T11B に Windows 10 を入れる

まぁ上のツイートがすべてなんですけど(汗)。一応上に至るまでの過程を書いてみたいと思う。
昨日、6 時間もならんで買った Windows タブレット『T11B』は OS ナシで、Windows が入ってない。そこで Windows を入れたいわけだが、USB の口が一つしかない。インストールにはキーボードと外付け DVD ドライブが必要であり、そのためには USB は二つ必要だ。Bluetooth キーボードはあるが OS を入れなければ Bluetooth は使えない。
で、考えたのが MicroSD から OS のインストーラが起動できないかなと。
SD カードから起動できれば、USB にはキーボードをつなぐだけで済む。
すると、MS が配っている『Windows 10 メディア作成ツール』では Windows 10 のインストーラが USB メモリ上に作れることが解った(ちなみにこれは杞憂で、Windows 8 からはキーボードがなくてもタッチパネルでインストールできる)。

さらに有難いことに、この間リリースされた Windows 10 Ver.1511 Threshold 2 からは Windows 7, 8, 8.1 のシリアルが使えるという。つまり一度 7 や 8.1 をインストールしてから 10 にアップグレードしなくても、初っぱなから 10 をインストールし、7, 8, 8.1 のいずれかのシリアルを入れればよいのである。

と言うわけで、さっそく USB メモリ用のインストール イメージを作成。
さくっと T11B から起動
そしてサクッと Windows 10 がインストール出来た。これですべて終了、簡単なものである。

とは、問屋が卸さなかった。
Windows 10 が起動したとき、ボクは「あれっ?」って思った。というのも Threshold 2 の画面ではないように見えたからだ。初代 Windows 10 と Threshold 2 では若干違う部分があって、ただボク自身まだ Threshold 2 を使ってからそんなに経ってないので、いまこの T11B に入っている Windows 10 が Threshold 2 ではないということに自信は持てないでいた。
だが、予感は的中。ボクの余っている Windows 8 のシリアルを入れてもハネられてしまった。
そんなバカなと思いつつネットで調べて見ると、以下の様な記事が。

7, 8, 8.1 のシリアルが通る Threshold 2 の配布が中止されていた。つまり今 T11B に入っているバージョンは古いバージョンの Windows 10 なのだ。
うーん、これは困った。
と言うわけで、元々の余っている 8 を入れてそれから Windows 8.1 にアップグレードし、さらに Windows 10 にアップデートし、さらに Windows 10 をクリーン インストールする方法へと切り替えることにした(Windows 8 から Windows 10 には直接アップグレード出来ない)。
ただこれはあまりやりたくない。というのも、内蔵さている eMMC はいわゆるフラッシュ メモリであり、書き換え回数が決まっているからだ。特に OS のインストールとなるとフラッシュ メモリへの負担も大きいのではないか。それが、約 3 回も……。
まぁ仕方がない。まずは Windows 8 の SD カードから起動するイメージを作ろう。

まぁそんな感じで 8 をインストール。ここからが長い道のりだな~なんて思いつつ、さっきの記事を見ていたらなんと Threshold 2 は公開停止になったものの、MS のサーバ上には残っているらしい。
というわけで Windows 8 のアップグレードはやめ、再度 Threshold 2 の SD カードから起動するイメージを作成。無事、Windows 8 のシリアルが認識された。
なお Threshold 2 は現在は配布が再開されている