Windows タブレットとエロゲ

久しぶりにエロゲに関わっているわけだが、まぁかなりタイトなスケジュールでスクリプトを担当している。んで、まぁ徹夜が続いたりして、頭もなんかだ上手く働かないなあ……みたいな感じで。
歳かなぁ。
Twitter によると三日徹夜らしい(笑い
ハンバーガー食いに言ってる場合じゃないじゃん(ぁ

それにしても徹夜が続いて身体が上手く動かせない事態ってのは初めてかもしれない。なんだろうね、起き上がることが出来ないというかナンというか……金縛りとも違うんだけどね。すっごい身体が重い感じ? とにかく眠らないように音楽を大音量でかけて作業した。
でも今回は Timepiece Ensemble のシナリオを入力してたときみたいに足がむくむということはなかった。あの頃は足がすげーむくんで、正座するとじわーっと足全体が圧迫されている感じがあったんだが(^^;
あと仮眠をとるときはもっぱら車の中で寝ている。いまの勤め先は横になれる場所がないんだよねー。なんかお影で車の中で快適に寝られるようになってしまって……よくない傾向だ。そんなことするためにミニバン買ったわけじゃ無いっつーの(^^;

でね、スクリプトしてて、デバッグにちょいと Windows タブレットに入れて走らせてみたのよ。
そこで気付いたのが、CTRL スキップが出来ない!
いやまぁ、当然なんだけどさ。キーボードないから。なので、画面上に押している間だけスキップするボタンが今後は必要かなぁと思った。あとボタン類もタブレットというか指で押すのに耐えられるように大きめのボタンにした方がいいかもしれないなぁ……。

イベントも終わったので通販してみる

5/45/5 と無事イベントを終えた。なんかホッとした感じだ。
さて、在庫がのこった。たぶん 30 冊くらいは知人・友人に配り歩くだろう(笑)。となると残りが 45 冊。けっこうな量、残っている。まぁこれからちょくちょくイベントに出て売りさばくしかないなと思っていたのだが、4 月の終わり頃から「通販はしないのか」という問い合わせをいただくようになった。

実はその時、ボクは通販には消極的だった。
なぜなら送料と振込手数料を合わせると、本体価格よりも高くなる可能性があるからだ。ボクが使っている銀行と異なると、振込手数料が 324 円かかる。さらに送料がたぶん 2 ~ 300 円かかるだろう。そうなると 1 冊 500 円の本に対して、600 円くらい別にお金がかかってしまうのだ。

でも考えてみたのだが、そもそも文学フリマやコミティアにくる交通費ってそれ以上じゃないか……? もっとも別にボクの本を買うためだけに来るわけではないので、ボクの本を入手するコストとして換算して良いのかどうかはわからないが(汗)。

そんなワケで、通販も出来るようにした
安心の後払い方式。
ボクは忙しいし、バタバタしているとすぐ忘れてしまって、お金をもらったのに本を送ってないなんてことをしてしまいそうなので、後払い方式とした。本当は電子マネーやクレジット カードが使えると良いんだろうけど、そうなるとサーバにちゃんとした証明書が必要だし、通販サイトをしっかりしたものを構築しないとイケナイので……とりあえず銀行振り込みにのみ対応。
で、公開したら、続々と注文が……(汗)。
ありがたい限りである。あっという間に 30 部以上出てしまった……。今(7/30)現在でも、1 週間に 1 ~ 2 冊注文が来る。とはいえ在庫はまだ知人にも配りきっていないので、まだある。
今年中に 100 冊なくなってくれると良いなぁ……などと甘い皮算用をしつつ。
まぁこれが桁数が一つあがると良いんだけど……小説では難しいとラノベ作家から聞いた。ラノベでデビューしている人がムリだというのだから、ボクでは到底 1000 冊は到達しえないのだろうなぁ……。
とはいえ、目的は自分の作りたいものを作り、それを世に出していくことなので、まずは冊数よりも作り続けることをモットーとしていきたいと思う。

いざコミティアへ

さて、今日はコミティア 112 である。今日こそは一見さんにも手にとって欲しいということで、パッと見てジャンルと作品傾向がわかる紙を用意した(OZ Meets OZ ! がサスペンスなのかという疑問の余地はともかく)。あとは慣れたもので、ブース設営は程なく終了した。
コミティア参加も初めてである。
そしてそもそもコミティア自体、初めて来た(笑い

まずコミティアは BGM がずっと鳴っている。しかも会場の雰囲気に合っていない。いらないと思うんだけどなぁ……。

そして午前中はすごい人がまばら
こりゃ一見さん以前に、ボクのブースになんか誰も来ないんじゃなかろうjか(汗

でもビッグサイトの東館は Docomo の無線 LAN が使えた
なかなか快適。
とかおもったら、すぐに激重になって使い物にならなくなった(爆
結局 LTE で使うことに……。

結果的にコミティアはやはりその名(コミック)の通り、絵が主役なのだなぁと感じた一日であった。出た冊数は来場者数が遥かに少ない文学フリマの半分以下だった(汗)。ぴったり 10 冊(大汗)。
一見さん狙いという意味では、どちらかというとこのコミティアが本命だったのだが、一見さんと思われた人は二人だけだった……うーむ、現実はキビシいのう。

とはいえ、今日もいろんな人が来てくれました。有難い限りである。
今回はあまり段ボールが軽くならなかったなぁw
最後のラーメンの写真は『味噌一』の本店(高円寺)。帰りに腹ごしらえに寄った。

1505052424 1505052425 1505052429

いざ、文学フリマ!

今日は文学フリマである。
前日、コロコロ(キャリーカート)を買い、さらに文学フリマの会場である東京流通センターの周辺の駐車場事情をチェックしておいた。この時東京流通センターの周囲に駐車場はほとんどなく、東京流通センターの駐車場を使うしかないという結論に至った。
そのため、搬入は 9 時からだったのだが、東京流通センターの駐車場が満車になることを恐れ、8 時台には駐車場に車を入れていた(汗)。駐車場はガラガラだった(大汗)。9 時になっても全然余裕で空いていた……orz
東京流通センターは上限が決まっていないため、長く駐めれば駐めるほど金額がかさんでいくのだった……orz

駐車場から会場までは少し有り、コロコロを引いて会場へ向かう。やはりコロコロを買っておいてよかった…! コロコロって別に漫画雑誌のことではない(何

ブースのイメージは頭の中でだいたい出来ていて、シモジマでいろいろとアイテムを買い込んでおいた。カラーの絵は 3 枚とも A3 で出しておいた。これらはテープ類で何度も貼ったり剥がせたり出来るように、透明のビニール的なものに入れてある。
持って来た秘密兵器は、透明のガムテープ、往生テープ、両面テープ、カッター、ハサミ、カッターの下に敷くシートである。
往生テープは結局使わなかったなぁ……。
失敗があって、サークル名を書いた紙は両面テープでブースの机にとめたんだけど、はがしたら両面テープが見事に机にへばりついてしまってとるのが大変だった。次回は透明なガムテープでとめよう。

頒布価格は 500 円である。赤字である(爆
が、今回は一見さんもターゲットにするためにこの値段に決めた。500 円ならついでに買ってもイイかという目論見なのである。
だがそこでまた失敗が。ぱっと見、中身のジャンルが解らないのである。正直今回の小説はあらすじだけ見ても何がなにやらって感じなので、どんな内容なのかを一目瞭然で示す必要があったのだ。
これでは一見さんは見向きもしてくれないだろう……。

その所為かどうかはわからないが、結局一見さんはあんまりいなかったように思う。多分だけど。

開場中は誰かしら来てくれました。ありがとうございます。お話もイロイロできました。差し入れもいろいろいただいてしまって。一つはインカコーラの缶バッジ! おおおお、こんなのあったのかー(現在はボクのデスクに飾ってあります)。
もう一つは本日オープンしたというスペインのパン菓子屋『Mallorca』のドーナツ(?)。すごい! わざわざ並んだりしたのかしら? ちょっと油がおおめだったけど甘くて美味しゅうございました。
そして最後にサモサもらいました(^^;(インド・パキスタン料理屋が出店してきていた)

さて、売れ行きだが、50 部持って来たのがちょうど半分になった。段ボールの重さも半分!
予想では 10 冊くらいだったから個人的には嬉しい限りである。お越しいただいた皆さん、お疲れさまでした&ありがとうございました。

1505042413 1505042334 1505042328 1505042331

同人誌が届いた

4/2 に入稿した同人誌が『ねこのしっぽ』さんから届いた
やったー!
ちゃんと印刷屋にすってもらった自分の本は、実は初めてである(同人誌としては以前、とある絵描きさんの小説を書いたことがある)。

さて、これから作業がある。というのも本とカバーは別々で仕上がってきている。さらに栞もある。なので、本に栞を挟みカバーを掛けるという作業がのこっているのだ。今日はこのカバーかけで色々悪戦苦闘した話をしたいと思う(笑)。

まず前提条件として、ボクは DEX が 3 である。DEX とはなんぞや!? RPG によくある、敏捷さ・器用さを表す数値である。それが 3 ということはつまりボクは不器用だと言うことである。
ボクは持っているものをよく落とすことで有名で、親戚からは「手に穴が開いている」とまで言われている。
さらに以前にも日記に書いたが、「じゅる手」というあだ名もいただいており、手の平にひじょうに汗をかく。
このボクが、本のカバーをかけるのである。いつも手がさらさらに乾いている人ならともかく、いつもぬめぬめべとべとのボクが、人様に渡すものを折らなくちゃいけないのである。

ポリエチレン手袋作戦

そこで買ってきたのが、使い切りのポリエチレン手袋である。凄く薄いヤツ。これなら商品を汚さずに出来る! というわけでさっそくこれを付けてやってみたのだが、まず摩擦が凄い! カバーの表面もなんかほらビニール的なものが施されてるじゃない? PP 加工だっけ? それとポリの手袋がきゅっきゅきゅっきゅと摩擦しまくって、表紙があらぬ所で降り曲がりそうな感じになってしまう。
さらにあんなに薄いのに、意外と感触が解らない。
んでもって、手袋に余裕がありすぎ、手袋の中でボクの手が踊り、位置がちゃんと合わせられない。
というわけで、手袋作戦は失敗に終わった。

結局ここは生の手でやるしかないようだ。そこで作業をする前に手をしっかり洗い、扇風機で常に手に風を当てるという方法をとった。幸い、本はそこそこ重いし、カバーは折り曲げるところさえしっかり押さえつけておけば、扇風機の風によって飛んでいったり位置がずれたりすると言うこともなくなった。

カバーの折り目をどうやって探るか?

次は折り目位置の問題である。
印刷であがってきたカバーは、1 ページ側に折り目は付いているが、最終ページ側に折り目はない。そこは自分で決めなければならない上に、真っ直ぐちゃんと折る必要がある。
位置の合わせ方は実はボクは知っていた。と言うのもボクが中学生の頃、いわゆるオタクになり始めた頃、買ってきた単行本を丁寧に自作のカバーで保護していた。この時、1 ページ目側の折り込みを作り、そこに本を合わせてカバーをくるっとすると、最終ページ側の折り返しの位置がちゃんと決まるのだ。
だから今回も同じように、1 ページ目側を降り、そこに本をセットし、くるっとカバーを回して最終ページ面に来たらそこで自分で折り目を付け、改めてそこで折る。
うまく言った……!
と、思いきや、これがなかなか個体差がある……orz

どういうこと??

しかもまだ余ってる方に折れればいいけど、足りないこともあって、カバーの折り目が本の幅より狭いという事態も起きることがある。あぁ、これが DEX 3 の運命か……orz
そんなわけで、結局 6 冊ほど失敗する(涙)。しかもこの時点では本のカバーが多めに刷られていることを知らなかったので、うわぁ 6 冊も無駄になってしまった……と嘆き悲しんだ(実際はカバーと栞は 10 枚以上も多めに印刷してくれていた)。

で、結局どうしたかというと、折り目の大きさの型紙を作り、その型紙をカバーの端に当ててその型紙の幅で折るようにした。これで折り目のミスはなくなった。

ブックカバーを使う

さて、できあがった本はカバーがまだ折れグセがついてないため、どんどんと膨らんでしまう(カバーが真っ直ぐになろうとするので)。別にそのまま上にどんどんと重ねていけば、何日もするウチに折れグセが付いて真っ直ぐになるのだが、何というかカバーに傷(擦り傷とか、凹みとか)とか出来てもいけないなと思い、何か手立ては無いものかと考えた。
そういえば昔、アニメイトとかにビニール製のブックカバーがあったなぁと思い出す。ただアレには確かアニメイトのロゴが入ってしまっていたはずだ……と思いながら検索すると、あった。25 枚入りで 300 円(1 冊あたり 12 円のコスト)。
さっそく買いに行きたいと思ったが、時間は既に深夜。これ、ドンキホーテとかでも売ってるんだろうか……とまぁここでは逸る気持ちを抑え、このカバーは翌日、シモジマで買ってきた。

そんなわけで会社から戻ったらせこせことブックカバーを掛ける毎日が続き、4 日目にしてようやくカバーをかけ終わった。冊数は 104 冊。つまり『OZ Meets OZ !』を刷った冊数は 100 冊である(4 冊は予備)。
1 日に 26 冊しかかけられなかったんだなぁ……100 冊なんて一日で出来ると思ったのに……。
ちなみに個人的に 10 冊くらいしか売れないんじゃないかと思っていて、でもせっかくの初の自分の本だし、周囲の人に配りまくろうということで 40 冊、あとは 3 年かけて売れるといいなという残りの 50冊 という計算での 100 冊である(笑)。

1504262365 1504262367

エロゲのヒロインの口調が気に入らない

(関連記事:正しい日本語を使う必要はあるか!?
ふと Youtube を徘徊していたら、以下の様な動画を見付けた。いや、どうやって見付けたんだったか……ひょっとしたら Twitter で流れてきたのかもしれない。
いわゆる「ギャル語」で昔話を語るというもので、ボク個人的には非常に勉強になった。とはいえ勉強したところで、これらは刻一刻と変わっていくので、勉強する意味もあまりないだろう。

https://www.youtube.com/watch?v=32UbQ-pX4f4

ボクが常々思っていることに、エロゲの女性キャラって本物っぽくないよなってのがあって、それは主に口調に表れている。普通、女子高生はあんな丁寧に喋らないし、そもそもため口だと男とそんなに変わらないし、↑の動画ほどひどくなくてもギャル語は少し混ざるしで、エロゲと現実の女子高校生は全然話し方が違う。

まぁとはいえ、現実の女子高生をユーザは欲しているわけではない。
それは理解している。

また声優が間違った日本語を訂正してしまうのも、ボクは問題に感じている。
女子高生が正しい日本語を喋られるわけはなく、そこは「らぬき言葉」や様々な日本語の誤用をするはずで、それはそのまま喋って欲しいんだよね。声優さんたちはこういった間違いに気付くと直してくるし、音響監督は正しい発音なんかにも凄い気を遣って、指摘したりしてくる。
いやー、会話なんて何度も同じことを言うし、聞き返したら辻褄があってなかったりするし、日本語はめちゃくちゃなんだから、むしろその場のノリと勢いでだ喋ってもらった方が本物らしい会話になるんじゃないかって、ってボクは思うんだけどね。
別に国語の教科書じゃねーんだから。
でもそれを言い出すと、そもそも別録りって段階で自然な会話にはならないけどね(アニメでは会話シーンはスタジオに全員が入って録音する(その場で会話のキャッチボールをする)が、エロゲでは一人一人別々に録音する)。

まぁそんなわけで、一度、本当に女子高生みたいなキャラを書いてみたいなぁ。
ただ、ボクにそれが技術的に出来るかどうかって問題もあるけど(^^;

Photoshop のおかしな挙動 2

昨日Photoshop の動作が会社の開発機ではおかしかった。メモリがまだ余っているのに、仮想メモリにスワップしまくり、作業がとてもできたものではなかったのだ。本当にメモリのせいかどうか確認するために、秋葉に行ってメモリを 16GB 買ってきた(8GB x 2)。
これで会社の開発機のメモリは 32GB になった。自宅の開発機より多い。

結果は、同じだった……orz

こりゃ Photoshop CCメモリ管理がなんか変なんだな。
20 分くらい放置してたら、スワップが落ち着いて、そこそこ使えるようになった

ところがである、ボクが実際にその操作感を試したわけではないのだが、32bit 版 Windows を使っていてメモリが 2GB しかないディレクタのマシンで Photshop CC(体験版)を動かすと、今までがウソのように立ち絵の作業が出来たという。

ぇー……。

メモリが少なくてもそれなりに動くようにしたせいで、メモリが乗っているマシンではメモリを使おうとしないとか??

Photoshop つながりでおもしろい話をもう一つ。
別の知人で Photoshop 7( 14 年前のバージョン)を未だに使ってる人がいるんだけど、その人に余ってる 2TB の HDD をあげたのね。データ保存するのに使うといいよって。そしたらその人から「Photoshop 7 でファイルの保存が出来ないんだけど!」って電話がかかってきた。
なんだそれー、とよくよく話を聞いてみると「空き容量が足りません」というエラーらしい。ここでピンと来た。2TB の HDD の空き容量が符号反転してるなと。Photoshop 7 の時代に 2TB なんていう容量は考慮されてないのだろう。Photoshop 7 が何ビットでファイル容量を計算しているのか解らないが、2TB という容量が巨大すぎて負の値になってしまったのだ(笑)。
幸いシステム ドライブは 256GB の SSD で、こちらは Photoshop 7 でも認識したのでとりあえずそっちに保存してもらう事にした。
というかもういい加減 Photoshop 7 を捨てて欲しいんだけどなぁ……ボク的には。