなくて、でも台場に勤めてた頃、勤めてたビルの中にあったから割と利用してた。ウチの近くのコンビニでも扱って欲しいなぁ。

というわけで三日目は新潟県は新発田市に入った所でお開きとなった。

以下、雑談。

ニュース見てたら、横浜市泉区でクマゼミ鳴いてた。まじかー。だいぶ浸蝕してきているなぁ。
そしてクマゼミの音、まだ録れてない(汗

そして旅行中に汐のアクリルキーホルダーが在庫切れになってしまった。再生産はかけてあったんだけど……それよりも先に売り切れになってしまったようだ。旅行中なのでどちらにせよ梱包とかはできないのでどうしようもないのだが(汗)。

    鳴子温泉郷

    というわけで鳴子温泉郷エリアについたのは 14:30 頃。東京を出たのが昨日の 15 時なのでほぼ 24 時間かけて鳴子温泉に来たことになる。
    鳴子温泉と一言に言っても、実際はいくつかの温泉が集まっている。そこでここ一帯を通る陸羽東線の駅をそれぞれ写真に収めることにした。具体的には川渡温泉鳴子御殿湯鳴子温泉中山平温泉界田赤倉温泉の 6 駅である。界田・赤倉温泉は山形県に位置し、鳴子温泉郷に含まれるのか、よくわからない(汗)。

    というわけでまず川渡温泉駅。ちょうど電車が! しかしここで悲劇が起きるのである。女子高生が数人降りてきたのだ。がーん。動画回してたのに……泣く泣く止める。撮り続けてたら通報とかされそうだし、今の時代。

    次に鳴子御殿湯駅。ここは高台にあって見晴らしが良い。三枚目の写真はその高台から見下ろした景色だ。
    そして駅舎も立派!  川渡温泉にはこれといった建物とかなかったのだが、こちらの駅は周囲にお土産屋なんかもあって、人も結構いた。

    そして一番の中心街である鳴子温泉駅。こちらは温泉街が東西南に広がっていて、観光地にふさわしい駅だった。
    駅前には足湯もある。有人改札駅だったので入場券を買って中も撮影。
    何故か駅内に円形劇場がある(汗)。イベントとかやるのかなぁ?

    中山平温泉駅もそこそこ建物があった。サクラが有名らしい。主人公達が利用する駅はここだなとか勝手に思う(汗
    いや、鳴子温泉が舞台の作品ってまだ漠然としていて、これといった内容が決まってるわけではないんだけどね。インスピレーションとあとどういう所かを肌で感じるために今回の取材はあるのだ。

    そして山形県に入って、堺田駅。ここは分水嶺でもある。写真で解るとおり、川が二つに分かれて片方が太平洋(北上川)に、もう片方が日本海(最上川)に注ぐのだ。じゃぁこの分かれる前の川はどこから来ているのかとか、そもそも界田という名前がついていることからわかるように田んぼに引くために人為的に分けただけなんじゃないかとか疑問は沸く(汗)。

    こちらの駅は鳴子御殿湯駅とは逆に少し下がった場所にあるので、階段を降りていく。

    パノラマ写真(8 枚目)は分水嶺に遊歩道があるのでそこから撮ったもの。
    最後の三枚は近くの池。なんとかうまく撮りたかったんだけど、木に囲われていてうまく撮れなかった。

    さらに隣の駅に進む。その途中で見つけた橋と道路。いい雰囲気だと思うんだけど銅だろう? 通学路とかによさそう。
    ただ、悲しいかな電車を使って投稿するのでここは通らないという問題があるが(汗

    で、今日最後の取材地、赤倉温泉駅。こちらもキレイでなかなか立派!
    そして鳴子温泉ほどではないが舞台(?)がある(6 ,7 枚目)。なんかやるのかなぁ?
    こちらも駅前にいくつか店や建物があったんだけど、どれも閉まってた。

    一通り取り終えて汗もかいたので、赤倉温泉に入ることにする。『赤倉ゆけむり館』へ。下の写真はその周辺のものだ。
    こうして鳴子温泉の第一日目が終了した。
    それにしても思ったより歩いていないなー。一万歩くらい歩いたと思ったのになー(汗

    ところでこの日の晩ご飯はどうしたんだろう? 実は写真にはまったく残っていないのだ。食べてないのかなぁ??
    ちと記憶にない(汗)。夜中にチャーハンのツイートなんかしているのは、そのせいだろうか? ちなみにこの話はカレーにまで波及する(汗

    ところで今日は一日中、保冷バッグの中に飲み物を入れていたのだが、12 時間は飲み物が冷えていた。
    保冷バッグと一緒に入れていたのはコンビニで売っている氷である。
    実は車のエアコンの吹き出し口に飲み物を置いておけば常に冷えるのは実体験から知っていたのだが、今回は車を走らせては止めるを繰り返すことが多いことが解っていたため、保冷バッグに飲み物をいれていたのだった。

    鳴子温泉手前

    初っぱなから下ネタからスタートしているが、これは午後一時過ぎのものである。

    さて、前日山形県村山市まで北上したが、今日は仙台を通って鳴子温泉を目指す。
    だがその前に行きたい場所があるのだ。それは日本一美味しいという油揚げ屋さん。っていうか油揚げだけでお店って成立するんだ!? ってのがボクの本音(汗

    まずはお風呂。朝  6 時からやっているという『こまつの湯』でひとっ風呂。
    それから一路、仙台方面へ。

    国道 48 号を東進し、宮城県仙台市に入ったら県道 263 号に入って北上するとすぐに大倉ダムというのがある。
    そのダムの奥に油揚げ屋さんがあるのだ。知ったのはもう 10 年以上前じゃなかろうか(汗。でも仙台ってなかなか行かないのよね……。
    油揚げ屋さん自体は定義山にあるお寺の参道にある。そこで何故油揚げなのか納得がいった。仏教なので肉類は出せないのだ。それでいてカロリーの高いもの(山を登ってくるので)、なので豆腐を揚げた油揚げなのだろう。

    着くとそこそこの人がいた。どうやら観光スポットのようだ。

    さっそく油揚げをいただく。定義とうふ店。うまい! 但しスゲー油! じゅわっ所じゃないw ばっしゃばっしゃと油が出てくる。染み出てくるとかじゃないの、流れ出てくる。これはかなりカロリーあるんじゃなかろうか。
    基本的に醤油を付けて食べるんだけど、なんかテーブルの上に「にんにく七味」ってのが置いてあったのね。これがヤバい。マジうまい。激うまい。うますぎる。

     

    ちなみに参道には他にも店がたくさん並んでるんだけど、速かったのかやってる店はこの油揚げ屋さんぐらいだった。というわけで折角なのでお寺さんの方も見に行ってみた。立派だなぁ。たぶん江戸時代とかはかなり参拝客が訪れたんだと思う。

    ボクはお寺の方はノーマークだったのだけど、五重塔とかあったらしい……撮り逃した。
    寺から出てくると、ポチポチ店が開き始めたというか、まだ準備している感じだったんだけど、味噌がたっぷり塗られた焼きおにぎり(やきめしというらしい)も美味しそうだったので、つい買ってしまった(清水館)。これも味濃いけど、うまし。そして何故か店内には巨大なおちんちんが。

    さて、それからいよいよ本命の鳴子温泉に向かう。途中、仙台の市街地を経由するはずでそこでお昼ご飯になる予定だ。
    と、その前にダム湖もキレイだったので写真を撮る。通学路とかに使えるかなぁ??



    仙台市街を抜けた所で給油し、さらに北上。途中、飲み物補給で『道の駅 三本木やまなみ』に寄る。すると、定義とうふ店で知ったニンニク七味が売ってる!! というわけでソッコー買う(笑)。あとこの道の駅は亜炭記念館が併設されていた。

    さらに北上し、13:00、第二の目的地『とんかつ庄内 古川店』に到着した。
    とんかつ庄内は東北地方を中心に展開しているとんかつ屋チェーンで、仙台出身の同僚からあらかじめ美味しい店を聞いたときに候補に上がった店なのだ。庄内豚! さっそく黒豚と苦情とろカツ定食を注文。誇らしげに一切れだけ肉断面を見せているあたり、揚げ加減には自信があるのだろう。そう、この熱だけ通して少し赤身が残っているこの揚げ方。個人的には好きだ。

    そして柔らかくて、脂にクセがなくて、すっと喉を通るカツ。
    箸で切れるは言い過ぎだがそれくらい柔らかい。

    うん、悪くないお店なのに食べログの点数は振るわないななんてレビューを読んでいると、いろいろ不満が書かれていた。えー、そんなことないのになぁなんて思いながら食べてたんだけど、ありました(汗)。豚汁がね、たぶん作り途中(笑)。汁が薄い上に野菜が堅くて冷たいwww
    まぁ、ちょっと抜けてるところがあるお店なのかもしれない。
    でもとんかつ自体は堪能できたし、全体的には満足かな。

    というわけで、これで仙台ともお別れ。いよいよ鳴子温泉入り……なのだが、日記はいったんここまで。
    別記事に続きます。というのも、写真が膨大すぎて……鳴子温泉は鳴子温泉でまとめます。
    なお下の地図のルートは Google が勝手に高速道路を使用していることになっているが、とんかつ庄内まではすべて下道で行った。

    仙台の CM ソング文化と恵方巻きとランダム電車

    仙台の知人から、仙台は CM ソングの宝庫だったと聞いた。ちょっとした個人がやってるような和菓子屋さんとかでもオリジナルの歌が流れていたとのこと。へー、そういう文化なのか。ちょっと興味があって検索したら、そもそも仙台の CM ソングの CD が出ていた。しかし 12 年も前のことなので当然、売っておらず……残念。

    YouTube のヤツは、その仙台の知人が教えてくれたものだ。丸光デパートはもう存在しないらしい。

    この時代は歌も演奏も生じゃないといけなかったから、とても贅沢な作りをしている。
    いま同じ構成でやろうとしたら、とてもお金がかかるんじゃないだろうかw
    シンセサイザーで作ればそんなことはないけど。

    なんか世間は恵方巻きの廃棄の話題で賑わっている。
    ボクが思ったのは、恵方巻きに限らず捨てられてるものはたくさんあるし、なぜ今頃になって恵方巻き??? っていう。
    あと節分過ぎてもそのまま売ってていいんじゃね? と思った。
    もちろん賞味期限があるから限界はあるけど、日付変わったら撤去とかしなくていいんじゃないかなぁ。

    電光掲示板の表示が、いきなり軽快な音楽と共にくるくるっと回り出して、次に来る電車の行き先がランダムに入れ替わるって面白そうと思った。まぁただ迷惑なだけだけどwww
    ただ、これができるのは基本、始発駅だけだよね。それ以降、その電車が止まる駅でランダムに決まってしまったら、それ以前に乗っていた客にウソをついてしまうことになる(汗)。なかなか難しい。

    下の写真はお昼に食べに行った PAGLIACCIO(パリアッチョ)というイタリアン レストランで食べたカレー。写真を見ても解るように、野菜たくさん。トマトもすごい寮は行ってるけど、トマトのなんていうんだろうすっぱみというかあの感じはまったくなく、まろやかでよく煮込まれているカレーでした。
    あとここはサラダバーとバケットが食べ放題。で、値段が 1000 円くらい。リーズナブルかどうかは、人次第かなぁ。

    そして多分だけど、経営は際コーポレーション。奇しくも昨日行ったタイガー餃子と同じグループなのであった(汗)。

     

    蔵王旅行で食べたもの

    今回の蔵王旅行(といっても日帰りだが)で食べたもの。
    うーん、全体的には敗北気味かもしれない(汗)。

    まず最初はおなじみ『那須高原 S.A.』で食べた角煮ラーメン。
    コクもなんもねー。
    予想通り。不味い!

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    次は蔵王酪農センターで食べたチーズのピザ。本来ここで食べる予定はなかったのだがチーズの美味しいところなのできっとピザも美味しいだろうという提案の元、注文してみた。
    うん、サービスエリアとか屋台の味のレベルを脱してないね!
    店員のやる気を見ても、出しときゃ客くんだろ的な感じ。
    寄る必要なし!
    あ、でもチーズはしっかりしてます。
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    すでに 2 回敗北しているわけだが、なぁに安心しろ、遠刈田温泉には美味しい蕎麦屋があるんだぜ。というわけで、『匠庵』へ。混んでるかなと思ったら、ちょうどボクらで満席に。
    その後もお客さんが来ていたが、ごめんなさい、早く食べるので待っててね。
    蕎麦の風味もばっちりで、ゆで加減もいい感じで美味しかったです。
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    最後は帰る前に食べた蔵王のジンギスカン。なんでも蔵王はジンギスカンが有名らしい。初めて知った。羊の牧場も多いのかしら(日記には書いてないが、牛の牧場は今回の旅でも寄っている)?
    というわけで『ろばた』というお店に入る。食べログの点数も高くて期待も高まる。
    さっそく食べたんだけど、確かに美味しいんだけど……やっぱ北海道にはかなわないわー。
    なんと言ってもタレがね、エバラ焼肉のタレなの。
    いや、もちろん、美味しいよ? エバラ焼肉のタレだって美味しいよ?
    だけど「ボクん家の味」になっちゃうのよね(笑い
    蔵王まで来てるのにww
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