出向先で与えられた開発機のキーボードが、PrintScreen・ScrollRock・Pause キーの位置が Insert・Home・PageUp とセットになっているタイプだった。このタイプのキーボードは Insert・Home・PageUp 及び Delete・End・PageDown が一段下に来てしまう。
ボクはこの 6 つのキーのウチ Insert 以外のキーを編集中やウェブ閲覧中に使用するので、位置が異なると非常に困るのだ。
そこで、会社に予備としてとっておいたキーボードを持って来た。
これで Insert・Home・PageUp・Delete・End・PageDown については解決したのだが、もう一つ問題がある。それは CTRL キーの位置だ。ボクは CTRL キーが CapsLock の位置にないと入力効率がとても落ちるのである。
ボクが本格的にキーボードに触れるようになった PC-9801 というコンピュータのキーボードは、CapsLock の辺りに CTRL キーがあった。なのでそれに慣れてしまったというのもあるとは思うんだけど、そもそも左下の CTRL って本当に押しやすい? 左下の CTRL を押しながら Q・A・Z・X・Y とかさっと押せる? 何、右の CTRL を使うって? うん、それは賛成するんだけど、右手でずっとマウスを操作しながら左手でキーボードを操作するなんてことは珍しくないはず(ウェブで検索をしているとき、アプリで文字入力以外の編集作業をしているときなど)。それに致命的なのが、左下の CTRL を押すには、手根(手首)を動かさなければならないと言うこと。ボクの手は(というか多くの人がそうだろうけど) F・J の所にそれぞれの人差し指が乗るように手の位置を配置する。そこからなるべく手首はうごかさずにキーボードを操作したい。左下の CTRL を押すには手首を動かさなければならないのだ。
同様の理由で、ESC キーも全角・半角キーの所にないとボクは困る。
そこでお気づきだと思うのだが、じゃぁテンキーやファンクション キーは使わないのかと言われると、その通りで、テンキーやファンクション キーは文字入力を主作業としているときには使わない。これらのキーはひたすら数値を入力するときや、アプリの機能を色々使いまくるとき(その時はだいたい右手はマウスを操作している)など、手首を動かさなければならない作業の時に使うのだ。
なので、ESC はまぁともかく CTRL が左下にあると人間の手の構造的に困ると思うんだけど、一向に変わる気配がない。世の中の人は不便じゃないのかなぁ? ただ、CTRL を押しながら何かキーを押すと色々機能が働くと言うことを知っている人自体が少ないという話もあるらしいが……。
でね、これらを改善するべく、Windows にはキー配列を変更することができる。
CapsLock を押したら、そこは CTRL ですよと定義することができるのだ。
ところが、この出向先では与えられた開発機に管理者権限がない。キー配列を変えるにはキーがどの機能を持つかを定義してあるレジストリを書き換える必要があるのだが、レジストリを書き換えるには管理者権限が必要なのだ。
そこで常駐ソフトを使ってキー入力の配列を変える方法を思いつく。この場合は Windows がやるのではなく、キーボードの入力を監視するソフトを入れておき、キーが入力された時、アプリにキー入力が渡る前に、このアプリが間に入ってキー入力の変換をするわけである。
CapsLock が押されたら、CTRL に変換してからアプリにキー入力の情報を渡すという具合だ。
これで ESC ⇔ 全角/半角キーは解決したのだが、CTRL はどうもキーを離したという情報が Windows ではとれないらしい?
なので CTRL だけは入れ替えが常駐ソフトではできないらしいのだ。
というわけで、CTRL は結局左下のもを使い続けることに……。
でも後になって、そもそも CapsLock が CTRL になっているキーボードを使えばいいことを思い出す。そういうキーボードがあるのかって? 実はあるのだ。高いキーボードばっかりだけど(笑)。毛土木は丁度 HHK を持っているので、これを持ってくればいいかとなった。
全然話は飛ぶんだけど、副都心線の池袋~小竹向原間、特に小竹向原に近づいたところで携帯の電波が切れる。なんだろうか? けっこう不便。いや、まほんとに一瞬というか、そんな大した時間ではないんだけどね。
でもほら、データがとりにいけないと、電波が復活してもいつまでもグルグルしているアプリって多いじゃない? さっさと読み込み直すかエラー出して止まってくれればいいんだけどさ。いつまでもグルグル表示になったままになることが多いので困るのだ(ぁ