雅狼(草加の角ふじ

なんかもー色々ストレスがたまっていたので、お腹いっぱい何かを食べたいと言うことで、雅狼に行ってきた。今回で 3 回目だろうか。二郎嫌いとか言いつつ行ってるんだから、世話ないよな。まったく。でも行ったら辛いのをやっていたので、頼んでみた。スープが不味いなら、辛くしとけばきっと何とかなるだろう、みたいな?
辛ければなんでもいいのか? ってワケじゃないが(汗)。
まぁ、ふつーに食えました。
というか、ボクがここに来る理由は麺にある。
あの小麦粉の塊というか、固くてモチモチした麺が食べたくて来ているのである。スープとかはもっとあっさりしてていいんだけどなぁって思ってるんだけど、アレかな、モチモチした固い麺だと、濃いスープじゃないと味のバランスがとれないのかなぁ??

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PIZZERIA BAR NAPOLI 五日市街道店

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知人と蛍を見に行った。
見られた!
でもそんなにたくさんはいなかった。
でね、22 時頃、現地について、それからご飯と思ったんだけど、これが全然やってない。ちょうど日曜の夜(日付は  7 日)というのも問題だったんだよね。朝までやっているようなお店でも、日曜日は 23 時までとか 0 時までの所ばっかり。ただ、帰っている途中で前々から気になっているお店を思い出し、それに望みを託してまずは東京まで帰ってきた。
そしてお店の前に車を駐めて「何時までやってます?」「4時までやってますよ」「お酒じゃなくてご飯だけなんですけど、いいですか?」「いいですよ」って言ってくれた。
このお店は五日市街道沿いにあって、もともとマックがあったんだけど、いつの間にかマックがなくなって出来てたんだよね。深夜、五日市街道を通るたびに気になっていたのだ。

基本的にバーなので、お酒メインのお店なんだろうけど、ピザやパスタも 10 種類以上あるし、お客さんにもサービスがいい。ただのお水頼んでも、お水をちゃんとワインクーラーで冷やしてくれるという……何この過剰サービス(ぁ。で、味の方もまずオリーブオイルがしつこくない。そしてあっさりしてて、夜中食べても全然クドくない。
アタリの店かも~。
店員とちょっと話をしたんだけど、東急の裏に同名のお店があって、それの支店らしい。でも味がけっこう違うのでシェフは違うんだと思う。東急の裏のお店より美味しい気がする。ちなみに東急の裏の方、食べログの店数が妙に低いけど、実際は 3.4 くらいつけてもいいくらい美味しい店だと思うんだけどなぁ。
ちなみに過去の日記をあさったんだけど、東急の裏の方の店のレビューはなかった……書いてないのかなぁ。

今回は夜遅かったことも有り、ドルチェは断念。でもここに来れば、夜中でも甘いものが食べられる!(ぁ
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ぼかろか堂(京成小岩のイタリアン串焼き屋

夜、知人とご飯を食べようという話になって、何を食べようかとなった。時間は 22 時過ぎ。ボクが行きたいお店はどこも 22 時で閉まってしまうのよね~。で、思い出したというか、前々からもう一度行きたいなと思っていたお店へ。それは京成小岩にある「ぼかろか堂」っていう串焼きの飲み屋さん。しかし、ここけっこう美味しいと思うんだけど、なんで食べログの点数はこんなに低いんだろうか……うーむ、解せない。

以前の日記にも書いたように、ここはイタリアン&フレンチな串焼き屋。とにかくいろんなものが新鮮。串焼きも肉と肉の間に玉葱を刻んだモノが差し込んであったりと、なかなか気配りもきいている。そのおかげでしつこくないし。けど、結局、フレンチ・ベースなので色々なものがしつこいんだけどね(汗)。
でも、どれも凝ってて美味しい~。って、美味しいしか言ってないね(汗)。味の説明って難しいんだよね……もっと研究しなくちゃな、とは思っている。あとは写真で理解して(ヲイ
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Village Vanguard DINER 阿佐ヶ谷店

久しぶりに Village Vanguard DINER に行った。ボクがよく行っていた阿佐ヶ谷店は前は AM2:00 までやっていたのだけれど、AM0:00 までになってしまったため、とんと行かなくなっていたのだ。ただ金曜日と休日の前日は AM2:00 までやっていたので、今日は弟と行くことが出来た。
感想は……「うまい」くらいしか書くことない(汗)。
季節のバーガーでナスのバーガーをやっていたので、ボクはそれを頼んだ。
ナス、好きなんだよー。
でもナスって汁吸うじゃない?
食べるときベチャベチャになっちゃうかなぁって心配したんだけど、そんなこともなく、食べられました。美味しかった~~。まぁ、写真で気分を味わってください(ぁ。そうそうここはタコライスも美味しいんだよ。具のバランスがいいっていうか、しょっぱすぎないし、ご飯と具のバランスも良くて食べてて偏らないし、お勧めです!
ただ一つだけ不満というかなんというか、贅沢を言わせてもらえれば、デザートがあるといいんだけどねー。Village Vanguard DINER は甘モノが飲み物以外、特にないんだよねー。ぜひデザートも導入して欲しい~。
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鬼金棒(神田のラーメン屋

あの憧れの鬼金棒に行ってきた! やっといけた~~~~。「鬼金棒」と書いて「きかんぼう」と読む。味噌ラーメン専門店で、基本的に辛いラーメン。とはいえ山椒の量も指定出来、辛いながらもすーっとする冷たい辛さもある(お店では「シビレ」と呼んでいる)、ここでしか食べられない不思議な味のラーメン。
ここはお昼時間を過ぎても並んでいるくらいの人気店。なんだけど、16 時頃行ったらボクらしかいなかった。おおお、この時間帯が狙い目なんだなぁ。ちなみに過去の記事はこちら

店に入ると、いつも置いている金棒がなかった。
辛みと痺れは「増し」を選択。
いやー、うまい。ちゃんと味噌と出汁の味もしつつ、唐辛子の辛みと山椒の辛みがくるんだよね。うまく他に例えようがないのだけど……ただスープを全部飲む勇気はなかったなぁ。もっとも最近ラーメンのスープはなるべく残すようにはしてるんだけどね。
一緒に行った知人が「カラシビ スパイス」を買っていた。これがあれば、自分で作ったラーメンも鬼金棒味に!?
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XMail で任意のドメインを、無条件に他の SMTP サーバに転送する方法

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ボクの勤め先のメール・サーバはボクが立てた glace.me ドメインのモノがある。ただこのメアドは当然うちのブランド用にしか使えない(汗)。親会社は別のメール・サーバを持っているわけだが、メーリング・リストやその他、メールの様々な機能は提供されておらず、現状 glace.me サーバに依存している。
とはいえ、親会社の仕事に glace.me というドメインは使えない。
で、今まではどうしていたかというと、親会社のメール・サーバに転送専用のアドレスを作り、その転送先を glace.me にしておいたのだ。こうすることによってメーリング・リストや新入社員の新しいメアドなどは実体を glace.me 上に作っておき、クライアントや名刺などには親会社のドメインを入れておくわけだ。
ところが困ったことが生じている。それは親会社の分のメールの管理もボクがしなければならないと言うことだ。特にメーリング・リストではプロジェクト・メンバーの出入りがあるとその都度ボクが追加・削除しなければならなかったし、今誰がメンバーに入っているかをプロジェクト・リーダに伝えなければならなかった。
ちなみにメーリング・リストにはリスト・プロセッサという機能があり、そのメーリング・リストにコマンドを書いて送ると、メーリング・リストへの加入や脱退、そして加盟者の一覧を取り寄せることが出来るのだが、これはセキュリティ上殺している。万一、メーリング・リストのアドレスが洩れた場合に第三者から情報を引き出されるのを防ぐためだ。

で、思いついたのが本社用のメール・サーバを別に立てて、本社の人に管理してもらうこと。この時、メール・サーバは LAN 内専用のサーバとなってしまう(つまりインターネットからはアクセス出来ない)。というのもプロバイダは一つしか契約していないし、外向きのメール・サーバはすでに glace.me が稼働しているからだ。ただ、どうせメーリング・リストにしか使わないサーバだから、社外から見えなくても良いのだ。これがメール・ボックスも設置するとなると、外向きのことを考えないといけないが(その場合はルータに仕掛けが必要になる)。

メールの流れはこうだ。

  1. LAN 内メール・サーバ用のドメインを作る -> ml.glace.me
  2. ml.glace.me 宛てのメールが来たら、それを LAN 内のメール・サーバに転送する

うちでは XMail というメール・サーバを使っているのだが、どこをどう探しても任意のドメインだけ他の SMTP サーバに飛ばすという設定が見つからない。単純にドメイン転送ってのはあるんだけど、この方法だと転送元にも同じユーザがなければ機能しない。つまり ml.glace.me に hoge という名前のメーリング・リストを作った場合、glace.me にも hoge というメーリング・リストを作らなければならないのだ。なんだそれ!? それじゃぁ、ml.glace.me でメーリング・リストを作るたびに、glace.me でも同じものを作らないといけないではないか。

というわけで色々と英語と格闘したり、いろんな掲示板を徘徊したりして、どうやらカスタム・ドメインという設定があるというのにようやくたどり着く。XMail の MailRoot ディレクトリにある custdomains というディレクトリの中に転送したいドメイン名のファイル名を作り(この場合、ml.glace.me.tab)、そのファイルの中に転送したい SMTP サーバを指定すると、転送したいメールが来たときにすべてその SMTP サーバに転送してくれることが解った。

ml.glace.me.tab の中身
“smtprelay” “listserver.glace.local”

こうすることによって、めでたく ml.glace.me 宛てのメールはすべて listserver.glace.local というサーバに転送されるようになった。ちなみにこの  listserver.glace.local は仮想サーバである。いやー、ホント、仮想マシンは便利だ。ちょっと何か新しいサービスを立てたいとき、実験したいとき、仮想サーバを立ててそこに入れればすぐに動かせる。昔は何か実験するんでも余っているマシンとかパーツとかを見つけてきて組み立てて、OS インストールしてとかやっていたんだけど、今や、ほぼボタン一発でもう一つサーバが出来てしまう。うーむ、恐ろしい。

最後に、ここであげているドメイン名はあくまでも説明のためにテキトーにつけたモノなので、実際はこれらの名前で運用されているワケではない。

Apoptosis I / rain forest

しとしとと降り続ける雨は、どんよりとした空気を生み出す。でもそれが毎日のこととなると、それがそうでもない。逆に、一見どれも同じように見えるこの霧雨も、実は様々な表情を持っていることに気付くだろう。
霧雨は地面に、木々に、まるで降り積もるかのように、優しく降り続いている。
「でも、午後には止むかもなぁ。」
手のひらに積もった水滴をなぞりながら、トーヤはつぶやいた。人差し指が小さな水滴をつぶしていく。
霧雨はほとんど音がしない。
ただ滴の垂れるわずかな音が聞こえてくるだけ。
目の前に広がる広大な森は、この霧雨に包まれて、ただただ静かに横たわっている。
「あんまり長いこといたら、濡れちゃうな……。」
肩に積もった水滴を払いながらトーヤはすぐ後ろの扉に手をかけた。
ギィと木製の扉がきしむ音がして、それはゆっくりと開いた。すると扉の向こうからは紅茶とミルクのにおいがすーっと流れ出してくる。
「トーヤ、紅茶飲まない?」
同時に少し舌足らずな声が、向こうから続いた。
「あ、いただきます、いただきます。」
トーヤは慌ただしく扉を開け、紅茶の香りの発生源へ向かって走った。
木の枝を編んで作ったもう一つの扉を抜けると、紅茶のにおいがいっそう強くなる。
同じく木のテーブルには紅茶とミルク、そしていくつかの木の実がお皿に載せてあった。
テーブルも木ならば、ティーカップもお皿もそして小さなフォークまで木で出来ている。よくみると、ポットも木とガラスであった。
「お砂糖はどうする?」
ティーポットを持っている小さな女の子はちょっと息を切らしているトーヤの方を振り向くと、悪戯っぽく笑った。
年の頃はまだ十歳くらいだろうか。長いローブは彼女の身長よりも遙かに長身で、裾はズルズルと床の上を這っている。
見た目こそ子供だが、その瞳は子供のそれではない。焦点の定まったその黄金の瞳は、まるで竜の瞳のようだ。
「どうしたの、トーヤ?」
しばらくその瞳に見入っていたトーヤだったが、少女のその舌っ足らずな声で我に返る。
あの金の瞳を除いては、この目の前の少女は本当にただの少女なのである。
「あ、砂糖はいいです」
トーヤは帽子を脱ぐと、木のイスに腰掛けた。
「あら、珍しい。いつも甘くないとダメって言うくせに」
少女がケタケタと笑って、手に持っていたティーカップをトーヤの前に置いた。
すぅっと紅茶の香りがトーヤの鼻をくすぐる。
「昨日いただいたばかりのキルケの葉っぱよ」
少女はもう一つのカップに紅茶を注ぎながら嬉しそうに目を閉じた。
その一つ一つの動作はまるで大人の女性のよう。自分よりも遙かに背が小さいのに、とトーヤは心の中でつぶやいた。
「まだ前の紅茶が残ってるのに、もう開けたんですか?」
確か南の領主から最高級の葉をもらって、それはまだ残っているはずだ。
「今のがなくなるまで待っていたら、味が落ちてしまうじゃない。どっちも美味しいうちに楽しまなくちゃ」
少女は笑うとトーヤの向かいのイスに腰掛けた。それは彼女の身長に合わせたイスで、トーヤの座っているイスよりも座面が高い。
トーヤがこの家に住む前は、テーブルもイスも、様々な家具がこの少女に合わせて作られていたのだが、トーヤがやって来てからというもの、なにかと頭をぶつけたり家具を壊したりするので、ついに少女は根負けしてサイズをトーヤの方に合わせたのであった。
「あ、おいしい……」
紅茶を一口飲んだトーヤは、思わずそんな声を上げる。柔らかくて厚みのある味わいが口の中に広がっていく。そしてほんのりと甘い。
「ほら、もらいたては美味しいでしょう?」
少女は得意げに胸を張った。
「ですね。」
トーヤも笑顔でうなづくと、ミルク瓶を手にとって紅茶に少し入れた。甘い香りが、紅茶の香りにプラスされる。
「外はどうだった?」
少女がもう自分のカップに二杯目の紅茶をつぎながら問いかける。
「雨は止みそうですよ、この分だと普通に森の中を歩けるかも」
「じゃぁ雨が上がったら、少し葉を摘みに行きましょうか」
「うん、それがいいです」
トーヤは嬉しそうに返事をした。
「葉が集まったら、さっそく薬を作らないと……」
そしてそう言葉を続ける。
「あら、足りないの?」
「はい、打ち身の薬と怪我の薬、あと痛み止めと熱冷ましと……あ、火傷のアロエも切らしてたかなぁ」
トーヤは指を折りながら、棚に並んでいる薬瓶の数を思い浮かべた。擦り傷や切り傷の薬と痛み止めは、冒険者のみならず、普通の家庭でももっとも使われる薬であるため、すぐに売り切れてしまうのだ。
「この間補充したばっかりなのに……」
少女はちょっと呆れ気味にため息をついた。
「軽い症状の時でも売ったりしてるんでしょ!」
そしてテーブル越しに上半身を乗り出すと、トーヤに詰め寄った。
「え……と……それは……」
どうなんだろう……。
トーヤは戸惑った。
薬を買いに来る人たちは皆、困っているからトーヤの元へ来る。そんな苦しみ、痛みを訴える人たちに「これくらいなら薬はいりませんよ」と断ることがなかなか出来ないのも事実であった。
「いい? 何度も言うけど、薬に頼るとね、人の体って弱くなるの。そりゃ、薬がないとダメな場合は別だけど……でも自然に治るようなちょっとした怪我や病気に薬を使うのは良くないのよ!?」
舌足らずな声がキンキンとトーヤの耳に響く。
もう耳にタコができるぐらい聞き飽きた言葉だ。
「わ、わかってるよう!」
解ってはいるんだけど……とトーヤは心で続けながら、薬が必要そうでもなかった人たちの顔を思い浮かべた。
「もう……」
戸惑うトーヤの表情を見て、少女はまたため息をついた。でもそのため息は、先ほどのそれと比べると、少し優しい。
「優しさがね、時によってはその人のためにならないことだってあるんだから……」
その人のためを思って優しくすることが、その人に悪い影響を与えてしまうことはある。
そして、回り回ってそれが優しくした方に影響することも……。
「ま、今のトーヤに言っても、解らないかもしれないけどぉ」
「な、なんですかぁ……」
今度はトーヤがカップを置いて、身を乗り出す。
「べっつに~?」
少女は悪戯っぽく笑うとポットに残っていた紅茶を全て自分のカップに注いだ。
二人の間に湯気が香り立ち、トーヤはその香りに惹かれるように身を引いた。
「たしかにトーヤにお店を任せてから売り上げいいもんね~~」
「う……」
「それだけたくさん薬が出回ってるってコトよね~♪」
「ギクギク!」
「でもでも、やっぱり断るなんて出来ない……」
ついに観念してか、トーヤは正直に吐露した。
「処方を考えるのも貴方の役目でしょう、トーヤ?」
「う、うん……」
「じゃぁ、薬にはならないけど無害なヤツとかテキトーに混ぜとけばいいじゃない」
「え゛……」
それって、ウソをつけって言うこと??
トーヤはそう思ったが、声には出せなかった。
「その人がその薬に侵されるよりは、全然いいと思うけど。それに何のために魔法の勉強をしているのよ?」
「でも……」
「これから少しずつやっていけばいいじゃない。とにかく、無闇矢鱈と薬を勧めるのはダメよ!」
少女は身を乗り出すと、念を押すようにトーヤの額を人差し指でぐいっと押す。
「は、はい」
自信はないけど……と心で思いながらも、トーヤはコクリと頷くのだった。