しかしこの運用は少し面倒な面があった。というのも家と会社にはそれぞれ無線 LAN があり、mineo を使うのは外出時のみだ。家や会社を出るときにはモバイル WiFi ルータの電源を ON にし、家や会社に着いたときには OFF にするということをしなければならないのだ。これをやらないとボクの iPhone はずっと mineo 回線とつなぎっぱなしになり、いつの間にかモバイル WiFi ルータの電池が切れているという状況に陥ってしまうのだ。それに家や会社の無線 LAN が生きているにもかかわらず mineo の通信量を消費してしまうと言う問題もある。
でもけっこー忘れるのよ、モバイル WiFi ルータの電源を切るの。
なので iPhone には接続する無線 LAN の優先順位が設定できて、より優先度の高い無線 LAN を見つけたらそっちに接続する、みたいな設定が出来ると思ったんだけど……。
どうやらそんな機能はないらしい……。う~ん、困った。ちなみに Windows には 8.1 まではこの設定があったのだが、10 では見当たらなくなってしまった。iOS と同じように ABC 順になってしまったのだろうか??
ところで Windows(ノート PC やタブレットなど)でこの問題に直面しないのはなぜかというと、そもそも Windows 機は iPhone と違って使う時にしか電源を入れないからである。外で電源を入れれば mineo に接続するし、家で電源を入れれば家の無線 LAN に接続する。しかし iPhone は常に電源が入っており、一度有効な無線 LAN に接続するとそれが無効になるまでずっとそれを使い続けてしまう。
するとあっさりとできてしまった。なんだろう??
というか原因は App Store のサーバにありそうだ。そして OS のアップデートは App Store とは異なるサーバなのだろう。ただ認証回りは使い回していそうだ。そちらは問題なく動いていると言うことか?? とかテキトーなことを思いつつ、まぁしばらく様子見か。
他に目立った変更と言えば、コントロールセンターと App Store の Update だろう。
コントロールセンターはいろいろできることが増えた。下の SS は左が iOS10、右が iOS11 の SS だ。携帯通信も ON/OFF できるようになった(緑のアンテナのアイコン)。これがくせ者で、とっさに WiFi を OFF にしようとして緑の方をタップしてしまい、通信が一切できなくなるということも(笑
App Store の Update では、アップデートするアプリの容量が出なくなってしまった……orz
これは困った。というのもボクは 10MB とかそこいらのアプリなら携帯回線でダウンロードしたりするからだ。しかし容量がわからないので、そのアプリが携帯回線で落としていいのかどうかが解らなくなってしまった。
上の SS は左が iOS10、右が iOS11 のものである。iOS10 は手頃な機械が無かったので、iPad のものではあるが(汗)。なんで容量表示、やめちゃったんだろう……?
あと iOS11 で嬉しい機能は画面の動画が撮れるようになった。スマートフォンで開発している人間にはとてもありがたい。一連の操作や画面の変化、動画でしかわからないバグなどを全部動画で残しておけるからだ。今までは Mac に接続するか、画面を他のカメラで撮影するしかなかった。