トヨタの陰謀

カーナビ付きの車を買ったのは、今の車が初めてである。ボクは都内および近隣県のマップはだいたい頭に入っており、また日本全国もまー○○はあの辺みたいなだいたいのマップが入っているため、カーナビを必要としなかった。
特に都内においては、時間帯によって混む場所や、自分がよく使う道路の信号のタイミングまで記憶している。

まぁとはいえせっかくある機械だからということで、カーナビそのものは使ってはいるんだけど、自分が知っている道路についてはまったくカーナビに従うことはない。

そんなボクとカーナビのつかず離れるばかりの関係なワケなんだけど、このカーナビと付き合って 4 年目、あることに気付いた。それはボクが通るルートよりもカーナビが示すルートの方が距離が長いこと。
確かにカーナビはなるべく大通りを通らせようとする。すると大回りする箇所も多くなり、どうしても距離が伸びる。ただ深夜など車の出が少ないときは大通りを通った方が早く着くことが多いが……。
それにしても何が何でも大通りを通そうとすることが多すぎる。
ボクがちょっと脇道にショートカットしようとしても、執拗に大通りに戻そうとする。

これはひょっとして走行距離を少しでも長くして、車を傷め、早く買い換えさせようという陰謀が!?

なんてことを考えついてしまった(笑)。
まぁそれは冗談としても、やはりカーナビがあったからといって地図を頭の中に入れておくことは意味があるとおもう。
と言うのも、たまにカーナビに従ってみると、余計に時間がかかることが多いからだ(これは、ボクのルートだとあと○○分で着くとわかる地点からカーナビに従い、比較するというもの)。
ボクは小学校の頃、父親によく車で色んなところに連れていってもらったため、東京都内の道路の仕組みを知ることが出来た(主要な道路がどう走っているか的なもの)。さらに中学・高校になって自転車野郎だったので、それら点と線だった道路の仕組みが面として具体化し、車の免許をとってからその範囲が広がっていった(もちろん詳しいのは東京だけである。日本全国どこでもわかるわけではない)。

ちなみにボクの脳内の地図はカーナビが導入されても拡大中である。