お笑いの世界の給料ってすごいな

ボクはバイトを除くとゲーム業界でしか仕事したことがない。ので他の業界の事というのはよくわからないのだけれど、いわゆる「自分がやりたい仕事だから、給料なんて安くていい」という部類の仕事だとは思っている。この手の仕事は、アニメ業界、漫画業界、芸能界なんかが上げられるんじゃないだろうか?
で、以下の動画はお笑い業界の話。

週休一日で働いて月給 15 万円。
そればかりか舞台が週 5 日、TV が週 1 本、営業が週 2 本入っていて、月給が 12,000 円。しかもその舞台、チケットが買い取りで、買い取った分を自分で売らないといけない。
他にも 5 時間のラジオ番組の MC で交通費込みで 2000 円。

凄い世界だ! 金額も凄いが、そうまでしてお笑いの世界で頑張りたいという人がいることがすごい。お笑いの人ってこういった修羅の場所を通ってトップに登っていくんだなぁ。
そう考えるとゲーム業界にはここまでガッツのある人は見たことはない。

だが、だからといって上のような給料でいいのかというと、決してそんなことはない。別に給料が低いから新人が育つわけでもないしね。ただ上の給料を聞いてもお笑い業界に入ってくる人が止まらないというのがすごく羨ましい。
それだけ裾野が広いということ。
裾野が広ければ広いほど、天才も入ってくる確率はあがるし、天才だけでなく、努力も必要になるからトップのレベルってのはどんどん上がっていく。

ところで動画には「自分の舞台のチケットを自分で売る」という話が出てくる。ボクの周囲は音楽家が多いのだが、実は音楽家も同じで、自分でチケットを売る(もちろん全部ではないが)。
こういうのがエロゲ業界にはない。たとえば、ゲームがマスターアップしたあと、上司からゲームのパッケージ 20 本渡されて、「これ売ってこい」とは言われない(笑)。なんか別に言われてもいいような気もする(爆)。
ほら、保険屋もさ、就職したらまず家族から入れるって言うじゃない?
それと同じようなことなのかもwww

ちなみにアミューズメント(ゲーセン)の世界では、会社から大量の百円玉を渡され、色んなゲーセンで自社のゲームをプレイしてこいとか言われたりする。それでランキングや稼働率を稼ぐのだ。こちらは自腹を切る必要は無いが、なかなか生々しい話である。

おまけ。ネットで以下の動画が話題となり、白バイ隊員に批判が集まっていた。
が、やはり悪いのはタクシーだと思う。
どんな状態でも止まれなければならないわけだから。だってこれが白バイに限らず、子供が飛び出してきたなんてこともあるわけで。ちゃんと前を見ましょう、車間距離をとりましょうということ。
事故をおこさなかった上で、白バイ警官に「あぶねえだろ、中途半端な動きするんじゃねぇ」の一言くらいは言っていいと思うけどね。ボクもよく、パトカーで道ふさいで職質している警官には、どけろって文句を言うよ(笑)。