犬切峠

ひぃ、また間が空いてしまった……。
昨日の日記を書いたのが 2024/6/12。今日が 6/22 である。10 日も空いてしまった……。その間何をしていたかというと、今日のドライブの動画を作っていたのだけど……三本作る予定が、途中で断念。やっぱ費用対効果が良くないなー。

上のツイートは、そんなことがあったよ的な話。ただボクがリツイート(リポスト)した内容については、もう解らない(汗)。とにかくボクが免許を取った頃 1990 年代から 2010 年くらいはホント埼玉と東京の県境の道路脇に埼玉県警のパトカーが止まっていた。よく見たのは所沢街道小金井街道。あとはどこだったかなぁ、青梅飯能の間にもいたような気がするなぁ。

でも今はまったく見なくなった。あれは何だったんだろう?

さて、今日はふとなんとなく奥多摩に向かった。その行き先は完成した小説の舞台ではあるものの、実は少し北に外れている。犬切峠という物騒な名前の付いている場所だ。山登りをする人や自転車で林道とか攻める人にはそれなりに有名な峠だ。名前の由来はボクは知らない。ただこの場所はボクが免許を取った頃から知っていて、夜中なんどもドライブで通っている。
ただ昼間に行ったことはない。

完成した小説はこの奥多摩のさらに奥、いわゆる奥秩父山塊というエリアで、日本アルプスとか八ヶ岳のような華々しく高い山はないものの、登山の難易度はかなり高い山々が連なる場所で、遭難事故も多く発生しているエリアでもある。小説の中の登場人物は実際に山の中に入っているのだが……ボク自身にそこまでの元気はなく(ぁ、今日はあくまでも車で行ける範囲を回った程度である。

まず最初に寄ったのは『尾崎行雄水源踏査記念碑』という場所で、明治時代の東京市長(当時は市だった)尾崎行雄が東京水源のためにこの奥多摩のさらに奥の水源地を調査するために訪れた記念碑である。東京の水瓶の一つとして小河内ダム(奥多摩湖)があるのもこの調査のおかげ?

で、ここからちょっと北においらん淵がある。この伝説が本当であったかどうかは解らない。というのもこのあたりの金山は江戸時代でも採掘が続けられていたからだ。ただ丹波山村には落とされた遊女達を供養する祠があったそうで、しかも再建されていることからあながち全くのでたらめというわけでもないと言うことなのだろうか?

動画はウチから尾崎行雄水源踏査記念碑までのもの。

さて、おいらん淵は車を駐めることができないので、その傍らを通り過ぎ『鶏冠神社』である(ここ)。最初の二枚はその道中にあった恐らく道祖神。こちらは管理されているようで、草も刈られ建物の整備も行き届いている。本殿内包型なんだろうか(普通は拝殿の後ろに依代を入れておく本殿がくっついている)?

12, 13 枚目は神社の反対側の景色で、こんな谷の上に建っている。

下の写真は鶏冠神社のある道を行っていると偶然見つけた、ご神木だけの小さな神社(ここ)。
こちらもちゃんと土地の持ち主が管理しているのか、綺麗だった。6, 7 枚目はその神社のある前の通り。家がある。この家主が管理してるのかなぁ??

もっともこの家も人が住んでいるかどうかも謎だが……。

こちらは枯れている沢。恐らく雨が降ると流れてくると思われる。
小説の中で沢を下ると登山道と交わるという表記があるのだが、登場人物はこういうところを降りてきたと思われる。

さらに道を進むともう一つの『鶏冠神社』、鶏冠神社里宮と言うらしい(ここ)。本宮は実は鶏冠山という山の中にある(ここ)。山に登ってまでお参りするのは大変なので、誰でもお参りできる場所にも社を設けるというのは割とあるあるである。ただこちらはさっきの鶏冠神社と違って放置されているっぽい。社は壊れるにまかされている。

ちなみにこの神社には周囲に車を駐める場所がなかったので、ちょっと小高い空き地があったので駐めたのだけど、土地の人に注意されてしまった。申し訳ない。奥に建物があったらしいのでまたここに来たときは許可を取るようにしよう。Google Map だとグランピング施設があるっぽいが、ハテ。

下の写真は、まぁなんとなく絵になりそうなので取ってみた(汗)。

そしてそこからさらに柳沢峠を目指す……途中にあったわらび餅屋。なんかわらび餅の幟が立っていたので寄ってみた。
けっこう人気らしくてお客さんがけっこういた。あと宿もやってるらしい。

温泉もあったが入れるのは宿の客だけとのこと。

三つめの目的地『柳沢峠』。ここには茶屋がある。ここも基本的にボクは深夜でしか通ったことはなく、景色は新鮮だ。入った記念に茶屋で飯を食うが、まぁ申し訳ないが大して美味しくはない(汗)。

物語の最後、5 枚目の階段のところで主人公はタクシーと一悶着してから降りる。真夜中は真っ暗なのかとおもいきや、実は街灯がそこそこあったりする。ちなみに標高は 1400m もあって夏でもかなり涼しい。

見たい者は見たので温泉に行くことにする……が、ちょっとそれは判断ミスだった。
と言うのも小説に出てくる場所はまだあるからだ。それは塩山駅道の駅大轟山三津窪神社の三つ。いずれもモデルが存在している。しかしそのときは鶏冠神社を撮れたことに満足してしまったのか頭からすっぽり抜け落ちていて、勝沼方面に抜けて『天空の湯』という温泉に行った。

確かにとても見晴らしのいい場所だった。 4 枚目の山々が小説の舞台となっている山々だ。
6 枚目の泉質特性はちゃんと文字が読める大きさでアップロードしてあるので、拡大すれば読めるはず。

それから晩ご飯。何故かハンバーガーが食べなくなり、なんかないかなーと思い検索すると河口湖の方にあるらしい。
最初ディノダイナーという所に行ったんだけど、なんでも今日はライブで貸し切り。いちおう一般のお客さんも入れるよってことだったんだけど、その場合、ライブを最後まで楽しまないと悪いなと思い、諦めた。次に引っかかったのが『TOCORO. BAR&DINING』というお店。駐車場がちょっとわかりにくい(汗)。
開いていたので入る。空いていた。

面白いのが、QR コードを携帯電話で撮影して携帯から注文するのはまぁありがちだが、決済もそのままできてしまうこと。この当時ではボクは初めて出会った。とても楽。ただ店員とは一言も話さないw 料理を持って来たときに「どうも」とか「ありがとうございます」って言うぐらい?

メニューは二枚目がなんとほうとうのカルボナーラ。三枚目以降が念願のハンバーガー。肉もお野菜も美味しかったのだが、なんというか余り憶えてない(汗)。一年以上前だからなぁ……それが問題か。あと早めに閉店になってしまい、早々に追い出されてしまった。ウェブで調べた閉店時間はコロナ禍前の時間だったのかもしれない。
あと従業員のほとんどが外国人で、あれかなー、富士山観光に来た外国人がターゲットのお店なのかなぁ?

下は談合坂サービスエリアで買ったホワイトロリータのモナカ。
こんなの出てたんだなぁ、って中身はホワイトロリータじゃなくてルマンドアイスじゃん!

最後に、家に帰ってきてから開封したわらび餅。ちなみにいくつかかってきて、同僚とか後輩とかにも配った。
白糖と黒糖の二種類の味があるらしい。独特の粘りと食感が美味しいかも。ちゃんと蕨粉を使っているのもポイント高い。
オンラインでも買えるらしい……。

というわけで半日の旅行だったが、小説の舞台となった場所はもっと寄れたなぁってのが反省点。どこに寄るとかメモとかしてなかったし、思いつきで家を出てしまったのが問題か。次回こういうことをする時は寄る場所をちゃんとメモをとってから出かけよう!

たけのことやらしいスタバ(何

今日はずっと気になっていた千葉県にあるタケノコ専門料理店に行くことにする。
とはいえ土曜日、朝から道路はどこも真っ赤。なんだかなー。前にも書いたが土日祝日の午前中なんて、誰も行動を起こさず道路は空いていたもんだ。あと ETC もボクしか使ってないっていうくらい使われてなかった。
それが変わったのが 2009 の高速道路 1000 円と ETC 補助金だ。
アレのせいでこの政策が終わったあともみんな高速道路を使うようになったばかりか、午前中から行動するようになってしまった。おかげでボクはさらに早い朝 5 時とか 4 時とかに行動を開始せざるを得なくなったんだけど、今や早朝でも渋滞するもんなー。なんなんだよ……と思いつつ、まぁそんな土日に出かける気力が増々なくなってきている中、13:30 頃、家を出る。

どうせタケノコ食いに行くだけだし。店は 21 時でやってるし。

でね、どうせ千葉に行くならフェリーに乗って行ってみようと思い立った。こちらも前々から乗ってみたかった。逆に周囲の人間からは「乗ったことなかったの?」って驚かれるほど、ツーリング好き・ドライブ好きには有名な船らしい。

実はその船に乗っていない理由はちゃんとあって、この日記にある通り、ボクはまー千葉県に行かない。千葉県にまったく興味がないのだ。何故か。理由は簡単で①標高が高くないから②酸性硫黄の温泉がないからである。そんな県に用事はないのである。なので旅行に行こうと思い立っても千葉に行こうと思わないのよね。
今回は単純に行きたいお店が千葉県にあったというだけなのだ。ちなみに房総半島の土壌は竹の生育に良い(PDF)というか、千葉でタケノコが名物なのは理由があるらしい。
というわけで行きの様子は以下の通り。

動画では港に着いたらすぐフェリー乗り場に向かっているが、実際はその前にお風呂入った。
この下りが上の動画には一切入ってないw
しかしこの温泉、掛け流しじゃなかった……。
あとこの温泉の公式サイトがない? なんか検索すると浜金谷港側の施設が出て着る。ロゴも名前も同じなのでたぶん運営会社は同じだと思うんだけど……。

それから港に向かう。乗り方がよく分からず、まずは駐車場に行ってしまうのだが、乗船用の車列に最初から並んでよかったらしい。で、そこに駐めといて乗船券を買ったので良いとのこと。まぁ車列はなくて、ボク一人だったんだけど。それはボクの狙いで、実は GW 後の最初の土日は人出が少ないことが多いのだ。冒頭で道路が真っ赤と書いたが、これは東京近郊の話であって遠距離移動車はいつもの土曜日よりは少なめだ。

まずは乗船前の写真。一枚目はターミナルビル(?)で、人だけの乗船はこちらから。二枚目はそのターミナルビルと乗船待ちの車が並ぶ場所の位置関係。ボクの車だけが駐まっているw
3, 4 枚目は乗船待ちの場所から海側を見た所。
5, 6 枚目が桟橋。
7 枚目はタグボート
8, 9 枚目は千葉側から着た車たち。向こうからの便はけっこう乗ってるんだなぁ。あと船が瀬戸内海のフェリーよりぜんぜんでかい。
10, 11 枚目は乗船券。

次は船内の様子。ちなみに東京湾フェリーは二隻あって、今日乗ったのは『しらはま丸』だった。
一枚目、最終的にのった車は二台だけ?
二枚目は船尾方向。
三枚目は階段で、それを登った所が 4 ~ 8 枚目(下部客室甲板)。で、階層はそのままで 7 枚目の入り口から中に入ったところが 9 ~ 11 枚目。12 ~ 15枚目は上部客室甲板。16 枚目に見取り図(配置図)で文字が読めるように 3000×4000 ドットでおさめてあるので読めなかったら拡大して欲しい。
17 枚目からは最上甲板の様子。救命ボードなんかも撮ってみた。
30 枚目からは船から見えた船達。さっきのタグボート(?)も。

下の写真はボクの乗っているフェリーの前を横切った車運搬船TRANS FUTURE 5』。トヨタ自動車のもの。
タグボートが随行している?

千葉側の港『浜金谷港』全景。ここで船は 180 度反転してバックで桟橋に着ける。
4 枚目は港から東京湾側を見た所。

でね、フェリーを下りたらすぐなのかなと思ったら、なんとそこからさらに 68km もあった(汗)。
自宅からフェリー乗り場の距離とそんなに変わらないぞ(汗)。
というわけで浜金谷港から一時間かけてタケノコ屋へ。名前もそのままズバリ『郷土料理たけのこ』w
しかし千葉の房総方面も高速道路がだいぶ整備されてきているんだねぇ。圏央道がまさか木更津まで伸びているとは。と言いつつも成田松尾横芝はまだ開通してないようだが。ボクが生きている間に全線開通したら一周してみたいねぇ。16 号よりは楽だろうw

客はボクだけ。なぜならボクの為だけに店はやっているから(汗)
お店の人がいろいろと相手をしてくれた。とれたてのタケノコを出せるのは今日が最後。GW は大混雑することなど。さらにタケノコご飯はおかわり自由だった。

6, 7 枚目のペットボトルは、お水の代わりに普通にコレが出てきたw くまモンがいたので知覧茶(鹿児島のお茶)なのかなと思ったらぜんぜん違ったw
8 枚目が前菜。9 枚目がタケノコの刺身だったかな?
15 枚目がタケノコのステーキ。
あと 12 枚目のヤツがタケノコをとても薄くスライスしたやつの酢漬けなんだけど、これがうまい。マジでうまい。買って帰った。
味噌汁にもタケノコ入ってるし、ほんとタケノコづくしのコース。なんで最後デザートのあとにタケノコご飯と味噌汁があるんだってそれはおかわりをしたからだ!<ヲイ

そんなタケノコ三昧のこのお店だが、名物は担々麺らしいwww
えー……。ここに来て担々麺を頼む気にならないんだけど……地元の人達は担々麺を頼むらしい。マジかw

帰りは普通にアクアラインで帰ってきた。ちなみに陸路とフェリーのコスト差だが圧倒的に陸路のみの方が安い。そもそも高速代が 4000 円もかからない。フェリーで行く場合、フェリー代だけでも 4400 円かかってしまう上に距離も数十 km 長い。ので完全に行きのコースはフェリーに乗りたいがためのコースである。

下の写真は海ほたるスタパで頼んだデザート。シナモンロールとミックスパフェケーキ。
どうでもいいけどスタバの女性店員がヤバい。ボクの頼んだモノを褒めまくり、私もたべたーいとか言ってくる。前も台場で、店の外を歩いていたボクに向かって店員のお姉さんが笑顔で手を振って店に招いてくれた。

弱男にそんなことしたらダメだって、イヤマジで。

あー、やらしかった<ヲイ

おかしい。スタバは MacBook を持っててかつ意識高い系な人じゃないと入れないはずなのに……。

あと海ほたるで海産物いろいろ買った。はまぐりとか生きたまま売ってたので、それはまた後の日記に載せようと思う。

茨城小旅行、むらさきの焼き芋を求めて…

まずは昨日の晩飯の話。
ただの備忘録。

ケンタッキー頼んだらしい。ガーリックホットチキン。衣がパリパリなのいいよね!
あとツイスター。
ツイスターってケンタッキー オリジナルのメニューなのかなぁ?

さて、今日はタイトルの通り茨城方面に車を向けた。4/12 のノート PC 新調に端を発する。今まで使っていた VAIO DUO 11 を捨てにパソコンファームに行くことにしたからだ。パソコンファームは三郷という埼玉千葉茨城それぞれの県境にある市で、ボクからしたらその三県のどの市かも知らない謎の市だ(今は開発が進み、子育て世代に人気の市らしい)。ちなみにボクにとって三県のどれか分からない市は他にも、野田流山があったりする(汗)。

で、三郷で VAIO を預けるとお昼ご飯を食べに行く。前々から気になっていたラーメン屋『Handicraft Works』。
なんとこのラーメン屋は、チャーシューの代わりにシュラスコのお肉がどかんと乗っている、ステーキなラーメンなのだ!
ただかなり人気らしいので行列を覚悟して行く。が、混んではいたものの、並んではおらずすぐに席に座ることができた。ちなみに時間は 14 時頃だ。確かに昼飯時は外している。

食券を買うときに目ン玉飛び出たのは値段だ(券売機の写真は文字が読める解像度にしてある)。お目当てのサラマンダーパレットは 2150 円。ひえぇえぇぇぇ! ラーメンもついに 2000 円を突破する時代なのか……! いや、これはどうだ……頼むべきなのか?? ボクは未だにラーメンは 500 円の食べ物であり(20 代の頃は 300 円だろと思っていた)、それをアレやコレやと店側が勝手に高級化して 750 円になり 800 円になり 1000 円にしやがってクソがくらいの食べ物のはずだ<ヲイ
ちなみに同じ思いはハンバーガーにもあるんだけどね!

そんなボクの事情はどうでもいいが、しかしそれにしても 2000 円オーバーとは……デフレはどうなった、デフレは!?

まぁ、頼む<ヲイ
限定丼も頼む<ヲイヲイ

どうですか! 丼のほぼ全面がシュラスコの肉で覆われたラーメン。麺は太麺ストレート(6 枚目)。
うまい。肉の焼き具合もなかなか上手。かなり食い応え有るし、肉も 150 ~ 200g はあるんじゃなかろうか。ステーキを頼んだと思えば 2000 円は決して高くないことが分かる……のだが、個人的にこれはラーメンである意味はあるのか? ということだ。シュラスコでええやん、っていう。まぁでも食べ物として、そしてラーメンとしてかなり食い応えのある一品であった。

さて、次の目的地はというと、『かいつか』である。以前、かいつかに行ったときはいわゆるノーマルな焼き芋を買った。
今回は期間限定焼き芋『華むらさき』を入手するのが目的だ。
発売期間が 4 ~ 5 月だけらしい。
アレだよね、ラーメンは 500 円であるべきだとか力説する割りには充分、店側に踊らされてるよね、ワシ(汗)。

写真は一番下にあるけれど(時系列上、家に帰ってから食べたので)、すごく粘り気が強く濃厚な焼き芋であった。
しかし、紫色ってインパクトあるなぁ……。

というわけで今日の予定はここで終わりである。すべて計画通り。華むらさきが買えた段階で充分満足なのだ。
が、折角茨城県まで来たのだから、なんか他にすることないかなーと思い、筑波山に向かった(謎

そこで、温泉に入る。なんか施設をリニューアルしたばかりなのか、ピカピカだった。あと筑波山自体とても閑散としてたんだけど……日曜日の夕方だったから? こんなもんなのかしら? もっと人がいても良いような……。入った温泉も最初ボクしか客がいなくて……いちおうあとからチラホラ入っては来たけど。

18:30 頃温泉を出る。まだ人出が多い時間帯だ。このまま真っ直ぐ家に帰ろうとすると渋滞に巻き込まれるし、せっかく限定の焼き芋を買ったので、それを知人にとどけに、真西に進むことにする(自宅に帰る場合は南西に進むことになる)。坂東平野をゆったりと走ろうじゃないかと思った矢先が、冒頭の雷である。
おお……やはり雷の多いエリアなのかなとふと思う。以前茨城県を巡ったときも、やはり雷雨に見舞われた。
坂東平野は雷電神社が多く、古くから雷に打たれる人が多かったらしい。ただ、稲妻という言葉があるとおり、稲作と雷はそれなりに関係があるらしい(?)。もっとも稲妻の雷は春の話じゃないけどな!<ヲイ

雷雨の中、坂東平野の景色を楽しむ余裕もなく古河市に突入。そろそろ晩ご飯だよなぁと思い、うなぎ屋を探す。何故ウナギかというと、利根川沿いはウナギが名物だからだというか、だいたい大河流域はうなぎ屋が多い。なので東京もウナギは名物の一つだ(他にもドジョウとか)。埼玉も荒川流域はうなぎ屋さんが多いし、ひつまぶしやナマズで有名な名古屋も木曽揖斐長良という大きな河川があるからだ。
というわけで『川松』というお店へ。
やっぱり専門店のウナギは焼きが上手だよね。身はふっくら、それでいて焦げの香ばしさとパリッとした皮、そしてタレの味がしみてくる。そういえばウナギ専門店に来たのは凄い久しぶりかもなぁ……。

それから知人の家に華むらさきを届けて帰ってきた。
家に戻ったのは 22:30 頃。午後から出発した思いつきの旅だけど、渋滞にも遭わず、温泉も入れて、なかなかイイ感じだったのではなかろうか?

魚べい

のっけから寿司が倒れてるけど、今日は憧れの回転寿司屋についに入ることができた。
実はこの店は大行列過ぎて、二度ほど諦めているのだ。

その名は『魚べい』。

今回は今までの失敗を生かし、17 時に入店! 無事、ほとんど待つことなく入ることができた。

何故魚べいか? スシローが回転寿司チェーン一位の座から落ちた今、一番は誰なんだと。
すると元気寿司が運営する魚べいが今アツイというマスコミに踊らされたというわけである。

何故人気かというと、ネタがデカいかららしい。
でも一番最初に出てきた寿司は、倒れてたけどな!<そこか?

というわけで、写真をまとめてみたが、なるほど確かに厚みも面積も他の低価格帯寿司チェーン店よりあるかもしれない。
あと天ぷらがわりと豊富だった。比較の為に関連記事をまとめて見た。

そのあとデザートが食べたいということで検索して出てきたお店に行ってみることにする。
54Cafe & Crepe』という名前。一応カウンター席があって中で食べることもできる。54 の意味は分からず。通りの名前かと思ったら、違うっぽい。客は誰もいなかった。
ちょっと詳しい内容を忘れてしまったが、そもそもクレープの大枠が三種類あってそれを決めてから苺だのチョコだの中の具を決めていく感じ。大枠ってのは確かカスタードかホイップクリームかその両方かとかなんかそんなのだったと思う(汗)。

生クリームが食べたかったので、満足。
あとタピオカもやってた。

下はそのあとに行った蓮田サービスエリア(上り)の写真なんだけど、パノラマ作成がバグっている(三枚目)。どうしてこうなった?
一枚目、なぜ卵サンドの写真を撮ったかというと、実は探している卵サンドがあるのだ。それはだし巻き卵の卵サンド。卵サンドって言うとさ、ゆで卵をクラッシュしたものにマヨネーズなどをあえたヤツが挟まってるじゃない? そうじゃなくてだし巻き卵もしくは卵焼きが挟んである卵サンドがあるらしいのだ。
しかもローソンで売ってるらしい(2023 年 3 月現在)。

蓮田サービスエリアの中にローソンがあるので覗いてみたんだけど、そんな卵サンドはなかった。
個人的には凄く食べにくいと想像してるんだけど……どうなんだろうなぁ? あと和風の出汁とパンが合うのかどうか……そもそもだし巻き卵の部分はどんな処理がされているのか……気になる。

ちなみに西日本の方の文化だとも聞いたんだけど、ボクは西日本生まれだし西日本で育った親が作った食い物で育ったのだが、親が作る卵サンドはいわゆるクラッシュした卵の方だったなぁ。

というわけでこの日記を書いているのは 2024 年の 3 月なんだけど、だし巻き卵の卵サンドにはまだ巡り会えてない。

少子高齢化とシャンゴと雷豚

高齢化社会で社会保障費が大変なことになっている。政府はこれに対して、ただ手をこまねいているだけのように見える。この手の問題はボクはよくわからないのだが、今老人が多いのは、少子化もあるが、そもそも第一次ベビーブームの人たちが老人になったからだと思っている。
なのでこの人たちが死に絶えれば、老人てスゲー減るんじゃない?

と、思ったものの、第二次ベビーブームがまだ控えている。

第二次ベビーブームの人たちが死に絶えれば、高齢化社会って終わるのかなぁ?

ところで政府は第二次ベビーブームの人たちが第三次ベビーブームを引き起こしてくれることを期待していたのだろうか?
とはいえ第二次ベビーブームの人たちは就職期がちょうどバブル崩壊の時期であり、40 ~ 50 歳になっても定職に就けていない人も多いし、定職に就けた人たちでも管理職や会社の役員といった高給取りにはなれず、全体的に低所得であり、結婚もできなければ子どもも作れない人たちではある。
そこにさらに個人主義が広がり、ダブルパンチとなって子どもを産まなくなってしまった。

しかし世間はそんな第二次ベビーブームの人たちを非難する側に回るかもしれないなぁ……。

まぁとりあえず日本でも経済対策……といっても、日銀のやっているような対策ではなく、天才とか新しいビジネスを考えつく人にどんどんと出資してなんでもトライしてもらうようにしないとね。そして新しい産業を次々起こしてもらわないと結局日本経済全体が尻つぼみになってしまう。

さて、今日はお昼ご飯を食べに伊勢崎に行った。群馬では有名なイタリアン チェーン『シャンゴ』に行ってみたかったのだ。さすがに高崎まで行く元気はなく、東京から一番近いシャンゴが伊勢崎なのだ。
というわけで 15 時頃入店。店は一見オシャレだが、作りは昭和。そしてメニューが豊富。イタリアンだけでなく、オリジナルなメニューも。
頼んだのはシャンゴ風、カチャトラ、ジェノベーゼのピザ。炭水化物祭りである(汗
どれも美味しいのだが、味付けも昭和。うまく言えないんだけど、トマトソースがケチャップぽかったり、パスタやデミグラスの歯触りがモチャッとしていてしつこさが目立ったり……で通じるかしら?(汗)。なのでイタメシを食いに来たというよりは、凝ったオリジナル洋食屋に食いに来た気分。

ただ近くにあったらわりとヘビーに利用すると思う。味が想像しやすいし、見た目通りの味だし、安心できる味。都内の気取ったイタメシ屋って美味しいし好きだけど、食材から調味料から何から何までボクでは説明出来ない美味しい何かになってしまうのよね……。シャンゴは怒られるかもしれないけど、街の定食屋さん的な安心感でイタメシが食える感じ。

で、その後、群馬の山の中をドライブして、栃木の方に出て、久喜によって帰ってきた。
で、さらに久喜と同じ埼玉に住んでいる会社の同僚を晩ご飯に誘った。
行ったのは『雷豚』というお店。ボクが行ってたのは白岡店なんだけど同僚を車で送るときに通るふじみ野市でも雷豚を見つけていて、気になっていたのだ。

雷豚に来るといつも辛味噌ラーメンを頼むのだが……今回は普通に味噌ラーメンを頼んでみた(三枚目)。
同僚は豚骨ラーメンを頼んでいた(4 枚目)。

味はねー、無難な味噌ラーメンだった(汗
フツーの味噌ラーメン。
やはりここは辛味噌ラーメンを食べるお店なのかも??

江戸時代の町並みを残す旧中山道を行く……二日目

二日目。前日の反省を踏まえ、朝の 7 時半に目的地に到着。案の定、ほぼ誰もいなかった。
というわけで今回の旅の最後の目的地『奈良井宿』である。
中央本線沿いにあり、駅近物件でもある(ぁ

というわけで写真は奈良井宿の案内マップと中央本線の線路から。案内マップは文字が読み取れるように高解像度のママなので、読めなかったら拡大とかすれば読めるはず。そして線路はバッチリ複線だ。さすが中央本線。ここからなら名古屋行きとかあるのかなと思ったらそんなことはなく、中津川上松木曽福島行きしか書いてなかった。特急だったら名古屋行きがあるのかなぁ?

奈良井宿は妻籠宿に増して平坦だった。ただ途中に小さな祠やお寺があったり、あと水を引いてあるところ(23, 32, 42, 50, 63, 64 枚目)があるんだけど、これが湧き水かどうかは解らなかった。なんか飲めそうには見えるんだけどね。
お寺では『大宝寺』というお寺にマリア地蔵ってのがあって……写真を撮ってたときはなんとも思わなかったんだけど、今見返してたらなんじゃこりゃって思って、ちゃんと見に言っておけば良かった。江戸時代のキリシタン弾圧に関連があるらしい。

奈良井宿の南の端には鎮神社という神社があった。鎮めているのは疫病らしい。最後から三番目の写真はその神社から見下ろした奈良井の町並みである。馬籠宿に較べて通りが広いのがよくわかる。

ところで取材中にふと目を上げると山の中腹に神社が見えた。というわけで登ってみた。だいぶ痛んではいるが、こちらも奈良井宿が見下ろせ、神が鎮座する場所にはなかなか良い場所ではないかと思ったしだいである。なんでも湧き水が沸いているらしい……気付かなかったなぁ。

最後に奈良井宿の駐車場にあった SL。C12。199 は車台番号だと思われる。露天に置いてあるにしては妙にキレイ。

というわけで 8:30 頃には取材は終わってしまった。
今回の旅の目的はこれですべて終了である。
帰るかどうしようか。

そこでふと思い出したのが、清水牧場チーズ工房だ。こっから山越えすればそんなに遠くないのでは? そうだ、ついでに奈川で蕎麦も食おう。すでに新そばに入れ替わっているはずだ。というわけでまずは乗鞍高原に行って硫黄の温泉に入る。するとちょうど 10:30。ここから奈川に行けば蕎麦屋が開いているはずだ。

ところが一番行きたかった福伝についたら、凄いたくさんの車! マジか。11 時の開店時間にしてこの人の多さ。
というわけでもう一つのちゅうじ蕎麦へ。
ついでにイワナの塩焼きも頼む。イワナは美味しかった。蕎麦も美味しかったんだけど……返しが福伝の方が好みだったなぁ。福伝の方がこくが強くて、たとたぶんキノコの出汁が強い。たぶんだけど。

で、12:10 頃に清水牧場チーズ工房についたんだけど……ほとんど売り切れ! ぎゃー! マジか。
お昼ですでに!? 三度目の敗北……。いちおういくつかは買えたけど……それは家で開封したときにレポートします。

下の写真は奈川からさらに奥、野麦峠に向かって伸びる道路(県道 39 号旧野麦街道)にあったバス停。
この手のバス停って古くなっててトタンとかで補強しているイメージがあるんだけど(1/2 summer のバス停とか)、こちらは建て直したばかりのようだ。それでも中はけっこう汚い(汗)。この中で SEX とか絶対ムリ(そこかよ

あとクマ出るらしいし! ただこのクマ、ヒグマじゃね? 出るのはツキノワグマだと思うんだけど……。

それから、農協でお土産にシャインマスカットとか買う。安い! 一房 2000 円とか 3000 円とかする中、ここは 980 円とかである(笑。見た目が悪いやつだともっと安いモノも。これらは自分用に買うw

それから帰途についたんだけど、なんか大月ぐらいからすげー渋滞。というわけで、そうだ山梨でもシャインマスカット買おう、ということで一宮御坂インターで降りて下道で東京を目指すことにした。この辺りは果物農家が多い上、直接農家から買えるのだ。というわけでテキトーな果物農家に入る。『一久園』という農家。ここで店主と話をしていると、あの緑色のシャインマスカットは熟す途中であることを知る。ここからさらに色あせて黄色になってしまうのだが、そっちのほうが甘さは何倍にもなっているらしい。

マジか!

というわけで、それも買う。しかも安いwww 緑のヤツより半額以下www

人間、見た目に惑わされすぎ!!

それから青梅街道でえっちらおっちら下道で帰る。途中、大菩薩の湯でひとっ風呂。
なんだかんだで旅行中、朝と夜に二回温泉に入るという贅沢さ。

で、最後、シャインマスカットを知人に届ける用事で西荻にきたので西荻で晩ご飯を食べる。
なんでも西荻に肉汁うどんの店ができたらしい。で、入ったら、肉汁うどんよりもカレーうどんが気になったのでそっちを注文してみる。凄い量のスパイス。そして、店主の恰幅がイイ。ということは大盛りの店! 案の定、凄い量出てくる。うどんの中に豚こまの肉が大量に入っているのに、さらに大量のチャーシュー(?)が。肉祭りじゃ。
カレーもいろんなスパイスの味がして、なかなかおいしい。

そして何故かちまき。なぜちまき。しかも電子レンジで温めすぎたせいか、一部分がカチンコチンになっていた。

まぁでも全体的に美味しかったので、よし。ただ店の名前がよくわからない。『』でいいのかなぁ?

というわけで二日間の取材旅行は終了。一日目は観光客の多さで写真は失敗気味だが、雰囲気や宿場町の規模など感覚的なことは理解出来たような気がする。もっともこれらを舞台にした作品ってのを思い浮かんでいるわけではないんだけどね。20 代の頃に行って、そのときはただ観光地だというだけで何の感慨もなかったんだけど、モノを作る立場になって改めて行ってみることによって色々見逃したモノがあるかもしれないというのが今回の趣旨だ。

それに記事中では観光客を嫌ってはいるけれど、観光客が来なければこれらの古い町並みは維持されないだろう。
観光客が来るからこうしてわざわざ不便な家屋を街ごと残しているのであって。

ただ課題もいろいろ残った。実際にこう言った場所を舞台にする場合は改めて取材に来る必要はあろう。町の雰囲気や建物のことは解ったが、実際に暮らしてみるとどうなのかとか、棲んでる人の気持ちとかそういうのは今回は取材できていない。それに作品も江戸時代当時が舞台なのか現代が舞台なのかでも集めるべき情報は異なる。なのでなんだかんだ言ってこの取材旅行は下見に近いかもしれない。

江戸時代の町並みを残す旧中山道を行く……

さて、いよいよ取材地に入る。今回の取材地は 4 つで中山道沿いの宿場町である。具体的には落合宿馬籠宿妻籠宿奈良井宿の 4 つ。南から順に回ることにする。位置関係は以下の通り。

一番南の落合宿は本陣が一軒残っているだけだった。守ってる方がおられて、その方の話によると、もともとほぼうち捨てられたような状況にあったらしい。実際、奥の方は修繕中であり、ビニールシートがかかっている状態だった。それでも表側は充分雰囲気を感じられるほどにまでは修復されていた。一番最後の大釜の写真は、宿場と関係があるのか謎。ただ気になったので撮っただけ(汗

文字や看板類は縮小してないので、別ウィンドウで開いたり拡大したら読めるはず。

次は馬籠宿。木曽の中山道の宿場では一番有名なイメージがあるのだが、案の定観光客でごった返していた。
外国人も含め凄い人数だしお店もたくさんあった。覚悟はしていたのだがもっと少ないと思っていたので、誤算だった。
おかげでどの写真にも人が写り込んでいる……。

一枚目、二枚目が馬籠宿の一番下の入り口。ここから斜面を登る形で馬籠宿に入っているので、写真は全体的に上り坂になっている。
一番最後のパノラマ写真は、一枚目・二枚目の反対側。なだらかな斜面になっているのが解ると思う。


途中の茶屋『丸治屋』で一服。岐阜の五平餅は団子状なんだなぁ。ちなみにどこの茶屋も一杯で、この店だけが空いていた(汗)。ので、味は微妙な店なのかしら? 特に不味いということはなかったけど……。

さらに登っていく。馬籠は島崎藤村ゆかりの場所らしく、至る所に藤村関係の碑や説明書きがあり、一番上(山頂?)部分にはいくつも記念碑も建っていた。ここで一つミスがあって、一番上に来たのだから眺めも良かったのだが、そこから見下ろせる全景を撮った写真はピンボケしていた。おかしい……こんなことは初めてかもしれん。

そして妻籠宿へ移動。こちらも観光客は多かったが馬籠宿ほどではなかった。ほとんど店が閉まる時間だったからかもしれない。こちらは坂にはなっておらず平地なので歩きやすい。またそのためか道も広く、複雑な道の場所もあった。地形的な面白さは馬籠の方がいいかもしれないが、日常感や雰囲気は妻籠の方がいいかもしれない。

巡り終わった後、車で入ってイイ時間になったので、車でもざっと流してみた。でも Youtube はほんと画質悪い。こっちの方がキレイかも。

あと入り口にあった堰の動画も。奥に水力発電所が見える。

あとあと丸太を使った水槽。かわいい!

というわけで、本日の取材は以上、『代山温泉 せせらぎの四季』というところで疲れを癒やし、道の駅日義木曽駒高原で終了となった。晩ご飯は妻籠宿で買ったおやき。茶屋でもたくさん食ったので、そもそも余り腹が減ってなかったとも言う(汗)ってのと、目的のお店がもう閉まってた。

というわけで初日の寄った場所をまとめたマップは以下の通り。