豊橋カレーうどんとは!?

今日は未明の 4 時頃、家を出た。豊橋カレーうどんを食べに行くためだ。確かに愛知県、特に名古屋の名物の一つにカレーうどんが揚げられる。だが同じ愛知県でも豊橋のそれは名古屋のとはちと違い、どんぶりの底にご飯ととろろを敷くのだという。なかなか興味深いというわけで家を出たのだ。でも何でそんな早い時間に出たかというと、豊橋に行く途中で取材したい場所があったからだ。

それがコケの聖地と言われる白駒の池である。

ただこの場所、とんでもなく混む。そして大渋滞する。ので、現地に夜が明ける頃── iPhone のカメラでも撮れる明るさ──に着こうというわけで 3 時台に起き出して出発したというワケなのだ。

下の写真は朝ご飯にと上里 S.A. で食べた秩父名物わらじカツと秩父味噌を使った豚の焼肉だと思う。たぶん。
味はお察し。
三枚目は気になった梨だったので撮っといた。来年、覚えてたら取り寄せてみよう(そして忘れてた)。

そして明るくなった 6:30、白駒の池に到着。ちなみに行き方関越群馬まで上り、藤岡ジャンクション上信越道に入り、佐久小諸ジャンクション中部横断自動車道に入って R299 まで南下した。白駒の池は R299 沿いにある。この R299 はじつは埼玉県の南部(入間市)から伸びている道路で東京の北側に住んでいるボクにとってはなじみ深い道路だったりする。
なのでこの道路をずっと行くという手はないことはないものの、秩父を越え神流町より西側は結構な難所で幾度となく土砂崩れで通行止めになって来た道路で、ここを通って白駒の池まで行こうとしたらそれこそ全日の夜とかに出ないと朝には間に合わないだろう(汗)。

さて、白駒の池とはどんなところなのか? それは下の写真を見るのが一番早い。
百聞は一見に如かずだ。
なんていうんだろう、とてもインスピレーションがわく景色が広がっているというか何というか、コケに覆われた森が広がっているのだ。ただここは紅葉スポットとして有名どころか登山道のベースにもなっていて多くの人で賑わう。ただボクが行ったときはほぼ人はいなかった。それでも白駒の池の畔にある山小屋には登山客がすでに活動を開始しており、出発の準備に忙しそうだった。

どうでもいいけど、今って登山者同士が出会うと挨拶するっていう文化はなくなった? つい挨拶してしまったんだけど、返す人はほとんどいなかった(20 代まで登山はよくしていたので挨拶するクセがついている)。挨拶しない方がいいんだろうか? まぁこっちは登山するようなナリはしてないので向こうからしたらそもそも登山者には見えなかったのかもしれないが(汗)。

今回の写真は一枚目のマップでは白駒の森と白駒荘までのエリアだけだ。他にも魅力的なエリアがいろいろあるのだが、そもそも雨がけっこうひどかった。写真では解らないが、土砂降りちょい手前の振りだったのだ。なのでこのエリアしか取材できなかった。ただこれも一応計算に入れてのことではあった。天気が悪かったら人も少ないだろうと。それくらいこの場所が混むことを恐れていたのだ。

ただ iPhone だと全体的に光量不足だなぁ。写真はどれもイマイチ。
まぁしかしこういう森の中にぽつんとちあらが立ってたり、黒翼が木の枝に座ってたりしてたらありがちではあるが、絵にはなると思う。とはいえこういう森を題材にした作品を考えているのかというと全くそんなことはなくて、どちらかというとボクの脳を刺激するために来たという感じだ。

さて、それから写真には一切写っていないが松本のとある JA に向かう。『ファーマーズガーデンやまがた』。ここで果物を買うのだ。おみやげ&贈答用。ここは贈答用の綺麗な果物と、自分家用の見てくれが悪い果物どちらも取りそろえていて、自分家用はとにかく安い。シャインマスカットが一房 700 円とかそんなくらいで売っている。贈答用も決して高くはなく、ちゃんと箱に入っていて二房で 2500 円とかそんな感じ。
味ももちろんちゃんとしている。ので、ボクにとっては穴場なのだ。

それから今度は野麦峠に向かう。その途中の、この日記では何度も出てきた清水牧場チーズ工房へ。いつもは午後とかに行って売り切れだったので今回は 11 時の到着!! これなら買えると思ったらすでに車がけっこう駐まっているどころか、売り切れだった……orz
すげぇな、そんなに人気なのかよ……。

店の人に FAX で注文してくれって言われて紙(注文書)渡された。その紙はネットでもダウンロード出来るから知ってるよとは言い出せず(ぉ

しょーがないので奈川で蕎麦食った<ヲイ
そばの里 奈川』。6 月に行った店とはまた別の店で、お土産売り場なんかも併設されている蕎麦屋さんだ。とうじ蕎麦ではなくざるそばを注文。さらにそばがきも頼んでみたよ!(4, 5 枚目)。そばがきも悪くないな。食べにくいけど蕎麦そものもの風味はこちらのほうが凄い(当たり前だが)。

あと一枚目に写っているお漬物が美味かったのでたくさん買ってしまったw


さて、ここからが本題であるwwww
今までカレーうどんの欠片もなかったわけだが、これから南下して豊橋を目指す。そばの里 奈川を出たのが時刻は 12:00。下道で豊橋へ向かう。しかし一時間後、眠気に襲われて道の駅大桑で休憩。14 時ふたたび南下開始。

それにしても長野・岐阜・愛知と南下していく間の道路って面白いのかなーって思ってたんだけど、なんか普通に国道走るだけだった(汗)。林道みたいな所を通るのかと思ったのに……いや、ちゃんと地図を見て計画すれば通ったのかもしれないが、ナビ任せだとダメっぽい<当たり前
途中、中山道取材で通った道を使ったので、見たことある景色に出会ったり。

16:42 に最初の目的の店『ナザレうどん』に到着。客はボクだけだった。なんか揚げ物がすごい充実していたので色々注文してしまった(汗)。カレーうどんを梯子するというのに、だ。
でね、結果から言うと、豊橋カレーうどん、イマイチ<ヲイ
うどんは悪くないし、とろろもご飯も悪くはないんだけど、まずカレーがおいしくないw
そしてとろろもごはんもカレーを薄めてしまう。
この辺、どうやってるんだろうかと食べる前は疑問だったんだけど、何も工夫はされていなかった(汗)。
そっかー……残念。

ただ揚げ物はうまかった。餅の天ぷら、サイコーだった。

ところでなぜこの店に最初に行ったのかというと、ナザレうどんという名前だ。恐らくお店の人はクリスチャンだと思ったのだ。会計の時に聞いてみたら、やはり聖書からとられているとのことだった。で、もう少し深掘りしようとしたらそこでピシャッと会話を閉じられてしまった。なんだろ? なんかイヤなことでもあったんだろうか?

さて、カレーうどんがイマイチだったのはこの店だけかもしれない(失礼な)という思いもありつつ、次の店を目指す。次の店が『玉川うどん』というお店なのだが、念のため電話するとすでに今並んでいる客で麺が切れる可能性が高いとのこと。マジか! ここが一番食べログの点数が高かったのになぁ(2023 年時点)。というわけでその次の候補だった『つるあん』へ。

こちらはなんて言うんだろう、お座敷のあるファミレスみたいな雰囲気。店内は二、三組しかいなかった。時刻は 18:47 。晩飯時なのにこんなに空いてて大丈夫かと心配になるほどの空きようだ。
出てきたカレーうどんはナザレうどんとだいぶ違う。真ん中にあるデカい丸いのはタマネギだ。甘くて美味しい!
が、全体的な印象はナザレうどんと全く同じだった。

カレーがぼやけすぎなんだよー!! もうちょっと本気でカレーを作ってくれよー!
それともちゃんとしたカレーだとダメなのかなぁ?? もちろんお出汁は入ってていいと思う。
とにかく辛さもない、かといってコクがあるわけでもない、なんとなくカレーっていうカレーなんだよー。蕎麦屋さんで出てくるようなカレーでもない。悲しい。

そしてここは唐揚げがとても美味しかった。
サイドは完璧なのに!

あと容器がなんかファミレス的なのではなくて、ちょっといいものって感じがしたのと、付いてくるお新香が三種類もあるのは名古屋っぽい、良いサービスだなと思った。

しかし食い過ぎ……運転する気力すら沸かない(汗

ので、舘山寺温泉に行った。超久しぶり!
20:30 に入って 22:00 時に出た。だいぶおなかもこなれてきて、運転する気になった!<ヲイ


23 時頃、日本平パーキングエリアで一時間ほど休憩し、26:15、家に帰ってきた。
旅自体は大成功だと思うんだけど……豊橋カレーうどんはそのためだけに豊橋に行って食うほどのものではなかったっていう。いや、カレーうどんというジャンルそのものがそうだろって言われればそれまでなんだけどねw 旅の収穫としては白駒の池や奈川のそばがきの方が大きかった気がする、そんな旅だった。あとシャインマスカットが安く買えたのも大きい<スゲーたくさん買ってきた

そして走行距離が 853.2km(笑い
日帰りする距離じゃないよね。そしてこういうロングドライブは誰か連れてけないよね、ボク一人だから出来る旅だよなぁと思った。

旅の記憶

先月二回(東北山梨)も旅行に出てるのに、もうどこかに行きたがっている(汗)。
旅行か好きなのかな、ボクは……どうなんだろう。
ただなんていうんだろうね、思い返すと旅行に出ている間っていうのはなんとも言えない「非日常感」ってのは感じてるんだよね。それは現地で取材している時よりも、車で次の目的地へ移動しているときに強く感じる。ということは旅行好きと言うよりはドライブ好きなんだろう。

そして普段の生活に戻ったとき、この「非日常感」を思い出して、また旅に出たい……と思ってしまうのだ。
ここで思い出される非日常感は、確かにどこまでもどこまでも走って行くことを思い出す。一所にとどまらず、明日もまたどこかへ走って行く(というか、走って行って良い)。行った先には、知らない景色・人・食べ物などがあるはず。

そんな思いが、ただ漠然と思い起こされて遠くへ行きたいと思うのだ。

下は深夜のジョナサンで打ち合わせをしたときの頼んだパフェだと思う。

どら焼きとカレーパンの旅

ひー、一ヶ月以上振りの更新……この日記、一年以上遅れているのに一ヶ月以上更新しないとか何事だ!?
理由はこの日記に貼り付けてある動画を作ってたから……orz
大して見られもしない動画なのに。

さて、今日は健康診断だった。場所は。現在 100% テレワークなのだがボクが所属している会社は芝公園にある。ので、健康診断も芝の病院というわけである。去年は健康診断のあと鳴子温泉に旅立ったが今日はまた違う旅となった。

一枚目の写真が芝に向かう途中で給油したときのガソリンの値段。恐ろしい……レギュラーでも 180 円/L。
二枚目は芝で止めたコインパーキングの様子。なんで撮ったんだろ、こんな写真w
三枚目以降が、健康診断を実施している病院が入っているビルのロビーに飾ってあった神輿。
芝二丁目町会のものらしい。

そして今日寄った店と買ったもの。

うさぎやと Sweet Kitchen では目的のものは買えず。うさぎや、食べログの点数凄いんだけど……しかし上野なんてなかなか行かないからなぁ……。ただ上野の公園口がリニューアルしたので写真撮りには行きたいのよねぇ。詳しくは動画を是非見て欲しい。編集に一ヶ月もかかったしwww<バカ

そしてここでもなぜか駐車場の写真を撮っている(汗)。

  • 元データ(MP4 / h265 / 1440p / 60fps / 40Mbps / 52’57” / 15.3GiB)

下の写真は上で買ったどら焼きやカレーパンをお裾分けしに行った先で食べたラーメン。
お裾分け崎の人が着に一散るお店だ。名前を『飛龍』。
特徴としてはとろみのない酸辣湯麺。酸辣湯麺ってスープが片栗粉か小麦粉でとろっとさせてるじゃない? 中華丼のあんみたいに。ここの酸辣湯麺は普通のラーメンと同じようなとろみのないスープなのだ。そしてお酢とストレートな辛さが心地よい。

ただ残念ながらこのあと、この店は店主のご病気により閉店してしまった。

そのあと、夕飯を買いにモスバーガーに寄った。え、カレーパンはいつ食うのかって? あれはお夜食。
そもそも朝ご飯も昼ご飯も食べてなかったので(健康診断のため朝食禁止)、飛龍のラーメンが今日の最初のご飯だったのだ。
考えてみたら、ナンも食わずに東京をさまよってたんだなw

頼んだバーガーは「夜よくばり焼肉」と「夜カツカレー」。カレーパンと比較するためにカツカレー頼んだのに、味はすっかり忘れてしまったw
夜よくばり焼肉は、肉が多かったような気がする……?

ふと思ったツイート。動物との会話というと歴史的にはドリトル先生が一番有名なのかな?
とても夢のある話だし、誰しもが可能になったらいいなと一度は思う願望だ。
特に哺乳類は感情表現などが人間と共通した部分があり、共感しやすい動物となっているのも事実だ。

ただ、感情というのは遙か太古から生物が持っていたと思われ、喜怒哀楽に関しては恐らく鳥類や爬虫類・両生類も持っていると思われる。

魚類と甲殻類はちょっとわからない。人間になつく魚類もいるというのはニュースで見たことはあるのだが……彼らが反射以上の何かをもっているかどうかボクは知識がない。

ま、それはさておき、動物の言葉やわかりその感情を我々が知覚できるようになったら……屠殺の現場が阿鼻叫喚の世界だな、とw<笑い事じゃない
まぁ解らないようにするだけだとは思うけどね。もしくは機械が屠殺するようになるか。

おそらく家畜を殺さなくて済む(培養や合成で肉を作れるようになる)世界が来るよりも先に、動物と会話(?)できるようになる世界の方が先に来るだろうから。

西武園ゆうえんち

今日は夏休みでウチに遊びに来ていた姪を西武園ゆうえんちに連れて行った。
何年ぶりだろう? 小学生以来じゃなかろうか?

どうでもいいけど、ボクが西武園ゆうえんちで覚えているのは、看板を描いている人がいて、文字とか手書きなのにびっくりしたこと(笑い。ああいう活字って機械じゃないとできないと思い込んでいたから、手でワープロみたいな文字が描かれる様子にとても驚いたのだ。今はたぶん PC で作ってプロッタで出力するんかね? あとはサイネージ用の液晶ディスプレイが一般的になって来た。どうでもいいけどサイネージとサイレージをいつも間違えるのはボクだけ?

閑話休題。
さすがネットがすでにある時台に生まれた姪、ゆうえんちのことは事前にネットで調べていて、イベントとか全部解ってて、どんどんと先に進めてしまう。遊園地の全体的な設備ってのはそんなに変わっていないんだけど、イベント関連はやはり最近の技術をうまく使って展開していた。例えばもらったアイテムを通して覗かないと見えない人とかね(偏光レンズ)。

個人的には AR や錯視をつかった仕掛けなんかを使えばもっと面白くなったんじゃないかなぁと思ったりした。

下の写真は遊園地内のレストラン『黄昏号』のもの。列車を模した作りになっていて、窓には大型の液晶ディスプレイがはめ込まれていて車窓を表現している。ディスプレイに流される映像はループのムービーなのだがこれもインタラクティブに作れる気がするなぁ。現実の天気と連動することも可能だ。
前述したイベントのヒントとかを忍ばせておくのも面白いかもしれない。

料理は子ども向けが多いのかと思ったら、普通のレストランだった。一応お子様ランチは頼んだモノの、姪はあまりお気に召さなかった様子(笑い

味は普通に美味しいって言うとなんかアレだが、ファミレス以上の味を出せていたと思う。但し値段はファミレスの 1.5 倍はする。

このあと乗り物に乗りまくったりプール行ったりと、姪に引っ張られるままに遊園地内を動き回ったのだが、しかし暑い。天気は曇りで直射日光を受けることはなかったんだけど、気温は高いわけで……さぞかし歩いただろうと思ったら一万歩行ってなかった。あれー? そんなもん??

ところで遊園地内の決済はすべて下のような遊園地内でのみ通用する通貨で払う仕組みになっている。
ソシャゲでいうところのジェムとかゲーム内通貨である。しかも商品などは微妙に使い切れないような値段設定になっているため、追加で遊園地内通過を買わないといけなかったりと、ズルい仕様になっている。

そうなのだ、上のレストランの値段設定もなのだがぼったくる気が透けて見えすぎなのだ。

ぼったくるのはいいとして、子どものための施設なのだからなんか上手い隠し方はなかったものか? たぶん、すべて後払いにして利用するとどんどん積算されていくシステムの方がいくら使っているのかわかりにくいからそっちの方がぼったくれるんじゃなかろうか?<ヲイ

なおこの遊園地内通過は後に廃止されたらしい。クレームとか来たのかなぁ? でもソシャゲで育った親なら受け入れたかもしれないね。

あと遊園地で来て感じたのが、大道芸人の人たち? こういう人たちをなんて言えばいいのか解らないのだけど、パフォーマーって言うのかな? そう言う人たちの活躍の場なんだなと改めて知った。写真にも動画にも撮ってないのだけど、縁ないでは至る所にミニ劇を演じたり音楽を演じたり手品を見せてくれたりする人たちがいて、また観客も巻き込んで芸や術を見せてくれたりする。

そう言う人たちってもっと脚光を浴びていいというか、誰にでも出来ることではない技術を持っている人たちなので活躍の場がもっとあるといいなぁなんて漠然と思っていたんだけど、出会えて楽しかった。歩行者天国とかにもいるのかなぁ? チンドン屋ももっと普及して欲しい。

で、下の写真は帰りに寄った高倉町珈琲のパンケーキと晩ご飯。
洋梨が載りまくったパンケーキ、美味かったなぁ。この手の果物は少々へたっててもパンケーキと生クリームの甘さで補強されるで食感さえちゃんとしてれば問題ないのだ(ぁ

  • 過去の高倉町珈琲の記事

というわけで今日は遊園地について色々学べた一日であった。

    富士山周辺を巡る

    8/5 ~ 6 に行った東北取材旅行はどうやら翌週がお盆休みだから、この日に行ったようだ。
    というわけで盆休み最後の土日、京都の知人が東京に遊びに来ていたので富士山方面へプチ旅行することになった。

    まずは待ち合わせ場所の町田へ。ちなみに道路状況はかなりヒドいことになっている(一枚目の SS)。
    とりあえず、合流したら町田のコメダ珈琲でモーニング。
    ワンコインでコーヒーもパンも済ませられることをここで知る(ぉ

    最後の台風の SS は天気図撮りわすれた……orz

     

    それから富士山方面へ向かうのだが、圏央道中央道で富士山方面に向かうのは渋滞がヤバいと言うことでまだ渋滞がマシな東名高速を使う。途中 EXSAPA 足柄でトイレ休憩。確かココには巨大なエヴァ(何号機かは知らない)がおいてあったはずと思ったのだが、その場所はお土産広場になっていた(汗)。

    そして最初の目的地、忍野八海へ到着。凄い人! 人気なんだなぁ。
    ここで水を汲む。ボクはポリ容器忘れたけどね!
    しかもなんか茶屋の横にいくらでも汲める蛇口があるのね。

    それからお昼ご飯を食べにほうとう屋へ。『甲州ほうとう小作』。同乗者お勧めの店らしい。
    しかし大行列! 待ちの名前を各台帳あるじゃない? あれが二 ~三ページは埋まってる状態で二時間待ちらしい。なのでついでに山中湖を見に行く。山中湖は富士五湖の中で一番ボクにとっては思い入れのある湖で、小学生低学年の頃、毎年夏になると家族旅行で山中湖に来ていたのだ。あの頃はまだ父が車を買う前で、中央本線富士急を乗り継いで来ていたのを覚えている(バスで来ることもあった)のだが……周囲の景色に関しては全く覚えていない。
    富士山周辺は車の免許を取ってから何度も来ているが、この小学生の頃の記憶の景色にはまったく出会ったことはなく(汗)、山中湖のどこに連れて行ってもらっていたのか、今はもう謎のままだ。

    そんな思い出深い(?)山中湖ではあるものの、湖畔を歩くだけで二時間持つわけもなく、小作の隣の喫茶店で時間を潰す。そのとき頼んだ飲み物が3~4枚目のものだが……何の飲み物かも忘れてしまったw

     

    そしていよいよ小作へ!
    混み具合は一枚目を見てもらえれば解りやすい。そしてメニューも撮っておいた。文字が見えるサイズにしてある。スマートフォンなどで読めなかったらピンチして拡大すれば読めるはず。

    まず感心したのがジビエのほうとうもあること。このラインナップはなかなか。しかしなぜ鹿がないのか? 山梨県は鹿が繁殖しすぎて困っているというのに。そして値段が高い! 待って待って、ほうとうってさ、家庭料理な上に、もうしわけないけどジャンクフードじゃない? しかも味噌ベースだから基本不味くはならないし。なんでこんなすんの!?

    出てきたほうとうは、意外とあっさり。塩味は薄めで味噌の風味がメイン。料理自体はとても良いと思う。文句のつけようがない。

    でも二時間待って 2500 円もとられるほうとうってどうだなんろう(汗)? ほうとうってそんな有り難い料理じゃないし、まぁ価値観は人それぞれなのでなんとも言えないんだけど、30 分待って 1300 円くらいが妥当じゃなかろうかと思いつつ……<ヲイ。なかなか難しいなぁw

    それからちょっとボクの我が儘を聞いてもらって、河口湖へ足を伸ばす。
    前々から気になっていたパン屋さんがあるのだ。名前を KOPAN と言うらしい。ところで河口湖畔を走って気付いたんだけど、河口湖は割と湖岸線が複雑でさらに切り立った場所とかあるのね。山中湖は──明るい時に全周したことはないんだけど──上のパノラマ写真みたいに砂浜的な海岸みたいな感じなんだけど、KOPAN がある辺りはまるで切り立った海岸線を走ってるような曲がりくねった道路だった。

    パン屋は営業時間を過ぎていたんだけど、ここは旅館なんかもやってるらしくて従業員は普通にいて、対応してくれた。
    ありがたや。ほうとうを食った直後なので、パンは家に帰って開封した。

    でさらに河口湖の近くで気になるジェラート屋さんがあるのでこちらも訪問。Funari GERATERIA と言って、ほうとう専門店『歩成』が始めたジェラート屋さんだ。けっこう繁盛してた。こちらはジェラートと言いつつも滑らかさはアイスクリーム程度のような感じがしたがどうだろう? フルーツ感はあって美味しかった(頼んだのはキウイ&桃)。

    最後に温泉!
    石割の湯』というところに。お客さん多かったけど、広いというかけっこうお風呂が複雑でいろんな所に湯船があったのでわりとゆったりと入れた。

    んで、また町田に戻ってくる。帰りは渋滞に巻き込まれたのかなぁ……。Google Maps のタイムラインによると 19:13 に石割の湯を出て 20:55 に町田に戻ってきているのでそんなに渋滞には巻き込まれてないと思う。で、下の写真が町田で食べた晩ご飯。『オールドヒッコリー』というイタメシ屋。同乗者の紹介だ。

    ピザがうまい! パスタもよかったけど個人的にはピザがお気に入りだった。生地が弾力がありながらも軽めでそれでいて具に負けない小麦粉感と甘味。そしてオリーブオイルがよく合う。ケーキもそろっているし、いい店を教えてもらった。ウチからだと登戸店が一番近いみたいなので今度行ってみようと思う。

    最後に、一枚目は同乗者が買っていた富士山型のお菓子。名前忘れた(汗
    そして総走行距離。259.3km。たいした距離は走ってない。やっぱ富士山は近いなぁ。
    んで、KOPAN のパン達。味はそんなに覚えてないんだけど、素朴系だったと思う。

    帰り道

    帰りはのらりくらりと南下するだけである。特にどこに寄るとかそう言う計画も全くない。が、まずはお風呂。秋田の上の方とはいえ気温は東京と変わらないぐらい高く、かなり汗をかいた。で、大湯ストーンサークル館はその名前の通り大湯温泉が近くにあるのだが、せっかく秋田に来たのだからボクの大好きな硫黄の温泉に入らない手はない。

    というわけで大湯温泉ではなく玉川温泉に向かう(ぁ

    乳頭温泉にするかはかなり迷ったんだけど、玉川温泉の方が全然行ってないのでこちらにした。

    玉川温泉はかなりの強酸性で長湯は禁物だが、出たり入ったりを繰り返しながら浸かると良い。
    そしてボクみたいな肌の弱いというか、吹き出物が出まくる人にはとても良い。このあと一週間くらいは肌の調子が良かった。ボクみたいな縄文系の遺伝子で吹き出物が良くできる人はアルカリ系の温泉の方が効くことが多いのだが、玉川温泉は別格のようだ(汗

    ここでお土産もいっぱい買ってしまった。

    写真から解るとおり、気温は東京と変わらない。暑い!!

    あとスゲー迷惑というか進入禁止のエリアに入ってきてさらにそこに駐車してお土産を買いに行ってる一家がいて、うわーと思いつつ、車がアルファードだったのでなんというかステレオタイプで少し笑った。偏見は良くないとは思うものの、現実にこういう人がいるのでどうしても「アルファードに乗ってる人って……」って思ってしまうのよねぇ。車そのものはとてもイイ車なんだけどね。

    玉川温泉からさらに南下した宝仙湖(玉川ダム)の写真。二枚目はダムの堰の部分のアップなんだけど……遠すぎて青くなってしまった(汗)。

    宝仙湖からさらに少し南下したところにある田沢湖活性化センターという施設と開けた坂の写真(この辺)。活性化センターは元は学校だと思うんだけど、どうだろう? まぁどちらも背景の資料にはなりそうだ。

    そこからさらに少し行くと、茶立ての清水があった。
    来るつもりもなかったのだが、ここを通るのは何度目だろう?(汗
    知ったのは 1/2 summer の背景資料を撮りに原画家と行った時なんだけど、覚え続けているのはボクの本名と同じだからってのと、原画家が「清水」と「たまき」という名前はどこに旅行に行っても必ず見ると突っ込んでいたからだ。

    せっかくなので汲んで帰った。

    で、田沢湖。別に来る予定ではなかったのだが、通ったので茶屋に入ってみる。『たつこ茶屋』。
    駐車場には車がたくさん駐まってたのに店の中はほとんどお客さんがいなかった。みんなどこに行ってるんだろ?

    お蕎麦とみそたんぽを注文。蕎麦がかなり残念な出来(汗)。カラッカラに乾いたボソボソした蕎麦だった。みそたんぽはきりたんぽの一種なのかなぁ? 味的には五平餅に近いかも? ちなみにこのたつこ茶屋がみそたんぽ発祥の店らしい。あと西洋人っぽいカップルの観光客が店内にいたんだけどボクのみそたんぽを見て、どれを注文したらこれなのかを聞いてきたので教えてあげた。


    下道でのらりくらり帰るとか言いながらも 15:10、大曲 i.C. から高速に乗ってしまった(汗)。けっきょく山形県にすら入ってないやんけ!

    で、下の写真は晩飯を食べに寄った菅生 P.A. の牛タン。高い割りにイマイチ!(当たり前
    あとお土産の写真は買ったわけじゃないんだけど、萩の月のパクリを見つけたので思わず写真に撮ってしまった。『伊達の御紋』。まさか萩の月がある仙台のお土産で、萩の月のパクりが作られるなんて、どういうことなんだこれは!? ちなみにパクリと書いてしまっているが、実は萩の月のパクリ商品はどれも萩の月からレシピを教わって作っているってのと、各地元らしい改変をしている。

    ただ同じ仙台でもやるとは思わなかった。検索したら比較サイトがあったw
    なおこの時点で 18:00。

    20:00 に那須高原 S.A. についたんだけど、眠くて仮眠(汗)。

    21:30 に行動開始して、22:40 に久喜にいる知人にお土産を届け、23:40 に西荻と吉祥寺にいる知人(計 3 人)にそれぞれお土産を届け、24:15 無事家に帰ってきた。

    今回の旅での走行距離は 1583.8km、給油は一回のみで燃費に関しては月末のまとめに乗せようと思う。
    旅全体としては取材地はすべて行けたので成功と言ってイイと思う。帰りがちょっと高速に乗るの早すぎたかなぁ……。ただもっとドライブを楽しんでいた場合、今日中にお土産を配ることは出来なかったと思う。

    縄文の風を感じる

    取材旅行、続き。昨日は福島県を中心に、神社の写真ツクツクボウシの声を収めた。
    それから夜のウチに秋田県に移動、道の駅おおゆで仮眠をとる。場所は秋田県北部とは言え、この季節、結構暑くてあまり寝られなかった。かといってエアコンのためにエンジンを掛けるのはマナー違反だ。

    7 時起床。暑くて眠れん。
    この道の駅の商業施設が開店するのは 9:00 なのでまだ駐車場にいても迷惑にはならないのだが、このままだと蒸し焼きになりそうなので移動することにする。とりあえず目的地である大湯ストーンサークル館へ。当然開いてない。コチラも 9:00 からだ。

    東北は縄文時代に関する資料館や博物館が多い。一番有名なのは青森県三内丸山遺跡だろうか(取材したときの日記)。
    三内丸山遺跡ばかり注目されがちだが、同規模やそれ以上の集落は東北のあちこちで発見されており、縄文時代の繁栄ぶりを物語っている。

    大湯ストーンサークル館につくと門は開いていたので車を駐車場に入れることは出来た。
    が、日陰がないのでここで開館まで待っていても焼け死んでしまう。
    というわけでなんか面白いものはないのかと Google Map をなんとなくスクロールしてたら『八郎太郎出生の地』なんていうのがあった。マジか。そんなの同定されていたのか! 八郎太郎というのは秋田県に伝わる三湖伝説八郎潟に住んでいた龍である。1/2 summer の主人公でもある。

    これは面白いというわけで行ってみた。碑には簡単なあらすじも書いてあった。丁寧だなぁ。
    コレを立てたのは誰なんだろうか? まさか八郎太郎の子孫が今でもここにいるとでもいうのだろうか? いや、伝説の通りなら八郎太郎は田沢湖にいるので子孫もそっちにいそうだが……果たして?

    下の写真は八郎太郎出生の地から大湯ストーンサークル館に戻る途中で、通学路とかに使えそうだったので撮った写真。緑が綺麗だなぁ~

    で、大湯ストーンサークル館に戻ってきたのは 7:50。まだ一時間以上ある。というわけで飲み物を買いに近くのコンビニへ。するとこれまた景色のいい開けた場所に出たので写真を撮った。場所はこの辺。で、この坂の下を農業用水なのかなぁ? 小さな水路があったのでそっちもなんとなく写真に収めてみた。小さな水路とは言うものの水量は豊富だしこれだけの水量だと、落ちたら一気に流されてしまいそうではあった。

    それでもまだ時間がある。というわけでさらに Google Map とにらめっこしていると田道陣没地とされる神社猿賀神社)があったので行ってみる。しかし田道は上毛野とついているということは、本人も蝦夷だったのではないかと思いつつ……まぁ群馬県栃木県は早くから大和王権側についていたようなので、別に矛盾はないのだが……。

    ところで説明書きの札が↑の八郎太郎出生の地と同じような感じなので、鹿角市か秋田県が設置したのかねぇ??

    さて、ようやく大湯ストーンサークル館、開館である。
    中には縄文時代をメインに据えた様々な展示と、土器の製作体験なんかがある。単純に写真を送っていくだけで展示物の内容は把握できると思う。個人的に面白かったのは、縄文という名前のある、縄とそれによって出来る土器の模様。楽しいというか、当時の人たちも考えるの楽しかったんじゃなかろうか。












    そして、個人的には一番見たかったストーンサークル。
    周囲の景色(道路や木など)は変わってしまったが、地形はほぼ変わっていないはずで、この場所の空気を感じるとことは数千年後である今でも意味はあるとなんとなく思っている。ただ個人的にこの場所が生活の場所であったのかどうかは少し疑問が残る。祭儀の場所ではあったようだが。
    大湯ストーンサークル館は実はちょうど丘の上に建っていて、東西と大湯温泉のある北側は標高が下がっている。西側には大湯川が流れていて、おそらく集落そのものはそっちにあったのではないかとなんとなく感じている。集落から見ると(見上げると)、この大湯ストーンサークル館のある場所が高台になっていて、祭儀をするにはちょうど良い場所だったのではなかろうか?

    現状、世に出ておるボクの作品で、この時代(縄文時代)から日本にいたのは黒翼熾永ぐらいなものなのだが、連綿と続く人間の営みをイモータルなりにどう捉えていたのかを考える良い機会にはなったと思う。

    さて、ここではもう一つ小さな事件があった。
    昨日の日記ツクツクボウシの鳴き声を録音するのは 8 年越しだと書いた。なぜ 8 年もかかったかというと、8 年前に南相馬でツクツクボウシだらけの鳴き声を聞いたとき、「ああ、沿岸部はツクツクボウシなんだな」と思ってしまったからである。つまり東北地方は全体的にツクツクボウシが優勢という思考にはならなかったわけだ。

    なのでツクツクボウシの声を録ろうと思ったら、東北地方の太平洋側に行かないとなぁとずっと思い込んでいたのだ。
    だからその後何度も東北に行っているにもかかわらず、ツクツクボウシの声を録音しようとは思ってもなかったし、また、セミの声に耳を傾けることもなかった。

    だが、この大湯ストーンサークル館の林で鳴いていたセミは、ツクツクボウシだったのである!
    マジかwww
    そして一番良質な音がとれたのである(汗
    その音が↓だ。

    つまり何が言いたいかというと……南相馬に行く意味はほとんどなかったのであった……orz

    というわけで、今回の旅行の目的はすべて果たした。
    時刻は 10:00。これから、東北を縦断しながら 12 時間以上かけて東京に戻ることにする。