HDD 組み替え

会社のサーバのプロジェクト用の HDD の空き容量がかなりヤバくなってきた。とはいえ、3 週間後にはマスターアップも控えている。このような状態でサーバをいじるのはよろしくない。しかし、マスターアップまで持つかどうかもちょっと怪しい感じだ。そこで、既に終わったプロジェクトのデータを他のドライブに待避させて、HDD の空き容量を空けることにした。
とはいえ、サーバにはすでに 7 台もの HDD がつながっており、それぞれが様々な用途に利用されている。

各部署に 4TB x 2 の RAID(ミラーリング)が組まれているのだが、このうちの一つを解体し、4TB をもう一台買ってきて、4TB x 3 の RAID-5 で運用することにした。

  • 当初の構成
    • 500GB x 1(System)
    • 4TB x 1(FTP 用)
    • 4TB x 2(ミラーリング:SVN、DB、部署 1 & GLacé & Galette が使用)
    • 4TB x 2(ミラーリング:部署 2 が使用)
    • 1.5TB x 1(共有用)
  • 新しい構成
    • 500GB x 1(System)
    • 4TB x 1(FTP 用)
    • 4TB x 2(ミラーリング:DB、部署 1 &部署 2 が使用)
    • 4TB x 3(RAID-5:SVN、GLacé & Galette が使用)
    • 1.5TB x 1(共有用)

GLacé  / Galette だけで 4TB を使いつぶす勢いだったので、GLacé / Galette を独立させた。エロゲってけっこう容量食うんだなぁ……。スマフォ、コンシューマは画面が狭いことも有り、GLacé / Galette の 1/4 も使ってなかった。
驚いたのが、ソフトウェア RAID-5 のファイル転送速度。150 ~ 160MB/sec 出た。しかも再構成中だったのに。凄いなぁ。
金曜の夜中、全社員が帰ってから作業を始めて、土日かかるだろうなと思ったんだけど、土曜日の午前中で終わってしまった。せっかくなので、現在進行中のプロジェクトも移行した。これでまた当分は大丈夫そうだ。1 年は保ってくれればいいんだが……(^^;
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多摩総合医療センター

知人が入院したのでお見舞いに行ってきた。「多摩総合医療センター」という所。2010 年に出来た病院らしい。すごい綺麗! だが、親から、けっこう重篤な症状の人が最終的に処置を受けるところだと言われた。おいおい、大丈夫なのか!?
かなり心配しつつ、見舞いに行く。
確かに数値などはかなりヤバいところまで行っていたようで……。
とは言え、明日は我が身。

さて、で、まぁ、せっかくなので(ヲイ)、資料写真、資料写真!

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Character 1

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今日は Character 1 というイベントだった。Comic 1 という同人誌即売会イベントがあるのだが、そこが企業ブースみたいなのをやってみたいとかだかなんだかで、なんか主催者側で云々……よくわからんが、まぁとにかく GLacé / Galette でも参加することになった。
始まりが 11:30 からとゆるい始まりなので、そんなに朝早く出なくてもよかった。
場所はビッグサイトである。
下の写真は会場に向かう途中に面白かったので撮ったもの。「ゴールド免許 練習中」かぁ……ボクには一生ムリなんだろうなぁ。右の写真はなんか面白い形だなぁと思って撮ってしまった。
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さて、Character 1、弱小の GLacé / Galette が果たしている意味はあるのかちょっとドキドキだった。客の流れは、やはり皆さん Comic 1 に寄ってからこちらに来るようで、開場してからしばらくはそもそも Character 1 にはあまり人がいなかった。
13 時を回った頃から五月雨式に客が訪れ始め、こちらも 1 時間ほど対応に忙しい感じだった。が、1 時間だけ(汗)。あとは閑古鳥。まぁ、こんなもんかぁ。

ファンの方やネットで知り合った人なんかが応援に駆けつけてくれた。ありがたや。
売上げのほとんどはサントラだったのかなぁ……。
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会社の開発機を更新

ウチの会社を辞めていった人が、ディスプレイを置いて行った。ナナオの S2431W という機種で、その人が中古で 1 万ちょっとで買った物だという。で、コイツをボクのマシンにつなげてデュアル・ディスプレイ環境にしてみたんだが、ソッコーでマシンが飛んだ……orz

ボクの会社の開発機はすでにマザーがおかしく、CPU の温度が正常に表示されなかったり、ビデオカードを酷使するようなアプリ(ゲームとか)を動かすとブルー・スクリーンで落ちるというような状況だった。それでも普段使っている分には特に問題はなかったので、だましだまし使っていたのだ。
しかしデュアル・ディスプレイ環境にしたとたん、ビデオカードにちょっとでも負荷をかけるとすぐにブルー・スクリーンで落ちる。この開発機は 2008 年に買ったもので、すでに 6 年選手。まぁ、そろそろ限界かーということでマシンを一新することにした。と言うわけで秋葉に。
買ってきたパーツは以下の通り。

パーツ 旧マシン 新マシン
CPU Intel Core 2 Quad Q9550 2.8GHz AMD FX-8350 4.0GHz
Memory PC3-10800 12GB PC-16000 16GB
Mother Intel DX48BT2(X48) MSI 990FXA-GD65
Graphics nVidia GeForce GT640 ←(買ってない)
HDD A-DATA の何か。128GB A-DATA SP900 256GB

今回、サーバで 3 台も AMD で組んでみて、けっこう悪くなかったので、クライアントも AMD にしてみたんだけど……う~ん……って印象。とにかく驚いたのが、6 年も経っているのにもかかわらず、体感速度はまったく速くなったと感じられないこと。どこが新しいマシンなの? みたいな。
試しにビデオのエンコードをやってみたら、こちらはほぼ 4 倍くらい速い。こう言うのをみると、確かに速くなってるんだなぁってのは解るんだけど、普段操作している分にはまったく前の開発機と変わらない。ううーむ、そんなもんだっけー??

まぁでも、ブルー・スクリーンになることはなくなったので、良しとしよう。

今回買い換えて一番嬉しかったのはケース。3 月に組んだサーバで、P280 ってのを使ったんだけど、コイツがかなりよくて、このケースにしようと思ってたんだけど、こいつはクライアントとして使う分には巨大すぎたのね。で、色々捜してたら、P280 とほぼ同等の作りで一回り小さい、P100 ってのがあることがわかった。実際に秋葉で実物を確かめてみると、なかなかイイ感じ。空気の通り道を作りやすい。
そこでこれを買おうとしたんだけど、展示品以外売り切れ!
他の店もいろいろ回ったものの、どこも売り切れ!
ひえぇ、ひょっとしてこのケース、人気になのか?
というこで、ようやくこのケースを売っている店をみつけた。しかも最後の一つだという。あぶねー。というわけで、P100 、イイ感じです。おかげで CPU やマザボの温度も安定しているし、なんか今回はケースで満足するという、今までの自作歴の中でボクにとっては一番珍しい経験であった。

音ネタメモ

日記のネタが 4/16 までないので、Timepiece Ensemble の BGM の元ネタ暴露。
今回は 1/2 summer と毛色が似ていると言うことで、曲ジャンルは 1/2 summer と同じ HOUSE 基調なんだけど、もっとハウス色を強めた。四打バンザイ! でも主題歌はテクノなのよね(汗)。
Track は Timepiece Ensemble サウンドトラック CD の番号。

Track 曲名 参考曲
1 Piece of Time ファッションモンスター / きゃりーぱみゅぱみゅ
2 Happy Rising Breeze / 元気ロケッツ
3 Square Wave Festa pollyanna / 坂本龍一
4 coocky-coo doze Sign of Tomorrow / Jazztronik
5 The Morning Kettle Touch me / 元気ロケッツ
6 Second Hand’s Walking Heavenly Star / 元気ロケッツ
7 Sunny Spot Running Dreaming across stars / 元気ロケッツ
8 Diamond Dust HOME feat.COLDFEET / DAISHI DANCE
9 Tipsy Lips Beauty-Flow(Main Mix)feat. Sonomi Tameoka / Jazztronik
10 Night Swallowtail Batterfly Dance / Jazztronik
11 One-eyed Owl opym / over rocket
12 Nocturne Op.9 Nr.2 in Es-dur Op.9 Nr.2 in Es-dur – Andante / Chopin
13 Silhouette on the Heart Ave Maria / 寺井尚子
14 Girl Meets Ghost littlestar Feat. May J / Floor on the Intelligence
15 We are alone Flow / 元気ロケッツ
16 Long Good-bye star baby (GTS HOUSE NATION Remix) / SUGIURUMN
17 Glance Under the same sky / K.
18 Welcome to Cafe Bergamot ! Fly 2000 / 鷺巣詩郎
19 Huygens Logics ORANGE IRIDIUM / Tokyo Zawinul Bach
20 Dream of Chronometer Love Theme From ’Spartacus’ (quasimode remix)
21 Piano Sonata L118 Piano Sonata in F-minor L118 / Scarlatti
22 モノクローム STRAWBERRY RAINBOW feat. RAJ RAMAYYA / Studio Aparment

全体的に「元気ロケッツ」の楽曲が目立つ(^^;
今回、ハウスの楽曲は 2, 5, 6, 7, 8, 14, 16, 22 の 8 曲、Jazz が 2 曲、クラシックが 2 曲入っている。坂本龍一の pollyanna は元々はファミコンの Mother の曲である。またここにはないが、1/2 summer のギャグ用 BGM が 7 曲使われている。ただこのギャグ用の曲は 1/2 summer 用というよりは、ボクが大川さんに作ってもらった汎用 BGM なので、実は色んなところで使われていたりする(汗)。
各曲は、ヴォーカル曲をのぞいてすべてループ有りの曲になっている。また BGM はコンプをかけていない。なので、ゲーム中ではかなり自然な音圧として表現出来ているはずである。ちなみにサントラ CD ではヴォーカル曲との音量を合わせるために、BGM にもコンプがかけてある。ので、ゲームそのものの音はゲームでしか楽しめないようになっている。これはコンプにより音場が中心に固まってしまい、音声が BGM に埋没しないようにするためというのと、ボクが頭が固いせいか未だにコンプがあまり好きではないためである。
あと余談だが、大川さんから納品された音のデータは 96KHz の 24bit で、それをリサンプルしてあるのだが、そろそろゲームでもこのクオリティで収録したいなぁ、なんてことを考えている。

もし原曲を気に入ってくれたら、そのアーティストの CD を買ってもらえれば、幸いである。もちろん、Timepiece Ensemble のサウンドトラックもぜひ! と思ったら、まだ通販始まってなかった……orz

新代田

打ち合わせで新代田に行った。この駅は環七沿いにあり、車でその前を通ることがよくあったが、どんな場所かは全然知らなかった。
降りてみてびっくり、すっごいオシャレなところだった。
そしてお金持ち地区に特有の曲がりくねって細くて車では走りにくい道路。
鉄道でも微妙に不便。
お金持ち地区って何故かそうだよね(ぁ

ボクがお邪魔したところは元々農家だったと思われる場所。農業を辞めたのか、それとも土地を遺産として継いだのか解らないが、その土地を利用してデザイナーズマンションやオフィスを建てている。さすが、保谷などという埼玉県に隣接した農家とやることが違う。
農家そのものの家も建て替えてあるんだけど、凄いデザインが凝っている。
というわけで、ゲームに出したくなってくるぞ(ぁ

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IT 系の打ち合わせでありがちなこと

知人からおもしろい記事が送られてきた。まぁ、百聞は一見にしかず、まずはその記事と動画を見ていただきたい。

これは IT 系の打ち合わせでよく起きることを、非常に解りやすい事象で説明している。つまり 100% 不可能なことを要求しているのにもかかわらず、「コンピュータならなんでも出来る」もしくは「コンピュータのことはよくわからない」などの理由で、可能だと思い込んでいるのだ。
一時期有名になった「顧客が本当に必要だったもの」も、まぁ、構図は似たようなものである。

そしてゲーム業界でもこのような会議やクライアントからの発注はよくある。
困るのが、本来我々開発者の味方をするべき同じ会社の営業も、「○○さんなら出来ますよ」とかいって、クライアント側に回ることだ。営業もコンピュータに詳しくない人間が多い。そしてクライアントの要求を満たすことを第一と考えているので、どうしてもそのような対応になってしまう。

ゲーム業界にいる以上、コンピュータのことは勉強してくれとボクは常々思っているのだが……なかなか世の中うまくはいかないのよね。ボクは今コンシューマ系の会社にいるが、本当にものを知らない人がたくさんいてびっくりする。それでどうやってゲーム開発をしていたのか、首をかしげたくなることもよくある。それでいて、思い通りに行かないと他人の所為にするひとも多い。それ以前にあなたのマシンは正常だったのか? 何か余分な操作をしていないか? あなたの作ったものに間違いはなかったのか? ネットワークの環境は? 使っているツール類の不具合は? などなどそれらを精査して、初めて他人を疑うべきなのだ。

とはいえ、ボクもコンピュータ以外のこととなると、同じようなことをしていないかってことはいつも気をつけなければいけない。
有難いことにボクはシナリオや音に関しては知識と技術をある程度有しているので、おそらく大丈夫だと思う。しかし絵となると、そうもいかないだろう。おそらく色々な迷惑をかけていると思う。このビデオを見て笑うのは簡単だが、自分の胸に手を置いて同じことをやっていないか顧みることは大切な事だとおもう。