竜と鳴子温泉

ボクは爬虫類は嫌いだが恐竜は幼少の頃から好きだ。
同時にファンタジー世界での竜が好きだ。特に西洋竜が好きだ。東洋の蛇型も、まぁそこそこ好きだ。
翼をください」や「1/2 summer」で使われている世界には当然、西洋竜もいる。ただ多くは寿命を迎えたり、人間に退治されてしまって、数えるほどしか残っていない。また、人間世界で生きていくために大概はポリモーフ(変身)している。1/2 summer でも主人公やヒロインは龍(東洋龍)だ。

ところで聖書の冒頭、有名な人間が蛇にそそのかされて知恵の実(リンゴでではないことに注意)を食べてしまうシーン。
あのあと人間をそそのかした蛇は神の怒りを買って地を這うもととなったと書いてある。つまり蛇はかつては今の形状ではなかったのだろう。空も飛べたのかもしれない。この記述から蛇を竜と結びつける考えは昔からあったようで、ルシファは竜、特にブルードラゴンに象徴されたりする。

ただ、進化論的に考えると爬虫類は哺乳類よりも古いため、果たして竜が人間より優れるというのはいささか無理があるのではと思う気持ちもある。これももう少し深掘りすれば、かつて世界に繁栄していた竜(龍)は生存競争で哺乳類に負け、その座を譲ったと解釈することも出来る。残っている竜(龍)は聡明で個体として優れた者だけが残っている、みたいな。

もっとも恐竜を爬虫類に分類するのはすでに時代遅れで、鳥類に分類すべきだという論が今では一般になりつつあるが。

などと竜にまつわる話を真面目に語ってしまったが、今日は健康診断があった。
お盆休みに健康診断入れるとか会社もヒドいな、何考えてるんだ。と思いつつ、別に何か予定が入っていたわけでもないので、行く。もちろん本音を言えば予定は入れたかったが……どうせどこに行っても人で一杯だろうという思いが先立ち、予定を入れるのをためらっているウチにお盆休みが来てしまい、健康診断の日付もずらすことが出来なくなってしまっていたのだ。

健康診断を受けた場所は大門(JR なら浜松町)。かつてはこの近くのに毎日通っていたのだが、今ではテレワークになってしまい、全く来なくなってしまったので気分はお登りさんだ(笑)。せっかくなので健康診断が終わったらすぐに帰らずにお昼ご飯を食べた。それが↑のツイートだ。
THANK は以前にも一度来たことがある。とても上品で美味しいお店だ。以前はロボットが置いてあって、顔認識して、常連さんなら自動的に割引みたいなことをやってたんだけど、今日はそのロボットはいなかった。なんでだろ。凄くいいアイデアだと思ったのになぁ。サービス券いらないしさ。
まぁでも美味しかった。
ただ下の二枚目の写真の存在は謎だった(汗)。チーズがかかったご飯……イマイチ、美味しさを感じるポイントがよくわからなかったよ??

健康診断も昼食(ボクにとっては朝食)も済ませたら、車を北に向けた。
今日から鳴子温泉に取材しに行くのだ。予定では二泊三日だ。以下はその計画書。もちろん実際の旅はこの通りに行ったわけではない。

芝は首都高の入り口も近くにあるのですぐさま乗って北上。芝を出たのは 15:21 らしい。そしてちょっと小腹が空いた時のために安達太良サービスエリアでトイレ休憩。ここには美味しいパン屋があるのだ! って思ったら…… 18:30 で閉店。トイレより先に寄ってたら間に合ってたかもしれん……。のんびり写真撮ってる場合じゃねーってorz

それからちょっと蔵王温泉に寄って、お風呂! 初日から硫黄の温泉に入ることが出来た! うれしい!
初日から硫黄臭をプンプンさせながら東北入りですよ!<ヲイ
遅くまで日帰り入浴をやってくれている善七さんに感謝。

さぁ、晩ご飯だ! せっかく山形県にいるのだがら、鳥中華の本場を食べたい!! しかし時間はすでに 21 時www
急ぎ国道 13 号を北上。電話してラストオーダーを確認すると 21:30 とのことだったのだが、別に過ぎてもかまわんというお答えをいただく。
というわけで『水車生そば』(公式サイト)で鳥中華をいただく。入ったらお客さんがまだたくさんいた! よかった……。最初さ、個人でやってるような小さなお店を想像してたんだよね。だから待たせてたら悪いなと思ったら……宴会場なんかもある大きなお店で、お客さんたくさんいるしボクが入った後からもどんどんお客さん来てた。
有名なお店なんだねぇ。

鳥中華、堪能した。ちょっと甘めの返し。かん水麺に負けない濃いめの味でよかった。
かき揚げもサクサク!

というわけで、今日の移動はここまで。明日、鳴子温泉を目指す。
以下のマップが今日の工程。だたルートは必ずしもその通りなのかは自信がない(汗

福島県、東岸探訪

さて、今日は福島県の太平洋側の方に行ってきた。
今回は取材の目的などはなく、ただ単に、ドライブと旅行を兼ねたただの遠出である。

まずは『道の駅伊達の郷りょうぜん』へ。ここが、一番の目的だ。
何を目的に来たかというと「あんぽ柿」である。さらにここにはこのあんぽ柿を使った『プレミアムあんぽ柿』なるものがあるのだ。それを買いに来たw

ただこの道の駅は福島県内でも屈指の来客数を誇る名所らしい。確かに、お客さんすごかったわ。

まずは昼飯を食う。いや、ボクにとっては朝飯だが。

シラスのピザとビーフシチュー。なんでもここのビーフシチューは名物らしい。
が……まぁ初戦はサービスエリア クオリティよね、と個人的には思ったのだがどうか?
シラスのピザはけっこうシラスが自己主張して悪くなかった。というか、道の駅の中ではクオリティは確りしている方だと思う。

で、ショッピングエリアで野菜だのお土産だのいろいろ買って……今日の目的はこれで達成されてしまったw

まぁでもせっかく太平洋側に来たので、太平洋の見渡せる温泉に行く。
天神岬温泉しおかぜ荘』。
確かに太平洋を一望できて気持ちよかったのだが……柵が高すぎて、座って入っていると太平洋は見えないという……ちょっと悲しいw

まぁ当然、水平線の写真を撮りたくなるわけで、お風呂から上がった後、海辺まで行ってみた。
この温泉は公園の中にあり、この公園自体が海まで続いているのだ。
で、海岸に着いてから気付いたのだが、あー、そうかここは津波が押し寄せたところか……と今頃気付くというか思い出す(汗)。

太平洋のパノラマ写真は、AI だと左端を合成してくれず……手動で合成したため、汚くなってしまっている。

二枚目の写真で津波がどこまできたのか、比較的解りやすく撮れてると思う。

海を眺めて過ごしたあと、駐車場に向かって歩いていると、なんか神社がありそうな木々があるのが見えた(一枚目の写真)。
ので、車に乗らずにそのまままっすぐ歩いてみると、やはり神社があった。
北田天満宮。名前からすると菅原道真を祭神としているのだろう。

石碑は文字が潰れない程度に大きな画像で用意したが……古いモノはすでに凹凸がよくわからず読めなかった。
だいたいは記念碑と、奉納した人の名前、金額が書かれているようだ。

さて、実は太平洋まで的たのにはもう一つ目的があって、この辺りのカマボコを買うというのがあったのだ。
今いる楢葉町からなんかすると、いわき市になるのだが、そのいわき市ではオリジナルのカマボコが色々作られているのだ。具体的にはデザートみたいなヤツとか、チーズを使ったものとか。
公式サイトに

ところが、はかったかのように、月曜日が定休日wwww
マジか……祝日だからやってるかなと思って電話してみたんだけど、ぜんぜん出ないwww
ショック……。

仕方がないので硫黄の温泉に行く! いわき市にあるいわき湯本は硫黄泉なのだ。
共同浴場のさはこの湯たっぷり硫黄を吸収
いわき湯本のお湯は硫黄臭はするもののの、色は草津みたいに白くはないのよね。

それから海の幸を食おうと思い、いろいろ検索するもどこも閉まっていた。
電話して確かめたりもしたんだけど……時間は 20 時頃だったかなぁ……。
温泉街だから 23 時までやってるお店とかもあるんだけど、やっぱりコロナ禍の影響がまだまだ響いているのか、どこも 20 時頃には閉めてしまうようだ。あと月曜日っていうのがここでも利いてしまっているようだ。そもそも休みなんですけどっていうお店も多かった。

で、結局、いわきのはま寿司に行くという……なにこの敗北感……orz

というわけで今回の旅行は、後半は大敗北を喫してしまった(カマボコと晩ご飯)。まさかグルメでここまで大敗するとは。

がーん、だな©井之頭五郎

東京に戻ってきてから、ガソリンがほぼなくなるw
744km 走って残り 8L だったので、848km は走る計算になる。前に乗っていた 3.5L ガソリン車は遠出をすると 655km 走ることが解っている。それを考えると、遠出ではハイブリッド車のアドバンテージは…… 30% ほどかー。ちなみにこれが 23 区内とかだと 8 割とかになる。ハイブリッド車はほんとに街乗り用なんだと実感する。

ちなみに今回の旅の走行距離そのものは 654.7km だった。。

最期の、買ってきたものの写真。
苺のサイダーも道の駅伊達の郷りょうぜんの名物らしい。苺味だと甘ったるいんだろうなと思ったら、わりとすっきりとした味に仕上がっていて、おいしかった。ただ製造が宮城県なのが気になるが。

そして今回の本命であるプレミアムあんぽ柿。
あんぽ柿や干し柿が苦手な人でもクリームや甘さが先に来るので、違和感なく食べられるのではないだろうか?
ボクはあんぽ柿の方が好きかもしれない。
食感も干し柿らしさはあまりなくて、ホントにふわっとしたまんじゅうを食べてるみたい。これはこれで美味しい。

福島にまた桃を買いに行く

8 月中旬になった。
前回、桃を買いに行くのは早すぎたと言われてしまったので、再び桃を買いに福島に行った(ぁ
行った場所は同じである。

まずは朝ご飯兼昼ごはんを食べる。那須塩原でお気に入りの蕎麦屋さん『石心』。
時間はまだ 11 時台だったがすでに満席だった。
このお店は並ぶのは禁止で、席が空く時間を教えてくれるので、その時間までどこかで時間をつぶさなければならない。
待ち時間は 40 分だった。

12:20 頃入店。

メニューは 8 枚目にある写真の通り。他はいっさいない。
写真は 1 ~ 5 枚目が天ぷら盛りそば、6 枚目が高原野菜蕎麦である。ボクは前回は高原野菜蕎麦を食べている。
蕎麦の風味がとても濃いのだが、様々な薬味とともにいただく。5 枚目の小瓶は一味と山椒だったかなぁ……。
ただこれだけの薬味を存分に味わうには、ボクには蕎麦がちょっと少ないかも(汗

とはいえ堪能いたしました。

それから桃を買いに行く。肝心の桃の写真は撮ってないが、大ぶりの大きな桃がちゃんと売っていた。種類も三種類ほど有った。
何箱か買うw
下の写真は道の駅たじまで食べたソフトクリーム。南郷トマト味。意外とトマトが効いてて不味かったwww
いや、ボクが野菜そんなに得意じゃないからだけど(汗)。

ここでも桃は売っていた。前回はなかったのになぁ。

それから塩原湯元温泉大出館で硫黄の温泉にたっぷりつかり、帰路についた。
夕ご飯をどこかで食おうと言うことで、久しぶりに藤岡にある和クォーレに寄った。時間は 18 時頃。
空いてた。よかった~。
明るいときの看板も撮れて良かったw ちゃんと蕎麦屋の藤よしの名前がしっかり見える。

ただ写真から解るとおり、今回は蕎麦は頼まなかった。
二人用の取り分けメニューだったんだけど、前菜もしっかりあって、それでいて二人で 3000 円いかない感じ。
この店はリーズナブルだし味も安定しているし、近くにあったらもっと利用したい店なのよね。

でも、最近、人気ないみたい?? 支店も全部閉めちゃったし……。コロナ禍の影響もあるのかなぁ?

今回の走行距離は 438.9km だった。片道 220km 程度。同乗者有りの日帰りとしては標準的ではなかろうか。
一人だと片道 500km も辞さないんだけど(ぁ
同乗者は座ってるだけでも疲れるからね……やっぱり車だとあまり遠くへはいけないよね。

燃費は燃料計から察するに 13.5km/L 程度ではなかろうか。高速道路メインにしては頑張った方である。高速道路を使うと 14km/L はとてもじゃないが出せない。

福島に桃を買いに行く

今日は久しぶりに旅行に出た。
というのもすでに季節は夏。福島に桃を買いに行くのだ。
この日記にはほとんど出てきてないのだが、311 の大震災が起きる前、ほぼ毎年、福島に桃を買いに行っていた。ちなみに秋はきのこを同じく福島に買いに行っていた。それが 311 以降、何故か疎遠になっていたというか何というか……なんか買いに行ってなかったのよね。別に放射能を気にしていたりはしていない。福島産の野菜とか普通に買ってるし。

下の写真は家の近くを飛んでいたインコ。なんか最近、日本で野生化しているらしい。
ボクはてっきり飼われてたものが逃げてきたのかと思ったのだが……(もちろんその可能性もある)。

途中、久喜に寄って同乗者を拾う。

目指すは福島県と言ってもだいぶ南の方で、下郷町の辺りだ。ほとんど栃木県との県境に近い。その下郷町から太平洋側へと伸びる国道 289 号線沿いに露店売りと言えばいいんだろうか、季節になると道沿いに店ができるのだ。なので具体的に店の名前があってそのウェブサイトとかがあるわけではない(と思う)。

ただ一応敵情視察ということで、目的の露店売りがある手前の道の駅に入る。するとそこでも桃は売っていた。ただ、ボクが毎年買っていた桃と較べるとかなり小ぶりに見える。そして安い。一箱 1000 円とか。あれ~? 確か 3000 円とかしてたはずだけどなぁ。

念のため道の駅で一箱買い、それから目的の場所に向かっていると露店が一件あったので入ってみた。
ところが桃はない。
そこでお店の人に聞いてみると、時期が早いという。

え!?

8 月の中旬だよ! って言われた……。今欲しければ、太平洋側の方に行かないと、とも言われた。

マジか!!!

というわけで、時期が早かったらしい。あれー? そうだったかなぁ。10 年も来ないと忘れてるもんだね。

仕方がないのでさらに西進していると、農協があったのでそこにも寄ってみる。一応桃は売っていたが、道の駅で買ったのと同じ小ぶりなヤツがメインだった。大きめのもあったんだけど、ほとんど売り切れ。そっかー。
下の写真はその農協で売ってたみかん。福島でもみかん作ってるのかw

さて、目的は果たせなかったがとりあえず小ぶりの桃二箱は手に入れた。
写真撮ってないけどwww
そして 6/8 に買ったクーラーボックスがさっそく大活躍だ。しかも保冷剤も冷やしたヤツが道の駅で売っていたのだ。
さらに買ってきた桃は周囲に好評だった。普通に甘くて美味い。そして大きさが小ぶりだったので一人で一個サクッと食えるということで、配った人たちには大好評のウチになくなってしまった。というわけで桃を買うということ自体は成功だったようだ。

というわけで午前中のウチに目的を果たしてしまったわけだが……まぁせっかく福島まで来たんだしということでそのまま北西に進んで、5 月にも行った大内宿へ。
同乗者の性能のいいカメラで資料写真を撮る。
しかし人がやばい。ボクが行ったとき、人なんてほとんどいなかったのに(それでも第一駐車場はほぼ満車だった)、今日は第二駐車場まで満車で第三駐車場も半分以上埋まってた。すげー! こんな人気の場所なのか……。実際、大内宿内もかなりの人! お昼時ってこともあったんだけど、蕎麦屋さんもどこも満席、並びが出るほどだった。

すげー……。

そんな中でも比較的空いている『玉屋』というところでお昼ご飯を食べた。
ここでちょっとしたハプニングが。お店に入った時に、お蕎麦の食べ方を教えてくれるのね。葱が一本入ってるから、その葱を箸代わりに使って食えと。まぁそれはボクも 5 月に来てるから知ってる。
で、実際に蕎麦が運ばれてくると、箸がない。

マジか、5 月に入った店は箸も出てきたのだが……こっちの店は本格的なんだな。葱で食うことしか赦してくれないんだな、とボクらは思った。
が、同乗者が恐る恐る「お箸はないんですか?」と尋ねてみると、お店の人が大爆笑。
ただ単に出し忘れただけだったw

こちらは饅頭の天ぷらはなかった。
あと相変わらずとち餅がデカい……。

サイダーの写真は、会津磐梯サイダーって言うから買ってみたものの、製造は埼玉県小鹿野町っていうね……磐梯山関係ねー。

下の写真は大内宿の様子。上の段が今日のもので、下の段は比較のために 5 月に撮ったもの。
あれね、人がいっぱいいたはずなんだけど、こうやって写真に撮ってみるとわりとまばらっていう(汗)。
緑が 5 月の時よりもさらに深く・濃くなってた。


それから温泉に入りに行く。空気中の硫化水素が高すぎて、電化製品が一年で壊れてしまうと言う、塩原温泉湯元へ。
前回大出館に行ったんだけど、ここはコロナ禍対策で日帰りは 16 時までだったため、元泉館という所へ。こちらは 19 時まで日帰りをやっている。湯質はほぼ同じだ。

下の一枚目の写真が、元泉館から大出館を見上げたところだ。つまりあの上にある建物に前回は行った。
二枚目の写真が元泉館の脇を流れる川なのだが……橋が掛けてあったようだ(汗
三枚目は前回の写真で、大出館から元泉館を見下ろしたものである。

というわけで、本日の旅行終わり(ぁ

久喜に戻って晩飯食べた。安定のベルパロッソ
同乗者は二枚目のタラマヨのフライド ポテトがお気に入り。タラマヨがね、とても高級なのだ。
ピザはオルトナーラ(菜園風→つまり野菜をイロイロ載せて焼いたピザ)、パスタはボンゴレとなんだったかなぁ、豚肉を使ったクリーム ソースのスパゲティ。クドいかなと思ったんだけど、クリーム ソースが思ったよりもなめらかでクドくなくて美味しかった~。ここは何を頼んでも美味しいね。

下の SS は昨日(7/23)のことなんだけど、台風 8 号が発生したときのもの。
8 号は太平洋のかなり東の方に湧いているので、東京に直撃されるとやだなぁ……。
今夏は台風、どれだけ発生するのか気になるところである。

新緑ドライブ

大内宿で飯も写真もとったので、ほぼ目的は達成した。
あとはドライブと温泉である。なのであとはひたすら走る旅となる。

コースは大内宿から県道 131 号県道 346 号国道 400 号国道 292 号を通って新潟県魚沼市の中心街、小出に到達するというもの。途中、温泉に入れるといいなと画策している。
実は R292 は雪路を走ろうと 6 年前に行って冬期通行止めで行けなかった経緯がある。
今回はその反対側、会津側から新潟に抜ける形になる。
コース的には右上の A ~ 左上の E の行程になる。ちなみに県道 346 号線はかつては国道 400 号だったらしい(?)。

まずはその前に、大内宿までの道のりを動画で紹介。
東北道白河インターで降りて、国道 289 号を使い、東北地方のど真ん中を貫く国道 121 号線へ向かう。
121 号線に出たらちょっとだけ北上して、今度は大内宿へと向かう県道 329 号に入ると大内宿へと至る。
新緑エリアは動画の 5’24” あたりから始まる。

R121 にぶつかるのは 19’41” あたり、大内宿へと伸びる県道 329 号に入るのは 24’38” 辺りでここからも新緑エリアとなる。

大内宿を出て、県道 131, 346 号は集落もほとんどなく、新緑の中をひたすら進む感じ。
国道 400 号に入ってからは山道を抜けると集落、山道を抜けると集落、もしくは川を渡ると集落のくり返しになる。
景色はひたすらのどか。
動画はぼけーっと眺めてられると思うがどうか(汗)。

温泉は湯倉温泉の共同浴場を目指した。
ここのお湯は濁り湯で硫酸塩泉。かなり期待していたんだけど、残念ながら新型コロナ対策で町外の人は入浴禁止だった。残念。

まぁでもそんなことは想定済みで、もう一カ所、温泉の候補地は決めていた。
次に向かったのが大塩温泉の共同浴場。泉質はほぼ同じだ。
ここはなんといっても景色がいい! 只見川を見ながら温泉につかれる。

そして、こちらは県外の人も入浴可。人もまったくおらず、貸切状態だった。
途中、一人入って来られたが、湯船は二つあるので別れて入って接触することも避けられたと思う。

ジュースの写真は最近見るようになった Skal のマンゴー味。お風呂上がりに飲んだ。
甘ったるいのを予想していたのだが、以外にも飲みやすかったw

心地よいお風呂の後は、またひたすら走る。
地図でいうところの上の C から左の E まで。
只見川と只見線と併走して新潟県へと向かう。
13’40” 辺りで田子倉ダムが見えてくる。その向こうにそびえる山はおそらく毛猛山だと思われる。あの山を越えると、新潟県である。しかし 1500m ほどの山なのだが、また雪が消えてないのは驚いた。もう 6 月になろうとしているというのに。

15’30” くらいから峠道が始まる。これは 35’16” くらいまで続き、36’00” で道の駅いりひろせに入る。
さすがにお腹空いてきた。時間は 16:30。でもこの道の駅が外れだった。ぜんぜん努力しない系の道の駅でしかも何もかもが高い。う~む……。
動画では全然解らないんだけど、駐車場の向こうには鏡ヶ池という池がありその池畔にはレストランもあるのだがやってなかった。仕方がないのでテキトーに運転しながらでもつまめるものを買う(汗)。三枚目の写真がそれだ。まぁでもたまねぎスナック、うまかった。

ここからは山道はほとんどなく、のどかな田舎とその集落が連続して続いて小出に到達する。
交差点も建物も多い場所、久しぶりw
この小出を抜けてちょっと行くと目的の温泉『見晴らしの湯 こまみ』がある。
ところがこちらの温泉の新型コロナ対策は湯倉温泉よりも強いものだった。非常事態宣言が出ている都道府県の入浴お断りだった。そっかー。こちらはスーパー銭湯形式で大きな施設だったからイケると思って事前に調べていなかったのだ(汗)。

というわけで魚沼でお風呂に入るのは諦め、このまま帰り途中にある越後湯沢で温泉に入ることにした。
ついでに晩御飯も越後湯沢でへぎそば食べよう。今日は蕎麦づくしだなんて思い、小出インターから関越自動車道に乗り、湯沢温泉の共同浴場『山ノ湯』でひとっ風呂。
いやー、堪能堪能。

ただ、先にお風呂に入ったのが良くなかった。お風呂から出たのは 19 時。ボク的には越後湯沢駅の中に蕎麦屋が何軒か入っているのを知っており、さすがに駅の中は 20 時までやっていると思っていたのだ。ところが……ぜ~んぶ閉まってたorz。
マジかー。
お土産店も全部しまってた。
何時に閉まったのかはよく解らなかったが、なんか 17 か 18 時には閉まってしまった様子だ。

唯一、駅内のファミリーマートが開いていたので、そこで新潟土産を買う。いちおう新潟県にもお金を落としましたよ、ということで(汗)。

晩御飯にもありつけなかったので途中、赤城高原サービスエリアでなんか食べようと思ったら、こちらも飲食関係は 19:30 でオーダーストップ。20 時までには建物に入れたんだけどねぇ……。そんなわけでパンとアイスが晩御飯代わり。
今回、ごはんに成功したのは朝だけだったなぁ……。

まぁでも大内宿の取材と新緑の中をドライブ、そして温泉に二箇所以上入るというメインの目的は達成できたので、トータルとしてはまずまずではなかろうか。相変わらずの日帰り弾丸旅行w 最近、こればっかりだなぁ。泊まる旅行って去年の舞鶴旅行以降出来てない気がする。
もっともそれはコロナ禍のせいでもあるのだが……。

今回の走行距離は 618.2km であった。給油はまったくせず、燃料計は残り 3 目盛り。山道や高速道路がメインだったにしては悪くない燃費ではなかろうか。月末の燃費報告が楽しみである。

一番最後にあるチケットの写真は大内宿の駐車場のチケットだ。
あと YouTube に上げた動画も以下からダウンロードできるようにしてみた。こちらのほうが圧倒的に画質が綺麗なので、よろしかったら是非。

新緑の大内宿

今日は有休をとってふらりと旅に出た。
5/5 に引き続き、今月二回目の旅行。といっても、人がいないところを狙って現地に金を落として帰るという作戦である。
今日の目的地は大内宿と言うところだ。
県で言うと福島県の南、会津若松のちょい南西に位置する。
出掛ける前にこのコロナ禍でも全店舗休まずにやっていることも確認。また、大内宿は 17 時には閉まるので、20 時の時短要請も関係ない。

資料写真を撮るという目的もあったのだが、別にここ大内宿を題材とした企画やアイデアがあるわけではない。
単純にかやぶき屋根の家と町並みが撮れるっていうぐらい。

それよりも大内宿を選んだ理由は、まずは東京から近いこと(250km くらい)、そして幼少の頃に来たことがあり朧気に景色を憶えていたこと、さらに 9 年前に行きそびれたのが何となく心に引っかかっていたことなどがあげられる。

というわけで今日の道程は以下の通り。大内宿の位置は F の上に A が重なっているところの A の場所(黄色○の A)。

7:30 頃出発。まずは給油。トリップ メータもリセット。
それから外環自動車道東北自動車道白河インターを目指す。と言いたいところだっただが、上の地図をみても解る通り、外環自動車道が大渋滞中。そこで関越自動車道鶴ヶ島ジャンクションまで行き、そこから圏央道久喜白岡ジャンクションから東北道に乗るというルートに切り替えた。

このお陰で 10 ~ 10 分ほど多く時間がかかってしまった。

大内宿に着いたのは 10:55。
第一駐車場にはけっこう車が停まっていた。えー、平日なのに? 第二・第三駐車場はそもそも開放されていなかった。
う~ん、人気なんだなぁ……。
と思いつつも大内宿に入ってみると、基本的に人影はほとんどないw
よかった、人に出会わない旅にはなっているようだ。

下の写真は第一駐車場から大内宿に入り、数百メートル入った地点までの情景。
いや~、イイ景色だね。こういう景色が通学路のエロゲ作りたいね。まぁ、いろはが近いんだけど、あれは妖怪要素が強すぎて学園要素がほとんどないからなぁ~。

まずは朝兼昼ごはんを食べる。
大内宿名物『高遠そば』、別名ねぎそばを食べに行く。こちらも行きたい店はすでにチェックしてあって『三澤屋』というお店だ。お昼時だというのにお客さんはボクともう一組しかいなかった。

天ぷら蕎麦を注文。
どんなお蕎麦かは、写真を見てもらった方がいいとおもう。どーんと葱が一本蕎麦に載っているw
箸を使わずにこの葱で食べるのが本来の食べ方なのだが、やはり食べにくいことに変わりはなく(汗)、結局箸で食べてしまった。

蕎麦は田舎蕎麦形式、少し舌触りに粉っぽさを感じるが蕎麦の風味もしっかりと聞いたお蕎麦だった。
かえしは東京寄りも甘めが少ないが、かといって出汁のしつこさもなくバランスがよいと思った。そしてそば湯がとろっとろ。かえしで割らずに直接飲んでも美味しい。

もう一つ特徴的だったのが天ぷら。なんと、饅頭が揚げてある(9 枚目の写真)。
え……これはしつこいんじゃ……って思ったんだけど、わりとさっくりとしていて、中のあんこも温度が高いせいかねばっこさとしつこさを余り感じることなく食べることができた。こんなのも天ぷらになるんだなぁ。

ただデザートにとち餅を選んだのは間違いだった。饅頭と味の位置づけ的に同じだった(汗)。
そして腹にたまるw

それから資料写真を撮るべく、大内宿内を散策した。
お土産も色々買った。現地にお金を落とすのが目的でもあるからだ。
こうして巡ってみると、白川郷内子とは建物の作りや雰囲気がまったく違う事に気付かされる。同じように見える茅葺きの家でも、場所場所で違うものなんだなぁ。

下の写真は三澤屋(この蕎麦屋はわりと大内宿の入り口付近にある)から大内宿の真ん中辺りまで。

上の写真の鳥居に誘われて、メインストリートから逸れてしまったのだが、社殿が見当たらず学校(江川小学校大内分校)に出てしまった。雰囲気からして、この学校はすでに廃校になっていると思われる(Google Mapにも表記がないし)。
この時のボクの観察力が足りなくて、社殿は一枚目の写真をそのまま真っ直ぐ進んて左手の方にあったらしい(高倉神社)のだが、見付けられなかった。

それから学校の脇を通って北上すると、大内宿のメインストリートの最北端に出ることが出来た。
最北端は山が始まっており、おそらくこの大内宿の人たちにとってのなんて言うんだろうね総社と言うべき祭儀施設が固まって存在している。いわゆるお寺に神社にお墓だ。五つほどの社寺が置かれているようだった。

10 ~ 13 枚目の写真はそこから見下ろした大内宿のメインストリートである。
人がまったくいないのがよく解ると思う。

なかなかいい写真が撮れた。

最後に大内宿のいわゆる本陣(大名など地位のある人が泊まるための宿)が公開されていたので、中の様子をも撮ってきた。これも背景資料に充分役立つものが撮れたと思う。

かやぶき屋根を維持するために囲炉裏が使われており、雰囲気もイイ感じだ。
こうやって囲炉裏を使っていると、茅葺きは 20 年も 30 年も持つらしいのだが、他の家屋ではどうしているのだろうか? 当時は合理的な屋根だったが、電気・ガスの今の時代では維持はなかなか大変そうだ。

いやー、それにしても張りや天井の黒さがいいですなぁ。

最後に周辺の景色や花々などを。
ほんと、のどか。
こう言うところに暮らしてみたいと思わんでもないのだが……はてさて、文明の利器に脳を冒されたボクが暮らせるかというと難しい気もしている。とはいえ、なきゃないで自分でなんでも見付けるのではとも思っている。
最後は駐車場の様子で、第一駐車場はだいたい埋まっているのだが、コレだけ埋まっていても町の中にはほとんど人はいないので、うまく分散されているのだろう。

というわけで、大内宿の滞在は二時間ほど。
このあとは旅行の第二の目的である、ドライブに興ずる。この大内宿から新潟県の小出(魚沼)に抜けるのである。
そちらはドラレコの動画も交えて、別記事にまとめてある

またまた会津行き

10/29 に故障箇所をチェックした PC を直しに、会津に行った。
電源を交換し、ビデオカードを抜いてオンボードに切り替えた。とりあえずの応急処置である。さらにネットの設定もする。フレッツを契約していたのだがプロバイダとは契約してないとのことで、プロバイダとオンラインで契約。
さらに無線 LAN 親機が転がっていたので、それも設定する。

独り暮らしなので、ネットがあるとずいぶんと生活も華やかになろう。
情報も色々入手できるし。

ビデオカードがマザーボードので非力なので、中古でなんかテキトーなのを買ってくるかなどと思い、この日は終了。

帰りはちょっとだけ遊んで帰ることにした。
ルートは R121R289白河 I.C. から高速に乗った。

途中、路面が凍結している場所が何カ所かあった。標高はちょっと解らない。
ツイートでは気温 -4 ℃だったが、このあとさらに -5 ℃になった。
福島県、なんだかんだ言って東北地方である。

写真は最初の三枚が不味くておなじみ(ヲイ)、羽生パーキングエリアのソースカツ丼とうどんのセット。
次が R289 上での凍結部分と -5 ℃の写真。
最後の二枚が白河 I.C. 手前で給油したついでにとった夕食。 吉野家の牛すき定食である。