会津坂下町に馬肉を食いに行く

今日は遠出をする。ってのと、すぐにご飯が食べられるわけではないので、出かける前に軽くサンドウィッチで朝食。意識高い系サンドウィッチ『グッデイ サンドウィッチ』。一個が牛丼よりも高いワンドウィッチだ。自販機で 24 時間買えるのが有り難い。

B.L.T.(ベーコン・レタス・トマト)サンドウィッチと照りたまチキン。

パンには耳が付いているのにパサつかず、モサモサもせず、食べやすいんだよなぁ。なので深夜食べたいものが決まらない時、買いに来たりしている。

というわけで今日の行き先は会津坂下町(あいづばんげまち)である。そして何しに行くかというと、馬肉を買いに行くのである。もともとここは福島の太平洋側や同じくそのまま南に下った茨城や千葉にあった武士のための馬を育てる場所だったようで、その名残からか今でも馬肉が安く食えるのだ。

まぁでも行き来の交通費を考えたら、全然東京で食った方が安いんだけどねw<ヲイ
あと東京で馬肉って言うと下町の桜なべが有名で、焼肉みたいにして自由に食べられる店ってのがあんまないのよね(ってボクが知らないだけかも)。

行ったお店は『小林精肉店』。ここは隣に焼肉食堂も併設されていて、小林精肉店で買える肉がそのまま食えるのだ。
しかし下の写真で三枚目以外がどの部位なのかが、もう解らないw
三枚目が馬刺しだ。ちなみにこれで一人分だったような。二人で行ったのでコレを二皿平らげた。
うまい、うますぎる。

あと意外と美味しかったのが、6 枚目のニンニクの付け合わせ的なヤツなんだけど、まー、うまいんだ。これと馬刺しだけでご飯が何杯でも行ける。あまりにも美味しいのでこれを大量にいただいて帰ってきて、しばらく家でこれを肉関連の料理に使ってた。もー、米が進む進むwww

お店の方も気さくな方で、いろいろサービスもしていただいて、良い店でした。

で、そのあと温泉寄ったりなんかドライブしたりして帰ってきた。
下はそのとき買ったお土産。お菓子の蔵 太郎庵の本社工場に併設されている直売所で買ってきた。英語表記が TARO-UN なのねw UN は否定になる気がするんだけどどうなんだろうって思いつつ、会津の天神様は有名だよね。たしかサンドウィッチマン伊達さんも紹介していた気がする。簡単に説明すると、ブッセなんだけどね。

ツクツクボウシだらけの森

神社巡りの続き。
まず事の発端から。2015 年、とあるボランティアで南相馬に行ったときのことだ。南相馬博物館で展示物の手伝いをしていたとき、そこにある森というか林のセミの声が奇妙なのに気付いた。最初、何のセミか解らなかったが、よくよく聞いて見るとツクツクボウシだった。ただそのときはちゃんとした録音機材を持っておらず、iPhone での録音となった。その動画が下だ。

アブラゼミも混じってしまっていはいるが、ツクツクボウシが大勢を占めているのが解る。
ツクツクボウシだらけの森を録りに行くというのは、ゲームで使う SE のためにこの音を専用のマイクで録りに行くことなのだ。実に 8 年越しの計画である(汗)。今まで東北には何度も来ているのに、なぜ 8 年もかかったのかは明日の日記で解る<ヲイ

ちなみにいうと、1/2 summer という作品では舞台は東北なのに東京と同じセミの SE を使ってしまっている(汗。ただこのゲームを作っていた当時、東北ではツクツクボウシがメインだとは知らなかった(もっともこのことでユーザさんから指摘をいただいたことはない)。

というわけで美里町を後にして南相馬に向かうのだが、基本的に東進するだけである。会津若松 I.C.磐越道に乗り、磐梯山サービスエアリアで朝ご飯兼昼ご飯を摂る。会津名物のソースカツ丼。まぁしかし所詮はサービスエリアの味。ところでカツ丼がソースカツ丼な地域って、結構色々あるよねぇ。名古屋もなかったっけ? 関東だと桐生が有名かな? 福島県は郡山もソースカツ丼だ。あと中津川。福井か富山にもあった気がする
ちなみにボクはいわゆる卵とじで返しで煮たカツ丼の方が好きである。ソースカツ丼はソースがウスターソース系を使うところが多く、あの酸味がイマイチ白米に合わないのとキャベツが食感の邪魔をするのでイマイチ好きになれないのだ。でもさ、酸っぱいソースが白米に合わないって言うけど、酢飯ってものがあるし、トンカツの場合ソースをつけて食べるわけで……なんかボクの言い訳はイマイチ説得力に欠ける気はする。

それからさらに磐越道を東進し、船引三春 I.C. で降りてそこから下道で南相馬市博物館を目指した。
13:45、道の駅さくらの郷で飲み物補給。
ついでになんか面白いお土産とか、あと農産物とかないかなと思ったんだけど……特になし。
お向かいに新鮮野菜直売所っていう幟が立ててあるデイリーヤマザキもあったのでそっちにも寄ってみるが……特になし(汗)。
14:00、南相馬に向かう。この時点で博物館までまだ 54km もあった。

15:00 きっかり、博物館に到着。
ここはほとんど人が来ないのでセミの録音をしていても他の音が入ることがないのは知っていたのでこの場所を選んだんだけど……事件発生。駐車場でエンジンかけたまま寝てる人がいる……orz

マジかー。

あとねー、意外と人が来る。なんだー? 博物館ってそんな来ることある?<偏見
ただ周囲が散策路にもなっていて、池があったり公園があったりするので子連れとかが普通に来てた。

目的の林ではツクツクボウシが大合唱していたので、ダメ元で録音したのが以下である。いちおう最低限のノイズ除去はしてある。

車の音とか気になったのでちょっと場所を移動して、別の木が密集していそうなところに行くことにする。
向かった先は『桜井古墳』。ここでもツクツクボウシは鳴いていた。というわけで、古墳の外で録ったものと古墳の中で録ったもの。古墳の中は……アブラゼミの方が多かった(汗)。

と、今日の取材はここまでである。時間は 16:00。
ここからはただの移動。秋田県を目指す!
常磐道に乗り、仙台東北道へ合流しひたすら北上……する途中、鳥の海パーキングでトイレ休憩。
それから『たかもりの湯』でお風呂と晩ご飯(19:15)。

それからまたひたすら北上し、中尊寺パーキング(21:30)で 24 時まで仮眠をとり、26:20 に道の駅おおゆに到着した。

ちあらの支配地域を増やしに行く(何それ

さて、8/4 の夜、東北に向けて出発した。
旅行に行ったこと自体の記憶はあるものの、なんでこの日にしたのかが思い出せない。別に連休でもなんでもないし……だけど金曜の夜に出発した。翌週の 8/7 ~ 8/13 がお盆休みだったのかなぁ?

今回も取材旅行である。目的は三つ。

  1. 第六天姫榊神社分社を探す
  2. ツクツクボウシの録音
  3. 大湯ストーンサークル館

というわけで 8/5の 0 時頃、那須高原 S.A でトイレ休憩。ついでに晩ご飯食べる。
なんだろうね、このラーメン。白河ラーメンかね?
で、そのあと仮眠したっぽい。

3:46 起床、白河 I.C. で高速を降り取材場所へ向かうも早すぎることに気付き、道の駅しもごうで時間を潰す(ぁ
外の気温は 19 ℃。過ごしやすい。
那須高原 S.A. で気温の写真を撮ってなかったのが悔やまれる。あっちもそこそこ標高はありそうだが……。

5:30、カメラで撮っても光量が問題なさそうだと判断し、移動開始。
まずは第六天姫榊神社の分社探しである。5/31 に公開した月夜野ちあらのショートではちあらが自分の分社を増やしている様子が描かれている。この小説では棚ぼた的に鶏冠山の山頂付近にある神社を手にするのだが、今後彼女は(というか、彼女の上司である所の黒翼が)日本全国に自分の分社を増やす計画である。
田舎にはうち捨てられてしまった神社や、管理費が出せない神社がたくさんあるのでなんかその辺を取材できないかなと思っていた。
一方、2021 年の GW に行った南会津から新潟へ抜けるドライブのときに、見落としたりコロナ禍のため地元民以外入浴できなかった温泉があったのでもう一度同じコースを辿りたいと思いながら地図を見ていたときのことだ。神社が異様に集まっているエリアを見つけたのだ。
で、ふと、このエリアにちあらの分社になりそうな神社がないかなぁと。
それが①の第六天姫榊神社の分社を探す、という目的なのだった。

で最初のポイントがココ(古峰神社)なんだけど、見つけられなかったっていうかね、今 Google Map では木塔って書いてあるけど、ボクが検索した頃は書いてなかった気がするんだよねぇ……。鳥居を目印に探してたんだけど見つけられず、あったのは藏だけ(汗)。

一番最後の写真はなかなか恐ろしい看板だ(汗)。
藏の写真の場所は右側の看板のエリアで、もう家はなくなっていて藏だけになっていた。一方、写真は撮っていないが左側のエリアはこんな感じでまだ人が住んでそうだった。まぁでもこうしてみると少なくとも数十年は土砂崩れは発生してないようで、まぁそんなに気にしなくていいことなのかもしれない。
一方の右側の看板のエリアは発生したから蔵しか残ってないのかなぁ??

つぎがココ。こちらも石碑のみで社(やしろ)があるわけではない。
いつの時代のモノか解るといいんだけどねぇ……ボクには知識もないし鑑定方法も解らない。

お次はココ(氷川神社)。
石碑と、さらに木々に半分埋もれかかった鳥居がイイ感じ。登っていくと、なんか小屋みたいな社がある(汗)。
また周囲には末社的なモノが奉られていたようだが、崩れてたり倒れてたりしていた。

次はここの奥なんだけど、人ん家の中っぽかったので諦めた……orz(結納赤城神社)
ちなみにここまで車では行ったw

で次がココ(熊野神社)。石碑とこれまた非常に手作り感あふれる社。規模感とかロケーションはイイ感じなんだけどねぇ。

下の写真は↑の結納赤城神社と熊野神社に行く途中にあった木。わざわざ道路を狭くしても残してあったので、地元では謂れのある木なのかもしれない。

次の写真はこのあたり
のどかだ。
通学路の背景として……とは思ったモノの、歩いて行ける範囲に学校あるのかなぁ? まぁ、ゲームとか作る時は架空の世界なワケだし別にいいかなどと思いつつ(ぉ

パノラマの次の写真はそこから少し北上したところにある祠たち(この辺この辺)。そしてこの奥にイイ感じの大きさの神社があることをボクは見逃していた。ちゃんとポイントはしてたし GSV にもバッチリ写っているのになぜスルーしてしまったのか__orz。朝立神社というらしい。



さて、次がなんか山の中にある神社二カ所なのだが……こちらは動画を作ったので張っておく。
結果から言うと、見つけられなかった……orz
そうなんだよ、今回、地図にはあっても見つけられない事が多いんだよね……ボクの探し方が悪いってのが一つと、あと神社と地図には書いてあるものの、一番最初のヤツみたいに木塔だったり石碑がぽつんと置いてあるだけだったり。

ただなかなかイイ感じに寂れた寺はあったので撮ってみた。仏像、もっとちゃんとアップで撮っておけば良かった。

こちらは路肩に駐めて地図とにらめっこしてたら飛んで来た猛禽類。
ただ、あれね、視線とか解るのね。目が合った瞬間、飛んで行ってしまった。たぶんこの電柱

で、その電柱の先にあったお寺。Google Map には「川島興五右衛門の慰霊碑」となっている。
この名前で検索しても、パッとは出てこなかった。一応触れている書物は存在しているらしい。英霊の碑があったので、兵隊さんなのかなぁとかも思ったが詳細は謎のままである。

その慰霊碑からもうちょっと北に行った所にあったのが下の写真の碑。
Google Map には何も書かれていない。
Google MAp だとすでになくなっているが、ココはかつて辻だったようで……道祖神の碑の可能性もある??

下のはこの辺で、明らかに集落の入り口にあったので、まぁ道祖神の碑であろう。

そこからさらに入った辻にあった碑。
新しく建て直してある。けど新しい方の碑はなんか違う事が書いてあるぞ(汗)。団体営圃場整備事業尾岐窪地区と旧字体で書かれている。ただ場所的にはやはり辻なので、なんか昔は普通に道祖神の碑があったんじゃないかなぁ<テキトー
ところでこの『尾岐窪』という地名、「おぎくぼ」って読むのかなぁ? 東京の荻窪と同じ?

んでもって、下がこの辺。岩山稲荷神社。
予想外の場所にwww
これは見つけられないわ……。↑の Youtube の動画で探してた神社も、こう言うのだったら絶対無理だと思う。
で、パノラマの方はその神社の反対側を撮ったもの。ホント、いい景色。


下の池の写真はこの道路沿いに鬼渡神社、聖神社という二つの神社があると言うことだったので行ってみたら行き止まりまで来てしまったって言う。ここでも神社は見つけられなかった。まさかここまで見つけられないとはなぁ……。

でもこの日記を書いている時、GSV 見てたらあったよ(聖神社)。でもこれは人ん家だよね。いや神社だって人様の土地だけどさ(汗)。もう一つもこの通り(鬼渡神社)。なんで見つけられなかったかなぁ。ただ見つけられたとしてもここに入っていく勇気はないなぁ、というか入っていくとしたらこの家の人に普通に尋ねるけどね。

熊出没注意! となみに道祖神の碑もあった。

次来たところが雰囲気はいーんだわ(熊野神社)。場所はこの辺で、地名も山ノ神ってかっこよくない!?
みて、この参道。そして埋もれ具合。こんなところにさ、白髪の巫女が突っ立てたらホラーだよね。
ただ拝殿がやっぱり小屋みたいな感じなのよね。

で、上の熊野神社から少し下ると、これまたいい雰囲気の神社が。名前も凄い、鬼荒神社。こわいわ。
ここも参道が素晴らしい。お社は拝殿と本殿が分かれてないけど、上の熊野神社よりは映えがあると思う。末社もあったみたいで、石の祠がいくつか置いてあった。

上の熊野神社と鬼荒神社のある道路には廃校もあった。この辺。旭小学校って言うらしい。
ただ、微妙な古さ(汗)。
エロゲとかで期待しちゃうのは木造校舎だよねー<ヲイ

二宮金次郎の像があるのはイイね。ちなみにこの像についてはなかなか面白い歴史があるらしく、Youtube で取り上げられていた

んで、このエリア最後の神社、亀岡八幡神社。いやー、他にもあったんだけど……見つけるのに疲れちゃったorz
こちらはほぼ理想の神社というか、こう言うのを探してたみたいな?
でも立地はのどかでいい所ながら、個人的には↑の熊野神社や鬼荒神社が絵になるなぁ。

この段階で午前 9 時である。
今日の予定は午後には南相馬にツクツクボウシだけの森に行って録音をしなければならない。
朝飯も食ってないし、あとお風呂も入ってない。
というわけで南相馬までの移動時間を考えると、そろそろ移動した方がいいかもと思いつつ会津美里町を後にした。

まずはお風呂。同じ会津美里町にある『あやめの湯』という所に行く。朝の 9 時からやっているのは確認済み。

下の写真はそのあやめの湯に行く途中で見つけたお稲荷さんである(滝壺稲荷神社)。
社の感じとか規模感とかはイイ感じなんだけど、ここは道路ッ端にあるせいで参道が短すぎるのと鬱蒼感が足りない(汗)。

でもかわいらしい、イイ神社だった。

で、あやめの湯に到着したのだが、なんか雰囲気が変だ。
というのも施設に入っていく人たちがどう考えてもお風呂に入るような格好ではない。そして周囲の人が風呂道具を持っているボクをジロジロ見る。
そもそも建物の見た目も温泉施設と言うよりは、なんか公民館みたいなそんな建物だ。でもちゃんとあやめ温泉の看板はあるのだが(当時のドラレコの映像)。
で、入り口から入ろうとしたらご用件はと聞かれたのでお風呂と言うと、潰れたとのこと。

えー……。

というわけで他の温泉を検索。『本郷温泉 湯陶里』というところがやっていたので、そっちに移動する。

午前 11 時、風呂から上がる。
そして今日の最後の神社を撮りに行く。それは『伊佐須美神社』でこの地方一帯の総社である。と書いたモノの、Wikipedia を読むと総社ではなく、謂れがハッキリしている大きな神社のようだ(二宮)。Wikipedia に書かれていなかったので補足すると、総社というのは中央(京都)から派遣されてきた国造は現地についたら最初に治める土地の神社を挨拶回りすることになっているのだが、それはめんどくさいので一番メインの神社(一宮)に他の神社の分社を置いてそのメイン神社だけ参拝すれば他は全部回ったことにするための神社のことだ。

伊佐須美神社もたくさんの末社・分社があるのでてっきり総社かと思ったのだが。

まずは末社の一つ、『殺生石稲荷神社』。この神社の地下に殺生石が埋まっているという伝説がある。
Lay=Alld の設定では当のは鼻で笑う<ヲイ
そもそも彩からしたら自分と宇迦之御魂神を結びつけることに怒りすら覚えているであろう。
ま、それはさておき、綺麗な神社だった。

それから本体の伊佐須美神社へ。下の写真はその神社を取り巻くように流れている

伊佐須美神社はちょうど七夕だったらしく、風鈴や短冊がたなびいていた。
Wikipedia に詳しいので特に解説することはないのだが、まぁそこそこデカい。参道がいくつもあり、それぞれに手水舎も設けられており、立派な神社であった。

さて、伊佐須美神社を撮り終わった段階で 11:40 である。まだ午前中だ、いいぞ、計画通りだ。いや見落とした神社はいっぱいあるけどさ! ここは涙を拭いて未来に進もう<大袈裟

というわけで次なる取材地、南相馬市博物館へと車を向けた

竜と鳴子温泉

ボクは爬虫類は嫌いだが恐竜は幼少の頃から好きだ。
同時にファンタジー世界での竜が好きだ。特に西洋竜が好きだ。東洋の蛇型も、まぁそこそこ好きだ。
翼をください」や「1/2 summer」で使われている世界には当然、西洋竜もいる。ただ多くは寿命を迎えたり、人間に退治されてしまって、数えるほどしか残っていない。また、人間世界で生きていくために大概はポリモーフ(変身)している。1/2 summer でも主人公やヒロインは龍(東洋龍)だ。

ところで聖書の冒頭、有名な人間が蛇にそそのかされて知恵の実(リンゴでではないことに注意)を食べてしまうシーン。
あのあと人間をそそのかした蛇は神の怒りを買って地を這うもととなったと書いてある。つまり蛇はかつては今の形状ではなかったのだろう。空も飛べたのかもしれない。この記述から蛇を竜と結びつける考えは昔からあったようで、ルシファは竜、特にブルードラゴンに象徴されたりする。

ただ、進化論的に考えると爬虫類は哺乳類よりも古いため、果たして竜が人間より優れるというのはいささか無理があるのではと思う気持ちもある。これももう少し深掘りすれば、かつて世界に繁栄していた竜(龍)は生存競争で哺乳類に負け、その座を譲ったと解釈することも出来る。残っている竜(龍)は聡明で個体として優れた者だけが残っている、みたいな。

もっとも恐竜を爬虫類に分類するのはすでに時代遅れで、鳥類に分類すべきだという論が今では一般になりつつあるが。

などと竜にまつわる話を真面目に語ってしまったが、今日は健康診断があった。
お盆休みに健康診断入れるとか会社もヒドいな、何考えてるんだ。と思いつつ、別に何か予定が入っていたわけでもないので、行く。もちろん本音を言えば予定は入れたかったが……どうせどこに行っても人で一杯だろうという思いが先立ち、予定を入れるのをためらっているウチにお盆休みが来てしまい、健康診断の日付もずらすことが出来なくなってしまっていたのだ。

健康診断を受けた場所は大門(JR なら浜松町)。かつてはこの近くのに毎日通っていたのだが、今ではテレワークになってしまい、全く来なくなってしまったので気分はお登りさんだ(笑)。せっかくなので健康診断が終わったらすぐに帰らずにお昼ご飯を食べた。それが↑のツイートだ。
THANK は以前にも一度来たことがある。とても上品で美味しいお店だ。以前はロボットが置いてあって、顔認識して、常連さんなら自動的に割引みたいなことをやってたんだけど、今日はそのロボットはいなかった。なんでだろ。凄くいいアイデアだと思ったのになぁ。サービス券いらないしさ。
まぁでも美味しかった。
ただ下の二枚目の写真の存在は謎だった(汗)。チーズがかかったご飯……イマイチ、美味しさを感じるポイントがよくわからなかったよ??

健康診断も昼食(ボクにとっては朝食)も済ませたら、車を北に向けた。
今日から鳴子温泉に取材しに行くのだ。予定では二泊三日だ。以下はその計画書。もちろん実際の旅はこの通りに行ったわけではない。

芝は首都高の入り口も近くにあるのですぐさま乗って北上。芝を出たのは 15:21 らしい。そしてちょっと小腹が空いた時のために安達太良サービスエリアでトイレ休憩。ここには美味しいパン屋があるのだ! って思ったら…… 18:30 で閉店。トイレより先に寄ってたら間に合ってたかもしれん……。のんびり写真撮ってる場合じゃねーってorz

それからちょっと蔵王温泉に寄って、お風呂! 初日から硫黄の温泉に入ることが出来た! うれしい!
初日から硫黄臭をプンプンさせながら東北入りですよ!<ヲイ
遅くまで日帰り入浴をやってくれている善七さんに感謝。

さぁ、晩ご飯だ! せっかく山形県にいるのだがら、鳥中華の本場を食べたい!! しかし時間はすでに 21 時www
急ぎ国道 13 号を北上。電話してラストオーダーを確認すると 21:30 とのことだったのだが、別に過ぎてもかまわんというお答えをいただく。
というわけで『水車生そば』(公式サイト)で鳥中華をいただく。入ったらお客さんがまだたくさんいた! よかった……。最初さ、個人でやってるような小さなお店を想像してたんだよね。だから待たせてたら悪いなと思ったら……宴会場なんかもある大きなお店で、お客さんたくさんいるしボクが入った後からもどんどんお客さん来てた。
有名なお店なんだねぇ。

鳥中華、堪能した。ちょっと甘めの返し。かん水麺に負けない濃いめの味でよかった。
かき揚げもサクサク!

というわけで、今日の移動はここまで。明日、鳴子温泉を目指す。
以下のマップが今日の工程。だたルートは必ずしもその通りなのかは自信がない(汗

福島県、東岸探訪

さて、今日は福島県の太平洋側の方に行ってきた。
今回は取材の目的などはなく、ただ単に、ドライブと旅行を兼ねたただの遠出である。

まずは『道の駅伊達の郷りょうぜん』へ。ここが、一番の目的だ。
何を目的に来たかというと「あんぽ柿」である。さらにここにはこのあんぽ柿を使った『プレミアムあんぽ柿』なるものがあるのだ。それを買いに来たw

ただこの道の駅は福島県内でも屈指の来客数を誇る名所らしい。確かに、お客さんすごかったわ。

まずは昼飯を食う。いや、ボクにとっては朝飯だが。

シラスのピザとビーフシチュー。なんでもここのビーフシチューは名物らしい。
が……まぁ初戦はサービスエリア クオリティよね、と個人的には思ったのだがどうか?
シラスのピザはけっこうシラスが自己主張して悪くなかった。というか、道の駅の中ではクオリティは確りしている方だと思う。

で、ショッピングエリアで野菜だのお土産だのいろいろ買って……今日の目的はこれで達成されてしまったw

まぁでもせっかく太平洋側に来たので、太平洋の見渡せる温泉に行く。
天神岬温泉しおかぜ荘』。
確かに太平洋を一望できて気持ちよかったのだが……柵が高すぎて、座って入っていると太平洋は見えないという……ちょっと悲しいw

まぁ当然、水平線の写真を撮りたくなるわけで、お風呂から上がった後、海辺まで行ってみた。
この温泉は公園の中にあり、この公園自体が海まで続いているのだ。
で、海岸に着いてから気付いたのだが、あー、そうかここは津波が押し寄せたところか……と今頃気付くというか思い出す(汗)。

太平洋のパノラマ写真は、AI だと左端を合成してくれず……手動で合成したため、汚くなってしまっている。

二枚目の写真で津波がどこまできたのか、比較的解りやすく撮れてると思う。

海を眺めて過ごしたあと、駐車場に向かって歩いていると、なんか神社がありそうな木々があるのが見えた(一枚目の写真)。
ので、車に乗らずにそのまままっすぐ歩いてみると、やはり神社があった。
北田天満宮。名前からすると菅原道真を祭神としているのだろう。

石碑は文字が潰れない程度に大きな画像で用意したが……古いモノはすでに凹凸がよくわからず読めなかった。
だいたいは記念碑と、奉納した人の名前、金額が書かれているようだ。

さて、実は太平洋まで的たのにはもう一つ目的があって、この辺りのカマボコを買うというのがあったのだ。
今いる楢葉町からなんかすると、いわき市になるのだが、そのいわき市ではオリジナルのカマボコが色々作られているのだ。具体的にはデザートみたいなヤツとか、チーズを使ったものとか。
公式サイトに

ところが、はかったかのように、月曜日が定休日wwww
マジか……祝日だからやってるかなと思って電話してみたんだけど、ぜんぜん出ないwww
ショック……。

仕方がないので硫黄の温泉に行く! いわき市にあるいわき湯本は硫黄泉なのだ。
共同浴場のさはこの湯たっぷり硫黄を吸収
いわき湯本のお湯は硫黄臭はするもののの、色は草津みたいに白くはないのよね。

それから海の幸を食おうと思い、いろいろ検索するもどこも閉まっていた。
電話して確かめたりもしたんだけど……時間は 20 時頃だったかなぁ……。
温泉街だから 23 時までやってるお店とかもあるんだけど、やっぱりコロナ禍の影響がまだまだ響いているのか、どこも 20 時頃には閉めてしまうようだ。あと月曜日っていうのがここでも利いてしまっているようだ。そもそも休みなんですけどっていうお店も多かった。

で、結局、いわきのはま寿司に行くという……なにこの敗北感……orz

というわけで今回の旅行は、後半は大敗北を喫してしまった(カマボコと晩ご飯)。まさかグルメでここまで大敗するとは。

がーん、だな©井之頭五郎

東京に戻ってきてから、ガソリンがほぼなくなるw
744km 走って残り 8L だったので、848km は走る計算になる。前に乗っていた 3.5L ガソリン車は遠出をすると 655km 走ることが解っている。それを考えると、遠出ではハイブリッド車のアドバンテージは…… 30% ほどかー。ちなみにこれが 23 区内とかだと 8 割とかになる。ハイブリッド車はほんとに街乗り用なんだと実感する。

ちなみに今回の旅の走行距離そのものは 654.7km だった。。

最期の、買ってきたものの写真。
苺のサイダーも道の駅伊達の郷りょうぜんの名物らしい。苺味だと甘ったるいんだろうなと思ったら、わりとすっきりとした味に仕上がっていて、おいしかった。ただ製造が宮城県なのが気になるが。

そして今回の本命であるプレミアムあんぽ柿。
あんぽ柿や干し柿が苦手な人でもクリームや甘さが先に来るので、違和感なく食べられるのではないだろうか?
ボクはあんぽ柿の方が好きかもしれない。
食感も干し柿らしさはあまりなくて、ホントにふわっとしたまんじゅうを食べてるみたい。これはこれで美味しい。

福島にまた桃を買いに行く

8 月中旬になった。
前回、桃を買いに行くのは早すぎたと言われてしまったので、再び桃を買いに福島に行った(ぁ
行った場所は同じである。

まずは朝ご飯兼昼ごはんを食べる。那須塩原でお気に入りの蕎麦屋さん『石心』。
時間はまだ 11 時台だったがすでに満席だった。
このお店は並ぶのは禁止で、席が空く時間を教えてくれるので、その時間までどこかで時間をつぶさなければならない。
待ち時間は 40 分だった。

12:20 頃入店。

メニューは 8 枚目にある写真の通り。他はいっさいない。
写真は 1 ~ 5 枚目が天ぷら盛りそば、6 枚目が高原野菜蕎麦である。ボクは前回は高原野菜蕎麦を食べている。
蕎麦の風味がとても濃いのだが、様々な薬味とともにいただく。5 枚目の小瓶は一味と山椒だったかなぁ……。
ただこれだけの薬味を存分に味わうには、ボクには蕎麦がちょっと少ないかも(汗

とはいえ堪能いたしました。

それから桃を買いに行く。肝心の桃の写真は撮ってないが、大ぶりの大きな桃がちゃんと売っていた。種類も三種類ほど有った。
何箱か買うw
下の写真は道の駅たじまで食べたソフトクリーム。南郷トマト味。意外とトマトが効いてて不味かったwww
いや、ボクが野菜そんなに得意じゃないからだけど(汗)。

ここでも桃は売っていた。前回はなかったのになぁ。

それから塩原湯元温泉大出館で硫黄の温泉にたっぷりつかり、帰路についた。
夕ご飯をどこかで食おうと言うことで、久しぶりに藤岡にある和クォーレに寄った。時間は 18 時頃。
空いてた。よかった~。
明るいときの看板も撮れて良かったw ちゃんと蕎麦屋の藤よしの名前がしっかり見える。

ただ写真から解るとおり、今回は蕎麦は頼まなかった。
二人用の取り分けメニューだったんだけど、前菜もしっかりあって、それでいて二人で 3000 円いかない感じ。
この店はリーズナブルだし味も安定しているし、近くにあったらもっと利用したい店なのよね。

でも、最近、人気ないみたい?? 支店も全部閉めちゃったし……。コロナ禍の影響もあるのかなぁ?

今回の走行距離は 438.9km だった。片道 220km 程度。同乗者有りの日帰りとしては標準的ではなかろうか。
一人だと片道 500km も辞さないんだけど(ぁ
同乗者は座ってるだけでも疲れるからね……やっぱり車だとあまり遠くへはいけないよね。

燃費は燃料計から察するに 13.5km/L 程度ではなかろうか。高速道路メインにしては頑張った方である。高速道路を使うと 14km/L はとてもじゃないが出せない。

福島に桃を買いに行く

今日は久しぶりに旅行に出た。
というのもすでに季節は夏。福島に桃を買いに行くのだ。
この日記にはほとんど出てきてないのだが、311 の大震災が起きる前、ほぼ毎年、福島に桃を買いに行っていた。ちなみに秋はきのこを同じく福島に買いに行っていた。それが 311 以降、何故か疎遠になっていたというか何というか……なんか買いに行ってなかったのよね。別に放射能を気にしていたりはしていない。福島産の野菜とか普通に買ってるし。

下の写真は家の近くを飛んでいたインコ。なんか最近、日本で野生化しているらしい。
ボクはてっきり飼われてたものが逃げてきたのかと思ったのだが……(もちろんその可能性もある)。

途中、久喜に寄って同乗者を拾う。

目指すは福島県と言ってもだいぶ南の方で、下郷町の辺りだ。ほとんど栃木県との県境に近い。その下郷町から太平洋側へと伸びる国道 289 号線沿いに露店売りと言えばいいんだろうか、季節になると道沿いに店ができるのだ。なので具体的に店の名前があってそのウェブサイトとかがあるわけではない(と思う)。

ただ一応敵情視察ということで、目的の露店売りがある手前の道の駅に入る。するとそこでも桃は売っていた。ただ、ボクが毎年買っていた桃と較べるとかなり小ぶりに見える。そして安い。一箱 1000 円とか。あれ~? 確か 3000 円とかしてたはずだけどなぁ。

念のため道の駅で一箱買い、それから目的の場所に向かっていると露店が一件あったので入ってみた。
ところが桃はない。
そこでお店の人に聞いてみると、時期が早いという。

え!?

8 月の中旬だよ! って言われた……。今欲しければ、太平洋側の方に行かないと、とも言われた。

マジか!!!

というわけで、時期が早かったらしい。あれー? そうだったかなぁ。10 年も来ないと忘れてるもんだね。

仕方がないのでさらに西進していると、農協があったのでそこにも寄ってみる。一応桃は売っていたが、道の駅で買ったのと同じ小ぶりなヤツがメインだった。大きめのもあったんだけど、ほとんど売り切れ。そっかー。
下の写真はその農協で売ってたみかん。福島でもみかん作ってるのかw

さて、目的は果たせなかったがとりあえず小ぶりの桃二箱は手に入れた。
写真撮ってないけどwww
そして 6/8 に買ったクーラーボックスがさっそく大活躍だ。しかも保冷剤も冷やしたヤツが道の駅で売っていたのだ。
さらに買ってきた桃は周囲に好評だった。普通に甘くて美味い。そして大きさが小ぶりだったので一人で一個サクッと食えるということで、配った人たちには大好評のウチになくなってしまった。というわけで桃を買うということ自体は成功だったようだ。

というわけで午前中のウチに目的を果たしてしまったわけだが……まぁせっかく福島まで来たんだしということでそのまま北西に進んで、5 月にも行った大内宿へ。
同乗者の性能のいいカメラで資料写真を撮る。
しかし人がやばい。ボクが行ったとき、人なんてほとんどいなかったのに(それでも第一駐車場はほぼ満車だった)、今日は第二駐車場まで満車で第三駐車場も半分以上埋まってた。すげー! こんな人気の場所なのか……。実際、大内宿内もかなりの人! お昼時ってこともあったんだけど、蕎麦屋さんもどこも満席、並びが出るほどだった。

すげー……。

そんな中でも比較的空いている『玉屋』というところでお昼ご飯を食べた。
ここでちょっとしたハプニングが。お店に入った時に、お蕎麦の食べ方を教えてくれるのね。葱が一本入ってるから、その葱を箸代わりに使って食えと。まぁそれはボクも 5 月に来てるから知ってる。
で、実際に蕎麦が運ばれてくると、箸がない。

マジか、5 月に入った店は箸も出てきたのだが……こっちの店は本格的なんだな。葱で食うことしか赦してくれないんだな、とボクらは思った。
が、同乗者が恐る恐る「お箸はないんですか?」と尋ねてみると、お店の人が大爆笑。
ただ単に出し忘れただけだったw

こちらは饅頭の天ぷらはなかった。
あと相変わらずとち餅がデカい……。

サイダーの写真は、会津磐梯サイダーって言うから買ってみたものの、製造は埼玉県小鹿野町っていうね……磐梯山関係ねー。

下の写真は大内宿の様子。上の段が今日のもので、下の段は比較のために 5 月に撮ったもの。
あれね、人がいっぱいいたはずなんだけど、こうやって写真に撮ってみるとわりとまばらっていう(汗)。
緑が 5 月の時よりもさらに深く・濃くなってた。


それから温泉に入りに行く。空気中の硫化水素が高すぎて、電化製品が一年で壊れてしまうと言う、塩原温泉湯元へ。
前回大出館に行ったんだけど、ここはコロナ禍対策で日帰りは 16 時までだったため、元泉館という所へ。こちらは 19 時まで日帰りをやっている。湯質はほぼ同じだ。

下の一枚目の写真が、元泉館から大出館を見上げたところだ。つまりあの上にある建物に前回は行った。
二枚目の写真が元泉館の脇を流れる川なのだが……橋が掛けてあったようだ(汗
三枚目は前回の写真で、大出館から元泉館を見下ろしたものである。

というわけで、本日の旅行終わり(ぁ

久喜に戻って晩飯食べた。安定のベルパロッソ
同乗者は二枚目のタラマヨのフライド ポテトがお気に入り。タラマヨがね、とても高級なのだ。
ピザはオルトナーラ(菜園風→つまり野菜をイロイロ載せて焼いたピザ)、パスタはボンゴレとなんだったかなぁ、豚肉を使ったクリーム ソースのスパゲティ。クドいかなと思ったんだけど、クリーム ソースが思ったよりもなめらかでクドくなくて美味しかった~。ここは何を頼んでも美味しいね。

下の SS は昨日(7/23)のことなんだけど、台風 8 号が発生したときのもの。
8 号は太平洋のかなり東の方に湧いているので、東京に直撃されるとやだなぁ……。
今夏は台風、どれだけ発生するのか気になるところである。