知り合いのノート PC が壊れたというので、それを預かった。まぁそれは治したのだが、けっこうショボいノート PC だったので(失礼!)、ボクの家で使われずにずっとほったらかしにされていた Vaio Duo 11 を貸してあげることにした。
工場出荷時に戻すと(いわゆるリカバリーってやつ)、Windows 8 だった。確か Windows 10 にするには 8.1 にしないといけないよなーと思い、8.1 にしようとしたら、この VAIO(SVD112A1WN)はどうも法人向けのようで、8.1 にすることはできなかった。
筆圧感知もあり、液晶がフル HD の「タブレットに見えるノート PC」 だ。知人の何人かの絵描きが安いお絵かきの出来るこの手の PC を捜していたので、これはいい出物だと思った。もちろん WACOM とかのタブレット PC がよいのであろうが、あんなのは 10 万円超は当たり前、ちゃんと満足できる仕様にしようと思ったら 20 万を越えてしまう。
で、この当時はドラマ CD を作っていたため、結局秋葉に出られるようになったのは日曜日の 15 時頃。1000 台もあるからと思って高をくくっていたら、見事売り切れだった(実際に秋葉には行かず、電話で確かめた)。
さて、この VAIO Duo 11 という機械、いまでも中古で 9 万円近くで売っている。しかも今回のは不良在庫なので、中古と言いつつもほぼ新品同様である。液晶に不具合が発生する可能性があるため SONY としては売れないが、まぁ無保証で売りたいところはどうぞ的なものらしいのだ。
真相はわからないが、この VAIO Duo 11 はいろんな中古ショップで出回り、値段はどれも 39800 円に消費税というものだった。便乗商法もあり、明らかに中古の粗悪品をつかまされた客もいたようだ。
というのが一週間前の話。
で、まぁ、なんかしらんけど入手した(ヲイ
最初から Windows 8.1 の Pro が入っており、使った形跡もほとんど見られないほどの美品である。8.1 へはお店側でアップグレードしたとのことだった。
このままでも良いは良いのだが、プリインストールされているアプリ類や、リカバリ領域がもったいないので、Windows 10 をクリーン インストールすることにした。手順は以下の通りである。
リカバリ ディスクを作成する
→ 製品の SSD の中で 10GB も居座っているのでそれを DVD にコピー
現在のシステム ドライブを外付け HDD へバックアップ
Windows 10 にアップグレード
→ 現在の Windows 8.1 を正規の Windows 10 にするため。
SSD をリカバリ領域も含めてすべてフォーマット
Windows 10 Pro Ver.1511 Threshold 2 をインストールする
まず最初の結論。不良品だった。
いや、これが SONY が不良品とは言っていないようなのだが、ボクからしたら、これは不良品である(笑)。それはタブレットのタッチパネル部分。マウスではちゃんと操作できるが、タッチではまったくと言っていいほど操作できない。その原因は、以下の動画を見るとよく解る。
もう一つの不具合というかこれはボクのせいなんだけど、VAIO Duo 11 には「いたわり充電モード」と「電源を切った後も USB で給電」という機能があるのだが、これは「VAIO の設定」というプログラムで行う。
この「VAIO の設定」が SONY のサイトには単体で置いてなかった……orz
他のドライバ類や VAIO Care というアプリは全部単体で置いてあるのに……!!