まぁそんな SF めいた話はともかく、メタバースが普及しないもう一つの理由は便利じゃないからってのもあると思う。たとえば仮想空間のショップに入っていろいろ商品をみたりどしたりできるのは確かに利点だとは思うんだけど、Amazon みたいな通販サイトで充分かなっていう人が大多数なんだと思う。いちいちゴーグル付けて買い物するのはめんどくさい。
となると今のところエンターテイメント関連しかメタバースの出番がない。映画やゲームなどではメタバースの利点が大きいし、メタバースでしか体験できないことがあるからだ。
それよりもまずは AR の方を充実させた方が良いのではなかろうか? せっかくみんな高機能なコンピュータを携帯するようになったのだから(スマートフォンのこと)、スマートフォンをかざすだけで現実に情報をオーバーラップさせれば、より便利な社会がやってくる。
初めて来た町なんかでも、どこに何があるのか景色を見るだけで解るとか、説明する人なんかは AR でみれば立ってて何度でも説明を聞くことが出来るとか、ナビなんかもカメラ越しの道路に矢印で案内するとか、あとは人間に対しても自分はどういうヤツとか職業とかアピールしたいこととかを設定しておくと、スマートフォン越しにその人をみればそう言う情報が見られたりするの。