ボクはバイトを除くとゲーム業界でしか仕事したことがない。ので他の業界の事というのはよくわからないのだけれど、いわゆる「自分がやりたい仕事だから、給料なんて安くていい」という部類の仕事だとは思っている。この手の仕事は、アニメ業界、漫画業界、芸能界なんかが上げられるんじゃないだろうか?
で、以下の動画はお笑い業界の話。
お笑いの世界の給料の構造ってどうなってるんだろ。音楽・舞台の世界もそうだけど自分でチケットを売るっていう文化があるけど、エロゲでは自分でゲーム売ってこいっていうのはないなぁwhttps://t.co/A76XP5LI4u
— 宇奈月けやき@ネタ考え中! (@UNADUKI_Keyaki) June 21, 2015
週休一日で働いて月給 15 万円。
そればかりか舞台が週 5 日、TV が週 1 本、営業が週 2 本入っていて、月給が 12,000 円。しかもその舞台、チケットが買い取りで、買い取った分を自分で売らないといけない。
他にも 5 時間のラジオ番組の MC で交通費込みで 2000 円。
凄い世界だ! 金額も凄いが、そうまでしてお笑いの世界で頑張りたいという人がいることがすごい。お笑いの人ってこういった修羅の場所を通ってトップに登っていくんだなぁ。
そう考えるとゲーム業界にはここまでガッツのある人は見たことはない。
だが、だからといって上のような給料でいいのかというと、決してそんなことはない。別に給料が低いから新人が育つわけでもないしね。ただ上の給料を聞いてもお笑い業界に入ってくる人が止まらないというのがすごく羨ましい。
それだけ裾野が広いということ。
裾野が広ければ広いほど、天才も入ってくる確率はあがるし、天才だけでなく、努力も必要になるからトップのレベルってのはどんどん上がっていく。
ところで動画には「自分の舞台のチケットを自分で売る」という話が出てくる。ボクの周囲は音楽家が多いのだが、実は音楽家も同じで、自分でチケットを売る(もちろん全部ではないが)。
こういうのがエロゲ業界にはない。たとえば、ゲームがマスターアップしたあと、上司からゲームのパッケージ 20 本渡されて、「これ売ってこい」とは言われない(笑)。なんか別に言われてもいいような気もする(爆)。
ほら、保険屋もさ、就職したらまず家族から入れるって言うじゃない?
それと同じようなことなのかもwww
ちなみにアミューズメント(ゲーセン)の世界では、会社から大量の百円玉を渡され、色んなゲーセンで自社のゲームをプレイしてこいとか言われたりする。それでランキングや稼働率を稼ぐのだ。こちらは自腹を切る必要は無いが、なかなか生々しい話である。
おまけ。ネットで以下の動画が話題となり、白バイ隊員に批判が集まっていた。
が、やはり悪いのはタクシーだと思う。
どんな状態でも止まれなければならないわけだから。だってこれが白バイに限らず、子供が飛び出してきたなんてこともあるわけで。ちゃんと前を見ましょう、車間距離をとりましょうということ。
事故をおこさなかった上で、白バイ警官に「あぶねえだろ、中途半端な動きするんじゃねぇ」の一言くらいは言っていいと思うけどね。ボクもよく、パトカーで道ふさいで職質している警官には、どけろって文句を言うよ(笑)。
まぁその、なんだ、タクシーがアホではあるのだが、同情はするwwwhttps://t.co/lMFOeBJX2z
— 宇奈月けやき@ネタ考え中! (@UNADUKI_Keyaki) June 21, 2015
- 今夜のヘビロテ -> Deep Youre Mind / Kyoto Jazz Massive
Boss of eroge company gave you 20 game packages? Is it OK? How can you keep them in your house? Like a present?
This is an example of being told to go out and sell 20 copies of software that you have created.
In reality, in the eroge industry, they don’t ask you to do that:)
なるほど……蟻地獄に引き込まれるが如く……。
私はそれっきり演劇はやらなくなってしまいました(^^;
私も中学時代やってたのですが、それっきりです。
ただ、作った音響が市の大会で音響効果賞を取ったことがあり、地味に今に繋がっているとは思います。
とはいえ天ノ空レトロスペクトで「上手」と出てきて、どっちだったっけーと迷うほどには忘れているんですがねw
どうもこんばんは。無限スクロールデモ見せてくださってありがとうございました。気がつくと読んじゃっていってしまいました。(だから仕事が進まない。。)
それで、この気持ちわかるーとなりおもわずコメです。
役者と乞食は一度やったら止められないって言葉があるらしいですが、まさにその味を一度舐めてしまった者です。
役者の世界のチケットノルマも凄いですね。
でも一度舞台に立ってしまうと、しかも舞台漬けの日々を過ごしてしまうと、もう派遣の職場には戻れませんでした。実家がちゃんとあるから出来た事ですが。
こちらでは初めましてw
なるほど、舞台に立つことの快感ですか。私は経験がないこともないのですが、幼かったのでまだ自我が弱かったのでしょう。そちらはガッツリ経験したのですね(汗)。
まあ!タマキさん舞台経験がおありなんですか?何に立たれましたか?ちなみに私はオペラ・カルメンの女工です。
私はシェイクスピアのベニスの商人で、シャイロックを演じました。かなり難しかったのだけは憶えています。
う~ん、またひとつタマキさんの謎が深まり。。私は見に来てくれた人全員に、水を得た魚、一番目立ってた、あんたが主役やれば良かったのに、と言われ気を良くしていよいよ人生を大きく曲げました(笑
うーん、エロゲとは「成功すると」が約束されているかどうかの違いが8割な気もします。売れても知れているとなったら、出だしがこの給料ではとてもいい人は入って来ない訳で。
その意味では、エロゲは落ち着く所に落ち着いたと思います。衰退と言われますが、じゃあ2000年台の凄まじいストーリー作る人が溢れていた頃を維持できるのかというと無理だと思います。あの時代はその手のが流行りだったのでみんな読みましたが、あのレベルのストーリーを娯楽で読むのは無理って人は多いです。一度流行りが途切れてしまえば、ストーリーの良さで大きな成功を得ることができなくなりますから、次に続く人が減るのは自然な構図です。今でも調子の良いブランドは、じゃあ自分たちのは何で売れているかというのを良く分かっていると思います。
そんなもんかもしれませんねー。
ただ底辺(?)は死屍累々でなかなかキビシいモノがある。そして順調に見えるメーカーも翌年にはなかったり、底辺近くにいたりと……なかなか。
そうですねー。1つ作品を作るためのお金がかなりかかることもあり、1作外してしまうと色んな意味でフォローが極めて難しいというのは私のように外から見ていてもよく分かります。最近は安全策の安全策として、前作より更に前のヒット作を引っ張りだしてくる例を良く見かけますね。まぁやむを得ないのでしょうが・・・