IM やチャットなどで、わりと長文を送ったのに凄い早く返事が送られてくることがある。こっちが送信キーを押した瞬間にもう返事が返ってくるみたいな。こっちとしたら「ええっ、もう内容を読んだの!?」みたいな。実際に時間を計ったわけじゃないので、ただのボクの錯覚かもしれないが……。「もしかしてボクの書いていた内容を、未来から読み取りましたか?」と言いたいぐらい、返事が速い。しかも返答がなにか見当違いかというとそうでもない。あいては確実にボクの書いた内容をちゃんと読んでいる。
ここで注意しなければならないのは、周囲の対象物の次の位置を予想するって、実は教習所で NG と習う「だろう運転」なんだよね。周囲の様々な動きを「予測」して「じゃぁ、ボクがあの交差点に着く頃には、こうなっているだろう」という予測なのだから。だから急にこっちにハンドルを切ってくるかもしれないし、歩いている人も急に走り出すかもしれない。まぁそれらの不測の事態のために「余裕のある運転」をするようにしてあるんだけどね。「余裕のある運転」というのは「車間距離」だったり「速度」だったり、「邪魔」だったり。
邪魔というのは、自分の行きたい進路を予めふさいでおくことだ。左折したいなら、後方・左側にバイクや自転車などがいないことを確認して、前もってスキマに入られないように車を寄せておくとか。抜くなら車の右側を通ってくれと。こういう「邪魔」も、予め行動しておくことによって安全につながる。もちろんいきなり幅寄せしたりするのは NG である。
ブラウザってヤツはどうにも厄介で、例えばさ、ボクが自宅でノート PC を使って Google にアクセスしたとしよう。で、このノートをもって会社でまた Google にアクセスしたとすると、それでもうボクがどういう移動をしたか、どこが勤務先かって解るんだよね(笑)。もっともこれは IP とその地名が一致している場合だけど(ちなみに家でアクセスしたマシンと、会社でアクセスしたマシンが異なれば、特定は難しい)。
で、これが携帯電話(スマフォも含む)となると、もっとリアルに解ってしまう。
まいったねぇ……。
ただボクはそんなに心配してない。なぜならそのような丸見えの状態は、Google 社員も同じだから。ただ仕組みを知っていれば、そこから逃れる方法はあるので、Google 社員の中にも自社の監視網から逃れている人はいるだろう。
クッキーを消せばいいじゃんという意見もあるが、実は OS のバージョンとインストールされているフォントの種類、デバイスの種類でけっこう絞れちゃうんだな、これが。もっともそこまでして情報収集しているのかは、ボクは知らないけどね。