1/2 summer+ 、発売されました

summer_all
PSP 版 1/2 summer 、発売されました。
『紗乃末璃』というキャラのシナリオを担当しています。その他、色々。
裏話など書きたいことはたくさんありますが、怒られるので、とりあえず報告まで。

ただこの『紗乃末璃』ルートでこの作品の総括は出来たのかなと思いつつ、肝心の『クロハ』もとい『黒翼』については、謎のままです(ぉ。個人的に気になるのは、イチャラブの部分でしょうか……。ちゃんと出来ているか、不安ではあります。
何はともあれ、機会があればプレイしてみてくださいませ。ただ『紗乃末璃』はちょっと出現フラグが面倒かもしれませんが……(汗)。

ただ、twitter などの反応から察するに、やはりボクに求められているのはこの手のものではないのだなぁと感じました。まぁ、当たり前ですかね……でも最近は「暗い話に見えそう」と判断されただけでまったく買われないそうで、増々ボクの生きる道が閉ざされているような気がします(爆)。

今頃なんで気付いた『½』(ゲームのタイトルの話

すっごいどうでもイイ話をうだうだと。 1/2 summer っていうゲームがあるんだけど、コレのタイトルを考えたのはボクなのね。「ワンサイド」という読みは原画家さん。ボクは別に「にぶんのいちサマー」でもいいかなぁなんて思ってたんだけどね。ただこのタイトルで問題なのはファイル名を作れないこと。Windows では半角 / が使えない。だからずっとファイル名やフォルダ名は summer ってつけてた。 で、今頃になってさ「½」「⅓」「¼」っていうフォントがあることを思い出した。 くそー、なんでもっと早く思い出していなかったのだ。 ½summer ってフォルダつくればよかったじゃん!

まぁそれでも解決しないこともあるんだけどね。それは、URI 。これは 2 バイト系文字は使えないので、結局こっちは summer って使ってた。

でね、思ったんだけど、タイトルってさ、「文字」を使うじゃない? もういい加減もう文字に拘る必要はないんじゃないかなと思っている。「☠」とかw 「☄」とかw Unicode は面白くて、特殊文字がけっこうある。

タイトルってさ、実はボクは自分の企画の場合すぐ決まるのよ。ところが、そこから先が大変。他のスタッフから気に入らないと言われたり、流通からは気に入らないといわれたり。でも、名は体を表すのごとく、企画者であるボクはそのものズバリのタイトルをつけたつもりなんだけど、なかなかそこは理解されづらい。 結局タイトルが決まるのに何ヶ月もかかることがある。今ボクが担当しているゲームも、タイトル自体は年始に考えついていたのだけれど、結局あれやこれやとあって決まったのは 6 月という、半年もかかっていたりする(汗)。他の会社がどうやってタイトルを決めているのか、ちょっと気になるなぁなんて思った。

違法ダウンロード、キタ────!

発端は 7/1 の glace.me サーバのログがおかしいことだった。どうおかしいかというと、特に新しい更新ぶつも何もないのに、1 日 15,000 ユニーク IP 来ていたからだ。ハテ? どっかのニュースサイトに載ったのかなぁ?と思いながら、Referer を調べて見ると……。
あ、ちなみに Referer とは glace.me 上のデータがどこのサイトから参照(reference)されたかが記録されている、ログの中の一項目である。HTML に限らず、ブラウザでアクセス出来るすべてのデータはブラウザでアクセスすると、その前はどこのページにいたか記録されるのだ。ただこれはブラウザがサーバに返している情報なので、ブラウザ側で偽装は可能である。例えばセキュリティ対策ソフトではこの Referer を返さないようにできるものもある。
ただ Referer を返さないとちゃんとページを表示しないサイトもあるので要注意だ。fc2 さんや itmedia さんなんかは Referer がちゃんと設定されていないと画像ファイルにアクセス出来なかったりする。

で、ウチに大量にアクセスが増えていた原因は、海賊版の BitTorrent のインデックス・ファイルを配布しているサイトだった……orz しかも 2 サイトもある。その時の twitter の記録は、以下の通り。

この用は違法ダウンロードサイトからオフィシャル・サイトにリンクを張るという神経がよう解らんw 掴まるリスクはないと踏んでいるのかなぁ? ちなみにその後も別のダウンロード・サイトにバナーを貼られ、その時は DDos 攻撃化してしまい、バナーを置いてある dl.glace.me がダウンしかかった。
やっぱり凄いんだな、違法ダインロード・サイトの人気。アフィリを貼っておいたら、きっと笑いが止まらないほど儲かるんだろうな。

ただここでもう一つの希望が。
前に日記にも書いたけれど、「寄付画面」ってやっぱり意味があるんじゃないかなってこと。最低でも英語で「このソフトを無料で手に入れた方へ」とか言うボタンを作っておいて、コピーへの影響を説明し、寄付先及び寄付の方法を記した画面をつけたら寄付をしてくれる人がいるんじゃないだろうか?
まったく無駄じゃないとおもうんだよねー。
もしくは、OVER DRIVE さんがやっていたような amazon の欲しいものリストの公開とかね。

エロゲの買い方

今月、自分のブランドからソフトが出るわけだけれど、世の中のエロゲの買い方とボクが物を買うときの常識がまったく異なるので、記事にしてみたいと思う。まずはボクの買い物をするときの前提情報から。ボクは世間から見れば「オタク」という部類に入るのだけれど、「オタク」の人たちから見たら、オタクとは呼べないらしい。
確かにかつてはコレクター癖があったけれど、今はまったくそんなものはなく、同人誌を始め、膨大に所有していたコレクション類はすべて捨ててしまった。今じゃ漫画も買わないし、エロゲも買わないし(そもそもエロゲは数えるほどしか買ったことがないが)、アニメもまったく見ない。
そもそもボクの興味あることと言えば、最近の数学・物理やテクノロジー、国際情勢・政治、そしてコンピュータである。そしてそれらは「自分の作品」を磨くためにやっているわけだが、自分の作品を作る機会に巡り会えていないって言うか、いや、同人で全然いいんだけど、ここ2 ~ 3 年はまったくもって忙しすぎて何も出来ていない。

って、そんな話はどうでもいい。
そんなボクが買い物をするとき、どうするかというと、そもそも「予約」という考え方がない。何かがほしいと思ったら、その時になって買う。それがたまたままだ発売されていないモノであったら予約を入れることもあるだろうが。そして「特典」というのにまったく興味がない。だいたい趣味のモノってさ、10 年後にはゴミになるんだよね。本とかフィギュアとかまぁなんでもいいけどさ、物質は結局いつかはゴミになる。なのでそもそも「いらない」って考えている。
ただ「データ」ならいいかなって思う。例えばテレカとかさ、B2 タペストリとかさ、あの手のヤツだったらその絵のデータが欲しい。テレカそのものとかタペストリそのものはいらない。だって特典物なんてあんまりお金かけられないから、安い業者に出すし、印刷なんてぼろいし、布だってイマイチだし。そんなのに印刷されたものなんて限界があるわけで、それだったら印刷する前の絵のデータが欲しいよ。Windows の壁紙として表示するほうがよっぽどキレイだしいつまでも色あせないし(ディスプレイは経年劣化するけど、買い換えればいいわけで)。
だからこの手のでもしボクがほしいと思うなら、電子インク式のタペストリーやポスターじゃなかろうか。そうすればそれにデータを与えるだけで好きなポスターになるし、飽きたらデータ変えられるし。

翻って、エロゲはどうか? これは飽くまでも作り手から見た視点でしかないのだけれど、どうやら以下の傾向があるようだ。

  1. 販売本数≒予約本数
  2. 特典物が出そろわないと、予約しない

今のエロゲはほとんどが予約に頼っている。これはほとんどのユーザさんが予約して買うというのもあるが、販売店が在庫を抱えたくないというのもある。前者はともかく、後者の場合、それはエロゲに限ったことではないのか、それともエロゲだけそうなのか知りたいところだ。
次に特典物だが、これは各店舗が用意する特典物だ。たとえばサンタフル☆サマーだとこんな感じ。色んな店舗さん用の特典が有り、各店舗ごとにその内容は違う。これらの絵はメーカーであるボクらが用意するが、製造は各店舗が行う(メーカーが作って、ぜひこれを付けてくださいって店舗に渡すこともあるが)。
5 ~ 6 年前まではこれら特典物の絵というのは、開発からすればかなり後回しだった。それこそマスターアップしたあと一気に作るなんてことをやっていたし、ボクもついそのノリでスケジュールを切ってしまったりしてあとで広報に怒られることがある。でもそれくらい開発はキツキツなのだ。ゲームで使わないデータを作る余裕なんてないのである。
ところが今は予約を開始する時点でこれら特典物の絵が出そろっているのが望ましい。

ここで少し予約の説明を。
エロゲの予約はだいたい発売日の 3 ヶ月前から始まる。ビッグタイトルだと半年前、一年前なんてのもあるけれどおおむね 3 ヶ月前からだ。発売日の 3 ヶ月前なんてもろに開発真っ最中なワケで(なので個人的にはマスターアップしてから広報活動したい。またそういうメーカーもある)、しかも予約開始時にそれらの絵が揃っていなければならないことを考えると、さらにその 1 ヶ月以上前から作り始めていないと行けないわけで……。
ところでこの特典の絵はどうやって決まるかも説明しよう。メーカーはまずリリース情報(発売日やだいたいの内容、キャラの説明など)ってのを問屋さんに送り、問屋さんが各店舗にその情報を伝える。この時に「ヒロイン(キャラ)の情報」ってのも渡してあげて、さらにメインは誰でどれが人気でそうかっていう説明も一緒に付ける。
店舗さんはそれらの情報や過去のそのブランドの売上本数など見た上で、「どういう特典がいいか」ってのを決める。
絵の内容を決める方法がいくつかあるが、おおむね以下の三つ。

  1. 完全にメーカーが作り、店舗さんはその中から選ぶ
  2. 店舗さんにキャラと絵の内容の希望を募る
  3. 使えるキャラとだいたいこんな絵になりますっていうのを見せて、それを元に店舗さんの要望(服をはだけさせてとか、私服じゃなくて制服がいいですとかそういう要望)もある程度入れる。1 と 2 を足したようなやり方

そんなわけで、最早開発と広報活動はすでにがっちり絡み合っており、開発の中に広報素材のためのスケジュールというのも組み込んでいかなければならず、しかも特典物の絵ってゲームの絵より巨大なのが多い。例えばうちのブランドの場合、イベント・シーン用の CG ってのは 3600 x 2400 ドットで彩色しているんだけど、抱き枕は 4252 x 13071 ドットもある。B2 タペストリは DPI によるけれども4252 x 6851 ドット。PSD ファイルは 2GB を越えることもしばしば。原画にも彩色にも非常に手間がかかるのだ。

あぁ、なんか話がそれたな。そもそも今回は開発の話じゃないw
そうそう、予約の話。
要するにボクは「予約しない」「物質としての特典物はいらない」っていう考えの持ち主であるため、エロゲの買われ方があまりにも自分の考えと違うために、どうにも戸惑ってしまっているわけだ。特典物なんて「あ、特典つくんだ、へー」くらいにしか思ってないから、「予約開始までに特典物の絵柄を決めろ」とか言われても、「へっ? あんなもん開発終わってからでいいじゃん」って思ってしまうわけだ。
でも 2ch のエロゲのスレッドとか見ていると、確かに「○○店の絵柄はどうよ」とか「絵柄出そろうまで予約出来ないじゃないか、はよ!」みたいな書き込みは多い。それで二度びっくりですよ。「うへぇ、特典の絵とか気になるのか!」ってのがボクの正直な感想なのである。
まぁ、そんなだから、ボクの作品は売れないのかもしれないけどね(笑)。でもさ、そんな特典物つけるくらいだったら、その労力をゲームの中身につぎ込めよって思う。グッズはグッズで別で作ればいいじゃない。特に特典物なんてかけられる金額が決まってるから、いいものはなかなか作れない。すぐにボロボロになったり色あせたり、そもそも色が悪かったり……。だから絶対に劣化しないデジタル・データならともかく(CG 集とかサントラとか)、やっぱり物質の方はいらないよなぁ。それこそさ、B2 タペストリとか抱き枕カバーとか、A&J さんとかすっげーお高いところに出せるなら、まぁいいのかもしれないけど(それでもいつかはゴミになる)。

まぁ、そんなわけでボクの価値観と世のエロゲ販売の価値観が全然違うので、ボクはまったく口出さないようにしている。解る人に任せる、それが大事。ボクはそこで提示されたことを、開発の責任者としてちゃんとこなせば良い。それがボクの仕事である。

ミラーの力

エロゲには「ミラーサーバ」という文化がある。誰が始めたのか知らないが、体験版やムービーなどの大きなデータは公開時にアクセスが集中すると回線がパンクし、誰も落とせないような状態になってしまう。その転送量は凄まじいもので、1 日で 1000 GB近くにもなる。普通のプロバイダだったら帯域制限どころか、契約を切られてしまうところだ。
そこでそれらを支援しようと、エロゲの体験版などを置いてくれる人たちがいる。これは公式でも何でもなく、有志の人たちで成り立っている(ボクの知る限りでは、だが。どこか流通やメーカーから支援を受けている人もいるかもしれない)。エロゲ・メーカーによっては、自分のサイトには一切置かず、このミラーサーバのみに頼っている所もある。

個人的にはこのミラーサーバに頼るというのが未だに解せない。最も体験版などは公開されているものだから、それを転載するなと言うのは無理な話だし、そもそも広報活動の一環であるから、転載はむしろ歓迎である。ただ、そのミラーサーバに置かれているデータが果たして本物かどうかは、ボク(サイト運営者)は保証出来ない(本家がハッシュなどを公開していれば、改竄されているかどうか解りやすいが)。

今のエロゲ・メーカーは体験版などを公開するとき、これらミラー・サーバをとりまとめてくれる人に連絡を取り、先にデータを渡しておく。そしてしかるべき公開日に公式と合わせてミラーも公開してもらうと言う方法をとっている。
一方ボクは、ミラーさんにはお構いなく、公式で公開してしまう。ミラーはミラーで好きに転載すれば良いというスタンスを取っている。ただそれをやると、公開直後はアクセスが集中し、ミラーさん自身がデータをとれないことがあるため、最近では開発用の回線(こちらの回線はまったく別なのでサイトにお客さんが集中しても影響しない)にミラーさん向けのデータを置き、ミラーさんにはそちらからダウンロードしてもらうようにしている。

話はそれるが、現在ボクが管理しているメーカーのサイトは公式サイトとは別に転送量無制限のダウンロード専用サーバを用意している(関連記事)。かつては、自社で契約しているプロバイダを利用していた。固定 IP を契約して、サーバを立て、メーカーのサイトもダウンロードもそして開発も全部一つの回線だった。ところがコレをやると体験版が公開されたときに回線がまったく使い物にならなくなり、開発にも影響が出るだけでなく、プロバイダからきついお叱りを受ける。
ただし、OCN の法人サービスだけはこれに耐えた(OCN の法人コースは転送量無制限)。

閑話休題。
で、5 月に体験版第一弾をリリースしたのだが、ほぼ二日間、契約帯域である 100Mbps をすべて使い切っていた。訪問者数は初日が 1 万人、二日目が 8,000 人であった。出来たばかりのブランドで、一日平均 2,000 人しか来ていないサイトだったのだが、体験版が出たとたん、5 倍の訪問者数となった(この訪問者数というのはユニーク IP の数である。また、バナー表示のみの IP 含まれていない)。
そしてこのアクセス数の増加は、ミラーサイトでこちらの体験版が転載されてからのことであった。つまり、1 日 2,000 人程度のサイトに、ミラーに体験版が乗ったことで 10,000 人になったワケである。もちろんずっと 1 万人来るわけではない。なんだかんだで、三日目には半分以下の 4,000 人に、四日目は3,000 人と落ち、なんだかんだで 1 週間後に訪問者数は安定してしまった。ただ、安定した数字が 2,500 前後となり、体験版公開前より 500 人ほど増えた。この 500 という数字はおそらくミラーサイトによってうちのブランドを知って、そして気になってくれた人たちなのであろう。

なるほど、どうして他のエロゲ・メーカーはミラー・サイトと協調して体験版を公開するのかようやく解った。ミラー・サイトはそれだけ客を呼び込む力があるわけだ。これは即ち、メーカーのサイトに見に来て情報収集しているわけでなく、単純にミラー・サイトをチェックしているユーザが多いと言うことなのだろう。
そして新たな疑問も湧く。それってつまり、体験版にしか興味がないというと言い過ぎなのだろうが、体験版が出るまでメーカの情報を拾わないユーザがかなりいるのではないだろうかと言うことだ。
うちのサイトの場合、少なくとも体験版後に増えた 500 IP に関しては今まで取りこぼしていたお客さんと言うことになる。これは 500 人とは限らない。毎日来ている人はそんなにいないだろうし、時々来る人もいるってことを考えると、500 人以上増えているのではないかと予想している。

いやー、ミラーの力は凄いなぁ。
けれどやはりこのミラーの文化には違和感をおぼえる。今後はこの取りこぼしていた人たちにいかにして情報を伝えるかが重要になってくるような気がしている。とはいえ、体験版をチェックしている人たちだろうから、体験版でしか釣れないような気もしている。
例えば 1 シーンだけをピックアップしたタイニー体験版みたいなのをたくさん作ったら、彼らは来てくれるんだろうか?
そして気になるのが、実は体験版だけでヌければそれでいいやっていうユーザもいるんじゃないだろうかとも思っている(それはユーザと呼んでいいか迷うがw)。
今後もサーバのログとにらめっこしつつ、いろいろと考えてみたいと思う。
そんなエロゲ・サイト管理者の感想でした。

 

神保町

今日は雑誌社を数社回った。さすが出版社、場所は神保町だ!
実はボクはあまり利用したことがない。昔から神保町というのには憧れていたんだけど、特に行く用事もなく、古本を買うわけでもなく(そもそも、あまり本を読まない)、憧れの場所ではあるものの、まったく縁がなかったのだ。というわけで神保町ですよ、神保町! ワクワク!(マテ

でもあれね、古い建物はもうだいぶないのね。神田は中央線の高架が大正だったか明治だったかのが残っていることもあり、問屋や古本屋などでかなり古い建物が残っているらしいのだが……ボクは見つけることが出来なかった。まぁ、上司や営業と一緒だったし、そんなにあちこちはできない。
あ、でも打ち合わせでつかった「ブラジル」っていう喫茶店が、凄く雰囲気が良かった。ゲームで出したくなる雰囲気。ヒロインたちのたまり場みたいな感じにしたいなーって思ってしまった。そうそう神保町はちょうど今ボクが作っているゲームでも出てくる場所なのだ。今回は秋葉や浅草、神田を出そうと思っている。

ブラジルでは色んなコーヒーがあって、酸味と苦みをグラフ表示してくれていた。
ボクはコスタリカのコーヒーを注文。ブラックのまま飲んだけれど、思ったよりもマイルドで飲みやすかった。ボクは紅茶党で、コーヒーの味はよく解らないのだが、少しはコーヒーのことも解るようになりたいなぁって思っている。

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ロイホのデザート

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ブラジルのメニュー

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店内の様子

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アンティークチック

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おばあちゃんちにあった的な

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神保町すずらん通り

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古本屋のメッカらしい

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一見、普通の商店街

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すずらん通り

video タグを使う

ブランドの Youtube のアカウントが、BAN さてたことは以前に書いたが、その後、ずっとブランドの動画公開ページは、ストリーミング再生が出来ない状態が続いていた。
さてどうしようか。
最初  Flash でストリーミングするものを作ってみたのだが、どうも勝手に再生されてしまう。 いろいろとネットを徘徊して、自動再生を OFF にする方法をみつけたのでそれを設定してみたんだが、やはり勝手に再生されてしまう。うーん、こまった、どうしようかなと思って最終手段を使うことにした。
それは HTML5 で規定された video タグである。ただこれを使うと、IE は 10 以降じゃないと再生されない(と思う)。Chrome や Firefox はそもそも勝手に最新になるので、気にすることはないだろう。 というわけで、このサイトでも貼ってみた(ぁ

ただよく解らないのが、WordPress で video タグを使うと、勝手に Flash のコードが挿入されちゃうのよね。なんだこれ?? 仕方がないので、HTML を直書きして公開(保存)ボタンを押している。勝手なことするなっちゅーの!
で、video タグ。上のデータは MP4(中身は h264)と webm の二種類を指定してある。Firefox や Google Chrome は webm を見に行くはず。そして IE10 だと MP4 を読みに行く。
コーデックの他に違いがあって、MP4 は 560×312 ドットに対し、webm はそのまんま 1280×720 ドットになってしまっている。これは webm の無料のコンバータがリサイズに対応しておらず、ソースをそのままコンバートすることしか出来ないからだ。わざわざリサイズのデータを作ってからそれを webm のコンバータに流すのもめんどくさいなぁと。だって、可逆データなんだもん。14GB くらいあるんですぜ。

で、他にも試してみたのが、背景の動画再生。 これがけっこう簡単にできてしまった。古いマシンだと重いけど(ぁ。ただ z-index 必須だなぁ。今回のサイトは z-index はまったく指定していないので、ボタン類だけが表に来てあとはみんな後ろに行ってしまった。

それにしても HTML5 は色々と便利だね。確かに少しの手間でけっこう手の込んだことができるようになっている。ちょっと前に嘆いていた更新もだいぶ片手間にできるようになって来たし……慣れって恐ろしいなぁ。