失敗したけど成功した旅行

11 月に水を汲みに行った。そういえば水と言えば、忍野があったな……と思い出す。
あと、わけあって富士山の写真も撮ろうと思った。こちらは伏線で、来年の二月にこの伏線は回収されることになる。

というわけで、午後になってから忍野八海に向かった。

さすが、きれいな水!

ところが!
汲み方がわからない。いや、普通に汲む用のボトルを売っててね、それに入れろってのはわかる。
でもそのボトル、1L しか入らんのよ。
ボクは 20L のポリタンクを持ってきてたんだが……そういう売り方はしてないのか?
ペットボトル 20 本買うのは馬鹿らしいし持ち運びが大変だ。
金はちゃんと出すから、20L 売ってくれよー。

なんか肩透かし。
とりあえず 2L だけ買った。

で、飯! 忍野はそばがうまいのだ! 20 年以上前の記憶だけど!!<ヲイ
ひのでや』というところを見つけたので入ってみる。

普通! もつ煮、まずかった!! 以上!!!
一枚目は山梨のブドウを使ったジュース。

さて、湧き水の次は富士山なのだが……午後だと太陽は富士山の西側に来てしまう。当然だが。
忍野八海は富士山の北東部に存在するため……案の定、逆行どころか太陽が邪魔すぎて山体がまったく写らない(汗

仕方がないので静岡県側に行くことにする。

と、忍野八海から駐車場に戻る途中に浅間・諏訪神社あった。諏訪と浅間って共存できるんか? と思わんでもないが、そもそも有史では神仏習合の歴史の方が長いわけで、諏訪も浅間もクソもないよなとも思う。まぁそれはさておき、けっこうこぢんまりとまとまりつつも、中は豊富な施設にあふれたよい神社だと思った。

というわけで、忍野を離れ、一路、静岡県へ。国道 138 号を南下し、同 469 号に出たところで西進する。この道路は富士山の南側を東西に貫いており、ココを走っていれば、順光の富士山をずっと眺めながらポイントを探せるというものである。というわけでいろんな富士山の写真が以下だ。
最終的には『富士山こどもの国』というところに落ちついた。7 枚目からの写真はすべて富士山こどもの国からの富士山である。

それから車を走らせていると、「高尾山穂見神社」というかわいい小さめの神社があったので、それも写真に撮ってみた。南アルプス市にある神社の分社のようだ。
写真だとわかりにくいのだが、夕日が杉林にうつってすげーキレイだったのよ!
迚も幻想的な風景だったのよ!
でも写真だと……加工してもうまくその感動は表現出来なかった(汗)。

このあと日が暮れてしまったので、取材としてはここで終了。まぁ 20L 水が汲めなかったり、忍野側からの富士山撮影には失敗したけど、手頃なサイズの神社を二つも撮れたし、富士山も撮れたし、結果的には良かったのではなかろうか??

このあとはご飯と温泉だ!

福島にまた桃を買いに行く

8 月中旬になった。
前回、桃を買いに行くのは早すぎたと言われてしまったので、再び桃を買いに福島に行った(ぁ
行った場所は同じである。

まずは朝ご飯兼昼ごはんを食べる。那須塩原でお気に入りの蕎麦屋さん『石心』。
時間はまだ 11 時台だったがすでに満席だった。
このお店は並ぶのは禁止で、席が空く時間を教えてくれるので、その時間までどこかで時間をつぶさなければならない。
待ち時間は 40 分だった。

12:20 頃入店。

メニューは 8 枚目にある写真の通り。他はいっさいない。
写真は 1 ~ 5 枚目が天ぷら盛りそば、6 枚目が高原野菜蕎麦である。ボクは前回は高原野菜蕎麦を食べている。
蕎麦の風味がとても濃いのだが、様々な薬味とともにいただく。5 枚目の小瓶は一味と山椒だったかなぁ……。
ただこれだけの薬味を存分に味わうには、ボクには蕎麦がちょっと少ないかも(汗

とはいえ堪能いたしました。

それから桃を買いに行く。肝心の桃の写真は撮ってないが、大ぶりの大きな桃がちゃんと売っていた。種類も三種類ほど有った。
何箱か買うw
下の写真は道の駅たじまで食べたソフトクリーム。南郷トマト味。意外とトマトが効いてて不味かったwww
いや、ボクが野菜そんなに得意じゃないからだけど(汗)。

ここでも桃は売っていた。前回はなかったのになぁ。

それから塩原湯元温泉大出館で硫黄の温泉にたっぷりつかり、帰路についた。
夕ご飯をどこかで食おうと言うことで、久しぶりに藤岡にある和クォーレに寄った。時間は 18 時頃。
空いてた。よかった~。
明るいときの看板も撮れて良かったw ちゃんと蕎麦屋の藤よしの名前がしっかり見える。

ただ写真から解るとおり、今回は蕎麦は頼まなかった。
二人用の取り分けメニューだったんだけど、前菜もしっかりあって、それでいて二人で 3000 円いかない感じ。
この店はリーズナブルだし味も安定しているし、近くにあったらもっと利用したい店なのよね。

でも、最近、人気ないみたい?? 支店も全部閉めちゃったし……。コロナ禍の影響もあるのかなぁ?

今回の走行距離は 438.9km だった。片道 220km 程度。同乗者有りの日帰りとしては標準的ではなかろうか。
一人だと片道 500km も辞さないんだけど(ぁ
同乗者は座ってるだけでも疲れるからね……やっぱり車だとあまり遠くへはいけないよね。

燃費は燃料計から察するに 13.5km/L 程度ではなかろうか。高速道路メインにしては頑張った方である。高速道路を使うと 14km/L はとてもじゃないが出せない。

福島に桃を買いに行く

今日は久しぶりに旅行に出た。
というのもすでに季節は夏。福島に桃を買いに行くのだ。
この日記にはほとんど出てきてないのだが、311 の大震災が起きる前、ほぼ毎年、福島に桃を買いに行っていた。ちなみに秋はきのこを同じく福島に買いに行っていた。それが 311 以降、何故か疎遠になっていたというか何というか……なんか買いに行ってなかったのよね。別に放射能を気にしていたりはしていない。福島産の野菜とか普通に買ってるし。

下の写真は家の近くを飛んでいたインコ。なんか最近、日本で野生化しているらしい。
ボクはてっきり飼われてたものが逃げてきたのかと思ったのだが……(もちろんその可能性もある)。

途中、久喜に寄って同乗者を拾う。

目指すは福島県と言ってもだいぶ南の方で、下郷町の辺りだ。ほとんど栃木県との県境に近い。その下郷町から太平洋側へと伸びる国道 289 号線沿いに露店売りと言えばいいんだろうか、季節になると道沿いに店ができるのだ。なので具体的に店の名前があってそのウェブサイトとかがあるわけではない(と思う)。

ただ一応敵情視察ということで、目的の露店売りがある手前の道の駅に入る。するとそこでも桃は売っていた。ただ、ボクが毎年買っていた桃と較べるとかなり小ぶりに見える。そして安い。一箱 1000 円とか。あれ~? 確か 3000 円とかしてたはずだけどなぁ。

念のため道の駅で一箱買い、それから目的の場所に向かっていると露店が一件あったので入ってみた。
ところが桃はない。
そこでお店の人に聞いてみると、時期が早いという。

え!?

8 月の中旬だよ! って言われた……。今欲しければ、太平洋側の方に行かないと、とも言われた。

マジか!!!

というわけで、時期が早かったらしい。あれー? そうだったかなぁ。10 年も来ないと忘れてるもんだね。

仕方がないのでさらに西進していると、農協があったのでそこにも寄ってみる。一応桃は売っていたが、道の駅で買ったのと同じ小ぶりなヤツがメインだった。大きめのもあったんだけど、ほとんど売り切れ。そっかー。
下の写真はその農協で売ってたみかん。福島でもみかん作ってるのかw

さて、目的は果たせなかったがとりあえず小ぶりの桃二箱は手に入れた。
写真撮ってないけどwww
そして 6/8 に買ったクーラーボックスがさっそく大活躍だ。しかも保冷剤も冷やしたヤツが道の駅で売っていたのだ。
さらに買ってきた桃は周囲に好評だった。普通に甘くて美味い。そして大きさが小ぶりだったので一人で一個サクッと食えるということで、配った人たちには大好評のウチになくなってしまった。というわけで桃を買うということ自体は成功だったようだ。

というわけで午前中のウチに目的を果たしてしまったわけだが……まぁせっかく福島まで来たんだしということでそのまま北西に進んで、5 月にも行った大内宿へ。
同乗者の性能のいいカメラで資料写真を撮る。
しかし人がやばい。ボクが行ったとき、人なんてほとんどいなかったのに(それでも第一駐車場はほぼ満車だった)、今日は第二駐車場まで満車で第三駐車場も半分以上埋まってた。すげー! こんな人気の場所なのか……。実際、大内宿内もかなりの人! お昼時ってこともあったんだけど、蕎麦屋さんもどこも満席、並びが出るほどだった。

すげー……。

そんな中でも比較的空いている『玉屋』というところでお昼ご飯を食べた。
ここでちょっとしたハプニングが。お店に入った時に、お蕎麦の食べ方を教えてくれるのね。葱が一本入ってるから、その葱を箸代わりに使って食えと。まぁそれはボクも 5 月に来てるから知ってる。
で、実際に蕎麦が運ばれてくると、箸がない。

マジか、5 月に入った店は箸も出てきたのだが……こっちの店は本格的なんだな。葱で食うことしか赦してくれないんだな、とボクらは思った。
が、同乗者が恐る恐る「お箸はないんですか?」と尋ねてみると、お店の人が大爆笑。
ただ単に出し忘れただけだったw

こちらは饅頭の天ぷらはなかった。
あと相変わらずとち餅がデカい……。

サイダーの写真は、会津磐梯サイダーって言うから買ってみたものの、製造は埼玉県小鹿野町っていうね……磐梯山関係ねー。

下の写真は大内宿の様子。上の段が今日のもので、下の段は比較のために 5 月に撮ったもの。
あれね、人がいっぱいいたはずなんだけど、こうやって写真に撮ってみるとわりとまばらっていう(汗)。
緑が 5 月の時よりもさらに深く・濃くなってた。


それから温泉に入りに行く。空気中の硫化水素が高すぎて、電化製品が一年で壊れてしまうと言う、塩原温泉湯元へ。
前回大出館に行ったんだけど、ここはコロナ禍対策で日帰りは 16 時までだったため、元泉館という所へ。こちらは 19 時まで日帰りをやっている。湯質はほぼ同じだ。

下の一枚目の写真が、元泉館から大出館を見上げたところだ。つまりあの上にある建物に前回は行った。
二枚目の写真が元泉館の脇を流れる川なのだが……橋が掛けてあったようだ(汗
三枚目は前回の写真で、大出館から元泉館を見下ろしたものである。

というわけで、本日の旅行終わり(ぁ

久喜に戻って晩飯食べた。安定のベルパロッソ
同乗者は二枚目のタラマヨのフライド ポテトがお気に入り。タラマヨがね、とても高級なのだ。
ピザはオルトナーラ(菜園風→つまり野菜をイロイロ載せて焼いたピザ)、パスタはボンゴレとなんだったかなぁ、豚肉を使ったクリーム ソースのスパゲティ。クドいかなと思ったんだけど、クリーム ソースが思ったよりもなめらかでクドくなくて美味しかった~。ここは何を頼んでも美味しいね。

下の SS は昨日(7/23)のことなんだけど、台風 8 号が発生したときのもの。
8 号は太平洋のかなり東の方に湧いているので、東京に直撃されるとやだなぁ……。
今夏は台風、どれだけ発生するのか気になるところである。

新緑の大内宿

今日は有休をとってふらりと旅に出た。
5/5 に引き続き、今月二回目の旅行。といっても、人がいないところを狙って現地に金を落として帰るという作戦である。
今日の目的地は大内宿と言うところだ。
県で言うと福島県の南、会津若松のちょい南西に位置する。
出掛ける前にこのコロナ禍でも全店舗休まずにやっていることも確認。また、大内宿は 17 時には閉まるので、20 時の時短要請も関係ない。

資料写真を撮るという目的もあったのだが、別にここ大内宿を題材とした企画やアイデアがあるわけではない。
単純にかやぶき屋根の家と町並みが撮れるっていうぐらい。

それよりも大内宿を選んだ理由は、まずは東京から近いこと(250km くらい)、そして幼少の頃に来たことがあり朧気に景色を憶えていたこと、さらに 9 年前に行きそびれたのが何となく心に引っかかっていたことなどがあげられる。

というわけで今日の道程は以下の通り。大内宿の位置は F の上に A が重なっているところの A の場所(黄色○の A)。

7:30 頃出発。まずは給油。トリップ メータもリセット。
それから外環自動車道東北自動車道白河インターを目指す。と言いたいところだっただが、上の地図をみても解る通り、外環自動車道が大渋滞中。そこで関越自動車道鶴ヶ島ジャンクションまで行き、そこから圏央道久喜白岡ジャンクションから東北道に乗るというルートに切り替えた。

このお陰で 10 ~ 10 分ほど多く時間がかかってしまった。

大内宿に着いたのは 10:55。
第一駐車場にはけっこう車が停まっていた。えー、平日なのに? 第二・第三駐車場はそもそも開放されていなかった。
う~ん、人気なんだなぁ……。
と思いつつも大内宿に入ってみると、基本的に人影はほとんどないw
よかった、人に出会わない旅にはなっているようだ。

下の写真は第一駐車場から大内宿に入り、数百メートル入った地点までの情景。
いや~、イイ景色だね。こういう景色が通学路のエロゲ作りたいね。まぁ、いろはが近いんだけど、あれは妖怪要素が強すぎて学園要素がほとんどないからなぁ~。

まずは朝兼昼ごはんを食べる。
大内宿名物『高遠そば』、別名ねぎそばを食べに行く。こちらも行きたい店はすでにチェックしてあって『三澤屋』というお店だ。お昼時だというのにお客さんはボクともう一組しかいなかった。

天ぷら蕎麦を注文。
どんなお蕎麦かは、写真を見てもらった方がいいとおもう。どーんと葱が一本蕎麦に載っているw
箸を使わずにこの葱で食べるのが本来の食べ方なのだが、やはり食べにくいことに変わりはなく(汗)、結局箸で食べてしまった。

蕎麦は田舎蕎麦形式、少し舌触りに粉っぽさを感じるが蕎麦の風味もしっかりと聞いたお蕎麦だった。
かえしは東京寄りも甘めが少ないが、かといって出汁のしつこさもなくバランスがよいと思った。そしてそば湯がとろっとろ。かえしで割らずに直接飲んでも美味しい。

もう一つ特徴的だったのが天ぷら。なんと、饅頭が揚げてある(9 枚目の写真)。
え……これはしつこいんじゃ……って思ったんだけど、わりとさっくりとしていて、中のあんこも温度が高いせいかねばっこさとしつこさを余り感じることなく食べることができた。こんなのも天ぷらになるんだなぁ。

ただデザートにとち餅を選んだのは間違いだった。饅頭と味の位置づけ的に同じだった(汗)。
そして腹にたまるw

それから資料写真を撮るべく、大内宿内を散策した。
お土産も色々買った。現地にお金を落とすのが目的でもあるからだ。
こうして巡ってみると、白川郷内子とは建物の作りや雰囲気がまったく違う事に気付かされる。同じように見える茅葺きの家でも、場所場所で違うものなんだなぁ。

下の写真は三澤屋(この蕎麦屋はわりと大内宿の入り口付近にある)から大内宿の真ん中辺りまで。

上の写真の鳥居に誘われて、メインストリートから逸れてしまったのだが、社殿が見当たらず学校(江川小学校大内分校)に出てしまった。雰囲気からして、この学校はすでに廃校になっていると思われる(Google Mapにも表記がないし)。
この時のボクの観察力が足りなくて、社殿は一枚目の写真をそのまま真っ直ぐ進んて左手の方にあったらしい(高倉神社)のだが、見付けられなかった。

それから学校の脇を通って北上すると、大内宿のメインストリートの最北端に出ることが出来た。
最北端は山が始まっており、おそらくこの大内宿の人たちにとってのなんて言うんだろうね総社と言うべき祭儀施設が固まって存在している。いわゆるお寺に神社にお墓だ。五つほどの社寺が置かれているようだった。

10 ~ 13 枚目の写真はそこから見下ろした大内宿のメインストリートである。
人がまったくいないのがよく解ると思う。

なかなかいい写真が撮れた。

最後に大内宿のいわゆる本陣(大名など地位のある人が泊まるための宿)が公開されていたので、中の様子をも撮ってきた。これも背景資料に充分役立つものが撮れたと思う。

かやぶき屋根を維持するために囲炉裏が使われており、雰囲気もイイ感じだ。
こうやって囲炉裏を使っていると、茅葺きは 20 年も 30 年も持つらしいのだが、他の家屋ではどうしているのだろうか? 当時は合理的な屋根だったが、電気・ガスの今の時代では維持はなかなか大変そうだ。

いやー、それにしても張りや天井の黒さがいいですなぁ。

最後に周辺の景色や花々などを。
ほんと、のどか。
こう言うところに暮らしてみたいと思わんでもないのだが……はてさて、文明の利器に脳を冒されたボクが暮らせるかというと難しい気もしている。とはいえ、なきゃないで自分でなんでも見付けるのではとも思っている。
最後は駐車場の様子で、第一駐車場はだいたい埋まっているのだが、コレだけ埋まっていても町の中にはほとんど人はいないので、うまく分散されているのだろう。

というわけで、大内宿の滞在は二時間ほど。
このあとは旅行の第二の目的である、ドライブに興ずる。この大内宿から新潟県の小出(魚沼)に抜けるのである。
そちらはドラレコの動画も交えて、別記事にまとめてある

那須・塩原に行く(田舎道の燃費を研究する④)

昨夜、仕事が終わったあと草津に行く予定だったが、同乗者の予定が思ったより空いていたので、改めて今日(土曜日)、一日掛けて出掛けることにした。

行き先は硫黄の温泉は外せないと言うことで、奥塩原温泉に決まった。

久しぶりだ。日記によると二年半ぶりらしい。

ついたらけっこうお客さんがいた。うお、お風呂もそんなに広くないし、密か?
と思ったが、内湯は貸切状態だった。
露天風呂はけっこう人がいて、入ろうと思ったけど、そもそも着替えを入れる篭がいっぱいだったので断念。けどけっこう長湯できた。泥で身体も洗えたし。かなりスベスベになったぞ。そして硫黄臭も堪能出来た。

下の写真はホンダ ビートと温泉が吹いているところ。ビート、いいなぁ。実は今の車(右の車)に買い換えるに当たってホンダ S660 は候補だった。ただこれを買ってしまうと、完全にボク専用の車になってしまうけどね。結局いろいろあって諦めたけど……これから先、ボクがスポーツカーを買える日ってくるのかなぁと思いつつ。

硫黄臭くなったら、今度はもう一つの目的地『道の駅 那須高原友愛の森』へ。
実はここには前々から用事があったのだ。というのもここに工芸館というモノがあって、そこに地元の工芸家が作った色々なものが売っているのだが、そこにいつも聖書の一句が書かれた焼き物が置いてあって、前々から気になっていたのだ。
といっても家に食器はたくさんあるので買う必要もなかったので買わずじまいだったんだけど、先日、金沢旅行の時に焼いた九谷焼の湯飲みが割れてしまったのだ。どうせ補充するなら、友愛の森で売っていた焼き物を買いたいなとずっと思っていたのだ。

というわけで、売っていたので買った。もっと種類があったと思うんだけど、一種類しかなかった(^^;
書いてある聖句は第一テサロニケ5 章 16 ~ 18 節『いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。全てのことについて、感謝しなさい。』というクリスチャンにはとても有名な聖句である。

焼いた人もクリスチャンなのかな?

買うとポストカードが着いてくるんだけど、それによると土日は焼いた本人がこの道の駅で売ってたらしい……。あら、知らなかった。そちらの売り場には行ってないのだけど、行けば他の種類のも買えたかもしれないなぁ。

さて、この友愛の森では地元野菜の販売もやってるんだけど、すでに閉まっていた。そこでまだそういう物産系をやっている道の駅を検索すると、『道の駅 東山道伊王野』というところが見つかったので行ってみる。そして友愛の森から東山道伊王野への道がとても気持ちよくて景色も良くて良かったんだけど……ドラレコのカメラの角度がずれていて台無しに……orz

いやー、ここはほんともったいないことをした。
走りやすいし、景色もいいし。

そして東山道伊王野で野菜をけっこう買う(笑
しかもかなりいいお野菜がそこそこの値段で。決して安くはないけど、たとえば小松菜とかすごく立派で大きいだけじゃなくてとても柔らかい。デカい小松菜って堅いことも多いんだけど、とても柔らかくて食べやすかった。他にも葉物やタマネギ、きのこ類をたくさん買う。

さらにお昼ごはんを個々で取ることにする。敷地内に『水車館』というお蕎麦屋さんがあったのだ。
道の駅の蕎麦屋だからとあまり期待していなかったのだが、挽き立て・うち立ての蕎麦はなかなか侮れなかった。海草が入っているのかなぁ? 食感はけっこう弾力のあるコシの強い麺だった。そば湯が出てくるのもありがたい。

天ぷらは衣が薄めで、食べやすい。

ところで東山道伊王野では国産のカボギャが売ってなかったので、他の道の駅にも行ってみることにする。
次に目指したのが『道の駅 那須与一の郷』という所。こちらでもかなり豊富に野菜が取りそろえてあった。が、カボチャはもう季節じゃないんだね、外国産のしか売ってなかったw

それからさらに南下して、宇都宮市にある地元系のショッピングモール『福田屋』でおみやげとか色々買う。

そしてまた温泉に行く(ぁ
源泉掛け流しがうたい文句の『ただおみ温泉』。
スーパー銭湯系の設備かと思いきや、中の装備は銭湯。まぁボクは全然いいんだけど、女子にはちょっと酷だったかもしれない(汗)。ただお湯はけっこうぬるぬるで良かった。ただ、ぬるかったけど(汗)。もうちょっと温度が高くても良かったかもしれないが、加温も加水もしてないらしい。まさに源泉そのまま。そして飲むことも出来る。

驚いたのが宇都宮の銭湯文化。みんな身体を拭かずに脱衣所へと出て行く。
えー……すごい。
おかげで脱衣所の床はけっこうびしょびしょだ。
いいのか?
宇都宮の人がみんなそうなのか、それともこのただおみ温泉がそうなのかは知らないけど……ちょっとびっくり!

というわけで下の動画は奥塩原の温泉を出てから、福田屋に至るまでの道程を記したもの。先にも説明したとおり、ドラレコのカメラの位置が下過ぎて、とても残念な動画になってしまっている……orz シークバーにそれぞれの行き先で区切ってあるので、早送りするときに便利かも。あと Youtube のサイトで直接見れば目次がついている。

さて、残すは晩御飯のみとなった。が、そもそも晩御飯は諦めていた。というのも一都三県は緊急事態制限下、ここ栃木県でもそれに合わせてお店はやってないだろうと思っていたからだ。ところがダメ元で検索してみると……けっこうお店、やってる!

へー!

そこで宇都宮のお気に入りのイタメシ屋『アチェーロ』に行ったのだが、お店自体はやっていたのだが、今夜は貸切とのこと。まじかー……せっかく久しぶりに来たのに。

それからしばらく、アチェーロ近辺の飲食店を巡ってみたが、さすがにどこもやってなかった。とはいえ宇都宮の駅前まで出る気にはならず、また、そもそも夕飯は諦めていたということもあり「まぁ、いいか」となって帰路についた。
が、一応、最後の望みを掛けて下道で帰り、どこかやっていたら入ろうと言うことになった。
下道で使う国道 4 号線は東京から東北地方を貫く大動脈であり(西で言うところの国道一号相当)、24 時間車通りが絶えない道路なのでもしかしたらやってるかもしれないと思ったのだ。

そしたら山岡家やってたwww
山岡家かよー……でもこの先、店があるかも解らないし、埼玉県に入ってしまったら店は 100% やってないし、そもそもこの先に店があっても吉野家とかすき家かもと判断し、入ることに。今回ボクが頼んだのは三枚目のモツ煮ラーメン。しかし……山岡家と合性が悪かった。臭さ倍増(汗)。超くさいwwwww しかもモツそのものもあんまりいいものじゃないので、イマイチ!(ぁ
でもモツ煮の出汁と山岡家のスープが混ざった独特のスープになってて、これはこれで嫌いじゃない。チャーシュー丼じゃなくて白いごはんを頼めば良かった。白いごはんがとても合うスープだったw

というわけで、相変わらず突発的な旅だったけど、晩御飯まで食べられるとは思わなかった。これでアチェーロで夕食が食べられてれば 100 点満点だっただろうが、まぁ仕方がない。旅自体は密も避けられてたと思うが、山岡家だけは他にやってる店もないせいかほぼ満席だった。逆に言うと、深夜帯に店を開けると、夜飯難民がたくさん来てくれるのかもしれない。

最後にこの旅の三つ目の目的である燃費であるが、ついに 14km/L を突破した。こちらは月末の燃費の日記で詳しく触れたいと思う。

田舎道の燃費を研究する②

今日はいい天気な上に、なんだか暖かい。
お出かけ日和である。
しかし、世はコロナ禍で、外出は控えるようにとのお達しが出ている。

なんとなーく人のいないところを探してみるが、Google Map の交通状況は赤いところばかり。マジか、みんな外出してんじゃん。

というわけでボクは今日の外出を諦めた。

が、ふと、あそこなら人がいなさそうと、前々からメモっていた場所を Google Map で検索すると、混んでいないとの表示が。よし、じゃぁ行ってみるか、ということで 13 時頃家を出た。目指すは群馬県神流湖の手前である。そこに、寝かせ玄米というものを出すご飯屋さんが入っている温泉『白寿の湯』があるのだ。

我が家は昔から白米ではなく玄米を食べており、この寝かせ玄米というものが前々から気になっていたのだ。ちょうど遠出の燃費の研究もしていることだし。

というわけで降り立ったのは埼玉県児玉郡神山町。アレ? 埼玉県??
そうなのだ、ボクが群馬県だと思っていた場所は、埼玉県だったのだ! マジか!! ショック!! というのもボクのサイトは埼玉県の記事を減らして、他の都道府県の記事を増やそうと思っていたからだ。まさか埼玉県だとは……orz

気を取り直して、ここ白寿の湯は濁り湯で、湯の種類としては塩化物泉。温度はぬるめだが、そもそも自噴している温泉ではないのであまりアテにならない。ただ露店も広いし内湯も広いので、ぬるさも相まってぼけーっといつまでも入っていられる温泉だった。
さらに面白いのが図書室があって、そこではお茶と珈琲が飲み放題。風呂上がりにゆっくりと時間が潰せるようになっている。すごいなぁ。田舎ならではかもね。

さて肝心のお食事をば。中に入っているレストランの名前は『俵屋』というらしい。
蕎麦も美味しそうだったので、お蕎麦も頼む。ごはんの方は、この辺りの名物である『つみっこ汁』の定食。要するにすいとんらしいのだが……肝心の手で練った小麦粉が不味いんだwww もちゃもちゃしててそれでいてつみれみたいなボコボコした食感。これがなんかよろしくない。
一方、お目当ての寝かせ玄米は好みだった。堅いのが心地いい食感に仕上がっていて(堅い部分がモチモチした硬さになっている)、玄米好きにはいいかもしれない。

一方の蕎麦は風味はあるが、冷やして無理矢理コシを出したタイプのヤツ。
かえしは甘めで食べやすい。また、わさびが練りわさびとかじゃなくてその場でおろしたものを出してくれる。
天ぷらは野菜メインなんだけど、もうちょっと山菜的なものもと思ったけど今は冬で山菜なんてないかと思いつつ。

そば湯がなかったのが残念。

全体的には美味しかったけど、サービスエリアや道の駅のレベルは超えてないかなーって言えば解りやすいかも?<ヲイ
でも、いわゆるスーパー銭湯系の中に入っているご飯屋さんの中では、いいほうかも!

さて、ここからが本番。
まずコースとしては大泉インターから関越道に乗り、本庄児玉インターへ。そこから白寿の湯に行き、神流湖→上野村南牧村下仁田町に出て、そこからはひたすら R254 で帰ってきて、嵐山・小川インターでまた関越に乗り、練馬インターまで戻って来た。

さて、今回は前回のガソリンの続きだったので、給油もしたので燃費が出せる。
結果から言うと、燃費は 1km/L ほど改善された。これはとても喜ばしいことである。具体的な燃費は 13.696km/L である。ほぼ 13.7km。これなら前の車よりも燃費が良い。

この郊外、田舎道、峠道、高速道路で燃費を稼ぐコツだが、今回と前回の運転で位置エネルギーの積極的な利用がとりあえず効くと言うことが解った。簡単な例としては下り坂ではとことんエンジンを使わないというものなのだが、実際はそれだけではない。

道路というのは平坦な場所でも、実際は意外と上り下りがある。この平坦路にもある微妙な下りでもアクセルを緩めるのだ。ボクの車は重いというのもあるのかもしれないが、このちょっとした下りでアクセルを抜いても速度は簡単には落ちない。
ところがこの微妙な下り坂というのは目で見ても解らない。実は上り坂に見えても下り坂だったりなんてことも珍しくない。信じるのはアクセル ペダルに伝わる微妙な負荷だ。たとえば上り坂にさしかかったとき同じ速度を維持しようと思うとアクセルを踏まなければならない。一方、下り坂は逆でアクセルを抜かないと加速してしまう。この微妙な変化を足の裏で感じ取り、負荷が少なくなった瞬間にすかさずアクセルを抜くのだ。

もう一つは田舎道・郊外での走りだが、ボクの車は加速時にはなかなかモータだけで走ってはくれない。そこで目的の速度までは躊躇せずにアクセルを踏むことにした。目的の速度に達したらアクセルをいったん抜く。するとモータだけの走行になる。
そこからは速度を維持するために軽くアクセルを踏むだけで、モータだけで走ってくれる。しかし田舎道ではアップダウンも多いのでアップ時にはエンジンがかかってしまうのだが、この時もちょい強めに踏み、上り坂の頂点に達する前にアクセルを抜くと、頂点にさしかかる前にエンジンが止まり、そこから惰性で頂点まで行ったあとは位置エネルギーだけで走る。こうしてなるべくエンジンのかかる時間を短くするようにした。

この運転方法が正しいかはまだまだ検証を続けなければならないが、なんとか糸口は掴んだように見える。しかし 14km/L はムリなのかなぁ……そもそも今回説明した運転って、無意識に出来るんだろうかという疑問があるのだ。
今回は一人だったから燃費に気を使う運転が出来たけど、同乗者がいて、喋りながら運転してたらと思うとなかなか難しい気がする。

三度目のニューヨーク

今日は桜台でお昼を食べる時間ができたので、入ったことのない店に行ってみた。
と言っても、駅内に入っているいわゆる立ち食い系の蕎麦屋に分類されるお店だと思うのだけど、値段的にはそれよりも遥かにお高いグレードのお店のようだ。

名前は『凛や』。

最近、駅ナカで時々見る気がする……。どっかの大きな会社のブランドなんだろうと思っているのだが、調べてみると『クレア』という会社のようだ。創業は 1983 年らしい。個人的には知らない会社だ。

頼んだのはアナゴ丼。別に昨日の心残りというわけではないが、天丼を選んでしまった(汗

出てきてびっくり、とても巨大なアナゴが乗っている。すごいなぁ……。
しかもわりとふわふわなアナゴだった。チェーン店系でこの食材を用意できるってすごくない?
蕎麦はフツー。
でもそば湯出してくれるのはいいね。でもかえしを全部飲んでしまうことになるので、できればそば湯だけ飲みたいのだけど……かえしを捨てる場所もないしなぁ。って今思いついたけど、食べ終わった天丼の丼に捨てればよかったのか……。

最後のパンの写真はデザートに買った、同じく桜台駅の中にある『アールベイカー インスパイヤード バイ コートロザリアン』の甘い系のパン。左上がブルーベリー、右上があんパン、左下が桃、右下が……忘れた(ぉ

それから夜は知人たちとスーパー銭湯形式の温泉に行く予定だったのだけど、急遽なくなった。でもその前にご飯に行こうと約束していた同僚がいて、ご飯の予定だけ実行してきた。お風呂に入る前提だと、近場でご飯を済ませておかなければならなかったのだが、お風呂の予定がなくなったので遠く、立川まで行くことにした。

というこのこの同僚は本場中国でなんども中華料理を食べてきた人間で、餃子に関してはなかなか造詣が深い人間なのだが、ぜひ彼にニューヨークの餃子を食べてもらいたいとずっと思っていたのだ。

しかしさすがだなと思うのが、彼が頼むのはやはり水餃子がメインであるという点だ。
もともと餃子というのは水餃子をさすものであり、焼き餃子というのは翌日冷えた水餃子を焼いて温めたものであって、日本だけでメジャーなものらしい。さらに餃子は日本で言うところの丼みたいなもので、これが主食(ご飯)であって、餃子をオカズにご飯を食べるのも日本だけらしい。

ここの餃子はただのノーマルな餃子でもほんの少しだけパクチーが入っていて、これがパクチー嫌いのボクでも美味しいと感じるくらいの絶妙な量なのだ(とはいえ、今はパクチーは嫌いではなくなってしまったが)。その辺も彼的には高評価だった。
結果的にどれも美味いと言ってくれたので、満足である。

やはりニューヨークの餃子は美味しいなぁ。

一枚目が突き出しのトマトベースのスープの茄子と鳥。
二枚目がザーサイ。ごま油となにかひと味たしてあって美味しいんだ。
三枚目がサツマイモのフライド ポテト(ぁ。しょっぱ甘いのハーモニー。
4 枚目が手羽餃子。かなり肉汁タップリ。
5 枚目がパクチー餃子。
6 枚目がノーマル水餃子。
7 枚目が激辛餃子。中に唐辛子たっぷり。ただし、餡と唐辛子が混ざっているわけではなく、通常の餃子の餡に唐辛子を入れただけだった。
8 枚目はボクが大好きな明太チーズ揚げ餃子。
9 枚目が紫蘇餃子。
10 枚目が酸辣湯麺なんだけど、酸味よりも後味の甘めな味が際立つ不思議なラーメンだった。