金沢を諦める

さて、東海旅行 4 日目。朝 5:30 起床。真面目にクマゼミの声を録る事にする。
とりあえず起きた場所、ひるがの高原 S.A. ではクマゼミは鳴いていなかった。そこですぐさま高速を下り、窓を全開にして山の中をさまよう事にした。

まぁ、結果的にクマゼミはいなかった(汗)。

えー……。なんなん? なんなんなん?

というわけで、なんだかんだで松本市の方に出てきてしまった(汗)。アレ、金沢は!?
いやねー、お盆最終日でしょう? 高速道路が渋滞するんじゃないかというのも思いだのよ。金沢行ってたら確実に渋滞に巻き込まれると思い、東にハンドルを向けてしまったのよねぇ……。が、ずっと山の中を走ってたんだけど、クマゼミは松本市の市街地におりるまでとんと聞く事がなかった……orz

しようがないので、ひとっ風呂。林檎の湯屋 おぶ~とかいうふざけた名前の日帰り温泉へ。なんだこの名前は。ボクが名付けたのか!?<ヲイ そしてそこでふざけたラーメンも売っていたので頼んでみた。おぶ二郎wwww
しかし二郎、すごいなー。もう全国区になってしまっている? そしてインスパイア系の多いこと多いこと。
だがおぶ二郎は似てすらいない、よくわからんラーメンだった。これで 1250 円。本家より高いとか、馬鹿にしてるだろう。世のジロリアン達はロットが乱れるからどうとか、初心者はどうとか怒る前に、こういうわけわからんインスパイア ラーメンを出してるところに怒るべき!!

ちな、ボクははジロリアンではないので。念のため。むしろ二郎は嫌いな部類に入る<じゃぁ何故頼む
いやね、基本的にボクはごつい麺が好きなのよ。ぶっとくてゴツゴツして噛むともちゃもちゃといつまでも口の中からなくならない麺。こういう麺を出すラーメン屋ってあんまなくてさ……二郎になっちゃうのよねっていう。

せっかく松本に出たのだからと、お気に入りの JA の直売所『JA ハイランドファームやまがた』へ寄って大量のシャインマスカットを買うwww ココはとにかく農産物が安いのよ。というか、贈答用じゃない果物が安く買える感じか。贈答用がスーパーの値段くらい。贈答用じゃないやつは一房 1000 円を切ってる。どうせ見知った仲にしか配らないので贈答用じゃなくていいのだ。味は同じだし。

で、帰る。ドラレコによると途中、八ヶ岳 P.A. に寄ったらしい。トイレかな?

渋滞は避けられたかなぁと思ったのもつかの間、もう東京にだいぶ近い相模湖を超えたあたりで渋滞に巻き込まれる。場所的にはこのへん。下の写真を見れば解るが、見事に速度 0(汗

ただここは構造的な問題もあるのよね。三車線から二車線に変わるところなのだ。なので交通量が多いとどうしても渋滞する。なぜ二車線に減るかというとトンネルがあるからだ。さらにトンネルが原因な理由は二つあって、このトンネルはとても長いので新しいトンネルを作ることがすぐにはできないというのと、トンネル内で渋滞中に事故が起きると被害が拡大する事が多いので、トンネルの手前で渋滞させようということなのだ。

八王子を過ぎ、東京の市部に突入するととたんに車内が蒸し蒸ししてきた。ボクはいつも最低の風量なのだが、それだとぜんぜん涼しくなくなってしまったので 1 挙げたというのが上のツイートだ。

と言うわけで 15 時、無事、家に帰る事が出来た。
結果として今回の旅は、4 つの目的のウチ、二つが果たせなかった。クマゼミと天下布武 織田信長バナナだ。
織田信長バナナは皮ごと食べられるという珍しいバナナで、是非とも出荷されるシーズンを調べて再チャレンジしたい。
クマゼミは……実は後に、一緒に焼肉を食べた京都の人に教えてもらったのだが、山にはいないらしい。基本的に市街地にしか以内との事。マジか! つまりクマゼミの音だけを録るというのはかなりハードルが高いということがわかった。それこそ早朝、車通りのない住宅街や市街地にある公園に行くしかないだろう。
しかし、朝 5 時とか、けっこう起きて活動している人多いんだよねぇ~~~。

そしてネタバレになるが、一年後の 2025 年 8 月、ついにクマゼミのみの録音に成功するのだが、それはまたそのときの日記に……。

あと今回の旅行の総走行距離を記録するの忘れた……orz

さて、最後は今回の旅行でせしめたいただいたおみやげ類である。主に京都の人からいただいたものばかりだが(汗)。

まずカール! 関東では売らなくなってしまった、カール!
なんと、製造工場がボクの郷里、松山市だった。マジか! これはもう母恵夢タルトに並ぶ愛媛の郷土菓子と言ってもイイのでは!!??<よくない

次は『鮎菓子の餅だけ』と『御初尾』いわゆる鮎菓子と言われるもので、求肥をどら焼きの衣のようなもので巻いたお菓子だ。なので鮎菓子の餅だけというのはその求肥のみの部分。これねー、おいしいんだけど、餅だとおもって食べると残念感があるのよね(汗)。なんともボクにとっては悲しいお菓子でもあるw
もちろん白玉粉は使われているだろうから、餅米は入ってはいるんだけどね。
で、鮎菓子は二種類あって、普通と堂上蜂屋柿を使った超高級品(下の方)。堂上蜂屋柿は織田信長にも献上されたと文献に残る高級干し柿の事だ。

で、9 枚目からが面白いお菓子。写真を見た方が解りやすいと思う。まさに鮎の塩焼きを再現した和菓子だ。京菓子司 金谷正廣香魚というらしい。中は大雑把に言うと砂糖を片栗粉や山芋などで美味く成形したお菓子で、食感はしっとりした砂糖の塊のようなものだ。美味しそうに感じない表現でもうしわけないが、見た目だけでなく、魚の白身のような柔らかさが再現されている。

最後に半田赤レンガ建物で買ってきた知多梅シロップ。最初梅酢なのかなと思ったんだけどほんとうに純粋な梅のシロップ。砂糖は入ってるけど、まークセがない。凄く飲みやすくて割る割合によってはかなりすっきりとした飲み物になる。炭酸水で割るのお勧め!

最後に愛知の給油したレシートと、東京に帰ってからのレシートがでてきたので記したい。、
愛知県高浜市鯉池町にあるガソリン スタンドで、158 円 /L。一方、杉並区は井草のガソリン スタンドは 166 円だった。愛知、安!!! ただ東京の方はクーポンで 5 円引きなので実際には 161 円で入れている。

ホタル 2024、二日目

さて、二日目はまずは温泉と言うことで一路、白骨温泉へと向かった。
ここの煤香庵というところでひとっ風呂。白骨の硫黄にどっぷりつかる。

一枚目の写真はボクが煤香庵と間違えて撮ったもの。奥の建物は全く別の建物だったw
二枚目以降は煤香庵の隣の売店で売っていたもの。御岳百草丸は長野の歴史ある胃腸薬っぽい? そして長野と言えば食虫。蜂のお酒売ってた。

それから朝ご飯兼昼ご飯を食べに、奈川へ。福伝さんでとうじ蕎麦をいただく。ついでにカツ丼を頼んでみたり(三枚目)。かえしはここが一番ボクは好きなんだよねぇ。そして隣にあった『ちゅうじ食堂』は閉店してしまったらしい。

そして今日は天気が良かったのでホタルも無事見る事が出来た。
下の写真は明るいうちにホタルを見る場所に来られたので、撮ってみた。毎年、こういう場所でホタルを見ているのである。ちなみにホタルの写真は撮れなかったが、動画にはけっこうちゃんと撮れてたんだけど……編集するのがめんどくさい<ヲイ

しかし初日にホタルが見られず、二日目になってしまったのはホタルツアー始まって以来、初めての事かもしれない。

それから 21 時頃撤収。晩ご飯を食べに行く。国道  141 号線沿いにある『龍福』という中華料理屋。台湾料理かなぁ?
味はバラつきあり(汗)。美味いものは美味い。あと出てくるのも早い。
メニューも多いので色々頼んでみた。


豊橋カレーうどんとは!?

今日は未明の 4 時頃、家を出た。豊橋カレーうどんを食べに行くためだ。確かに愛知県、特に名古屋の名物の一つにカレーうどんが揚げられる。だが同じ愛知県でも豊橋のそれは名古屋のとはちと違い、どんぶりの底にご飯ととろろを敷くのだという。なかなか興味深いというわけで家を出たのだ。でも何でそんな早い時間に出たかというと、豊橋に行く途中で取材したい場所があったからだ。

それがコケの聖地と言われる白駒の池である。

ただこの場所、とんでもなく混む。そして大渋滞する。ので、現地に夜が明ける頃── iPhone のカメラでも撮れる明るさ──に着こうというわけで 3 時台に起き出して出発したというワケなのだ。

下の写真は朝ご飯にと上里 S.A. で食べた秩父名物わらじカツと秩父味噌を使った豚の焼肉だと思う。たぶん。
味はお察し。
三枚目は気になった梨だったので撮っといた。来年、覚えてたら取り寄せてみよう(そして忘れてた)。

そして明るくなった 6:30、白駒の池に到着。ちなみに行き方関越群馬まで上り、藤岡ジャンクション上信越道に入り、佐久小諸ジャンクション中部横断自動車道に入って R299 まで南下した。白駒の池は R299 沿いにある。この R299 はじつは埼玉県の南部(入間市)から伸びている道路で東京の北側に住んでいるボクにとってはなじみ深い道路だったりする。
なのでこの道路をずっと行くという手はないことはないものの、秩父を越え神流町より西側は結構な難所で幾度となく土砂崩れで通行止めになって来た道路で、ここを通って白駒の池まで行こうとしたらそれこそ全日の夜とかに出ないと朝には間に合わないだろう(汗)。

さて、白駒の池とはどんなところなのか? それは下の写真を見るのが一番早い。
百聞は一見に如かずだ。
なんていうんだろう、とてもインスピレーションがわく景色が広がっているというか何というか、コケに覆われた森が広がっているのだ。ただここは紅葉スポットとして有名どころか登山道のベースにもなっていて多くの人で賑わう。ただボクが行ったときはほぼ人はいなかった。それでも白駒の池の畔にある山小屋には登山客がすでに活動を開始しており、出発の準備に忙しそうだった。

どうでもいいけど、今って登山者同士が出会うと挨拶するっていう文化はなくなった? つい挨拶してしまったんだけど、返す人はほとんどいなかった(20 代まで登山はよくしていたので挨拶するクセがついている)。挨拶しない方がいいんだろうか? まぁこっちは登山するようなナリはしてないので向こうからしたらそもそも登山者には見えなかったのかもしれないが(汗)。

今回の写真は一枚目のマップでは白駒の森と白駒荘までのエリアだけだ。他にも魅力的なエリアがいろいろあるのだが、そもそも雨がけっこうひどかった。写真では解らないが、土砂降りちょい手前の振りだったのだ。なのでこのエリアしか取材できなかった。ただこれも一応計算に入れてのことではあった。天気が悪かったら人も少ないだろうと。それくらいこの場所が混むことを恐れていたのだ。

ただ iPhone だと全体的に光量不足だなぁ。写真はどれもイマイチ。
まぁしかしこういう森の中にぽつんとちあらが立ってたり、黒翼が木の枝に座ってたりしてたらありがちではあるが、絵にはなると思う。とはいえこういう森を題材にした作品を考えているのかというと全くそんなことはなくて、どちらかというとボクの脳を刺激するために来たという感じだ。

さて、それから写真には一切写っていないが松本のとある JA に向かう。『ファーマーズガーデンやまがた』。ここで果物を買うのだ。おみやげ&贈答用。ここは贈答用の綺麗な果物と、自分家用の見てくれが悪い果物どちらも取りそろえていて、自分家用はとにかく安い。シャインマスカットが一房 700 円とかそんなくらいで売っている。贈答用も決して高くはなく、ちゃんと箱に入っていて二房で 2500 円とかそんな感じ。
味ももちろんちゃんとしている。ので、ボクにとっては穴場なのだ。

それから今度は野麦峠に向かう。その途中の、この日記では何度も出てきた清水牧場チーズ工房へ。いつもは午後とかに行って売り切れだったので今回は 11 時の到着!! これなら買えると思ったらすでに車がけっこう駐まっているどころか、売り切れだった……orz
すげぇな、そんなに人気なのかよ……。

店の人に FAX で注文してくれって言われて紙(注文書)渡された。その紙はネットでもダウンロード出来るから知ってるよとは言い出せず(ぉ

しょーがないので奈川で蕎麦食った<ヲイ
そばの里 奈川』。6 月に行った店とはまた別の店で、お土産売り場なんかも併設されている蕎麦屋さんだ。とうじ蕎麦ではなくざるそばを注文。さらにそばがきも頼んでみたよ!(4, 5 枚目)。そばがきも悪くないな。食べにくいけど蕎麦そものもの風味はこちらのほうが凄い(当たり前だが)。

あと一枚目に写っているお漬物が美味かったのでたくさん買ってしまったw


さて、ここからが本題であるwwww
今までカレーうどんの欠片もなかったわけだが、これから南下して豊橋を目指す。そばの里 奈川を出たのが時刻は 12:00。下道で豊橋へ向かう。しかし一時間後、眠気に襲われて道の駅大桑で休憩。14 時ふたたび南下開始。

それにしても長野・岐阜・愛知と南下していく間の道路って面白いのかなーって思ってたんだけど、なんか普通に国道走るだけだった(汗)。林道みたいな所を通るのかと思ったのに……いや、ちゃんと地図を見て計画すれば通ったのかもしれないが、ナビ任せだとダメっぽい<当たり前
途中、中山道取材で通った道を使ったので、見たことある景色に出会ったり。

16:42 に最初の目的の店『ナザレうどん』に到着。客はボクだけだった。なんか揚げ物がすごい充実していたので色々注文してしまった(汗)。カレーうどんを梯子するというのに、だ。
でね、結果から言うと、豊橋カレーうどん、イマイチ<ヲイ
うどんは悪くないし、とろろもご飯も悪くはないんだけど、まずカレーがおいしくないw
そしてとろろもごはんもカレーを薄めてしまう。
この辺、どうやってるんだろうかと食べる前は疑問だったんだけど、何も工夫はされていなかった(汗)。
そっかー……残念。

ただ揚げ物はうまかった。餅の天ぷら、サイコーだった。

ところでなぜこの店に最初に行ったのかというと、ナザレうどんという名前だ。恐らくお店の人はクリスチャンだと思ったのだ。会計の時に聞いてみたら、やはり聖書からとられているとのことだった。で、もう少し深掘りしようとしたらそこでピシャッと会話を閉じられてしまった。なんだろ? なんかイヤなことでもあったんだろうか?

さて、カレーうどんがイマイチだったのはこの店だけかもしれない(失礼な)という思いもありつつ、次の店を目指す。次の店が『玉川うどん』というお店なのだが、念のため電話するとすでに今並んでいる客で麺が切れる可能性が高いとのこと。マジか! ここが一番食べログの点数が高かったのになぁ(2023 年時点)。というわけでその次の候補だった『つるあん』へ。

こちらはなんて言うんだろう、お座敷のあるファミレスみたいな雰囲気。店内は二、三組しかいなかった。時刻は 18:47 。晩飯時なのにこんなに空いてて大丈夫かと心配になるほどの空きようだ。
出てきたカレーうどんはナザレうどんとだいぶ違う。真ん中にあるデカい丸いのはタマネギだ。甘くて美味しい!
が、全体的な印象はナザレうどんと全く同じだった。

カレーがぼやけすぎなんだよー!! もうちょっと本気でカレーを作ってくれよー!
それともちゃんとしたカレーだとダメなのかなぁ?? もちろんお出汁は入ってていいと思う。
とにかく辛さもない、かといってコクがあるわけでもない、なんとなくカレーっていうカレーなんだよー。蕎麦屋さんで出てくるようなカレーでもない。悲しい。

そしてここは唐揚げがとても美味しかった。
サイドは完璧なのに!

あと容器がなんかファミレス的なのではなくて、ちょっといいものって感じがしたのと、付いてくるお新香が三種類もあるのは名古屋っぽい、良いサービスだなと思った。

しかし食い過ぎ……運転する気力すら沸かない(汗

ので、舘山寺温泉に行った。超久しぶり!
20:30 に入って 22:00 時に出た。だいぶおなかもこなれてきて、運転する気になった!<ヲイ


23 時頃、日本平パーキングエリアで一時間ほど休憩し、26:15、家に帰ってきた。
旅自体は大成功だと思うんだけど……豊橋カレーうどんはそのためだけに豊橋に行って食うほどのものではなかったっていう。いや、カレーうどんというジャンルそのものがそうだろって言われればそれまでなんだけどねw 旅の収穫としては白駒の池や奈川のそばがきの方が大きかった気がする、そんな旅だった。あとシャインマスカットが安く買えたのも大きい<スゲーたくさん買ってきた

そして走行距離が 853.2km(笑い
日帰りする距離じゃないよね。そしてこういうロングドライブは誰か連れてけないよね、ボク一人だから出来る旅だよなぁと思った。

最終日も長野三昧

ホタルツアー最終日。いつもホタルツアーは一泊二日だったのだが、今回は初めての二泊三日だ。
今回も長野三昧だ(ぁ

まず向かったのが上田にあるおそば屋さん『手打百藝 おお西』。並ぶほどの人気店だと聞いていたのだが、11:30 に着いたんだけど、ボクらが一番乗りだった。蕎麦は見た目も美しく、そば粉の風位も今回の旅で食べた中では確かに一番強いかもしれない。あと歯ごたえというか食感も心地よい。並ぶのも分かる。が……たけー!!! 1650 円。完全に観光地値段である。

ところで客の入りだが、12 時を過ぎるとあっという間に満席になってしまった。
ここでいつも思うことがある。世の中の人間ってけっこう一日のリズム通りだよねっていう。12 時にホントに飯食うんだなっていう。それは街中走ってても思う。おまえら 12 時に飯を食わないと死んじゃう病なのか!? でもいいのだ、そう言う人たちが大勢いるから、ボクみたいな鼻つまみ者が 15 時とか夕方とか空いている時間にゆっくりと飯が食えるのだ。

ちなみにこの鼻つまみ者が唯一崩されてしまったモノがある。それが高速道路だ。早朝とか深夜とかに移動してたのに、今やみんながそれをするようになってしまった。困ったものである。

ところでこのおそば屋さんの隣には湧き水(井戸水?)があった。いいなー! 長野県は水に恵まれてるね! 実は松本市も町の至る所で水が飲める。ちょっと住んでみたいなぁなんて思ってたりもする。

そして偶然にも蕎麦屋の並びに前から行きたかったパン屋さんがあることに気付く。名前を『ルヴァン』。
それが 15 枚目の写真だ。ここも結構繁盛してたなぁ。

最後の集会所の写真はなんか趣があったので撮ってしまった(汗)。

そして松本城へ。外観だけで済ませてしまったが……今思えば中に入った方がよかったかなぁと思いつつ……。
一応中に入ったときの日記はある。
が、カメラも新しくなっているし、京都から来た人も一緒だったので、撮り直しても良かったんじゃないか?
と、後悔している(汗
あとあんまり人も多くなかったし。中もけっこう写真撮れたかもしれん。

そして 15:30 頃、塩尻駅京都の人を降ろす。中央線名古屋まで出て新幹線で帰る感じだ。
塩尻駅は人もぜんぜんいなくて寂しい駅だったけど、割と充実したお土産屋さんなんかもあって悪くなかった。あと駅名看板が独特?JR の駅名看板ってぶっといゴシックじゃない? 塩尻駅は飾り罫に細めでゴシックと明朝の中間みたいなフォントだった。

さて、東京に帰る。18:30 頃相模原市に突入。おなかも空いてきたので晩ご飯を食べようと言うことで同乗者のお勧めのとんかつ屋さん『かつ泉』へ。お店の作りがとても余裕のある作り。一人あたりのスペースも広い。そして漬物セットがついてくるのがいいね。名古屋文化的というか、西日本的というか、食の余裕みたいなのを感じる。

とんかつも衣サクッ中ジュワッって感じで、堪能しますた。

というわけで三日間の旅行。なんだかんだでボクが長野を案内しただけって気がしないでもないが……(ぉ、全走行距離は 1148.3km であった。燃費は概ね 13km/L くらい。相変わらず遠出をすると悪い(汗)。どら焼きの写真は自分のために買ってきたもの(爆)。6/25諏訪湖 S.A. で買ったものだ。本当は小布施堂のどら焼きと栗鹿ノ子が欲しかったのだけど、諏訪湖 S.A. では売ってなかった。

長野三昧

ホタルツアー二日目。といっても、ホタルは昨日で終了である。
今日は長野県内をウロウロする。
まずは軽くつまむ。どこで買ったのかも覚えてない、まる天の揚げ物(ぁ

そして清里から再び中央道を西進して、岡谷 JCT.長野道に入り北上。さらに上信越に入って(長野道は更科 JCT. で上信越道となる)、豊田飯山 I.C. で降りる。あとはちょいと北上すると野沢温泉である。この温泉街は山の斜面にあるのだが、散策路が縦横無尽に走っていて楽しい。ちょっと遠回りをして雰囲気を楽しみつつ、エメラルドグリーンの温泉『熊の手洗い場』という共同浴場へ。グリーンの感じはこんな感じ

それから坂を上がって、朝ご飯。猫がコンセプトのなっぱカフェに行く。ここでご飯を食べるのは初めてな気がする。
わりとオーソドックスでまとまった味付け。所々に猫が隠れている。後味付けが全体的に易しめ(塩分控えめ)。

今度は南下して、松本で給油。
それから西進して山の方へと入っていく。松本市から福井へ伸びる国道 158 は大して広くもない上に山道をいくのだが、バス・大型トラックの通り道でもあり、特に平日はかなりシビアな運転が求められる。今日は日曜日なのでトラックは来ないがバスは普通に通っている。中央・北アルプスの各観光地と都市部を結んでいるのだ。

ちなみにこの国道 158 はあまりにも過酷な国道なため併走して高速道路を建設中である。最終的には長野道東海北陸道がつながる予定だ(中部獣姦縦貫道)。この道路が完成したら、北陸へは新潟まで行ったん出ることなく行くことが出来、時間・距離もかなり短縮されると思われる。あと高山とかにも出やすくなる。

で、そんな道路の説明をしたものの別に北陸まで行こうとしたわけではない。同じ長野県内の奈川へ。ここでとうじ蕎麦を食う。
図らずも今年も奈川に来てしまった(汗)。なんか、このところ毎年来ているぞ?
個人的には味が一番安定している福伝さん。去年は福伝の隣のちゅうじ蕎麦に行ったんだけど、ちゅうじ蕎麦はちょっと返しがボクの好みではなかったのよね(去年の記事)。

独特の出汁(たぶんきbのこ?)が利いた、ここでしか食べられないお蕎麦だ。うまい!

蕎麦を堪能した後は乗鞍まで足を伸ばして硫黄の温泉に入る。野沢とイイ今日は硫黄三昧だ。

というわけで、今日の旅行はここで終了。また清里の別荘に戻る。
途中、諏訪湖 S.A. に寄っていろいろお土産を買う。下の写真は京都の方からいただいた赤福八つ橋
毎年いただいている。
最後のロールケーキはデザートにと諏訪湖 S.A で買ったんだけど、ケーキそのものを写真に撮るの忘れたw

江戸時代の町並みを残す旧中山道を行く……二日目

二日目。前日の反省を踏まえ、朝の 7 時半に目的地に到着。案の定、ほぼ誰もいなかった。
というわけで今回の旅の最後の目的地『奈良井宿』である。
中央本線沿いにあり、駅近物件でもある(ぁ

というわけで写真は奈良井宿の案内マップと中央本線の線路から。案内マップは文字が読み取れるように高解像度のママなので、読めなかったら拡大とかすれば読めるはず。そして線路はバッチリ複線だ。さすが中央本線。ここからなら名古屋行きとかあるのかなと思ったらそんなことはなく、中津川上松木曽福島行きしか書いてなかった。特急だったら名古屋行きがあるのかなぁ?

奈良井宿は妻籠宿に増して平坦だった。ただ途中に小さな祠やお寺があったり、あと水を引いてあるところ(23, 32, 42, 50, 63, 64 枚目)があるんだけど、これが湧き水かどうかは解らなかった。なんか飲めそうには見えるんだけどね。
お寺では『大宝寺』というお寺にマリア地蔵ってのがあって……写真を撮ってたときはなんとも思わなかったんだけど、今見返してたらなんじゃこりゃって思って、ちゃんと見に言っておけば良かった。江戸時代のキリシタン弾圧に関連があるらしい。

奈良井宿の南の端には鎮神社という神社があった。鎮めているのは疫病らしい。最後から三番目の写真はその神社から見下ろした奈良井の町並みである。馬籠宿に較べて通りが広いのがよくわかる。

ところで取材中にふと目を上げると山の中腹に神社が見えた。というわけで登ってみた。だいぶ痛んではいるが、こちらも奈良井宿が見下ろせ、神が鎮座する場所にはなかなか良い場所ではないかと思ったしだいである。なんでも湧き水が沸いているらしい……気付かなかったなぁ。

最後に奈良井宿の駐車場にあった SL。C12。199 は車台番号だと思われる。露天に置いてあるにしては妙にキレイ。

というわけで 8:30 頃には取材は終わってしまった。
今回の旅の目的はこれですべて終了である。
帰るかどうしようか。

そこでふと思い出したのが、清水牧場チーズ工房だ。こっから山越えすればそんなに遠くないのでは? そうだ、ついでに奈川で蕎麦も食おう。すでに新そばに入れ替わっているはずだ。というわけでまずは乗鞍高原に行って硫黄の温泉に入る。するとちょうど 10:30。ここから奈川に行けば蕎麦屋が開いているはずだ。

ところが一番行きたかった福伝についたら、凄いたくさんの車! マジか。11 時の開店時間にしてこの人の多さ。
というわけでもう一つのちゅうじ蕎麦へ。
ついでにイワナの塩焼きも頼む。イワナは美味しかった。蕎麦も美味しかったんだけど……返しが福伝の方が好みだったなぁ。福伝の方がこくが強くて、たとたぶんキノコの出汁が強い。たぶんだけど。

で、12:10 頃に清水牧場チーズ工房についたんだけど……ほとんど売り切れ! ぎゃー! マジか。
お昼ですでに!? 三度目の敗北……。いちおういくつかは買えたけど……それは家で開封したときにレポートします。

下の写真は奈川からさらに奥、野麦峠に向かって伸びる道路(県道 39 号旧野麦街道)にあったバス停。
この手のバス停って古くなっててトタンとかで補強しているイメージがあるんだけど(1/2 summer のバス停とか)、こちらは建て直したばかりのようだ。それでも中はけっこう汚い(汗)。この中で SEX とか絶対ムリ(そこかよ

あとクマ出るらしいし! ただこのクマ、ヒグマじゃね? 出るのはツキノワグマだと思うんだけど……。

それから、農協でお土産にシャインマスカットとか買う。安い! 一房 2000 円とか 3000 円とかする中、ここは 980 円とかである(笑。見た目が悪いやつだともっと安いモノも。これらは自分用に買うw

それから帰途についたんだけど、なんか大月ぐらいからすげー渋滞。というわけで、そうだ山梨でもシャインマスカット買おう、ということで一宮御坂インターで降りて下道で東京を目指すことにした。この辺りは果物農家が多い上、直接農家から買えるのだ。というわけでテキトーな果物農家に入る。『一久園』という農家。ここで店主と話をしていると、あの緑色のシャインマスカットは熟す途中であることを知る。ここからさらに色あせて黄色になってしまうのだが、そっちのほうが甘さは何倍にもなっているらしい。

マジか!

というわけで、それも買う。しかも安いwww 緑のヤツより半額以下www

人間、見た目に惑わされすぎ!!

それから青梅街道でえっちらおっちら下道で帰る。途中、大菩薩の湯でひとっ風呂。
なんだかんだで旅行中、朝と夜に二回温泉に入るという贅沢さ。

で、最後、シャインマスカットを知人に届ける用事で西荻にきたので西荻で晩ご飯を食べる。
なんでも西荻に肉汁うどんの店ができたらしい。で、入ったら、肉汁うどんよりもカレーうどんが気になったのでそっちを注文してみる。凄い量のスパイス。そして、店主の恰幅がイイ。ということは大盛りの店! 案の定、凄い量出てくる。うどんの中に豚こまの肉が大量に入っているのに、さらに大量のチャーシュー(?)が。肉祭りじゃ。
カレーもいろんなスパイスの味がして、なかなかおいしい。

そして何故かちまき。なぜちまき。しかも電子レンジで温めすぎたせいか、一部分がカチンコチンになっていた。

まぁでも全体的に美味しかったので、よし。ただ店の名前がよくわからない。『』でいいのかなぁ?

というわけで二日間の取材旅行は終了。一日目は観光客の多さで写真は失敗気味だが、雰囲気や宿場町の規模など感覚的なことは理解出来たような気がする。もっともこれらを舞台にした作品ってのを思い浮かんでいるわけではないんだけどね。20 代の頃に行って、そのときはただ観光地だというだけで何の感慨もなかったんだけど、モノを作る立場になって改めて行ってみることによって色々見逃したモノがあるかもしれないというのが今回の趣旨だ。

それに記事中では観光客を嫌ってはいるけれど、観光客が来なければこれらの古い町並みは維持されないだろう。
観光客が来るからこうしてわざわざ不便な家屋を街ごと残しているのであって。

ただ課題もいろいろ残った。実際にこう言った場所を舞台にする場合は改めて取材に来る必要はあろう。町の雰囲気や建物のことは解ったが、実際に暮らしてみるとどうなのかとか、棲んでる人の気持ちとかそういうのは今回は取材できていない。それに作品も江戸時代当時が舞台なのか現代が舞台なのかでも集めるべき情報は異なる。なのでなんだかんだ言ってこの取材旅行は下見に近いかもしれない。

まずは EPSON に行く

事の発端は、4/5 に遡る。
とあるリサイクルショップで見付けた EPSON PX-M5041F というプリンタを買ってきた。
基本的に問題はなかったのだが、ヘッドクリーニングした大変なことになった(汗)。

さてどうしたもんかと考えた。

おそらく最適解は修理に出す、なんだけど、問題があった。
リサイクルショップで買ってきたので箱がないのだ。
こんな凸凹が多くて可動部が多い機械、どうやって送りゃいいんだ?? 段ボールを用意するだけでも一苦労だし、梱包材で隙間を埋めたり可動部を固定したりするのも大変だ。

まぁ、直接持っていけばいいか。って思った。東京のどっかにサポートセンターあるだろうって検索したら……。

札幌、松本、鳥取、沖縄……。

東京がねぇwww そして東京から一番近いのは、松本かよ!!!

というわけで、プリンタを松本まで持っていくことを決めた。
というのが先月のことだ。というのも、先月でボクの車検が切れるから、持って行けるとしたら先月までだったのだ。ところが 5 月の下旬頃から修羅場が始まり、徹夜が続くような大変な事態になり、それは 6 月に入っても続いていた。完全に松本行きは次に車を買い換えるまで不可能になってしまったかに見えた。

しかしコロナ禍の影響で、ボクの車の車検も一ヶ月延びたのだ。

さて、この松本行きとは別に、5 月の終わりには愛車のお別れ旅行をするつもりでもいた。
2000km ほど走って来ようと思っていた。
そして 5 月から続いていた修羅場は、徐々に落ち着きを見せ始めていた。残務処理は残っているものの、ずっと PC に貼り付いている必要もなくなってきた。そこで 19 日に有休をもらい、19 ~ 21 の三日間旅行に出ることにした。
相変わらず突発的に思いついた旅行である。

まずは EPSON の松本修理センターに電話。「持ち込みしたいんですけど」「どちらにおすまいですか?」「東京です」「いつ来られますか?」「今日です」「は?」っていうやりとりが行われたあと、15 時には着くと押し付けるように伝えて家を出た。

下の写真は出発時の愛車の総走行距離である。23 万 km。

それから中央道長野道を経て松本市へ。途中、双葉サービスエリアでおやつなどを食う。
松本市内はわりと渋滞気味。
そっかー、平日はこんな感じなんだなぁ……。

14:15 頃、松本修理センターに到着。
そこで症状の説明や、書類の記入、修理後の受け取りの段取りなどをして無事に目的の一つが完了。

さて、実は松本には個人的な用事があった。それは前に松本に来たときにいたく気に入ったイタメシ屋があって、是非もう一度行きたいと思っていたのだ。とはいえその店の開店が 17 時からというのは解っている。それまでまず仕事をする(ぁ
15 時にやらなければならない仕事があるのだ(ソシャゲのイベント)。

その後、夏物を買いに行く(ぁ
最初、イトーヨーカドーに大きいサイズ(デブ専)コーナーがあるので、そっちに行ったんだけどとても種類が少なく、しかもお高いのばかりだった。えー……。T シャツとか 1000 円くらいしか出す気ないんですけど(ヲイ。3900 円とか無理!(マテ
検索すると、フォーエルというそのまんまな名前のお店があるらしいのでそっちに行く。

決して安い店ではなかったが種類は豊富だったので、こちらでいろいろお買い物。

時間もイイ感じになってきたので、目的のイタメシ屋へと向かう。
名前を『びーばぁ』。
ここはイタメシ屋ではあるものの、出てくるものはかなり独特というか、なんだろうね、イタメシ屋のセオリーは守ってるんだけど(カルボナーラとかペペロンチーノとか)、具材がけっこう冒険しているというか、意外な具材を使っていて、しかもそれがマッチしてて美味しいお店なのよ。

今回は牛筋と野菜の煮込みと、チーズとベーコンのピザ、鳥肉とレモンのパスタを注文。
ここは一品の量がとても多いので、実は食い切れないのではないかとちょっと思いつつ……。

まず牛筋の煮込みは牛筋が完全にほろほろになっているわけではなくて、表面ほろほろ、中はちょっと歯ごたえあり。そして煮込まれたトマトとチーズに包まれてうまい。ただしヤケドには注意w

ピザはカボチャとタマネギはシャキシャキ感が残りつつ、ジャガイモはホクホク。
それにしょっぱくないチーズ(種類はわからないw)がイイ感じ。
あっさりしてるんだよね。こんなにチーズべったりなのに。

パスタは麺全体にチーズが絡んでいる感じ。鳥肉もあっさりしていてとても食べやすい。レモンも実は丸ごといける。ただ失敗したのは、ピザと同じチーズだったため、味がかぶってしまった。しまった。ここに来られる機会は少ないのだから、色んな味を楽しむ意味でも別のパスタにすれば良かったかもしれない。

そしてかなりお腹いっぱいにはなったものの、不思議と胃もたれはしなかったのには驚いた。
たぶん野菜がメインのピザとパスタだったからだと思う。こんだけ食べてもぜんぜん苦しくない。

びーばぁ、また来たい! そう思わせるお店でした。

さて、松本での用事はこれで全て終了。これからいよいよ、愛車お別れドライブの始まりだ。
目指すは京都舞鶴である。というわけで、まずは国道 158 号線岐阜高山を目指す。
平湯温泉でひとっ風呂。この時点で 19:30。

20:25、平湯温泉を出発し、21:15 に道の駅ななもり清見に到着。
ここで別に夜を過ごすわけではなく、仕事である(笑い

明日の朝までに提出しなければならないものがあるのだ。
ここで iPad を使って PHP + HTML5 + Javascript なプログラムを組む。

日付変わって 0:37、出来上がったものを提出したのでさらに京都に向けて車をスタートさせる。
ルートはこのまま R158 を西進し、東海北陸自動車道白鳥 I.C. まで行き(1:23)、そこで高速を降りて同じく R158 で九頭竜川にそって福井県を目指す。

福井県に入ったら(2:43)、北陸自動車道舞鶴パーキングエリアまで来て移動はいったんお開きとなった。
東京を出発してから 589.1km、舞鶴 P.A. 到着は 4:00 であった。
ここで近場でやっている温泉を検索。営業時間は朝 10 時からなので、それまで就寝することにした。