失敗したけど成功した旅行

11 月に水を汲みに行った。そういえば水と言えば、忍野があったな……と思い出す。
あと、わけあって富士山の写真も撮ろうと思った。こちらは伏線で、来年の二月にこの伏線は回収されることになる。

というわけで、午後になってから忍野八海に向かった。

さすが、きれいな水!

ところが!
汲み方がわからない。いや、普通に汲む用のボトルを売っててね、それに入れろってのはわかる。
でもそのボトル、1L しか入らんのよ。
ボクは 20L のポリタンクを持ってきてたんだが……そういう売り方はしてないのか?
ペットボトル 20 本買うのは馬鹿らしいし持ち運びが大変だ。
金はちゃんと出すから、20L 売ってくれよー。

なんか肩透かし。
とりあえず 2L だけ買った。

で、飯! 忍野はそばがうまいのだ! 20 年以上前の記憶だけど!!<ヲイ
ひのでや』というところを見つけたので入ってみる。

普通! もつ煮、まずかった!! 以上!!!
一枚目は山梨のブドウを使ったジュース。

さて、湧き水の次は富士山なのだが……午後だと太陽は富士山の西側に来てしまう。当然だが。
忍野八海は富士山の北東部に存在するため……案の定、逆行どころか太陽が邪魔すぎて山体がまったく写らない(汗

仕方がないので静岡県側に行くことにする。

と、忍野八海から駐車場に戻る途中に浅間・諏訪神社あった。諏訪と浅間って共存できるんか? と思わんでもないが、そもそも有史では神仏習合の歴史の方が長いわけで、諏訪も浅間もクソもないよなとも思う。まぁそれはさておき、けっこうこぢんまりとまとまりつつも、中は豊富な施設にあふれたよい神社だと思った。

というわけで、忍野を離れ、一路、静岡県へ。国道 138 号を南下し、同 469 号に出たところで西進する。この道路は富士山の南側を東西に貫いており、ココを走っていれば、順光の富士山をずっと眺めながらポイントを探せるというものである。というわけでいろんな富士山の写真が以下だ。
最終的には『富士山こどもの国』というところに落ちついた。7 枚目からの写真はすべて富士山こどもの国からの富士山である。

それから車を走らせていると、「高尾山穂見神社」というかわいい小さめの神社があったので、それも写真に撮ってみた。南アルプス市にある神社の分社のようだ。
写真だとわかりにくいのだが、夕日が杉林にうつってすげーキレイだったのよ!
迚も幻想的な風景だったのよ!
でも写真だと……加工してもうまくその感動は表現出来なかった(汗)。

このあと日が暮れてしまったので、取材としてはここで終了。まぁ 20L 水が汲めなかったり、忍野側からの富士山撮影には失敗したけど、手頃なサイズの神社を二つも撮れたし、富士山も撮れたし、結果的には良かったのではなかろうか??

このあとはご飯と温泉だ!

ウクラナイ情勢、雑感

いきなりだが 3/7 の日記である。
どうして 3/7 の日記を 10/21 の日記に書くことになったのかというと、ここの日記は 4 ヶ月も遅れており、ウクライナ情勢について日記に記すのは、この先 4 ヶ月後になってしまうためだ。それでは今ボクが思っている生の情報が書き表せないと思い(もしくは全面核戦争で 4 ヶ月後にボクは死んでるかもしれない)、本来は 10/21 のなのだが、今回は特別に今の日記を書くことにした。ここに書いてあることが 4 ヶ月後に「全然違ったね」となるか、ある程度「あたってたね」となるかというのも見物である。
まかどうせ前者ではあろうが……(^^;

まずボクのスタンスを明確にしておくと、西側陣営に属している身としてウクライナ及びそれを援護する西側陣営を応援はするが、ウクライナ自体にはあまり肩入れも深入りもしたくないという感じだ。

今回、全体をまとめると、やはりウクライナ側の情報戦略によるところが大きいのではないかと感じている。
連日の報道を見て、劇的なそして感情的な情報の出し方をウクライナは心得ているなと感じた。
ゼレンスキーの能力なのか、それとも頭の良いブレーンがいるのかは解らない。が、彼が TV 業界出身者であるということと、無関係ではないだろう。
とにかくロシアを悪者にし、それを西側諸国に浸透させ、うまいことウクライナを被害者に仕立て上げたなと感じる(もちろんこうなるには今までのロシア側の行動にも原因はあるし、そのような図式を願った西側諸国やマスコミの潜在的な心情というのもある)。こういうムーブメントになってしまうと、西側諸国は自動的にウクライナ側につかざるを得ないだろう。

ただウクライナ側も切羽詰まった状況ではあった。ドイツがエネルギー関係でべったりとロシアに依存し、EU 加盟も NATO 入りも曖昧になる中で、クリミアの事件が起き、いよいよウクライナもという危機感が大きかったと予想される。そんな状況でも西側諸国は動いてくれない。となると、もはやロシアそのものに動いてもらうしかない

そうなのだ、西側の報道ではプーチンがどうかしているということになっているが、そもそも、プーチンを疑心暗鬼にさせる情報戦略をウクライナ側がとっていたのではないかというのが、ボクの見立てだ。ロシアが実際に攻撃してくるところまでを見越していたのかどうかまでは解らないが、極論すればロシアが手を出してくれば、今まで曖昧になっていた NATO / EU 加盟問題が一気に進むのではないかという思惑があったのではなかろうか?
また、ロシアが実質、48 時間、長くても一週間程度で戦争を終わらせたかったことも掴んでいたのではなかろうか?

クリミアの時のようには行かねぇよ、ってのがゼレンスキーの狙いだったのではないかとみている。
この戦争は、長引けば長引くほど、ロシアは疲弊する。
つまりウクライナに手を出した段階で、ロシア側の負け、もしくは負けはなくても大きな消耗や損失は確定していたのではないかと。

この手法は、真珠湾攻撃を誘発させたアメリカのやり方に似ているのかもしれないってそれは言い過ぎか。

もう一つ、ボクがウクライナを手放しで応援できないのが、彼らのしたたかさには日本も被害を被っている可能性があることだ。おそらくだが中国への正規空母の技術供与、北朝鮮へのロケットなどのエアロスペースなどの技術供与に関わっている可能性がある。なにせ彼らはソ連から独立したとき、それらの技術を持っていたし、それらを使ってなんとかどん底から這い上がろうとしていたからだ。だが日本からして見れば、極東の安全保障バランスを崩した影の立役者とも言えるのではなかろうか?

そんなこんなで、このウクライナという国、手放しで応援して良いのかは充分見極める必要があるし、逆に我々が学ばなければならないところもたくさんあると思う。特に日本は国際感覚に欠け、外交がド下手くそなわけで、今後の動きには慎重になってもらいたいものである。

大曲とボンバーマン

今日は出社日。といってもすっかり慣れてしまって、通勤ネタは語られなくなってしまった(汗)。
最近では 3/26 に出ているが、その前は去年の 12/4 だ。

といっても今日も特に渋滞とかそっち方面の話題はないのだけど、通勤に限らずよく通る道路の工事が終わっていたのでネタにしてみた。というのもこの工事、ボクの記憶が確かならば、10 年以上工事していたからだ。たぶんだけど(汗)。
きっかけは阪神淡路大震災だと思う。阪神高速の高架が倒れたのは映像的に有名だが、あのあと首都高も至る所で耐震工事がなされていたのだ。目白通りと併走する首都高 5 号池袋線神田川の上に有り、ちょうどあの倒れた高架のように柱が中心に一本しかない作りだった。ちなみに GSV の写真はアラミド繊維を巻き付ける耐震工事をしたあとの柱になっている。

で、その工事のせいかどうか解らないのだが、柱の補強が終わった後も、ずーっと大曲というカーブだけは工事中で、ずっと一車線に規制されていたのだ。それが今日通ったら二車線になってた!

ここはいつも詰まっていたので、二車線に戻ったのはありがたい!
しかし長かったなぁ~~。というわけでいつから工事してたんだろうと GSV で確認してみたところ、2013 年にはすでに工事中だったようだ。

あれ? GSV を見て初めて知ったんだけど、2018 年の 4 月2016 年2015 年は工事してないことが判明。マジか! つまりここは工事をしたりしてなかったりしているっぽい。ただ 2013 年には工事していて(たぶんそれ以前から工事していたと思う)、その時の記憶があるためにずっと工事しているのだとボクは思い込んでいたようだ。

ということは……新たな疑念が。つまり工事は完全には終わっていないのではなかろうか。
またしばらくしたら工事が始まって、一車線になってしまうんじゃなかろうか……。

もー……。

さて、気を取り直して、今日はクアアイナにお昼を食べに行った。
台場ではお気に入りのハンバーガ屋さんだ。14:00 過ぎに行ったので空いてるかなーって思ったんだけど、けっこう混んでてびっくりした。台場、かなり人が戻りつつあるようだ。うーむ。

頼んだのはモツァレラのベーコンバーガー。モツァレラ チーズはクセがない分、けっこうパティに味が負けちゃうなぁ。まぁ仕方ないんだけど、食感は良いしあとからチーズの味がしてくるので良し。あとオニオンリング頼んだ。なんかモスとかのオニオンリングを想像していたので思いのほか立派でびっくり。

タマネギがあまくて美味しい。

今日はお昼のデザートはなし。というのも今日の夜も外食すると決まっていたからだ。

下の写真は勤め先のビルの入り口に飾ってあった、春の飾り(?)。季節的なもの(節分とかそういうの)だったらすまん。ボクには知識がなかった!

夜はゲームをしに知人宅へ。これから朝までゲーム大会の予定だ。やるゲームは桃鉄ボンバーマン R
桃鉄もやる予定だったんだけど、みんなボンバーマンに大ハマりwwww
みんなほぼ初めて(もしくは 20 年くらいぶりに)やるため、みんなのレベル差がまだあんまりないせいか、とにかく誰かが一人勝ちということがなかったのも良かったのかも知れない。

いやー、マジで面白いわ、ボンバーマン。そして人それぞれの本性が出るねwww
ボクとか気をとられすぎwww
挟み撃ちとかそういうのを狙いすぎて、他の場所にある爆弾の爆風範囲内にいることとか全然気付かずに突進しちゃったり……だめだわー。

そう、ボンバーマンやってて思うのが、車の運転との比較。
あることに囚われすぎて他のことが疎かになったために爆発に巻き込まれて死ぬというパターンがボクは多いんだけど、これって運転しているときにも当てはまる。たとえば動きをよく見てないといけない対象があったときにそっちに注意を向けすぎて、他方から接近してきているものに気付かないとか、あるものを避けることに集中しすぎて、そっちの方向とは別の方向にある障害物に向かってハンドルを切ってしまうとか。

今のところそうしたことになったことはないんだけど、ボンバーマンをやると、運転気をつけなくっちゃっていう気になるのはボクだけだろうか?(ぁ

下の写真は閉店間際に入ったインドカレー屋さん『ナマステ ジャパン』。
すげー久しぶりだ。

なんか前回よりも味がかなりまろやかになっているように感じた。そしてそれはコクのうまさにつながっている。つまり味のレベルが上がっているわけだが、辛いもの好きからするとちょっと辛さスポイルされてしまった感じ(汗)。
まぁでもうまく言えないんだけど、どの料理にもコクがあるって感じ。二枚目のフライド ポテトにもうっすらとなんかの香辛料か何かが混ぜてあって、深い味わいなのだ。チーズ ナン(8 枚目)もチーズたっぷり。6 枚目はタイ風チャーハンで 7 枚目はビリヤニである。
三枚目は鶏肉をミルクに漬け込んだもの。不思議な味わいだった。

2 月の燃費、まとめ

今月は高速・峠道・田舎道を走りまくった。何度も日記に出ているように、ボクの車は都市部での燃費は良いが高速・峠道・田舎道では燃費が悪いので、それを改善するべく、研究のために高速・峠道・田舎道を走りまくったのだ。その結果が今月の燃費である。

もちろん都心部がまったくなかったわけではない。毎週金曜日は台場(往復 60km)、日曜日は桜台(往復 20km)に通っているため、今月の走行距離 1949.2km のうち 320km ほどが都内での運転になる。そして 2/26 の給油で、ついに都内と同じ 14km/L を達成した!

これでとりあえず遠出するときも燃費を気にせずというか、都内を走るときと同じコストで走ることができるようになった。とはいえ二月の検証で得られた運転の仕方というのは、無意識に出来るかどうかにかかっている。あんまり燃費の運転に気を取られすぎると安全運転が疎かになるだろうし、同乗者との会話もままならない可能性もある。

ただ同乗者有りとの旅行については 2/20 の那須・塩原に行ったときに経験しており、ほぼ問題がなかった。

あとは検証した日が比較的暖かかったため、暖房の稼働率が低かったというのも燃費を引き上げた要因の一つだろう。なので燃費の検証はまだまだやらなければならないとは思うものの、いったんボクにとっての完成形は見えた気がする。

車種:トヨタ エスティマ ハイブリッド アエラス(AHR20W – 公称 18km/L・レギュラー)
Date 走行距離(km) 給油量(L) 単価(円) 燃費(km/L) メーカー 給油地
2/06 639.9 46.72 132 13.696 Enejet 東京都西東京市中町
2/14 569.5 40.99 132 13.894
2/26 739.8 51.65 136 14.323 東京都杉並区井草
まとめ 1949.2 139.36 133.3 13.987

さて、燃費の次に問題なのがガソリン価格だ。去年の 11 月には 120 円 /L だったレギュラー ガソリンが今や 136 円 /L にまで値上がってしまった。なんということだ、これではいくら燃費を稼いでも燃料費が安くならないではないかwwww

もー、なんなの?

さらにどうでもいいこと

いまだに続いている RPG、今度は『Re:ゼロから始める異世界生活』とのコラボが始まった。
ボクは薄い本でしか知らない(ぁ
青い髪のメイドは薄い本でよく見る。ピンクの方は見ないなぁ。青い方が人気なのかしら?

で、まぁ青と桃、どっちもでた。こいちらは赤鬼と青鬼らしいw

コラボキャラが出ると非常にイベントが捗るのでありがたい。

どうでもいいけど、この『Re:ゼロから始める異世界生活』とかもそうだけど、コンピュータ文化がなければ名付けられなかっただろうタイトルって増えたよね。 Re: なんてのはメールやインスタント メッセンジャーによって普及したものだし。これらがなければこんなタイトルはつけられなかったはずだ。
そこで思ったのだが Re: ということは、Re: がない『ゼロから始める異世界生活』というものもあるのかしら? Re: がついているのは続編的な位置づけとか?

めんどくさいので調べてない(ぁ

下の写真は家で時々作ってるぜんざい。
正月に買った餅がまだあるので、ときどきこうやってぜんざいを作っている。
つーでも餡子も温めるだけだけど(ぁ

お餅はオーブンで焼く。電子レンジだとすぐに柔らかくなるんだけど、やっぱり焼いたときの香ばしい匂いとカリッとした外側の食感は電子レンジでは味わえない。本当は炭火で焼くといいんだろうけど、我が家にはそういう装備はないのであった。

お餅はおいしいねぇ。いつもイベント(正月とか)にしか食べないけど、もっと日頃から食べていきたい!

どうでもいいこといろいろ

ウチには猫が二匹いるのだが、そのうちの片方が発情期になった。
うるさい……。
夜中じゅう鳴いとる。

眠れん……。

しかし、そこそこ歳食ってるはずなんだけどなぁ……まだ発情期あるのか。

ただ前回と違うのが、発情期間が短かった。三日くらいで終わってしまった……。
前回は三ヶ月くらいうるさかったのになぁ。

そして、一日中雨だった。
しかも大雨だった。
ザーザー降り。
雨自体、久しぶりかも。

そして、前日の夜、ドライブから帰ったら洗車したのよね。雪路も走ったので凍結防止剤とりたかったし。
でもそのとき、洗車場はお客さんが一人もいなかった(汗)。
ちゃんとみんな天気予報を見て洗車に来てるんだねぇ……。

仕事で ChatworkSlack を使っているんだけど、ボクはそれぞれのアプリを利用している。どちらもウェブ ブラウザで使えるんだけど、ブラウザは他のことに使うことが多いし常に開いているわけでもないので、ブラウザとは別に常駐して通知してくれるアプリの方を使っている。

で、これらは Windows の通知領域に表示してるんだけど……アプリがバージョン アップされると自動的に隠れるようになる。

これが地味にめんどい。バージョン アップするたびにタスクバーの設定を出して、Chatwork や Slack を ON にしないといけない。もー……これ直してくれないかなー。

と、Twitter やブログで言い続けたらいつかは直してくれることを願ってる(ぁ

下の写真は晩御飯(ぁ。見たことなかったので買ったものだ。名古屋の味噌の油ソバ。「つけてみそかけてみそ」という調味料があるっぽい。それを使った油ソバのようだ。ちなみにどうでもいいけど「まぜそば」っていう言葉がすっかり定着しちゃったね。元々は「油ソバ」って言ってたと思うんだよなぁ。厳密には違うとかなんかいろいろあるのかもしれないけど、当サイトではとりあえず油ソバで統一している。

買ったのはどこだっけなぁ。ドンキホーテかどっかのドラッグストアだったと思う。

味はあんまり名古屋感を感じなかったなぁ……。名古屋の味噌ってわりと独特だと思うんだけど……このつけてみそかけてみそそのものを買ってみないと解らないかも。

田舎道の燃費を研究する③

今日もいい天気、お出かけ日和だ。
おうどんを食べに行こう。
ということで 12:30 頃、東京を出発した。土曜日と違い、道路はどこもそんなに混んでないように見えた。

日曜日だったので桜台からの出発だ。でも目白通りを西進すればそのまま関越道になる。関越道を北上し、渋川伊香保を目指した。先週は結局埼玉県のごはんを食べてしまったので、もう少し奥へ足を伸ばした形だ。

朝から何も食ってなかったので、三芳パーキングパン屋で軽く惣菜パンを二つ買った。下の写真はそのウチの一つのカレーパン。三芳オリジナルらしい。味は……ふつうだった。それよりも驚いたのが値段だ。見ずに買ったのだが、惣菜パン二つで 750 円とか言われた。

ええ…… 750 円あったらラーメン食えたし、他にも色々食えたよな。
パン二つで 700 円オーバーとか、ぼったくりもいいところだ。
デフレってほんとかよ!? ボクはほんとにデフレをあまり肌で感じたことがない。安くなったのってパソコン関係くらいじゃない? 着る者はかわってないし、食い物もガソリンも通信費も家賃も高くなってるんだけど。それでいて給料は変わらないから、ここ 20 年収入は減りっぱなしじゃなかろうか。

気を取り直して今日のコースは以下の通り。水沢うどんで有名な『清水屋』に行って昼飯を食い、それから『榛名湖温泉ゆうすげ』で温泉に浸かり、帰りは下道で帰ってこようというものだ。榛名山から下仁田まで南下し、そこから先週とは逆のコースを辿って神流町まで来たら秩父へ抜ける国道 299 で秩父→飯能所沢と南下して帰ってきた。秩父からはほぼ西武池袋線沿いに走る感じだ。

清水屋についたのは 14 時頃。中は全然混んでなかった。よかった。密は回避。
店の主人がおしゃべり好きで、いろいろこの周辺の観光地や伊香保温泉の情報なんかを教えてくれた。あとこの水沢うどん界隈のお店で、手打ちと機械打ちの店も教えてくれた。今度は別の手打ちの店に行ってみようと思う。とはいえ店主は手打ちにこだわりを見せていたが、讃岐うどんなんかでは機械の方がおいしさでは手打ちを越えてしまったと言われている。
蕎麦と違ってうどんは打てば打つほど美味しくなるので、機械頼みでもいいらしいと聞いた。

水沢うどんがどうかまでは解らないが。

清水屋は小鉢がついてくるのがいいね。しかもどれも薄味で素材の味がしっかりする。
とくにマイタケの白揚げ(片栗粉をまぶしたモノを揚げたものらしい)が食感も味もかなりいい。

肝心のうどんは弾力がある麺でとても透明感がある。何もつけずに食べても讃岐うどんのように食感を楽しむことが出来る。喉越しも良い。

かえしはクルミなのかなぁ。こちらも小麦の味を殺さないように濃すぎないバランスで出来ている。
店のこだわりとをとても感じる。

それから榛名湖に向かう。本当は四万温泉草津温泉も考えたんだけど……帰りが日付をまたぎそうだったので当初の予定通り榛名湖までにしておいた。榛名湖はさすがに路上にじゃっかんの雪が残っていた。それにしてもエスティマという車はやはり曲がらん。当然だが……。

そして榛名湖は凍っていた。凍った湖をみるのは久しぶりだ。
しかし完全に凍っているかは謎だった。立ち入り禁止となっていたのでたぶん乗ると危ないのかもしれない。確かに真ん中の方は凍ってないように見える。

お風呂もがら空きだった。二~三人しかいない。そして待望の、湖を一望できる露天風呂!
前回来た時は夜だったので、湖が見られなかったのだ。
しかし……逆光だった(汗)。
あまり堪能出来ず……残念……。露天風呂からの景色を楽しみたかったら午前中に来ないとダメなようだ。

さて、ここからはひたすら山道・峠道を経由しながら帰るだけである。というか、こちらがメイン イベントだ。正丸峠神流湖に行ったときの運転方法を実践していくのみだ。運転の基本は「位置エネルギー」と「慣性」を有効に使うことだ。言葉にすると当たり前のことなのだが、感覚でこれをやっていくのは慣れていくしかない。具体的にやることは以下の二つだ(おまけも入れると 4 つ)。

  1. とにかく「下り坂」を見付ける
    下り坂といっても、峠道の下り坂とか、高速道路とかでの下り坂のことを言っているわけではない。道路上に微妙に存在する「下り」のことだ。道路というのは平らに見えて実はけっこう凸凹しているモノだ。その微妙な下りも見逃さずにアクセルを緩めるのだ。
    しかしそんな微妙な下り坂は見た目では解らない。そこでアテになるのが、瞬間燃費計とアクセルの反応だ。微妙な下り坂になると当然今のアクセル開度でもスピードが上がる。同時に瞬間燃費計が跳ね上がる。その時にそっとアクセルを踏んでいる足の力を緩めるのである。
    ゆるめすぎるとスピードが落ちてしまうので注意だ。速度回復には燃料を必要とするし、もし後ろに車がいる場合は意味不明な減速を後続車にも強いることになる。
  2. 上り坂は上り全てにエンジンを使わない
    上り坂でアクセルを緩めると当然減速してしまうので、これは避けなければならないが、坂の頂上に来る手前でアクセルを離すとそのまま頂上に到達し、そこから先は位置エネルギーで下り坂となる。ほんの少しの距離(たぶん数十メートル、長くても 100 メートル)だがエンジンを使わない時間が出来る。塵も積もれば山となる作戦である。
    しかしこれは峠道・山道のように坂の頂上の先が下りになっているときに有効な操作であって、坂を登り切った先が坂の場合は意味がない。ちなみに頂上の先が平坦路であった場合は次のおまけ①を使うことになる。
  3. おまけ①:エンジンが切れたら再始動まで 5 秒以上開ける
    これは峠道・田舎道・高速道路だけでなく、都心や郊外そして渋滞時でも通用する技だ。たとえば次の信号が赤なのに気付いたとき、アクセルを緩めてモータ走行に移行することが多い。が、すぐにその信号が青になった場合に前の車に追従するために加速しないといけない場合がある。その場合でもエンジンが停止してから 5 秒以上は再始動しないようにするというものだ。
    5 秒の根拠は減速が数 km/h におさえられること、エンジン再始動の燃料消費は 5 ~ 10 秒分という都市伝説があるからだ(ちゃんと調べたわけではない)。
  4. おまけ②:とはいえ後続車に迷惑をかけてはいけない
    モータを使用するにしろ、慣性を利用するにしろ、ボクの車は加速力がかなり制限される(たぶん、最近のハイブリッド車はそうでもないと思う)。なので後続車がいる場合は上の 1 ~ 3 のことは実行せずに、ちゃんと前の車に着いていくことが大事だ。のろのろ運転や慣性を利用した運転は自分一人だけで走っているときにのみ通用する運転であって、後続車に余計なストレスをかけてはいけない。

以下は秩父付近までの道程を動画にしたものである。
まずは榛名湖温泉ゆうすげから西松井田駅まで。主に県道 33 号線を通る。榛名湖周辺でけっこう雪が残っていたので県道 33 もそういう場所があるのかと思ったのだが、雪はまったくなし(汗)。ちょっと肩透かし。ただ他に車もいないのでとても走りやすかった。
道の種類としては山道・峠道になるとおもう。位置エネルギーに頼った運転となる。

西松井田駅から下仁田へは山道・峠道というよりは、田舎道。アップダウンよりも畑などに囲まれたのどかな道を行く。ここでは巡航速度になるべく早くたどりつき、そこから先はモータで走るという運転がメインになる。慣性に頼った運転だ。

そして下仁田神流町前回のルートを逆から走ることになる。ひたすら峠道で、上りは遠慮なくアクセルを踏み、下りになったらとことんエンジンを使わないで降りる。しかし問題がないわけではない。下りはそもそもエンジンどころかモータさえも使わないのだが、そのせいで走行用バッテリが満タンになってしまい、それ以降の位置エネルギーはすべて捨てることになってしまう。
また、エンジン ブレーキを利用するため、エンジンがどうしてもかかってしまう。この時の燃料消費は速度分ほどではないが、アイドリング分は消費してしまう。

神流町につくとそのまま東進する国道 462 と、南下して秩父に抜ける国道 299 に別れる。前回は 462 から来たが今回は南下して秩父に出ることにする(志賀坂峠越え)。この志賀坂峠の埼玉県側の入り口には金山志賀坂林道があって、そっちには日窒鉱山に関係する廃墟群があるのだが、進入禁止だった(汗)。

動画は秩父よりも手前、小鹿野の里におりたところで終わっている。この先は田舎道ではあるが、車通りも多くなり、上記に記した燃費を考慮した運転というのがだんだんと出来なくなってきたので動画もそこまでとした。

結果的に燃費は 13.894km/L となった。高速道・田舎道・峠道では今までの最高記録である。現在の所、今日の日記で説明した運転方法は間違っていないようだ。そしてこの運転方法にも慣れてきた。今度は同乗者がいて、普通に会話したりどしたりしながらでもこの燃費が出せるのか検証したい。

下の写真は清水屋で売っていたお土産用のうどん、の切れ端。面白そうなので買ってみた。まだ食べてないw
すいとんみたいな使い方でいいのかなぁ?